

















Boneworks
Boneworks は実験物理学 VR アドベンチャーです。見つかった物理武器、ツール、オブジェクトを使用して、危険なプレイスケープや神秘的な建築物を越えて戦います。
みんなのBoneworksの評価・レビュー一覧

朝倉すしのぽ
2020年11月27日
かなりいいです
Half-life:Alyxをやる前にやったほうがいいです(絶対に)
そして酔いやすい人は絶対に買わないほうがいいです
私はHL:Aを先に遊んでしまったがためにストレスフルなゲームになってしまった
このゲームは日本語対応していませんが英語を読む必要がある場面は8割ありません
最初の博物館的な場所で英語の看板などがありますが動きで説明してくれたりするのでほぼ問題ないです
ストーリーはほぼディスプレイ越しの人が喋る話から理解する必要がありますが
ストーリーを理解しなくてもほぼクリアまで行けます
サンドボックスモードがあるのが結構好印象ですがアイテムをアンロックするのが億劫になります(アンロックするためのアイテムを持ち運ぶため専用のスロットなどが欲しい(HL:Aのバックパックみたいな感じで)
音楽とストーリーも結構いい感じにできています
ストーリーに関しては同じ会社のDuck Season(未プレイ)ともつながっているっぽい?
欠点
ゾンビ(青い方)が倒れてるのか死んでるのかが死ぬほど分かりづらい
一応死亡音はあるがゾンビモードなどで乱戦中だとほぼ聞こえない。
ホログラムの敵がちょっとハマりやすいのがアレ(演出かもしれないけど)
HL1の兵士みたいにされても鬼畜ゲーになりかねないしこれくらいが妥当なのかもしれないが
弾薬の出し入れ
マガジンを入れるのにわざわざ腰に手を密着させなければいけない
マガジンを出すときはそこまでやらなくても弾薬表示の場所から取り出せる
間違って出したらわざわざ腰に密着させるかメニューからインベントリ開いて入れるなど面倒くさいことになるので大体そのまま捨ててしまう
弾薬に困る場面が9割ないのが幸い
最後に(1.6アプデで)
[spoiler]ホバージャンカーを手に入れるにはドラゴンボールを集めて洞窟にあるやつにはめて黄色い鍵を入手してから行ったほうがいいです[/spoiler]
[spoiler]あと最初のところの奥の方に開発者マニピュレータとユーティリティガンがあるのでそれも持ってったほうが良いです[/spoiler]
[spoiler]開発者マニピュレータを石に使って飛んだほうが楽です[/spoiler]
メロン!

Noname_Sister
2020年10月29日
リアリティーが売りなゲームです
...ですがリアリティーを追求しすぎたせいなのか動作等に爽快感がありません。
基本的に手の動きがワンテンポ遅れる感じがあります。
面白いことは面白いですが、爽快感がほしい人にはおすすめはできないかもしれません。

GRコペン G16E
2020年08月12日
:追記(21.2時間プレイ)
酔いに慣れてきて数時間は酔わなくなりました
ストーリーはクリアしやりこみ要素をやっているところです
武器の種類がなかなかあり 触れるものが多く没入感がとてもあります
ストーリーに加えやりこみ要素もあり値段以上の価値は確実にあります
もう少し武器の種類があればより好みの武器を選んで持っていくことができると思いました
酔いさえ克服できれば値段の何倍も楽しめると思います
:(9.8時間)
酔いやすい方は絶対買わないほうがいいです
half life : alyx より安くて触れるものが多く銃も動作などリアルと聞いて買いました
初めに座りながらプレイしてみるとチュートリアルで酔ってダウンしました
(実際のプレイ時間は2時間ほどで7時間は倒れていました)
ワープができないためスティックで移動するしかありません
立ってプレイすれば軽減されますがだんだん気分が悪くなってきてダメでした
銃を手に入れるまで長く 楽しさより不快さが勝ってしまいました

