MicroRC Simulation

rigidchips_nero

2022年10月10日

[h1]懐かしくて楽しい[/h1]
価格が1$ちょっとなので期待はしていませんでしたが、大当たりでした。
GUIがちょっと不親切で戸惑う部分はありますが、車の挙動は良く煮詰められています。
プラスチッキーでチープな動きが楽しく演出されており、素晴らしいと思います。
トリムがずれてまっすぐ走らないもどかしさも再現されています。驚き！

ゲームの内容は、レースで稼いだポイントでラジコンのパーツをアップグレードし、上の難易度に挑戦するものとなっています。
野暮な水増し要素は無く、手っ取り早くレースが楽しめるのが良いです。
用意されたコースもバリエーションが多く、よく作り込まれている印象。
ここで秀逸な点は、予めレースの難易度（敵車の速さ）をスライダーで調整できること。
コースに慣れてきたら徐々に難易度を上げることで、常に丁度良いレース展開ができるようになっています。

作中に登場する車のシャーシの話。
基盤とホイールのデザインを見てピンと来た方は相当なマニアです。
かつてトミーから発売され、45秒チャージで一世を風靡した、ビットチャーGのオマージュとなっています。
1/43サイズのトイラジながら、タイヤやギア・モーターのカスタムが可能で当時大ヒットとなりました。
そのコピー品がしばらく世界中にありましたので、作中のラジコンはそれらがモチーフになっているようです。