





















東方紺珠伝 〜 Legacy of Lunatic Kingdom
『東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom』は東方 Project の公式作品としては 15 作目です。 2015年4月22日20時57分、ZUN氏が自身のブログで発表した。 2015年5月10日の例大祭12にてプレイアブルデモが公開されました。
みんなの東方紺珠伝 〜 Legacy of Lunatic Kingdomの評価・レビュー一覧

3wavesさん@元TF2民
2019年10月17日
※シリーズ初プレイのイージーシューター目線のレビューになります、ご了承ください。
[i][h1]清蘭「鈴仙、きさまを仲間にするのはもうやめにしたぞ
ただの足手まといになりそうなんでな…。
我が一族の恥だ!!死んでしまえ!!!!」[/h1][/i]
[h1]概要[/h1]
神主ことZUN氏がたった一人で企画、ストーリー、キャラデザイン、ドット打ち、プログラム、BGM作曲etcを手掛けている(しゅごぉい…)同人シューティングシリーズの2015年版・第15弾。ちなみに東方Project20周年の節目を迎えたタイミングでのタイトルでもある。
[strike]パッケージ版のジャケ絵がラスボスの影に重なって縦書きのタイトルロゴが入ってるせいで、妙に暴れん坊天狗っぽい…。[/strike]
[h1]特徴[/h1]
敵に弾当てて倒せ!自分は当たるな!というシンプルなシューティングゲー。
濃密弾幕を紙一重でいなすプレイを効果的にする「グレイズシステム」も健在。(今回はコレがチャプターボーナス内訳の大きなウェイトを占める)
独自の特徴として「完全無欠モード(Pointdevice MODE)」という、一言で言えば「何度でも戻り復活ができる」プレイモードが通常の残機制モード(レガシーモード、Legacy MODE)に加えて用意されている。(状態をある程度キープした上で復活する、言い方を変えればオートセーブ地点からのやり直し)
なんでもドクター八意永琳の科学力の結晶「紺珠の[strike]お浣腸[/strike]薬」が為せる業らしい。
[h1]リトライ前提の[b]スパイシーな[/b]難易度[/h1]
先述の完全無欠モードプレイを見据えた難易度なのか、敵の攻撃が鈴瑚(ステージ2ボス、ストアページのSS3枚目)あたりで激しくなり、ステージ3道中ならびにボス戦ドレミー・スイート(ストアSS4~5枚目)以降グッとしんどくなってくる。
というのも、今作ではいわゆる「[u]初見殺し」要素の強い攻撃パターンが多く[/u]、雑魚キャラですらステージ2から大量の撃ち返し弾を放ってくる。(霊夢や早苗が持ってるホーミング弾がかえって仇になることも)
ステージ5に至っては予告時間の短いレーザーを雑魚キャラがバンバン放ってくる[strike]、ボスキャラはもっとヒドイ[/strike]。
ボス戦でも自機を囲むように弾が湧いてくる(ドレミー等)、画面の横からレーザーが何本も飛んでくる(クラウンピース)他、何とも意地悪なパターンがいくつも用意されている。
難易度は表記されているものより一段階上にあるものと見ていいかもしれない。(Easy=ふつう、Normal=むずかしい、Hard=ちょむず、Lunatic=触るな[strike]ティック[/strike])
雑魚やボスの攻撃パターンは完全無欠、レガシー両モードでも共通、しかし緊急回避にもなるボムの取得条件が一部異なるため(詳しくは公式説明文「チャプターについて」)、それぞれのモードでキャラ別の立ち回り、ボムの使い所などの戦術を臨機応変に組み立てていく必要がある。
(完全無欠モードではミスによるボムストックのリセットが無い、またレガシーモードはボムの抱え落ちの危険がはらんでいる)
[spoiler]なお、EXステージはレガシーモードのみで挑むことしかできない事を付け加えておく。[/spoiler]
[i]「フハハハ、精々頑張るんだな!」
-ZUN(「ダブルスポイラー 東方文花帖」より)[/i]
[h1]音楽[/h1]
シリーズの例に漏れず、神主一人で作曲を仕上げてるとは思えないほどのハイクオリティ。
今回の世界観に合わせた「デジロック」や「プログレッシブ」っぽい曲(個人的主観です)が中心といったところか。
とくに後半~終盤のボスバトルにおける禍々しさと激しさ、熱さあるBGMはプレイヤーの気分を盛り上げてくれる。
個人的には平成初期のアーケードシューティングを彷彿させるステージ1道中、ステージ2道中BGMもお気に入り。(タイトルはそれぞれ「忘れがたき、よすがの緑」「湖は浄めの月光を映して」)
もちろん、BGMだけ聴くことができるメニューも標準搭載。
