










Tormented Souls
古典的なサバイバルホラーが帰ってきた!オリジナルの『バイオハザード』と『アローン・イン・ザ・ダーク』シリーズにインスピレーションを得た『Tormented Souls』は、固定視点のアドベンチャーに新たなひねりを加えて現代化しています。ウィンターレイクで双子の少女の失踪を調査していると、キャロライン・ウォーカーに恐ろしい出来事が起こります。真夜中に目覚め、全裸でバスタブにある時代遅れの医療機器に繋がれたキャロラインは、廃墟となった邸宅の廊下を探索しながら、命がけで戦わなければなりません。
みんなのTormented Soulsの評価・レビュー一覧

tom_t100ta
2021年10月17日
※追記 2022/03/26
v0.88.0 アップデートで日本語インターフェースが追加されました!(リリースノートには書いていない...)
もし日本語がないことを障壁に感じていた方は再考していただきたいです!
サイレントヒルシリーズのような並行世界(?)との行き来で解く謎があったり、旧バイオシリーズのような戦闘システムで不気味な洋館から脱出する...期待通りの内容でした。
往年の名作ホラーが好きな方にも満足できる面白さがあると思います。
価格もフルプライス2,000円なのでお手に取りやすいと思います。
ただし、2021.10.17時点では日本語サポートされていない点が惜しいところです。
多少なら英語を読める、あるいは単語ならわかるレベルであれば謎解きは可能です...がハードルは高いかと思います。
今後のアプデに期待したいです!

yossumc
2021年09月21日
ホラー的には雰囲気が良くて面白かったですね。
ただ謎解きが意味が分からない所があったりするので
素直に攻略見ましょうw
それとクリアした方に質問だけど最後に取れるペンチの使い道知ってる方はコメントくださいww
クリアして、あれペンチ使ったけ?って思いまして分かる方コメントくださいw

Shimarisu
2021年09月14日
一応オススメにしますが気になる点も少しあったのでフルプライスで無理して買う作品でも無いかと思います。
[h1] 1. 概要 [/h1]
率直に言うとPS1, 2時代のバイオハザードあるいはサイレントヒルです。
オカルト的な演出があることを考慮するとサイレントヒル寄りかもしれません。
大きな音を出す jumpscare は基本ありませんが怖い演出はそこそこあります。
[h1] 2. 良かった点 [/h1]
[list]
[*] ストーリー、設定がしっかりしててログを読んでいて楽しかった(全部英語ですが…)
[*] スティック操作が用意されている。ラジコン操作だとクイックターンが出来るのですが、隙が多いので最後までスティックだけでやってました。
[*] 裏世界が怖い。サイレントヒルそのまんまですが錆と鉄格子で構成される世界は良く出来ているなーと思いました。
[*] [strike] ゲーム開始と同時に全裸をさらしていく系主人公。 [/strike]
[/list]
[h1] 3. 悪かった点 [/h1]
[list]
[*] パズルのヒントが分かりにくい。難しいんじゃなくてヒントの出し方が下手に思える。デモ版とヒントが変化してる箇所があるので開発者も自覚してそうではあるんですが…。
[*] アイテムや調査ポイントが分かりにくい。特に光ったりしないので眼前まで近づく必要があり、神経質に探索するタイプなのに何度も見落としがあって結構イライラしました。
[*] 暗闇をもう少し減らして欲しかった。明かりがない場所だと武器を構えられないので、通路を塞ぐタイプの敵を排除する(先に進む)にはまず明かりを探す必要がある…みたいなのは良かったです。しかし通常の敵と遭遇した時にも明かりを探す必要がある所は面倒なだけに感じました。
[/list]
[h1] 4. 総論 [/h1]
結構悪い点を書いちゃいましたが、クラシックなバイオハザード&サイレントヒルが好きならお勧めできます。
ただパズルが分かりにくくて途中で投げたくなるかもしれないので、詰まったら素直に攻略読んだ方が気楽に楽しめて良いと思います。

hanareiko
2021年08月31日
[h1]『SIMPLE 2000シリーズ Vol.666 THE サイレントハザード』[/h1]
[b]二[/b] 千円と安価ですが、大変よくできた良作です。
プレイ時間は色々迷いながら慎重に進めて、十時間といったところ。
固定視点時代のバイオハザードが好きでたまらない方や、