bench_katou
2020年07月06日
[h1]絶対にHalf Life Alyxよりも先にやること![/h1]
革新的VRゲーム。このゆるぎない事実はほかのレビューが証明している。しかし、直前にAlyxをプレイしてしまったせいで、すべてがAlyxの劣化に見えてしまった。もちろんこちらの方が先にリリースされているのは十二分に承知だし、ゲーム性も違うものと言われても納得する。
そこまで納得できてもなお、勝手の悪い物理パズル、オートセーブタイミングの悪さ、武器持ち替えの不便さ、メニューの使いづらさ、何もかもがAlyxの直後にプレイしてしまったせいで悪く見えてしまった。
ストレスレベルゼロのはずが、逆にストレスフルに感じてしまった。

kumadakumao
2020年06月12日
面白いが移動方式がスティック操作のみなので、VR酔いとの戦いを覚悟しなければならないゲーム
敵を素手でぶん殴るとかもできるので楽しい
(VRゲーは基本的にワープ方式で移動するのが一番快適(HL:Alyxもデフォでその方式)と言われるが、このゲームはワープ方式を採用してるゲームを「原始時代のVRゲーム」とゲーム内でド直球にバカにしている)

inu_neko
2020年02月20日
すでに参考になるレビューがたくさんあるのでかいつまんであまり触れられていない点を列挙します
・物理演算やパズルの要素が強いのは序盤で、後半から戦闘に重きをおいていくのでパズルだけしたいひとは注意
・しゃがみやジャンプといった動作はボタンやスライドパッド、レバー操作で行うので中腰等の必要はなく快適に遊べる
・大きく体を動かすシーンが多いのである程度身の回りに空間を確保しないと危険
・VRゲームの中でも激しい動きが多い上にボリュームがあり1ステージがも長いのでVR耐性がついている人向けで初めて遊ぶ人には向いてない
個人的には大満足のゲームでした

Tosiakix
2019年12月26日
[h1] Bobblehead Hero [/h1]
●良い点
銃撃戦は楽しい。空のマガジンを外し、入れ替え、レバーを引く一連の動作が楽しく、残弾を覚えておいたり、先を見越して途中でもリロードしたり、銃の扱いがとても楽しく感じます。他に、落ちているものや拳まで、何でも武器にできるので、コンクリブロックやレンガを投げて頭部を一撃なんてこともできる。
●悪い点
主人公の頭にはダイナミックボーンが入っているのか、プレイ中は常に視点がグラグラと揺れ続ける。他のゲームで酔い耐性に自信がある方でも、これは2時間3時間ほど遊べれば十分ではないでしょうか。
進行不能のバグがある。腰や足のトラッキングには対応していない。
●致命的な点
腰のトラッキングには対応していないため、主人公とプレイヤーの姿勢は一致しない。よって、伏せた時に、脇のホルスターに装着した銃が姿勢の不一致により取り出せない。腰にストックしたマガジンも取り出せない。銃撃戦の最中に弾丸を補充できず、予備の銃も取り出せない。パニックを起こした新兵の気分になれます。
これが楽しいはずの銃撃戦を、極端に白けさせることになっています。
さらに、メニューから取り出せるはずの武器類ストッカーも、姿勢を低くすれば、肩から遠くなるために手が届かず、やはり取り出せません。1プレイあたりの時間が非常に長くて面倒くさい。バージョンアップによりセーブデータが削除されてしまったため、もうプレイする気にすらなれない。