[h1]キャラクター[/h1]
こちらも相変わらず個性豊か。以下、いくつかを簡潔に紹介。[strike](真面目に書いてないので読み飛ばしても構いません)[/strike]
[list]
[*][i]霊夢[/i]:毎度おなじみの腋巫女。拡散/集中型のバルカン、ホーミング弾を持ち合わせた[strike]器用貧乏[/strike]バランスのいいキャラ。
当たり判定が他の自機より小さめだが、ついでにグレイズ判定も小さくなっている。このゲームの目玉要素でもあるチャプターボーナスから最も遠いキャラでもある。[strike]主人公なのに…[/strike]
[*][i]魔理沙[/i]:毎度おなじみ2号。ショットの一発が強くDPSも高い、ただしほとんど自機前方にしかカバーできないのでボス戦では正面の位置取りできるかが要。[strike]それを安々と許さないボスも多いけど。[/strike]
巨大光線を放つ定番技「[strike]かめはめ波[/strike]マスタースパーク」は見た目も豪快。[strike]今までより立ち絵の生気が若干薄い。何があった?[/strike]
[*][i]早苗[/i]:緑の腋巫女。[strike]星蓮船以降、妖怪退治の味をしめたらしい。[/strike]特徴的な拡散ショットやホーミング弾を持つ。画面全体を攻撃するオーソドックスなボムが使いやすい(無敵時間が長く、ボム効果中に弾幕の発生源に重なればグレイズをモリモリ稼げる、チャプターボーナスで残機やボムを増やす為のキャラ)。
[*][i]優曇華院[/i]:花映塚以来の自機参戦。ボムの代わりにバリアを張れる(常に被弾の危険性が高いこのゲームで重要な能力)。ダライ○スのような貫通弾も特徴、援軍や月で身を固めるボス戦でも有効。[spoiler]サグメとヘカーティア てめェーらだよ てめェー[/spoiler]
※クリアを目指すなら早苗か優曇華がベター。[strike]霊夢?魔理沙?忘れろ。[/strike]
[*][i]清蘭[/i]:ステ1ボス。[strike]ラディッツ[/strike]タレ目と[strike]血濡れた[/strike]杵がチャームポイント。
[*][i]鈴瑚[/i]:ステ2ボス。「りんご」と読む。[strike]神聖樹の実[/strike]団子を食えば食うほどパワーアップするらしい。MGMG
[*][i]ドレミー・スイート[/i]:ステ3ボス。獏の妖怪。彼女自身の夢の世界を一時的に開放している、サグメ(下記)のアウトソーシング先。ドヤ顔ならぬ「ドレ顔」がチャームポイント。
[*][i]稀神サグメ[/i]:ステ4ボス。月の都のちょっと偉い人、とある侵略者に手を焼いている。
[*][i]クラウンピース[/i]:ステ5ボス。[strike]変な[/strike]妖精。月で妖精らがヒャッハーし出したのはこいつの仕業。あたいったら最強ね!(ガチ)
[*][i]???[spoiler]純狐[/spoiler][/i]:ラスボス。[strike]自称[/strike]仙霊。奔月しちゃった人物「[strike]霍青娥[/strike]嫦娥」に猛烈な恨みを抱いている。
[spoiler]とある所でもう一度戦う事になるしぶとい奴。[/spoiler]
[*][i]???[spoiler]ヘカーティア・ラピスラズリ[/spoiler][/i]:ある条件で全ステージを突破したもののみが戦うことを許される[strike]変なTシャツヤロー[/strike]女神だわよん。
[*][strike][i]おもち[/i]:タイトル画面で霊夢にペッタンペッタンつるぺったんされているあいつ。全ての真実を彼が握っているらしい…?[/strike]
[/list]
[h1]こんな人にオススメ[/h1]
[list]
[*]「転んでもいいよ、また立ち上がればいい」というモットーの英雄なゲーマー。特に往年のシューティングゲー大好きプレイヤー。
[*]難ゲー大好き、バッチコイ!な[strike]ドM[/strike]ゲーマー。
[*][strike]短髪の早苗さんはセクシーで好きなひと。[/strike]
[/list]
[h1]最後に[/h1]
バックストーリー、各キャラクターの設定といった裏方的な部分も非常によく練り込まれています。
インストールフォルダにあるtxtファイルやゲーム内のメニュー、EDにあるテキスト以外にも、詳しい解説や深く掘り下げて語ってくれているサイトもあるので興味が湧いてきたら[strike]ふたばスレまとめを[/strike]ググってみるのもよいでしょう。
[spoiler][h1]余談:レビュー者のSTG歴[/h1]
ツインビー(FC)、デザエモン(SFC)、パロディウスシリーズ、スターフォックス64
以上[/spoiler]

