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Goodbye Deponia

さらなる混乱、さらなる破壊、そしてさらなるルーファス。 1 人、2 人ではなく、3 人のルーフューズが、待望の冒険コメディ、グッバイ デポニアであらゆる種類のクレイジーな騒乱を引き起こします!

みんなのGoodbye Deponiaの評価・レビュー一覧

Griffon

Griffon Steam

01月27日

Goodbye Deponia へのレビュー
3

ユーモラスのセンスが合うかどうかですかね。私は合わなかった。

YOLO

YOLO Steam

2017年07月01日

Goodbye Deponia へのレビュー
5

いつものシリーズ、他と比べると簡単か?

Nuage

Nuage Steam

2015年09月06日

Goodbye Deponia へのレビュー
3

Deponia/Chaos on Deponia/Goodbye Deponiaの3部作をクリアしたのでレビュー。

<ゲーム内容について>
語弊を恐れず言うと、ストーリーを付けた脱出ADVゲーム集+ミニゲーム集。
ボリュームはそこそこあり、3部作合わせると60時間程度。
本編+ミニゲームの謎解きの難易度もそれなりに高く、
全て自力でクリアするのは難しい。特に2の本編の一部の謎解き。
難易度が高い理由のひとつとして、桶屋を儲からせるために風を吹かせるような
ギミックが多いという事実も挙げられるが、とにかく進んだ時の爽快感・アハ体験は保証できる。
まずはさっと一通りのことを試行錯誤しながらやってみて、ど~しても詰まったら
攻略サイトを見て一歩だけ進む、というプレイスタイルを推奨。

会話ログなどは追えないので、英語が全くできないとなると厳しい。
一応謎解きの進行に深く関わる重要な会話は何度も聞くことが可能。

<ストーリーについて>
ストーリーは完全につながっているので、プレイするなら1~3をぶっ通しでクリアすることを強く推奨。
1と3を比較してもインターフェースもグラフィックもほとんど変わらないので、
ウィッチャー3を楽しむためにウィッチャー1をやるような苦行めいたことにはならない。

話の中身は、シリアス1%にも満たないコメディー。
感情移入が全くできないレベルに自己中な主人公を愛することができれば楽しめる。
個性的なサブキャラクターの面々と、彼らとのやりとりも面白い。
とんでもない選択肢が出ることもあるが、ストーリーは一本道なので
「こんな事ルーファスに言わせたら面白いな」、という視点で気軽にプレイするとよい。

しかし、『終わりよければ全てよし』、という諺がある。
多くを書くつもりはないが、このゲームをおすすめしていない唯一無二の理由は3作目のエンディングである。

<まとめ>
ゲームとして面白い。ストーリーも面白い。
バンドルで安く売ってたら買い。

※ただし後味は悪い。

IXill

IXill Steam

2015年01月19日

Goodbye Deponia へのレビュー
5

※ネタバレ含むので読む方は注意。

全三作の長編ADV。一本のプレイ時間はそれ程長くはないが、パズルがそれなりに難解なので人によって要する時間は大幅に変わるかと。(ミニゲームはギブアップでスルー可能)

とりあえず最後の「Goodbye」まで終えたのでレビューを記述。
ゲーム内容は所謂ポイントクリック式で懐しの「Monkey Island」や「Runaway」シリーズでお馴染みのカートゥーン描写を用いたADV。その為これと言ってプレイ部分に目新しい所は無く、その他インベントリアイテム合成等や会話のシステムも定番の物ばかりなので特にマニュアルを読む必要もなく始められる筈。一部ルールが難解なミニゲームや特殊な操作方が加わる場合はその都度説明が入るのでこれもあまり問題では無く親切な作りだと思う。またQTEの類も無いので時間を気にせずのんびり取り組める…が一箇所ネタかと思わせておいてマジでゲームオーバーになる所があるのでそこだけは選択肢とセーブに注意。

このゲームの魅力はと何かと言えばやはり強烈なユーモア(ブラック多め)満載の漫画的表現に尽きる。絵柄や主人公Rufasのヘタレ自己中っぷりを含めて笑えない人は正直不愉快なだけのゲームで終わる可能性大。一例を挙げると劇中に多く登場する動物達が可愛らしく描かれているのだがそれ等を虐待する様な描写も多く、この辺の表現に眉を顰める人も多い様だ。
舞台背景はディストピアでハードな設定な筈のSFなのだが、それをあまり陰惨に書かずに極力チャラく楽しく書いているのが特徴的で見ていて結構楽しい。そんな感じでの進行なので緊張感と言う物がまるでないのだが、部分的にやはり盛り上げる為の見せ場は用意しておりそれなりに段丘は付けている。ゲーム内にはパズルが多く控えているのでゲームのメインとしてはそちらなのだが、ADVの楽しみとも言える「ストーリーを楽しむ」と言う点でも十分に楽しめた作品。

そして賛否両論のエンディングだが、個人的にはやはり「否」と言わざるを得ない。エンディングその物はお約束のどんでん返し的な終わり方でオチとしては強いがあまりにも救いの無さが残る後味の悪いエンディングではある。結果としてDeponiaは救ったがその後の未来は暗そうと言う感じで終わる。真っ先に「Deus EX:Invisible War」の結末を思い出してしまった程。
またそれまで関わって来た者達の描写が無さ過ぎるのであれで素直に「Deponia救ったRufasかっけー」とはならない人が殆どではないだろうか?このゲームは脇役にも個性的なキャラが多く居たので余計にそう感じてしまう。最後にBarryだけが冗談めいた形でRufasに惜しみない賞賛を送ってくれるがあれが唯一の救いと言えるかもしれない。
プレイヤーの想像にその後を委ねるのも一つの表現ではあるしそれを狙ったのも当然理解出来るが、あれではあまりにも淡白過ぎてADVの結末としてはどうなんだ?と言う気もする。個人的にはやはり大団円で終わって欲しかった事もあり正直さんざやらせておいてコレかよと言う印象。

OSTが付属するパックもあるので最後に音周りの事を書いておくと、このOSTは非常に良い出来。特にタイトルや随所で流れるOrganonのテーマ「Oh, Oh, Organon」は耳から離れなくなる見事な刷り込みテーマ曲。その他のゲーム中BGMもシーンに合わせてキッチリ作られていて非常に好印象。特に「The Floating Blackmarket(Beat Version)」は曲の良さも然る事ながらトリックとしても使っていた(かなりズルい)ので印象的だった。

そんな訳で個人的には気に入った作品ではあるものの、各種表現のクセが強過ぎてADV好きだからと言って万人に勧められる作品とは言い難いがADVとしての完成度は十分満たしていると思う。そこを踏まえた上で敢えてお勧めしたい作品。

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