shigureni
2019年12月21日
一見するとHalf-life:AlyxのようなアドベンチャーFPSだが、本作の本質は自分・敵・オブジェクト等ゲーム内に登場するほとんどのモノに設定された衝突判定や物理演算の相互作用で起こる創造的な遊びをVR空間で追求するアクションゲーム
Half-lifeシリーズへのオマージュ要素も多く、傑作と名高いAlyxとの表面的な比較は避けられないが、プレイするほどその異なるゲーム性と楽しみ方が分かってくるだろう
パズルを通してゲームの可能性を学び、地形やオブジェクトを利用してえっこれ正規の方法じゃないだろ?って手段で戦闘をしたり要素を探索したりするのがとても楽しい。ジャンプや地形を掴んでの移動などで立体的に動ける場所が多く、無制限に使えるスローモーもあって慣れるほどスタイリッシュなアクションムーブが可能になる
Lone EchoやBlade & Sorceryなど、オブジェクト間の自然な相互作用が実装されたVRソフトはこれまでにもあったが、本作のその多様性とシーンの汎用性は群を抜いている
不安定な足場で戦闘が始まり、バランスを崩して足場が倒壊
→完全な倒壊に巻き込まれないようにジャンプで近くの高台の縁に腕を引っ掛け難を逃れる
→足下に蠢く残敵を確認して飛び降りつつスローモーションで掃射
なんてことが準備されたアクションシークエンスではなく起こりうる
ボリュームは既存のVRゲームと比較しても十分で、随所のインスタレーションアートやシュールな世界観も一見の価値有りだが、クリアしてみて終盤の面白ガジェットの活躍の機会が少ないなど物足りなさも残る。レベルエディタやワークショップの実装、DLCや続編にも期待したい(後日追記:アプデで複数のサンドボックスモードやアリーナモードが追加されている)
リリース初期に不評だったセーブポイントの少なさは改善され、現バージョンではステージ内に複数の中間チェックポイントが用意されている
自身のボディにも設定された物理判定はVRに実在感をもたらす一方、モノの反作用で頭=視界が意図せず揺さぶられることになる。探索が多く上下動を厭わないレベルデザインも相まって、他のスライド移動型ゲームと比較しても酔い易いので注意が必要。また、予想外のオブジェクトの引っかかりなどストレスを感じる場面も少なくない。しかし、快適性を犠牲に機能や要素をオミットしない妥協の無い作りも本作品の独自性であり魅力であり、VRの可能性を追求する最先端にある一作であることは間違いない
良い点悪い点含め、今後多くのVRソフトがこのBoneworksを基準にその「触感」を問われることになるであろう、マイルストーンとなる作品

Mr.邪気眼
2019年12月16日
迷ってるのなら買いなさい
定価でもお釣りがくるくらい面白いから
物理演算ゲーなので干渉可能なオブジェクトが多くてワイは大興奮や
敵にCQCしたかったら頭と足掴んだりしないと投げられなかったり思ったより難しいぞ
ボクシングで戦うことも出来るけど、CREEDで慣れてるワイでも3体くらい敵が居ると負けるし、武器は使っていけ
おすすめ武器はナイフだ!
ダッシュで突進しながら刺したり逆手持ちで走り抜けながら首を切ったりめっちゃ楽しい
パズル要素はまぁほどほどに頭使う
物理演算バリバリだからとある場面で、バーにそのへんのオブシェクトの箱をひっかけて動かないようにして(バーが動くと進めないシチュ)進む謎解きとかある
VIVEコンでやってるけどまぁー指の動きは完全制御はできないな
この辺は損するけどそれでもやる価値高し
ハーフライフくんはやったことないんだけどポータル感はめっちゃすげぇ
壁とかにメッセージあったり落書きあったり、無機質な感じとか殺伐とした感じめっちゃポータルっぽい
クライミングあり、戦闘あり、自由度あり、自由移動が素早くて快適、武器多し、わりと何でも武器になる、何時間も詰まる事はない程ほどの難易度のパズル要素、これらが好きならすぐに買えー!

makovon
2019年12月16日
この手のゲームが苦手な人にもおすすめしたい。
私は殺戮ゲームに面白味も感じないし苦手で下手だ。
このゲームは次の場所にどう行くんだろうという場面に遭遇しそれが自然に物理パズルとなっている。
クリアのスピードを遅くするために不自然にパズルをさせられる訳ではない。
基本物理パズル場所では敵は出てこない。
上を見上げたりして「さて、どうやって行こうか」と考えてるだけで楽しい。
敵は最初は正直怖いが慣れてくると撲殺したり踏みつけて殺したりとか色々出来る。
1ステージでは一度倒した敵はコンティニューでは(セーブでは別)倒せば出てこない。
1ステージ20の敵がいても極端な話、無防御で突っ込んで行きハンドガンで敵を1体殺す。自分も死ぬ。コンティニューを繰り返せば最終的には敵は1体もいなくなる。
バカ初心者でもどうにかなる親切設計(笑)
弾は拾うのがめんどくさくなる位手に入るが、各ステージのスタート地点に自動販売機みたいな物の金になる(マガジンを金の代わりに投入口に入れる)ので見つけ次第取ろう。
ボタン押すと「ドゥーン」とか鳴るのはスローモーション。押しっぱなしで発動し続ける。回数押せば3段階まで遅くなる。
違うゲームで「4時間やっちゃったよ」とか言う書き込みがあってそんなに出来るわけないだろと思っていたが本ゲームで自分も初めて4時間超えるくらいやってた。
私は終始座りプレイでやった。別に全く問題ない。
正直アクションゲームではこのゲームが一番好きかも。
殺戮ゲームはやらないがこれはいい。
通常移動しか出来ないが苦手な人も頑張って克服しよう(笑)
面白さが上回れば克服できると思う。

