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Disc Room

半分にスライスする準備はできていますか? 2089年、木星の軌道上に巨大な円盤が出現した。勇敢な科学者の特大宇宙服に足を踏み入れて、この広大な銀河系の屠殺場を探検してください。 そして覚えておいてください、あなたを殺すものはあなたを強くするだけです。 Disc Room は、Kitty Calis、Jan Willem Nijman、Terri Vellmann、Doseone のコラボレーションです。 2016 年の Humble Original ゲームの再考バージョン。

みんなのDisc Roomの評価・レビュー一覧

ashi_yuri

ashi_yuri Steam

2024年03月03日

Disc Room へのレビュー
5

[h1]繰り返す死はコンタクト[/h1]
見知らぬ惑星で死ねない体となり進化する謎の円盤と対峙する避けゲーかつ死にゲー。遊びやすいアーケードスタイルのアクションゲームだけど、同時に未知の存在と人間の邂逅を描く素晴らしいハードSFでした!

作り込まれたストイックかつ快適なアクションゲームと硬派なSFエッセンスがコンパクトにぎゅっと詰め込んである小粒良品
ひととおりクリアまで2~3時間、ハードモードや謎解きまでやりこむと4~5時間程度
開発にはMinitとSLUDGE LIFEのチームが参加していて、ミニマムで奥深い語り口はもちろん、アートワーク・音楽もすごくクール

[b](ゲーム内容)[/b]
シンプルに刃のついた円盤を避けるだけのステージ制ゲームで、攻略条件を達成することでステージを開け、先に進んでいく。途中でアビリティが解放されたり、入り組んだ解放条件や、謎めいた部屋が出てきたりで、クリアまで飽きずにプレイできる。特殊な条件下や謎解きでしか出現しない部屋・円盤もあり(クリアするだけなら不要)。死にゲーなので何度も死ぬことが前提だが、リプレイはスムーズかつ操作性も快適で、ストレスはほぼない。ステージを進めていくと、ストーリーを描くコミックが解放される。60種類ある各円盤で死ぬと解放されるアーカイブ・短い主人公の独白も興味深く、死ぬことに意味があるのも好印象。
最初は難しく感じるが、何度も死にながら円盤をしっかりと観察すれば進むことができ、普段アクションゲームをしない自分でもちゃんとクリアできる難易度だった。
ノーマルモード解放後に遊べるハードモードは少し単調なので、難易度下げてさくっとクリア。

[b](本作の特徴・魅力)[/b]
本作のなによりの魅力はストイックなアクションにより探究していく、この残酷で謎めいた円盤とのコンタクトの物語だ。
残酷なだけでなく、意思を持つようにも、主人公を試しているようにも見える円盤。何度も死にながら、攻略のために円盤たちの動きや特徴を知ることで、プレイヤーはやがて円盤と一体化したような感覚を抱いていくだろう。なぜ円盤は現れたのか、なぜ主人公を死に至らしめるのか、なぜ何度も生き返り円盤に殺されなければならないのか、この残酷な死に満ちた探究の先に何があるのか。円盤はなにも語らないが、物言わぬそれらと対峙し、何度も死んで観察し、予測し、行動することで何かがわかるかもしれない。「ボイジャー探査機のゴールデンレコード」を知っているとより楽しいかも。
アクション同様にストーリーの語り口も非常にストイックで、文字や台詞での明確な説明は一切ない。人によってはなにもわからないまま終わりかねず、そこは好みが分かれるだろう。けれど、容赦のない試行と探求を繰り返しながら、アクションと死を通じて円盤を知り謎の存在とコンタクトしていく感覚は、ほかのSFゲームでは味わうことのないこの作品だけにしかないものだと思う。
ノーマルモードをクリアして黄金の部屋の謎解きをしたのちに見たもの、知り得ぬ知性とふしぎなコンタクトをした感覚、最高にSFでした!

科学者として観察を続けながら徐々に常軌を逸していく主人公の独白、コミックですこしだけ語られる主人公ら人間たちのドラマも言葉少ないまま想像させられるものがあり、とてもよかった。

[b](難易度・アクセシビリティ)[/b]
アクションとしての難易度はそこそこ高いが、難易度設定は項目豊富で、いつでも変更可能なのでアクション下手者でもクリアまで楽しくプレイできた。
アクセシビリティ関連も非常に充実しており、グロ苦手な人向けに血を透明にしたり紙吹雪にしたりする設定もありで、この規模のゲームとしては至れり尽くせり。アクション苦手な人も残酷描写はちょっとという人も、ぜひ気軽にプレイしてみてほしい。なぞの知性とのコンタクトは多くの人に開かれている。

コンパクトでよくできたアクションゲームやSF要素のあるアドベンチャーを気軽にプレイしたい方におすすめ。
特に、小説・映画「2001年宇宙の旅」やスタニスワフ・レム「ソラリス」やストルガツキー兄弟「ストーカー」等のすこし変わったSFが好きな方には強くおすすめします。あなたの求めているものがここにある。プレイしよう!

