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Prophour23

Prophour23 は、ペースが速く、リプレイ可能なリアルタイム ストラテジーです。短くて素早いプレイ向けに設計されています。上手であれば、1 回のプレイには約 15 分かかります。しかし、次のものは違うでしょう。そしてもう一つも。

みんなのProphour23の評価・レビュー一覧

cellF11

cellF11 Steam

2016年12月28日

Prophour23 へのレビュー
5

血を生産する心臓を中心に様々な機能を持った臓器を発達させ病原体の暗喩と思われる虫から生き延びるRTS/TD。臓器は血の生産を助ける、血を自動で回収する、防壁を作る、暗闇を照らすなどの効果を持っていて筋肉をつなぐことで稼働させる必要がある。
また臓器を別の筋肉などに繋ぐとその機能を延長させることができるが当然追加の動力を消費することになる。こういった機能やコンボをサンドボックスで検証しながら、さまざまな種類の敵が襲い来るサバイバルを突破することを目指す内容。

奇抜なデザインと短時間に凝縮されたゲーム性は非常に熱いが、正直ゲームバランスは竜頭蛇尾ではないだろうか。初期の臓器スロット数の少なさと敵の攻撃の激しさから勝つために取れる戦略は限定されているし、一時的強化アイテムもほとんど取るチャンスはない。
なにより半分バグのようなテクニックが仕様として存在し最終的にそれだけあれば勝ててしまうと解明してしまったあとはなんとも・・・せめて一時的でない成長要素があればもうすこし色々やりやすくなると思うのだけど、可能なら今後のアップデートに期待したい

他に類をみない作品には違いないので果たして自分のレビューは妥当だろうかと半分混乱しながら書いてもいるのだが、ゲーム性を求めた場合セール以外で買うのはちょっと厳しいかなという印象
話は変わるが、誰かにコメントしがたい画像を送り付けるときに休眠器官の寝顔は非常に優秀だと思った

nBow

nBow Steam

2014年11月16日

Prophour23 へのレビュー
5

このゲームは、フレンドの方のレビューの圧倒的な
内容とストアの画像の不思議さに、興味を引かれて
購入しました。

ゲームの内容は、2Dのリアルタイムのストラテジーで、
最初に核(生産ユニット)となるHeart(心臓)を与えられ、
そのOrgans(臓器)を元にさまざまな身体のパーツ
(Muscle・Stomach・Lung・Thorne等)を製作して、
その、それぞれの持つアビリティとパーツを結合させて
戦略と戦術を駆使して、Enemyとなる虫を心臓から
守ることになります。

メニュー中のLearn(チュートリアル)を、順にこなして
いくことで操作・やるべきことが理解できるようになって
います。

これまで特徴的なストラテジー(RT大戦略・Age of
Empires・Command & Conquer・Commandos・
Railroad TycoonⅡ・ST:Starfleet Command・
Sacrifice・Real War...他)をやってきましたが、
そのどれにも属さない魅力のあるゲームです。
(面白いのと虫に悩まされます!?)

Enemyの単一なる特性からか、個人的にターン制
ストラテジーにも通じるリズムと、昼夜の概念から
ストーリーの起伏に幅のある感じがしました。

最後ですが、音楽を初め芸術の世界では、何かを
つくれば”何かに似ているな”とオリジナルなものは、
もう創れないと思ってしまいがちな現代シーンに、

 そンなことないよ!!

と一蹴されたような衝撃を受けました。

Prophour23の開発者の方に賛辞を贈ります。

それにしても、下着ペロペロさんのセンスの良さに
”脱帽”です。
                          

 

Prophour23 へのレビュー
5

一部の界隈で奇抜すぎるデザインが話題を呼んだ作品
デザインとは絵だけにあらず、ゲームデザインが狂ってる
虫から心臓を守るために血から臓器を作るという作品でジャンルはRTS
ヴォイニッチ手稿を思わせる中世の錬金術の様な雰囲気
音楽もいい感じで狂っており、バロックを連想させる感情的な一面を持っている

このゲームの優れている部分を挙げるとするならば、ゲームとしての立ち位置を考えていること
Steamで重厚なゲームがセールにより投売りされるという感動への希薄化が進む現代
我々も積みゲーをかかえ、面白そうなコンセプトや作品に金を払うことを躊躇してしまう
ライブラリには大作が増え、やる気が出ない内に次の大作がセールになる
そんな中、いかに購入してもらい、いかに楽しんでもらうかという事を真摯に考えたゲーム
ワンプレイ15分程度かつ、難易度は高いので繰り返しのプレイに耐えゆる仕組み
サンドボックスモードで自分の考えた方法が通用するか調べ実際に達成していく
この楽しみはコンパクトかつ洗礼されている(原始的とも言える)
その為、うまいことセール時に積んだ大作の間に入り込み新たな経験をくれると思う
おまけに軽いのでHDDの空きも気にならない
現代のユーザーの事情を把握した上での作品なのだと思う

悪い点も当然ある
おそらく奥深くまでゲーム性を楽しむ事に耐えゆるだけのコンテンツ量はない
この世界観も独特ながら奥の深さを感じるだけのコンテンツ量がない
要は絶対量が少ないので、この作品のみで長時間楽しむ事は難しいはず
ゲーム性じゃなく世界観だけが目当てなら尚更良くない
また、文字や血の質感などに若干の違和感がある

高いゲームの隙間に最良の経験を埋める事に1200円が高いのか安いのか
それも考えて購入するといいかと思う

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