Namekotuki
2019年12月14日
様々な挙動が物理演算で動く技術デモのゲーム。アーリーアクセスではなく完成した状態でのリリースなのでストーリーからクリア後のやり込みまで全てあります。
ゲーム内容はPortalとHalf-Lifeを混ぜたような感じで、マップを探索しながら謎解きや戦闘をこなして進めていきます。
ストーリーは一応ありますがネイティブの英語で展開されるのでほとんど分かりません。ストーリーを重要視してるゲームではないので特に問題は無いです。
チャプター方式になっており、クリアしたチャプターはいつでもやり直すことが出来るようになっています。
とりあえず11時間ほどプレイして感じた良かった点と悪かった点。
良かった点
・全ての物に重さの概念があり、重いものは持ち上がらな買ったり自由に振り回せない
・敵を含むほぼ全ての物が掴める。頭を掴んで銃を突き付けたり飛んできた小型の敵を投げ返すなど思いのまま
・物が自然に投げられる。手を離した時に他のゲームにはない遠心力による飛びが感じられる
・手や物を引っ掛けて段差を登ったりできる。ただ掴める場所が掴めるというのではなく、床に手のひらを乗せることで登れる
・多種多様なギミック。雲梯のようなアクションから壁に貼り付けるアイテムまでいろいろなものがある。グラビティガンのようなものもあった
・ボリュームの多さとやり込み要素の多さ。ストーリー自体もクリアまで8時間ほど掛かり、ストーリー上にも隠し部屋や収集要素が多々ある。クリア後もアリーナモードやサンドボックスモードが開放される
悪かった点
・敵AIが基本的に優秀ではない。ゾンビのような敵だけでなく銃を持った敵は遮蔽物に隠れたりするが地形に引っかかっていることも多い
・極稀に地形に埋まったりする。物理演算ベースの欠点
・ヒントが少なく、難易度が高い。一応ヒントは地面などに書かれているが抽象的でわかりにくく、鍵を探してマップを走り回っている時間がそこそこあった
・技術デモとしてチュートリアルが作られたためか、チュートリアルにあったギミックなどがゲーム本編では無かったりするものがある
・インベントリの管理がやや面倒。物を仕舞おうとしたら落としてしまったりすることが少し多い
VRゲームでは現状最高峰と言える面白さ。酔いが無い人であれば数時間没頭して遊ぶことができると思います。
あらゆる行動が可能なため、マップを探索しているだけで楽しいです。