モリー
2019年08月09日
むっずwなにこれむっずwww
ノーマルモードで始めたものの、まず敵が固い、弾幕が激しい。とにかく殺しにかかってくる。
本作独自のシステムとして完全無欠モードと、それに対して従来通りのレガシーモードが有り、
とにかくこのゲームは完全無欠モードで遊んでくれ!って感じが全力で伝わってくる。
レガシーモードはオールドタイプ用に一応残しといたぐらいの物かと(あるいはやり込み要素)
完全無欠モードではステージが細かく区切られていて、ミスしたら直前のチェックポイントからやり直し出来るため
クリア出来るまで何度でも挑戦、学習して少しずつでも進んで行きなさいよと言う感じ。
途中で止める場合も、最後のチェックポイントは記録していてくれるので後日再開も出来ます。
過去作のスペルプラクティスモードや、東方文花帖系のプレイ感に近いと思う。
特に後半のステージは一人のボスの一つの攻撃パターンを攻略するまで何十回も死ぬのは珍しくないと思う。
でもパターンをよく観察して、こんなんどうやってよけるねん(愕然)→もしやこういう事では?(仮定)→なーるほど大体わかったわ(慢心)→はい無理二度とやらんわクソゲー(小休止)→あ、あ、あ(クリア直前死亡)→はい余裕ザッコ超余裕でした(次の攻撃で絶望)
とかやってる内にドM野郎ならハマるゲーム性だと思う。
もしくは難し過ぎるわボケ!つって二度とやらないか。
とまア完全無欠モードだとじわじわ攻略する楽しみはあると思うのですけどレガシーモードは貧弱一般人に
クリア出来る難易度では無いと思うので、従来シリーズでルナティック(最高難易度)ノーミスでクリアする様な人種向けかなって感じです。
そんな深くやるつもりない人は完全無欠モードだけやればいいと思うし、完全無欠モードでなにこれ死んでばっかりつまんねーって
なる場合は多分どうあがいても楽しめないと思うんで相性悪かったなと思うほかないかと。
楽曲は相変わらず良いんですが、ちょっと昔の、CD専用の楽曲とかも聞いてると
なんとなく懐かしいフレーズとか有って、まろ味が増すと思います。
wikiなどに寄ると20周年記念作品に当たるらしいので、そこを意識したのかは分からないですけど
やっぱりシリーズをある程度継続的にプレイしている人向けの作りなのかな~ってうっすら感じます。
このレビューはオススメ扱いですけど、東方全く知らんわこれが初めてじゃわって人に対しては
一作目としてこれを選ぶのはオススメしません。windows版の1作目からやってった方が楽しいと思います。
(シリーズの他作品については興味が有れば調べてみてください)
個人的には永夜抄が初見の人でも楽しめると思うのでオススメです。次点は妖々夢。
ところでずっと こんじゅでん って読んでたんですけど かんじゅでん なんですね・・・

inori
2019年05月26日
体感として、従来シリーズのEasyがNormal程度となり、
全体的に難易度が高いです。
シリーズ初めてという方は他作品をやったほうが良いです。
この作品以外の東方作品をやってぬるい!って人はお勧めです。

異例なイレイナ
2019年04月20日
ライフ制限のある通常モードとは別で、何度死んでも復活できるモードがあります。進捗具合もチェックポイントごとに自動保存してくれるので、中断しても途中から再開することができます。
ただ、ライフが無限でリベンジがしやすい分、Easyモードでも非常に難しいと個人的に思います。クラウンピース強すぎる…。
天空璋と違う点として、敵弾に紛れる季節アイテムが無いため見やすいと思います。
また、グレイズをすると霊力・得点アイテムが減速する仕組みになっています。

待ち角魔族
2019年04月02日
東方天空璋から入ってきた人向けに言うと
東方紺珠伝は(難易度的に)東方じゃない!
なので、この作品をプレイして東方を嫌いに、もしくはこれが普通の難易度と思わないでください!
パターンをよく組んで、繰り返しプレイをすれば、いつかは誰でもクリアできます。
クリアしたい方は諦めないで!