









Anno 2205
『アノ 2205』では、あなたはより良い明日を築くという約束とともに、人類の未来への次の一歩に加わります。あなたは地球を征服し、豊かで賑やかな都市や大規模な工業団地を確立しましたが、人々の繁栄を確保するには宇宙へ旅立たなければなりません。 核融合エネルギーにおける科学的進歩は、社会のあらゆる側面に革命を起こすことを約束します。必要な同位体であるヘリウム 3 は、月では採取可能な量しか見つかりません。宇宙に進出し、資源と権力をめぐるスリリングな競争で月に定住しましょう。 Anno の見事な経済ゲームプレイが帰ってきて、戦略的都市建設シミュレーションを新たな高みに引き上げ、宇宙に飛び立ちます。
みんなのAnno 2205の評価・レビュー一覧

Radeon 7900XTX
2021年12月12日
街作りマップと戦闘RTSマップが分かれていて、
戦闘RTSマップを放って置いて街作りマップに没頭して、
気が向いた時に戦闘RTSマップをやってもいい。
そんな感じのゲーム。
ただ重い、以上。

Tomohiko(A欄既卒.JP)
2019年12月11日
2205、 ゲーム内で地球の北極にまだ凍土の陸地が
Arctic Sector として沢山存在してて驚いた。
たしか 前作の2070 では、温暖化により北極の氷が溶けて
海面が上昇してるから、深海や宇宙を開拓する話だったよな。
あれから、150年も経ったのに温暖化がすすんでいないし、
むしろ、地球の氷が増えてるってどういう理屈やねん。
そもそも、北極の氷が溶けても海面の水位は変わらない…よね?
溶けて出てくる水の体積 と 沈んでいる部分の氷の体積 の
比率が一定だから、水位も一定に保たれる。