サイレントヒルに見られる意味不明な怪文書や謎解きに挑んで「スッキリ!」を得るあの感覚の中毒者には、
特にオススメできちゃうゲームです。余計なお世話ですが、本当に二千円で大丈夫? あ、良い意味ですので。
[b]~Introduction~[/b]
このゲームの特徴はひと昔前(もうふた昔前かなぁ)のホラーゲームで当たり前のように採用され、近年では廃れてしまったいわゆる固定カメラ視点――定点カメラ視点とも言うそうですね――を採用したビジュアルにあります。初期のバイオハザードをプレイした方ならば、「曲がり角があるな……この先に敵がいるかもしれない」という形の恐怖をきっと感じたことがあると思います。本作はその恐怖を克明に思い出させると同時に、あらたな体験を提供してくれます。
[b]~昔懐かし固定カメラを採用しながらも、さらに引き上げられた恐怖演出~[/b]
本作の固定カメラはバイオハザードではコード・ベロニカ、サイレントヒルやディノ・クライシスでは初期から採用されていた方式である「固定カメラでありながらある程度視点が移動する表現」が採用されています。主人公の移動に合わせてカメラがスライドしますが、TPS/FPSゲームのようにプレイヤー自らの操作でカメラを移動することは不可能です。そのため、例えば敵の息遣いや足音は聞こえるのに敵が見えず、どこから現れるか分からない恐怖があります。それ自体は上述した三作品でも感じ取ることが出来ましたが、本作は全体的にステージが暗く設定されておりまた周囲を照らすアイテム――レトロな感じのライター。コード・ベロニカのライター装備にロマンを感じた人には、嬉しい仕様かも――を装備しても主人公の周囲がほんのりと照らされるだけなので、「警戒しつつ移動していたら、手元に点っている光が唐突に敵を照らしだす」という表現も可能になっていました。これが意外と怖くて、先の見えない恐怖を感じることが出来ます。
[b]~丹念に再現されたレトロな操作感覚。それでいて遊びやすさ重視の操作も搭載したユーザビリティ~[/b]
本作の主人公であるキャロラインの移動速度は遅く、例えば敵に追いかけられている際などこの移動速度が響きます。いくら逃げ続けても追いかけてくる敵に攻撃するか、諦めずに逃げるかはあなた次第。他の操作性もあまり良くなく、武器を構えたまま移動することは基本的に出来ません。これも以前のホラーゲームを再現した仕様でして、今やるとわずらわしさも感じられますが却ってシンプルな操作であると捉えれば、そう悪くないかも? インスパイヤ元の一つであるPS~PS2初期のバイオハザードシリーズには回避行動が存在しませんでしたが、本作独自の要素として一応回避行動が実装されています。ただし、前後左右縦横無尽のローリングというわけではなく後方へのステップでしかないので使いこなせるかどうかはあなた次第。ちなみにバイオハザードシリーズではL1ボタンでのタゲ切り替えが存在していましたが、地味に本作ではその操作が存在しないようです。複数の敵に囲まれたときに厄介……と思っていましたが、意外と気になりませんでした。あったほうが良い機能ではありますがね。ところで本作ではラジコン操作が採用されており、十字キー上を押すと必ず前方、下を押すと後ずさりとなりますが実はスティックで操作することでラジコン操作から一般的な3Dゲームの操作方法(バイオハザードシリーズでいうアレンジ操作)に移行することが可能です。こちらの操作では後ずさりとクイックターンがオミットされますが、その場で一瞬で旋回して後方ダッシュをかますといったことが可能になります。固定カメラ特有の問題は残っており、スティック操作ではカメラに対して進行方向が混乱しやすいなどありますがラジコン操作に比べかなり快適な操作が可能となります。ていうかこれを基本にしてるとラジコン操作の出番があんまりないです。一応、スティック半倒しよりも十字キーラジコンのほうが歩き/走りの制御が容易という利点もあるので、使い分けましょう。
[b]~RIDDLE LEVEL / INFERNO~[/b]