framea930
2019年12月14日
2019/12/18 ラストステージまでいったのでいくらか追記
[h1] 文句なくおもしろい!![/h1]
[b] マンネリ化しつつあるVRゲーム業界に一石を投じようとしている(?)新しいVRゲームのフォーマットとなるべき作品。[/b]
ただ、[b]下記の不満点等、やや練りこみ不足(調整不足?)な点も否めない[/b]です。
[h1]あらすじ[/h1]
新世代のVRコンテンツ、MythOS.CITY。
MythOS.CITYコンテンツ内では実際にロボットによるリアルタイムな建設が行われるなど、今までのVRゲームとは一線を画すコンテンツが目白押し。
プレイヤーはそんなMythOS.CITYのデバッグのスタッフ?として参加するのだったが...?
(たぶんこんな感じだったと思うのですが、どうも違う...?)
(mythos:ミュトス=神話、物語(希語))
予告というかDevelopingの映像を以前からYoutubeで見ていて興味があったので購入。
その時からすでに「ゲーム世界内のあらゆるオブジェクトに常に触れて動かせる」というコンセプトに期待していました。
今までのVRゲームといえば「プレイヤーが操作判定を出しているときに(要はトリガーやグリップ操作をしているときに)」かつ「操作可能なオブジェクトに対してのみ」触れられる、というものでした。
BONEWORKSでは、プレイヤーの操作いかんに関わらず、常にあらゆるオブジェクトに対して判定を持っています。
例えば、今までのVRではグリップを押して握りこぶしにしないとスイッチやドアが押せなかった(作品が多かった)のですが、このゲームでは平手で乱暴に開け放ったり、あるいはしっかりドアノブを握ってゆっくり開けたり...と、考えつく限りの動きは一通りできます。
何かを握るとき、ある程度はマグネットのように吸着してくれる(吸着しないように設定されているオブジェクトも多々あります)のがかゆいところに手が届く感じでGood.
他の見どころといえば、[h1] 物理演算を活用して戦闘、探索を行う [/h1]点でしょうか。
戦闘面、特に敵に刃物を突き立てたり鈍器をふるったりする感覚については[b]Blade&Sorceryに似てますね。[/b]
また、わざわざ武器らしい武器を使わずとも[b]そこらへんにあるレンガを拾って殴ったり投げつけたり、かなり柔軟で自由な戦闘が出来ます。[/b]
一部の武器らしい武器は、Blade&Sorceryのように引き寄せることも可能。
ついでにスロウタイムもできます。そう考えると、両者はだいぶ似てます。
[h1] ちょっと不満な点[/h1]
[b] リアルを標榜する割に銃の挙動がカジュアルに寄りすぎている[/b]
H3VRやPavlovを触ったことがある(人が大半だと思います)と、反動やリロードまわりの操作方法などが腑に落ちない点があると思います。
もちろん、あそこまでリアルにしろとは思いませんが、なんというか「角ばった」印象を与える動きをするので違和感があります。コッキング時に腕がみょーんと伸びるのはちょっと...と思うかもしれません。
[b]箱の一つ一つまでしらみつぶしに探索する必要がある[/b]
チュートリアルエリアを抜けると、ある程度導線のあるエリアに出ます。
そのまま道なりに進んでしまうと、鍵がなくて進めません。
十個近くかさばっている木箱を逐一破壊して中に何のアイテムがあるか確認しながら(大事そうなアイテムはインベントリというかクイックスロットにしまうことができます)進んでいく必要があるわけです。
[追記]慣れてくるとわかりますが、すべての木箱を壊す必要は一面以外なさそうです。弾薬箱は弾薬のプリントがされていたり、それぞれ対応したアイテムが入っています。基本的には、ですが。
中腰になって思い切り手を振って箱を壊すというのはなかなか疲れますし、鍵のある場所はたいていノーヒントなので、やや作業感があります。
木箱には弾薬なども入っており、これは銃やナイフなどが買える自動販売機に使える通貨でもあるので、なおさら木箱を見過ごすことはできません。
[追記]ただ、後半になると購入に必要な弾の数もインフレしていく上に、いかにも敵が湧いてきそうな場所にARやSMGが置いてあるので、自販機はぶっちゃけアイデアどまりというか、いらないです。
探索についてはステージが進んでくるとなお顕著で、分岐と行き止まりの多いマップ、使いどころの分からないカギや重要アイテムに限られたインベントリを割かねばならない等(行ったり来たりして、よく探索しないと使わないままゴールしてしまう、なんてことがありました)、探索について快適とはあまり言えない部分がありました。
[b]致し方ない部分もあるが、物理関連の挙動が不安定[/b]
ハンマーでベニヤ板を壊そうと振り下ろしたらハンマーがそのまま壁に埋まってしまって荒ぶったり、