うるおいちゃん

うるおいちゃん Steam

2023年08月16日

Disc Room へのレビュー
5

殺人ディスクの部屋をかいくぐっていくアクションゲーム。
特定条件を満たすと部屋のドアが開くので、ミッションをクリアして出口を目指して進んでいきます。

基本的には「○秒生き延びる」というようにディスクを避け続けることが目標なので、安全そうな場所を見極めて時間を稼ぐ必要があります。
ただボス戦では「黄金の玉」を取らないとダメージが与えられないので、必然的にディスクのギリギリを攻めないといけないことも…。
あとダッシュや時間を遅くするなど特殊能力もあるのでそれらを駆使して生き延びよう。

「逃げる」ゲームだけど、それだけじゃなくて「攻め」に転じれる遊びがあるのが面白いですね。
死にゲー、弾幕シューティング好きにもオススメです!

Nimu

Nimu Steam

2021年09月05日

Disc Room へのレビュー
5

全実績解除まで遊んだ上でレビューさせて頂きます。
本作はいわゆる避けゲーと呼ばれるステージクリア式のゲームで、難度設定は高めになっております。
その為、何度もリトライする事になるのですが、リトライ処理がスムーズに行われるのでストレスは感じにくい作りとなっています。
適度なストレス下でのトライアンドエラーが楽しめる方には非常にオススメの作品だと感じました。

一方で、全実績解除を狙う際にはこのゲームは突然クソゲーと化します。
それは某ステージが理不尽な運ゲーに調整されている事に起因しています。
腹が立ったので名指しで書きますが、ステージ「LOBOTOMY」の20秒チャレンジ、
[b] お前だけは絶対に許さないからな。 [/b]
私が下手なだけかと評判を調べた所、海外でも件のステージは " Tips : Pray "( 攻略のコツ:祈れ )と専らの悪評でした。
全実績解除に挑む際は高き壁となりますので、覚悟の上で臨むと良いかと思います。

総評ですが、ノーマルクリア&ハードモードクリアまでは避けゲーをあまりしない私でも楽しめる良作となっております。
やり込み要素に対するゲーム内でのサポートも手厚く、積極的に挑める作りになっておりディティールの作り込みも感じました。
円盤に囲まれて何度もミンチになる稀有な体験をしてみたい方は是非買いましょう。

kaiyare

kaiyare Steam

2021年06月30日

Disc Room へのレビュー
5

ディスクで避ける東方文花帖。

一見すると「避け力活かせそう!」と思うかもしれないが、中身はゴリッゴリのトライアンドエラー系のマゾ調整。

良くも悪くも「リトライボタンに手が伸びるか」が分かれる。

クリア率は33%。ゲーム性は「ディスクで避ける東方文花帖」。結構根気は居るが、根気があるなら買い。

esehara

esehara Steam

2020年12月16日

Disc Room へのレビュー
3

[h1]要約[/h1]
回転ノコギリを避けながら、様々な部屋で出来るだけ生き延びつつ、更にはいろんなノコギリで死ぬゲーム。ノーマルまでは多彩なノコギリのギミックがあり、また時折現れる謎解きなどに一喜一憂しながら遊べるものの、ノーマルで出尽くした以上のギミックがないために、ハードの部屋に入ると途端に「あれ、これで終わり?」という展開の無さに驚くだろう。また、六種類の能力があるのだが、三種類くらいはデメリットのほうがまさるので、結果として二種類くらいしか、ゲームの本番で使うことはないように感じる(ただし、たまに部屋の課題で使うことはある)。見た目はポップだがプレイヤーに自発的なストイックさを求められるゲームであり、ゲーム自体にストイックになれるようなフックがあるようには感じられなかった。アップデートにより、ユーザーが作成したルームや回転ノコギリで遊べたり、あるいはもっとギミックが増えたならばお薦めできるが、現状ではお薦めできない。音楽はメチャクチャ良い。日本語にも対応している。