唐突ではありますが、本作はプレイ開始時/途中でのバトル難易度変更などの機能が存在しません。まあ、程よい難易度ではあるのですが……。ところで、インスパイヤ元であるサイレントヒルシリーズではバトル難易度の他に謎解きの難易度、通称リドルレベルの調整も存在していました。仮に本作にリドルレベルが存在するとしたら……サイレントヒルシリーズで言えば、HARD相当といったところでしょうか? といっても序盤の謎解きはバイオハザードシリーズ程度の可愛らしいもの(それでも多少頭を捻る必要はありますが)です。しかし中盤以降謎解き難易度は一変。解かせる気あるのか? といった感じの怪文書や、ぱっと見では全く意味不明な謎解き、アイテムの特定部位を調べる(本作ではバイオハザード1に見られたような、インベントリ画面で3Dモデルを調べて謎解きをする要素が存在します)ものなどがあり、やたらと高難易度の謎解きですが正答にたどり着いたときの感慨はひとしおです! 特に中盤のパソコン関連の謎解きは「パスは合ってるはずだよな……。なぜ書き込めない?」といった感じで三時間以上悩んでしまいました。分かってしまえばくだらないことでしたが……。あれ? これ微妙にネタバレ? まあ大したネタではないので……。本作独自の要素として、キー・アイテムをただ単に使うだけでは進むことが出来ず対象物の特定の場所に使うことで先に進むことが出来る謎解きが存在します。が、これがまた難しい……。バイオハザードシリーズではキーアイテムを段階的に入手して進む場面も多いため、キーアイテムの使いどころに悩んでしまい進むことが出来ないという場面はあまりないですが、本作はどんどんキーアイテムが手に入っていく一方で中々使用機会が訪れず、挙句の果てには「この〇〇はもう必要ないようだ。捨てますか?」も存在しないので、例えば使用したキーアイテムに未だ使用機会があるのかわからず、しかも本作の謎解きはやたらと独特なのでどのアイテムを使うべきか全然わからないというシチュエーションが多くありました。あの「捨てますか?」って、変な空気感が漂うのであまり好きではなかったのですが重要なシステムだったのですね……。次に向かうべき場所のヒント等も殆どないので、手探りで進まなければならない場面が多く目立ちます。地図とにらめっこしなくてはならないことも、少なくありません。これもまあ、昔のホラーゲームあるあるといえばあるあるなのですが。ちなみに全てのアイテムが恒久的に残るわけではなく使うと消えてしまうキーアイテムも、一応存在しています。
[b]~雰囲気たっぷりの舞台に中々のグラフィック~[/b]
グラフィックレベル的にはGC~XB360の中間といった程度のもので現代のビデオゲーム作品としてはあまり優れたものではないです。ただし、このくらいの画質にはノスタルジーな雰囲気が存在することも否めませんので、そう気にするものではありません。実際、やたらとリアルなプロップ類がずらりと設置されているよりも、これくらいのほうが旧いホラー映画のような雰囲気が醸し出されていい感じです。メインの舞台はやたらと大きい病院一つですが、病院というのはどんな作品に出ても不気味なものです。本作の病院はオズウェル・E・スペンサーの意匠を感じさせる(笑)ところもあり、悪夢の一夜を描く舞台としてこれ以上のものはないでしょう。地味っちゃ地味な要素ですが、バイオハザードが〝棄てた〟フレーバー・テキストも実装されており、色々調べることで主人公のキャロラインが女子的なリアクションでコメントしてくれます。たぶんこれ和訳すると、パラサイトイブ2のアヤのコメント風でいい感じだと思うのですが……英語なので殆どわからないのが残念(涙)
[b]~魅力的な主人公~[/b]
主人公のキャロライン・ウォーカーは今までの経歴解説さえなく、謎の女のままゲームがスタートします。
デザイン的には(唐突ですが)PS2後期のトゥームレイダー・シリーズのララっぽい顔立ちで衣装もなんだか可愛らしい感じの、極々普通の女の子であり英語でなに言ってるか分かりづらいですが、物を調べたときのコメントや驚いたときのリアクション、ボイスアクターの演技など女の子らしい可愛さを見せてくれる一方で、真実を追求しようとする好奇心、怯えながらも立ち向かう勇気を持った〝女〟でもあります。そんな彼女に隠された過去とは……? やっぱりホラーの主人公は、勇気あるおなごが一番! ちなみにストーリーは英語&英語で意味が分かりません。雰囲気を味わいましょう。しかし英語全然わかんねえよって人でも、彼女のカッコよさを徐々に知っていくことで「行く末を見たい!」という気分にされなぜか進みたくなってしまうはずです。
[b]~Story~[/b]
情けない話ですが筆者は英語に全く明るくないので、前述したようにストーリーはイマサンくらい意味が分かりませんでした。そんなもんなのでストーリーはノータッチで行きますが、ラスト近辺での「なんでこんな場所にこんなもんが置いてあるのよ」な展開はバイオ3の市長の像的なシュールな笑いを提供してくる一方で、サイレントヒル的な「愛は時空も超える」という泪ものの展開でもあったように感じます。感覚的には、意外と感動路線かも?