Spelluser
2019年07月24日
物量也有限 人欲心不限 識欲是不幸 不欲何有幸
(手に入る物に限りあり、それを欲する心に限りなし。欲を識ることで(限られた物品を奪い合うなどして)不幸を呼ぶならば、不欲であることは幸せであろうか。)
※本作には「株式公開」による株式システムがあるらしいのだが、「非上場で企業Lv99を目指す」という縛りを試行しているのでやってはいない。
ので、本作の評価や毀誉褒貶は不完全な内容に基づくものであることを予めお伝えしておく。
…というか株式を公開していないだけでセーブデータに「Disrupted Corporation」(倒産企業)と表記するのはどうなんだろうか。
Anno 2205(西暦2205年)は、UBISoftがパブリッシャとなりBlueByteが開発している、4x系都市開発シミュレーションゲームである。
Annoシリーズには1900年代を扱うものもあるようだが、Steam上では2070と2205のみが発売されており、たまたま割引があったので2205を買った次第である。
この手の4x系都市開発シミュレーションゲーム(以後村ゲー)としてはBanishedを先に買ったのだが、いよいよ本格的な村ゲーに手をつける運びとなったわけだ。
…が、果たして本作は本格的な村ゲーなのであろうか。そんな自問が出るゲーム内容だった。
本ゲームの内容は単純。「人を増やす→不満が出る→解消する→人を増やす」この繰り返しである。
例えばまず最初に小さな家を建てる。すると建材(バイオポリマー)が足りなくなる。このためひまわり農園を建てて油を搾り、それをバイオポリマー工場で加工するわけだ。
やがて住民が淡水を要求し始めるので、水辺の特定ポイントに脱塩装置を取り付けて淡水を供給する。
すると今度は情報媒体を要求し始める。ので、情報センターを建てて情報媒体を供給してやる。
そうやって住民の需要を満たすと家をアップグレードできるようになり収入がかなり増える。アップグレード後の家では栄養ジュースや強化義体や警察力などを要求する。
強化義体の製造には寒帯の山脈にあるモリブデンが必要なので、次は寒帯に入植し…とこうしてあちこちに手を広げていくわけだ。
あと、資源の中には「イリジウム」「化石資源」などの、海賊から奪う必要がある資源があり、このために海戦をプレイすることができる。
…のだが、ゲーム内容としてはアイテムゲー(「支援砲撃」の威力が高いのでこれを手に入れると楽勝になる)と運ゲー(「支援砲撃」を手に入れるまで)と
作業ゲー(「支援砲撃」をどこで使うかなど)が合わさったものなのでゲーム評価に、特にプレイアビリティに寄与しているとはいい難い。
さらに、評価を困難にしている要素としてDLCがある。そう、小生はUltimate editionを買ってしまったためにDLCマシマシでプレイしているのである。
DLCの中には生産資源を倍増させることができる「Tundra」、技術開発(牛肉を米穀で代用させる技術など)ができる「Orbit」などがあるようだが、
ぶっちゃけこれら要素がないとしたら、MODを投入できないこのゲームはかなりつまらないものになっていたと思う。
さて本ゲームをプレイして最初に思ったこと、それは「一度知ったら引き返せないということは、確実にある」ということである。
本作の金を稼ぐためのルーチンは「集合住宅を建てる→下流住民の需要を満たす(ために果樹園や海水脱塩装置などを建てる)→収入が増える→それを元手に集合住宅をアップグレードさせる→中流住民の需要を満たす」の繰り返し。
しかし、本作の需要には食物や衣類の他に「情報媒体(Tier1)」「警察力(Tier2)」「交通利便(Tier3)」「余暇(Tier4)」などの、資源とは言えない需要(以下、無形資源)が存在する。
この無形資源、特に高Tierのやつは維持費がやたら高い上に資源ではないので余剰分を他の星に回したり売っぱらうことができないため、本星(クレジット稼ぎに向いた温帯)以外では建てないほうがかえって黒字になる。
それを思い知ったのがとある寒帯。寒帯のTier2住民は無形資源として「機密研究所(High Security Laboratory)」を要求するのだが、これの維持コストがものすごく高い。
具体的には維持費6000クレジット毎秒、かつ電力消費が500、おまけに無形資源は市街地の真ん中に置かないとうまく配分されないので、もしみっしりと街づくりをしていると舌を噛み切りたくなるほど再配置を企図する必要がある。
そして、もし一度置いた後で維持費や電力が足りないからと取っ払ってしまうと………というわけで、一度与えてから奪うというのはとても危険な行為となるわけだ。
唯一の評価点はBGMだろうか。美麗なグラフィックに負けない音楽が多く、特にDying Glacier's Whisperなどは村ゲーに必要な音楽性を兼ね備えている気がしてくる。
(DLC込みの)ゲーム内容としては…ううむ。面白いのは事実だが、本作はハッキリ言ってしまえば「頭数の多いもぐらたたき」なのである。
Banishedもそういう傾向はあったが、本作は完全に「人口を増やし、不満として出てくる杭を打つ」ゲームなのである。つまり、底が浅い…「時間を奪うゲーム」ではなく「時間を潰すゲーム」なのだ。
本作は6,480円もする(小生は-75%セール時に買った)のだが、他の誰もが言うようにハッキリ言ってこの内容では高い。
これなら1/3の価格であるBanishedを買ったほうが楽しいし、あちらにはヒツジを眺めリンゴの木を眺められる楽しみもある。
なので、小生としては本作を赤くさせていただく。本作は村ゲーの長大進化の行き詰まり…つまりマンモスといった感じで、やがて古びて激変環境で絶滅しそうな香りがするのだ。
これを勧めることも躊躇われるし、これでもし時間を潰してしまったら…と思えば、おすすめすることはできない。
しかして-75%になるのも得てして不思議ではない。マンモスではなくコビトカバだったわけだ。
余談:なんか本作の声優は口が軽くその上汚い。例えばむやみな家屋濫造で生産資源が足りなくなると「資源が足りなくなった」と英語で警告されるのだが、
警告の最後で「[b]Curse!!(馬鹿野郎め!)[/b]」ないし「[b]Coarse!!(下品な社長め!)[/b]」とえらい軽い口調で罵られる。これではUBIはフランス企業ではなくイギリス企業のようである。