ゴルフクラブで木箱を壊したらバラバラになった木箱のパーツがゴルフクラブと融合して荒ぶったり...
VR物理演算にはつきもののバグですが、やはり「あ、しょせんゲームなのかな」と冷める部分でもあります。
なんとか融合しないように反発などを設定できないかなぁと思います。これはシステム由来のものだと思いますので、やはり致し方ない部分もあります。
[追記]自販機での購入中、突如幽体離脱したときは困り果てましたが...再現性がないので原因は分かりません。
[b][追記]リアルしゃがみ時と立っている時とでポーチの位置が変わる[/b]
相当細かい部分の話です。
このゲーム、狭いダクトなどを潜り抜けるときにリアルしゃがみを活用する(コントローラーでのしゃがみだけでなく、実際に体をかがめる)部分があります。それ自体は没入感を高めていてとても良いのですが、
立位時には腰骨のあたりにあるマガジンポーチが、しゃがむと腹のあたりまでせりあがってきます。よって、しゃがみながら射撃後、ポーチを見ずにサッとマガジンを抜こうとしてもスカることが多いです。この気まずさあるいは焦燥感は実際にプレイしてもらえるとわかると思います。
[b]【追記]そもそもVIVEワンドだと操作しづらい[/b]
そもそもです。格闘武器は常にグリップとトリガーをホールドしていなければならない(支えが甘いとうまくオブジェクトや敵に力が伝わりません)ですし、移動がトラックパッド「押し込み」なのもワンドの寿命を縮めることにつながりかねないので気になります。
また、トラックパッドは移動と親指の開閉を兼用するため、移動中は常に左手だけ親指を閉じた状態になり、これがなかなかどうして不格好。設定でグリップに親指を統合するオプションがあれば最高なのにな、と思いました。
[b][追記]プレイヤーを一撃で屠る異常に強い敵の存在、ナイフ強すぎ問題[/b]
ゾンビ(ゲーム中では[NULLMAN]などと呼称されています)の種類はストーリーを進めるごとに増えます。ぶっちゃけ色変えと声違いでしかないのでそこもなんだかなぁと思うところではありますが(このゲームの敵らしい敵はゾンビ赤青黄、VRヘッドセットに足が生えたクモ、ライフル持ちの敵、タレットくらい)、
終盤に差し掛かってくると、[b]プレイヤーに命中するとたいてい一撃で死ぬ光球を放ってくる敵[/b]が出現します。脈絡なく急に。
避けることは難しくないですが、まあまあな速さのため複数体出られると厄介です。
※プレイヤーは死亡した場合、チェックポイント(どこがチェックポイントかは死ぬまでわかりません!)から今「インベントリに」持っているアイテム、進行状況(敵の撃破など)を引き継いで復活します。(体だけ戻される、といった方がわかりやすいかも)手に持っているアイテムは死亡した場所に落としますが、完全に死ぬ前に(閉じていく視界が真っ暗になる前に)インベントリに戻せば大丈夫です。
このレビューでも言及しましたが、Blade&Sorceryに同じく、[b]飛び道具を使わない敵なら、結局のところナイフで刺すのが手っ取り早くて強いです[/b]。(もっとも、弾は序盤でさえ余るほど拾えますが)
ナイフはたいてい安く買えますし、投げて使うこともできるほか、頭に刺して抜けば二回攻撃判定が出るみたいで、すべてのゾンビが一瞬で倒せます。スレッジハンマーなんていらなかった。
木箱も二度三度抜き刺しすれば壊れます。ありがたいのが、突き判定に必要な速度は殴打判定に必要な速度より遅いっぽいこと。ハンマーで殴って壊すよか疲れないです。両手持ちする必要もなく、小さいので拳銃用ポーチに仕舞えるのも◎。
ただし、製作者もナイフの強さは意識しているのか、ほとんど手に入らないです。
※手っ取り早く木箱や錠前を壊すだけなら、ダッシュしながら思いっきりライフルでバッシュするのが一番です。
[h1]総評[/h1]
個人的には、圧倒的に好評までギリいくかいかないかくらいですかね。物理や武器バランスの調整次第でもっといいゲームになるんじゃないかと思います。
「めっちゃいい!」と感じさせる部分と、「え、そこはその程度のこだわりなの?」というギャップが垣間見える作品でした。ただチュートリアルステージのワクワク感は近年まれにみる威力があります。
あとは...終盤からvoidエナジーという物質が脚本の頭からすっぽり抜け落ちたような構成になっているのも...もっと本筋に絡んでくると思ったのですが。そういうどこか甘い点においても、長い開発期間の割にはそこまで...と思うゲームでもありました。
おすすめするか、しないかで言えば確実にオススメできるゲームです。開発期間のせいでやや値段が高いのがネックかと...
が![h1]英語は高校卒業レベルくらいのものは読める・聞ける人向けです。[/h1]
英語さっぱりだよ!って人ははっきり言って損するかも...ただ、せめて英語の字幕機能は欲しいかもしれません。戦闘中にモニターから話しかけられても当然聞く余裕なんて無いので...