[b]~WEAPON~[/b]
本作に登場する武器は極めて少ないですが、各々特性がある程度ハッキリしているので死に武器は少なく、
また中々次の武器が入手できないので手に入れた際の感慨もひとしおです。バイオハザードシリーズでは火薬を用いる銃器が多く登場していましたが、本作に存在する装薬銃は一つだけです。それは本作オリジナルデザインの架空銃ではあるのですが、フィリピン・ゲリラガンを彷彿とさせるキャラクター性とお手製感漂うデザインが中々クール。リロードもスゲー !!
[b]~総評~[/b]
印象としては「初期のバイオハザード/サイレントヒルを現代に蘇らせるための一手」といった感じです。
良い感じの洋館的な舞台で異形とバトルするバイオハザード、そしてやたらとコリコリの謎解きをクリアしていくサイレントヒル要素が3/7と言った感じでミックスされ、そこにちょっとした改良要素を組み込みながらも多少の不親切さも残したゲームデザイン……。固定視点時代のバイオハザードや、新作の期待ができないサイレントヒルシリーズのクレイジーなファンなら、このゲームを遊ぶことはもはや必須といっても過言ではありません。むろん、固定カメラやラジコン操作に触れたことが無い現代のゲーマーにもオススメできます。それほどの価値がこのゲームにあると断言できるのは、ひとえに製作者がかの時代のゲームに掛けた情熱を体感したからに他なりません。クリア時の実績名からして、明らかに狙って作られた「わざとらしい」固定視点のホラーゲーム――。私の人生にその名を刻み込んだ本作が、さらなる飛翔を果たしゆくゆくは初期のバイオハザードシリーズやサイレントヒルの再評価/復権、そして本作の続編としていずれ誕生するかもしれない「Tormented souls two」への展開に繋がっていくことを期待せざるおえません。血反吐吐いて素晴らしい作品を生み出した製作者に、カンパイ! (了)
※役立たずヒント※
本作は日本語に対応しておりません。謎解きの難易度がやたらと高く感じるのはそれもあるでしょうね……。
攻略サイトや動画を見ても良いですが、出来る限り自力で解きたい方は「DeepL」で翻訳しつつ
謎解きをやっつけていくのがオススメです。かなり精度が高いので、コイツを使えば攻略動画等見なくても
なんとか読み解くことが可能ですよ。おっと、ステマではないのでご安心を(?)
[b]~追記1~[/b] :20210907
二週目を通しでプレイしましたので、ちょっと追記します。特にバイオハザードシリーズにあった傾向ですが、
この手のゲームは一度クリアすると次週はサクサクと進んでいけます。本作もそれは同様で、
戦闘のコツはもちろん謎解きや次はどこに行けばよいのかを把握しやすいので、
二時間三十分ほどでクリアすることが出来ました。三時間でクリアするという条件の実績がありますので、
本作をお気に召した方はぜひチャレンジしてみてください。難易度的には初代PSのバイオ2程度のもので、
少なくともRE2ほどの難しさではありませんので……。しかし、時短クリアをしても特に開放されるものがないのは寂しいですね。もしかしたらノーセーブや百点クリア、その他の条件でなにかしら開放されるのかもしれませんが、
無限武器やコスチュームチェンジはこういう作品の華でもあります。現状精力的にアップデートされているので、
いずれそのようなお楽しみ要素を実装していただけることを期待しています。
ちなみに一週目でも物資類は余りましたが、二週目となるとかなり物資過剰な感がありますので
高難易度モードアプデも欲しいところです……とても良い作品なので、要望したいことが沢山出てきてしまいます!