Hutabasan
2018年11月09日
割引セールで買いました。ANNOシリーズ初プレイの人間です。自分の英語力は極めて乏しく、全く日本語が無いこのゲームでやれるか心配でしたが、何とかすべてのマップを手に入れ,各セクタープロジェクトもクリア出来ました。細かい説明は当然ながらわかりませんでしたがゲーム自体は進める事が可能なので英語が苦手で手が出ない人もトライしてみたらいいかもしれないです。シムシティのような自由な都市作りではなく、どれか1つのエリアを選んで人を増やし都市を発展させて必要な資源のある別の地域を買いまた人を増やして交易(ここでの交易は軌道エレベーターの利用のみなのでまずそれを使えるようにします)しながら人口と収入を増やしていくという感じのゲームです。お金も増やしやすく、余った資源の買取ディーラーが各地域に居ていつでも買い取ってくれます。
他のAIプレイヤーとのバトルや侵略はありませんがバトル専用領域でAIキャラクターから提示されるミッションをこなせば資源と経験値がもらえます。
だいたいこんな感じで進めていきます。テクノロジーの開発はちょっと変わっていて宇宙ステーションにワークショップを作ることで新しいテクノロジーが開放されるという方式になっています。これがパズルのように機材を組み立ててうまくいけばポイントをもらえてそれを使ってテクノロジー開放というものだったのでテクノロジーツリーの上位解放するためにもうへとへとになりました。でもそういうパズルが好きな人は嵌るかもです。ぜひ挑戦してみてください。
グラッフィックはとても美しくて満足しました。操作性もストレスが無く悪くないと思います。おすすめは何といってもマップの閲覧に「ポストカードモード」というのがあり、これで自分の作った町並みが観られる仕様になっていて、これが圧巻!美しいです。
マップの自動生成は無いので1度やったら同じマップで次もプレイすることになり、ちょっと2度目はいいかなという感じです。実績解放のためにやるなら別ですが、自分はたぶんやらないと思います。それでも1度はプレイしてみて損はしないゲームだと思うのでお勧めです。

kinoko
2017年11月14日
[h1]SF版ト○ピコに近いANNOシリーズ![/h1]
従来のANNO好きには物足らないかも知れないが、
SFでマネジメントが好きであれば十分に琴線に触れる作品。
本作品では、温暖エリア、寒冷エリア、月エリアを跨いで
各エリア特色の製品を生産し相互に交易することで発展していく。
エリア環境により制約があるため、それぞれの街作りには特色が出るようになっている。
軌道エレベータや核融合、交易製品の電脳擬体(?)や量子コンピュータ等
SF好きにはたまらないキーワードが盛り沢山だ!
英語が出来なくても、プレイ動画を少し見れば全然問題なくプレイできる。
ミッションに迷ってもナビゲーションがしっかりしているため、問題ない。
遥か昔にANNOシリーズはやったが、本作品では
マネジメントが大幅に簡略化されたため、サクサク進んだ。
(イージーでプレイしていたが)
収支がマイナスになることはほぼなく、
ひたすら増設を繰り返していくようなプレイだった。
正直ちょっとやり込み要素が少ない。15時間でクリアしてしまった。
難易度を上げても収支バランス難度が上がるだけと思われる。
定価6000円で買ったが、ボリューム的にいうとちょっと・・・・。
セールで3000円以下であれば買いかな!

みゃ
2017年06月29日
anno1503、1404、2070をプレイしてきましたが、自分はチュートリアル?で飽きてしまいました。
・良いところ
シリーズ通しての生産網が健在している。惑星単位の入植なので建設、ミッションなどに集中しやすい。
・悪いところ
入植は惑星単位なのに宇宙空間での戦闘にはならず、戦闘用マップでの海戦のみで単調。
他プレイヤーと隔離されたマップでの内政の為自分の領土という感覚がなくなり競争心が生まれない。
60/100点くらい。今までのシリーズに比べると結構思い切った仕様変更。
個人的には入植、戦い、交易、生産などが一つのマップで成立していないのが残念。
これはBlueByteの挑戦という意味でありだと思いますが、
シリーズファンとしては次回作は従来のシステムで時代は近世、場所はカリブ海で作ってもらいたいです。

