









イーオンドゥライブ
『Aeon Drive』は、サイバーパンク バージョンのバルセロナを舞台にしたアクション プラットフォーマー ゲームです。プレイヤーは立ち往生した宇宙パイロットのジャックを操作し、宇宙の時空構造を保存するために次元を曲げる機械の故障した部品を回収する旅に出ます。ジャックは剣、瞬間移動ダガー、そして時間を制御するユニークなスキルを使って無数の障害を克服しなければなりません。
みんなのイーオンドゥライブの評価・レビュー一覧

地獄変
2022年04月27日
面白くない。
面白くなかった。
「なんで面白いと感じなかったのだろう」
とちょっと自分のプレイを脳内で振り返る。
まず本作はスタイリッシュな2Dアクションだ。
1ステージ30秒制限でゴールを目指すというルール。
途中には敵やダメージゾーン、穴などが存在し、
いずれもワンパンで即死だ。
故に一度もダメージ判定を貰わずに
ゴールへ行かなければならないわけだ。
うん、シンプルでわかりやすい。
本作を特徴づけているのは
①テレポーテーションダガー
②瞬間移動
の2つだ。
①はBボタンを押すと任意の8方向にダガーを撃ち、
壁や天井に刺すことができる。
その状態でさらにBボタンを押すと②の瞬間移動が発動して
ダガーが刺さった場所に転移する。
これもわかりやすい機能だ。
問題点としては
③序盤からシビアな操作を要求される
④ダメージ判定箇所がわかりにくい
⑤ミス後のリトライ復帰が競合に比べて遅い
の3点。
③はステージ内の進行ルートは複数あり、
簡単なルートもあるにはあるが、
その簡単なルートでも少し進んだだけで
ぎりぎりの操作が求められる。
まぁこれは別にいい。
トライ&エラーに問題がなければ
繰り返して突破すればいいだけだ。
④はダメージ扉やトゲなどがステージ中に配置されているが
ダガーで瞬間移動後に「当たっていないように見えるのに
実際は当たっている」というケースが妙に多い。
なんというか見た目以上に当たり判定がある。
実際は違ってもそう錯覚できるわかりにくさがある。
これのせいで上手く行っているはずなのにミス扱いで
やり直しになるのがストレスなのだ。
そして⑤
本作は高難度アクションのように
トライ&エラーが求められるゲームデザインだ。
んでその手のゲームは有名な作品であれば
まず間違いなく復帰速度が速い。
ミスってもすぐに再開できるので
ストレスなく遊べる。
ところが本作は競合に比べて遅い。
これで③と④のミスでとっととやり直したいのに
地味に時間がかかるのでストレスがさらに増すわけだ。
本作は全体でみると多分決してつまらない作品ではない。
人によっては面白いと感じることもあるだろう。
当たり前の話ではあるが。
でも私にとってこれはダメだ。
この手の競合作品をたくさんプレイした上で
本作には中毒性も爽快感も達成感もなかった。
シンプルに言えばそれだけの話。