[b]~ちょっとだけ追記~[/b] :20210911
アップデートにより、以前までは扱いづらかった地図が使いやすくなりました。
従来の仕様ではアイテム画面から調べるボタンで地図を開く手間があり、
現在自分が居る場所が表示されない等ちょっと不便な仕様でしたが、
アップデート後は自分の居る部屋がマップ上でハイライトされるので分かりやすく、
またワンボタンで地図を開けるため手間が解消されました。現在地点/向きまでは示してくれませんが……。
パッドであれば〝R3〟、キーボードでは〝F〟で地図を開くことが出来ます。
一応ゲーム中で操作方法を知ることは出来ますが、変に分かりづらいので念のため。
[b]~もうちょっとだけ追記~[/b] :20211031
十月二十八日のアップデートにより、追加コスチュームと隠し武器が追加されました。
この手の隠し要素はこういうゲームの華ですから、単純に嬉しいですね。
システムデータにセーブされている場面は少ないので、あるいは早くから利用可能なコンテンツっぽいですが
せっかくなので、一度通しでプレイしてからの使用をオススメします。
隠し武器を入手するのにも謎解きが必要なのには、本作の謎解きへの拘りが現れているように思います。
難易度的には「一周クリアしてくれたあなたなら楽勝でしょう?」といったものなので
選りすぐりの怪文書(爆)が揃った本作の謎解きとしては、わりかし優しいです。
その隠し武器はバイオの無限ロケラン的なゲームバランス崩壊必至なものではなく、
あればまあ便利かな程度なのも本来想定されていなかった物を導入するにあたってのバランスを、
丁寧に考えているなと思いました。とにかく、本当によく出来た良作です。
![[buta] kurata [JP]](https://avatars.steamstatic.com/c2909093b0bd3bdc0b56f628e0d4fc7fa6b402bf_full.jpg)
[buta] kurata [JP]
2021年08月29日
[h1]あの頃の恐怖をもう一度、”古き良きサバイバルホラー”をインスパイアした良作ホラーゲーム[/h1]
※本作は日本語非対応です。英語を読み解く必要がある部分があります。
ホラーの雰囲気を楽しむためにも、探索や謎解きで詰まった時は攻略情報を見ることをおすすめします。
固定カメラ、ラジコン操作、構えで勝手に敵の方を狙う、限られたリソース、数少ない弾薬、謎パズル
これらのワードに想うことがある方は是非購入を。このゲームはきっとその期待を後悔させません。
逆にプレイステーション初期のホラーゲームに思い入れが無い方には向かないかもしれません。
以下総評と具体的な評価理由について
[table]
[tr]
[th]物語[/th]
[th]☆☆☆☆☆[/th]
[/tr]
[tr]
[th]恐怖度[/th]
[th]★★★☆☆[/th]
[/tr]
[tr]
[td]操作性[/td]
[td]★★★★★[/td]
[/tr]
[tr]
[td]演出[/td]
[td]★★★★★[/td]
[/tr]
[tr]
[td]音楽[/td]
[td]★★★★☆[/td]
[/tr]
[tr]
[td]ボリューム[/td]
[td]★★★★☆[/td]
[/tr]
[tr]
[td]満足度[/td]
[td]★★★★★[/td]
[/tr]
[/table]
[h1]物語[/h1]
日本語化されておらず表層的にしか把握していないため物語については評価無しとしておきます。
ある程度展開が予想できるくらいの王道?展開ではあったと思います。
[h1]恐怖度[/h1]
固定カメラ特有の死角が見えない恐怖は本作も健在
全体的にねっとり冷たい雰囲気も楽しみつつ、先に進みたくないけど進まなきゃという葛藤を楽しみつつ、稀にやってくるびっくりも楽しみつつ
ゲーム全編を通してあの手この手で怖がらせてくれます
[h1]操作性[/h1]
これに関してはこの時代にラジコン操作でホラーゲームが遊べる!!!これだけで高評価です
XBOXパッドで操作した場合、十字キー操作でラジコン移動、左スティックで倒した方向に移動できます
ラジコン操作ではクイックターンのような設定はなく、咄嗟に回れ右できなくて困ることがあります。