natari
2015年11月10日
日本人プレイヤーとして日本人向けにレビューします。
良かった点は、従来のシリーズでは建築物の範囲に縛られ自分の好みの都市設計はできませんでした、今回はそれが無いので納得の行く都市をデザインできます。またコンティニュアスモードやキャンペーンが無くなりましたがプレイヤーは何をするべきか指針みたいなものを示してくれますので、それにそって独自の都市を築いていけば良いと思います。
今までは消費資源はプレイしながら消費量を読み取らなければなりませんでしたが、ANNO2205は何がいくつ足りないのか表示されるので便利になりました(どうせプレイヤーはいつも後で有志が作ったサイドツールの計算機を使うだろう?)。
生産建築物も今までは畑などレイアウトが必要でしたが、今回から無くなり一つの施設で生産できます、とはいえ土地の有効活用を考えなければならないのは同じで巨大都市を作る場合、生産施設を隣接させると大変な事になります、詳細はゲームで確認してください。
今作から地上の他、宇宙や他の環境に進出するという壮大なゲームで、グラフィックも綺麗ですが巨大都市にすればするほどLowでも少し重くなりますので注意が必要です。
戦闘ですが、戦闘は別の場所で行うので今までのANNOシリーズで慣れた人は否定的な意見が多いですが、そもそも僕は自己満足の為に都市を作るので今まではなるべく戦闘に関しては常に敵は弱く設定しており、今作から分離してくれたおかげで戦闘も楽しむことが出来ます、またここで得られる素材も都市発展には必要なのでモチベーションも上がるというものです。
悪い点は、多くの欧米人プレイヤーが指摘しているとおり、最初から港と倉庫が建っており、従来みたいに土地を選ぶということはできなくなりました、また同じMAPで全ての資材が共有されるので、少し大雑把になったかもしれません(僕にしてみればこれもアリかも)。
またトレードルートも宇宙空間経由になり、港~港での交易船が動き回らなくなったのは少し寂しいかも。
あと毎度のことながらフリーズや不正落ちしますので改善してください。
1番頭にきたのはここで1万円もはたいて買ったのに別の場所では半額近くまで値下げされた事(怒)
総合評価
今作で従来のANNOシリーズはかなり刷新された内容といえますこの仕様には多くの従来からのファンにしてみれば受け入れられないかもしれませんが、少なくとも私はこれも有りかな?と考えます、というのも建築の効果範囲が無くなったので、自分の思い描く理想的な都市が建設でき、そして生産施設も小さいパズル的な要素が無くなったのでストレスが無くなりました。
また今後とも拡張などが入ると思いいますのでUBSOFTに期待しております。

crt14display
2015年11月07日
今までもAnnoシリーズにはお世話になっています(1503,1701,1404をプレイ、2070は動画を見た程度)が、今作の特徴は「開発範囲の広大化」「都市管理の簡略化」「ユニット生産の廃止」でしょうか。ユニット生産が無いため、戦闘も専用マップによるRPGみたいになっています。
個人的に最も特徴を感じたのは「倉庫がパンパンで荷物を降ろせない輸送船が港を往復し続ける」という物悲しい光景を見なくて済むようになった所でした。
簡略化されたことを「余計な手間が不要になった」と喜ぶか「面白味が減った」と嘆くかはまさに人次第でしょう。
それでも、美しいグラフィックとSFならではのカッコイイ設定、操作性の高さは十分没入に値するものなので、オススメとします。
以下、大きな変更点をまとめてみました。お時間があればどうぞ。
1.「島と島」から「マップとマップ」へ
これまでは1つのマップの中で、島ごとに生産物や住民の個性が割り当てられていましたが、今作はマップごとに割り当てられています。よって、複数のマップを行き来しながら課題に挑戦していくことになります。
ちなみにランダムマップはありません。複数の候補から1つを選択していく形です。
2.マルチプレイの廃止
マルチプレイはあくまで、1つのマップに舞台が限られていたから可能だった、ということでしょうか。
複数のマップにまたがるマルチプレイなんていつ終わるか分からないですし、開発する意味はないと判断したのかも知れません。
3.ユニット生産の廃止
ユニットの存在自体が無くなったわけではありませんが、ユニットを生産する要素は無くなっています。
資源をすべて町に回せるようになった一方で、手ごまを増やして操る快感は失われました。だからと言ってAnnoらしさは失われてはいないでしょう。
4.物資管理の簡略化と輸送の省略
物資の生産/消費の計算は、島ごとではなくマップ全体で行われます。また、貯蔵量の赤字or黒字が明示されます。黒字であるようにだけ気を付ければ済みます。輸送の人手を考える必要もありません。
交易はマップ単位で行われます。一度交易路を設定すれば、こちらから解除しない限り切れることはありません。
5.軍事行動は専用マップでのみ
敵艦隊との戦闘は、専用マップで行います。プレイヤーの艦隊は、町を発展させることで使用できる船が追加され、マップをクリアして得られる経験値+お金でアップグレードが可能です。
マップごとに3段階の難易度がありますが、マップ自体が少なく、また戦闘も全体的に小規模です。一方、自力で生産できない物資を得られたりするので、価値が無いわけではありません。一狩り行こうぜ!
6.研究の廃止
新しい建物やユニットを解禁したり、様々なボーナスを得るための研究が無くなりました。
ユニット生産の廃止に伴う処置でしょうか。「あったら嬉しいおまけ要素」として追加されると嬉しいのですが…。
7.ライバルの存在感
ライバルはいます。それぞれマップを持っていますが、町を発展させてプレイヤーレベルを上げ、必要なお金を出せばマップを買収できます。
交易はできませんが、投票による応援(?)ができます。これにより、それぞれが持つボーナス(経費削減など)を受けられます。