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Voltage High Society

一人称視点のメトロイドヴァニア。サイバネティックモンスターに支配された朽ち果てた都市と戦って探索し、アップグレードや武器を見つけて新しいエリアのロックを解除しましょう。ザラザラとしたレトロな美学を備えたサイバーパンクとボディ ホラー。

PC
2022年7月27日
シングルプレイヤー

みんなのVoltage High Societyの評価・レビュー一覧

Bruticus

Bruticus Steam

2022年10月24日

Voltage High Society へのレビュー
5

レビュー数の少なさの割に結構遊べるのでレビュー
※Patch4.1時点での所見

・あまり数のない3Dメトロイドヴァニアかつ不条理ボディホラーというニッチすぎるコンセプトの魅力。
・接近戦メインということもあってクセはあるがアクション面は概ね問題なし。それなりに敵も強くなっていき作業感がある感じではない。
・以前のバージョンはプレイしてないのでわからないがPatch4でUIの大幅な改善や基本的なアクションで溜め攻撃の追加など大きな変更がされてるらしく作者のやる気はありそう(重要)
・ロードマップのメーターが全然進んでない現時点ではそんなにアップグレード要素がないのでメトロイド的なおもしろさは微妙。ほぼデモ状態なのでこれからに期待。
・アートに引っ張られているためか先に進めるための導線やセーブポイントショップなどわかりづらさ、チュートリアルの不備などゲーム制作的な素人臭さが目立つ。
・セーブスロットが一つしかない
・(追加予定とあるが)キーコンフィグがない。

ロードマップが全然進んでないので何とも言えないがこのまま順当に拡張していけば良作にもなるし、ぶん投げて竜頭蛇尾のクソゲーで終わるポテンシャルも秘めている。全ては作者のやる気次第といったところか。
10/24に値段が1.5倍ぐらい上がりこれからのボリューム次第で更に上げると思われるのでトレイラー見て気に入ったら青田買いしてもいいと思う。

gc_rev

gc_rev Steam

2022年08月13日

Voltage High Society へのレビュー
5

カルト映画「鉄男」シリーズから強い影響を受けたと思われるUnity2020製FPS。モノクロームの世界に光るネオン、不気味にポリゴン&テクスチャが蠢く世界で、プレイヤーは肉体が機械に変化する謎の疫病が蔓延する水上都市の刑務所へと送られた「囚人#65740」となり、危険な情報収集任務を遂行することとなる。
グラフィックこそレトロだが、各種フィルタのON/OFFやFOV、垂直同期といったオプションはきっちり完備。快適なゲームプレイを提供するための調整に手抜かりはない。

ゲームプレイは戦闘よりも探索の比重が大きく、ジャンプアクションを要求される箇所が多い。インタラクト可能なオブジェクトはハイライト表示されるが、それでも進行がわかりづらい箇所が多く、また特定のスイッチを押すorアイテムを入手した後に前のエリアに戻る必要があったりと、それなりに手間がかかる。
脇道が多いというよりは正解ルート自体がシークレットめいており、それなりにシビアなジャンプをキメないと進めない箇所があるのだが、ジャンプを駆使すると本来行けてはいけない場所に行けてしまったり、世界の裏側に落ちたりもするので、現状は少し詰めの甘さを感じる。また、進行自体は一本道である。
戦闘は(今のところ)格闘戦オンリーで銃火器は登場しない。かなり接近しないと攻撃が命中せず、ノーダメージで敵を倒せるようになるまでには少々の慣れを必要とする。右腕と左腕で操作が分かれており、敵は片腕でガードをしながら突っ込んでくるため、空いているほうの胴体をブン殴るわけだが、なにせ見た目が奇怪というか機械な連中ばかりなので、パッと見でどちらの腕で防御&攻撃をしているのかがわかりづらい。今まさにパンチを繰り出そうと振りかぶっているほうとは逆の腕を狙おう。
Patch #3時点では最初のボスを倒すところまでプレイが可能で、ボリュームとしてはおおよそ二時間もかからない程度である。

サイバーパンクを名乗るゲームで鉄男のアートスタイルの模倣を試みた作品は他に類を見ないのではないだろうか。率直に言ってこのテの探索アクションは苦手なのだが、世界観の作り込みの良さに引き込まれてしまった。
今後のアップデートに期待したい作品。鉄屑とトカゲが好きな人にオススメです。

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