★を1個減らそうかと思いましたが、そもそもそんなことで文句言うならラジコン操作なんて使わなければいいんじゃんと気づきました。だから★5で
[h1]演出[/h1]
ホラーゲーム好きなら「そうそうコレコレ!!!」と思わず興奮するような演出がとにかく目白押しです
特徴的な固定カメラ、やたらと多く残されている謎ドキュメント、どういう仕組で動いているのかわからないギミック
挙げ始めたらキリがありません。これサイレントヒルで見たやつだ!!みたいな他ゲームオマージュが沢山盛り込まれています。特にカメラの角度。
しかもそれが下品にならないよう、ゲームとして落とし込まれているのがこのゲームの凄いところ
開発者のホラーゲーム愛が感じられて非常に好印象でした
[h1]音楽[/h1]
ホラーの雰囲気作りの重要な要素である音楽、これについてもこのゲームは手抜きをしていません
ゲームプレイの邪魔にならないよう、でも雰囲気を盛り上げるよう配慮されているのを感じます
何もないエリアでやたら盛り上げてくる部分もありましたが、それ以外は文句ないです
[h1]ボリューム[/h1]
初見プレイでクリアまで6時間弱でした
探索や謎解きで迷う部分もあったので早い人なら5時間切るかもしれませんね
ホラーゲームとしては過不足なく丁度いいボリュームだったと思います
[h1]満足度[/h1]
定価の2050円で購入しましたが、こんなに安くて大丈夫!?と思ったくらい満足度が高かったです
今ではもう失われた、ホラーゲーム黄金時代を感じさせてくれたこのゲームはこれからのサバイバルホラーを牽引してもらいたいです
[strike]どっかのバイオハザードとかいう4以降ゴミしか出してないシリーズをぶっ倒してくれ[/strike]
プレイ動画のURLを貼るなんて無粋な真似はしません
ここまでこのレビューを読んでくださるほどこのゲームのことを知りたい方であれば購入しても損はしないと思います
是非購入してプレイして頂きたいです

しの
2021年08月27日
バイオハザードをインスパイアしてオマージュしていると公式で認めているくらいバイオ感満載
初期バイオのように謎解きパズルが満載で、音による「敵がいるかも」という恐怖は再現度が非常に高い
しかも暗闇では攻撃できないという要素もあり明かりの確保も必要になってきます
バイオ1の様にカメラワークが固定なのでキーパッドでの操作推奨
慣れれば違和感なく操作できますが、攻撃時には少し癖があるのでご注意
総じてお値段の割にはよく作り込まれています
現状バグなども見つからず進行にも支障はありません
不満点といえば謎解きの為に歩き回ることが必要になるため迷いがちになることくらいでしょうか
お値段と内容を考えたら買いの一択
日本語非対応の為ストーリーはほぼ理解できてませんが非常に楽しめています
YOUTUBEに動画をUPしました、参考になれば幸いです(ポロリもあるよ)
https://www.youtube.com/watch?v=IHnGYByIi3E&t=4603s

Nanami
2021年08月27日
このゲーム独自の要素で暗闇に一定時間留まると
何かに引きずり込まれ死亡する演出がある。
これを回避するためにライターを使用した状態での
探索を行わなければならず敵と遭遇しても
うまく避けて光源の近くで戦闘する必要がある。
[code] セーブはアイテムを消費して行う
武器を構えると自動で範囲内の敵に向く、
その場から動けなくなる
(ダウンした敵に踏みつけ、追い打ち攻撃はない)
銃は、手動でリロード、打ち切った状態からのリロード、
ステータス画面内での組み合わせでリロード
謎解きは拾い集めたアイテムやメモを見て、
3Dモデルを回転させ観察しながら解くもの
マップ上のギミックを使用して解くパズル的要素がある等 [/code]
クラシックなサバイバルホラーゲームを経験した人にはピンとくるような内容で、戦闘面はバイオハザード要素、恐怖演出はサイレントヒル要素が強く出てると感じた。
正面を向いた先の見えない視点、斜めに傾いたカメラアングル
クリーチャーデザイン、鏡を使った異次元への入口
サイレントヒルからインスパイアされたゲームとしては
なかなか良いものだと思います。
[spoiler] ただしラスボスは除く[/spoiler]