





3DRPG
3DRPG はボクセル化された昔ながらの RPG で、ランダムなダンジョン、町、人々で満たされたランダムに生成された世界を探索します。ゲーム内のすべてのキャラクターは雇用可能です。獲物を探したり、食べ物を求めて釣りに行ったりします。ダンジョンでお宝を探し、途中でモンスターと戦いましょう!
みんなの3DRPGの評価・レビュー一覧

Sil
2018年03月28日
一度死んだ主人公が地獄の番人のようなキャラと契約し、特定のミッションをこなすために現世に戻り仲間集めたり装備を整えたりするRPG
ミッションの内容はスタート時に選択出来て、自分を殺した相手を仕留めるものから、レベルを最大まであげるやお金持ちになるなど10種類ほどある。とはいえやることは全部大して変わらない
まず最初に海外のゲームらしくチュートリアルも何もなくランダム生成された世界に放り出される。街にいる住民は全員冒険者で、声をかければパーティに勧誘できる。最初は自分を含め2人までだが、5レベル毎に1枠ずつ増えていく。最大で8人。
3人目からは小規模な条件を提示されるので、勧誘できないときは英文に目を通してみよう。
フィールドはマス目上になっていて、食料を消費して上下左右に移動できる。初期地点から1マス離れるごとに敵の強さがあがっていく
地形も様々だが水と山以外は大差ない。通常エリアでは食料確保と探検が出来る。
食料確保はFPSとTPSを併用し、野草や弓を使った狩猟や釣りを行い食材を入手。ある程度あつまったら調理ボタンで獲得した食材の量に応じて食料が手に入る。この時スキルレベルが上昇し、レベルがあがると食料の変換効率があがる
水エリアは釣りのみが可能。
探検は食料を消費して、エリアにランダムに設置された1~4個?くらいの宝箱を回収出来る。中身は皮が少々嬉しい程度であまり小躍りするようなものではない。草原エリアは宝箱の数が+3ほどされるようだ。
モンスターも徘徊しておりシンボルエンカウント制で、レベル差が高いと相手は逃げていく。FPSで攻撃するわけではない。
山エリアは鉱山を探すことが出来る。大体は空っぽなうえに必ずモンスターが生息しているのである程度戦力を整えよう。
鉱山の敵を全て始末出来ると定期的に鉱石が手に入る。それらを加工して装備を作っていく。
他にもマップ移動時にちょっとしたイベントが起きるが、モンスターの襲撃、野党からのカツアゲ、ちょっとしたお遊び要素と
宝箱が置いてあるマップの3種類だとおもわれる。
クラフト要素は存在するがとてもシンプルで、木材、皮、そして6種類程度の鉱石を一定数消費して作成する。作るほどスキルレベルが上昇し、完成品の品質が向上し、上位の素材を利用したレシピが解禁されていく。皮がとても不足するので気をつけよう。
回復アイテムも同じように、エッセンスを消費して作成し続けると品質が向上していく。こちらの材料は2種類のみである
戦闘はターン制で素早さが高い順に行動していく。攻撃は四角のマークが中心にきたと同時にボタンを押すとヒット判定。おそらくジャストタイミングのようなシステムは無い。レベルがあがると2つ3つと連続してやってくるコンボがあるが、判定は緩いので難しくない。
同じスキルを使い続けるとレベルがあがる。仲間が覚えられるスキルを使うとそれを観察し周りも経験を得ていく。特に10レベルごとに覚えるスキルは異なる武器でも習得が可能。
攻撃には赤 黄 緑の3属性があり、敵の名前の右上に表示されている盾の色が弱点である。序盤の戦闘はSPが尽きることも多いが、その時は防御しよう。
なおこの手のゲームにありがちなサンドボックス要素は皆無である。
・良い点
コスパは良好
生産システムが最低限はあるので、そういったタイプが好きな人には嬉しいかも
マップのランダム生成によりリプレイ性は若干+
・賛否両論
後々食料調達が面倒になる
勝利後は全回復で復帰するが、出会い頭に味方が1人戦闘不能になったりとバランスはよくない。
皮が足りないのにそれを入手しやすくする方法が無い
マップが広い割に攻略するのはせいぜい1方向だけ(往復させられても面倒だが)
やりこみは出来てもあまりメリットはない
典型的なレベルを上げて物理で殴るシステム
・悪い点
コンボ習得に細かいバグが残っている
コンボ習得のバグとして、自分より高いレベルで同じ武器を使う味方が居て、強い方の味方が上位の技を使った場合、低いレベルのキャラクターが技を習得できる段階になった時、習得に二択以上の選択があった場合も事前に使われた技しか習得できなくなる。
10レベルごとに覚える武器種不問のコンボは、そのレベル未満のキャラクターが居るときに使用した場合、技を習得できる段階になった時に何も覚えられなくなってしまう。
この2つを確認しているので気になる人は注意しよう。
色々と物足りないものの、価格の割には楽しめる作品だと判断しました。