[h1]本文[/h1]

トレイラーの通り「迫りくる回転ノコギリを避けながら出来るだけ長く生き延びる」というのがベースとなるゲーム。ただし次の部屋に行くためには、その部屋の課題をクリアしなければならず、基本は「何秒以上生き延びる」だが、たまにちょっと捻った課題が存在しており、そのときには少し頭を使わなければいけなくなる。例えば「0秒で死ぬ」とかはその典型だろう(普通にやると、回転ノコギリが現れるまでどうしても1秒かかる)。

ただ最速でいろんな部屋を廻ることだけを考えたとき、ノーマルの部屋で二時間程度で終わる(ちなみにこれは返金できるまでの時間なのが地味に嫌らしい)。最初の二時間程度は、いろんな回転ノコギリのギミックが出てきて中々楽しく感じるだろうし、また「サバイバル時間」というものを上手く使っていて、例えばオーブをとったら「サバイバル時間」が伸びるステージだったり、あるいはパネルを踏むと「サバイバル時間」が伸びるステージなど、回転ノコギリのギミックだけではなく、「サバイバル時間」のギミックもあるのが面白い。

で、ノーマルの部屋を廻るのは正直楽しかったが、問題はそれ以降である。

ハードになったらもっとヘンなことが起きると期待してみると、殆どのギミックはノーマルの部屋で出尽くしていて、ハードは今まで出会った回転ノコギリが大量に出てきてプレイヤーを苦しませるだけに留まっているような印象を感じる。で、この「大量の回転ノコギリが出る」といったところで、ノーマルのときに少なくとも開発チームのタイムを越えようとすると、それなりのテクニックが必要になるわけで、じゃあノーマルとハードの何が違うのかというと、正直同じステージをやらされている感はあって、「単なる水増しだな……」という印象になるのは少なからずある。

また、このゲームにおいて能力がだんだんと開放されていくのだが、二時間程度やった印象としては、二つの能力以外はデメリットが強ぎて殆ど使う必要がないようにも感じる。例えば、「自分のクローンを作成する」という能力は「クローンを作成する代わりにサバイバル時間を削る」というデメリットが存在しており、さらにクローンを作ったところで、生き残ったほうに意識を集中させる脳みそのラグの間に回転ノコギリが飛んできてオダブツ、という感じになるわけで、部屋のミッションに使う以外に意味があるようには思えなかった。他の二つに関しても同様の印象があり、もしかしたら俺の知らないヤリコミテクニックがあるのかもしれないが、しかしそれは自発的に「やりこんでみよう」と思わない限りは、自然と「これはもしや強いのでは」とならないのが痛い。

良くも悪くも「自発的なストイックさを要求する」というのが根幹にあって、いわば気がついたら「これを極めてみたい」という欲求にならないのがゲーム全体に通してあるのが厳しいと言わざるを得ない。「実績を全部取らなければ満足できない」というタイプだったり、あるいは「自分のスコアをコツコツと更新していくことにやりがいのある」というタイプの人、あるいは「開発チームスコアだって?俺なら一日で超えられるぜ」みたいなタイプ人であるならば、このシンプルなスタイルはきっと気にいると思うのだけど、自分のようなちょっと壁にぶつかると諦めるタイプの怠惰なゲーマーには、ハードに到達した時点でギミック変化が乏しすぎて、五時間くらいたったら「うーん、もういいかな」となるように思う。残念なことに、3時間程度で半分くらいそうなっているし……。

もう一つの弱点として、他のハードなゲームと比べたときに、このゲームが上達したときの「気持ちよさ」が上手く描けないことも一つ気になるところだ。他のゲームであるならば、下手なときはステージをクリアするときにモタモタしてしまうのが、テンポよくボタンを押してクリアできるようになると脳汁がドバドバ出るようになるだろう。しかし、このゲームの場合はある程度最初からストレスなく操作できるようになっていて(これは優秀な点ではあるのだが……)、割と意図した通りに上手くいったり死んだりするので「うまくなったときの自分」が想像しにくいというのもある。それが「出来るだけ生き延びる」という緊張感を強いる自分との戦いだったりするので、なおさら「うまくなったときの気持ちよさ」みたいなのがわからなかったりする。回転ノコギリのパターンを極めて上手く避けるという気持ちよさは無いわけじゃないだが、これはシューティングじゃないし……。

あ、そうそう、ちなみにチャレンジは新しいセーブデータでやったほうがよく、上書きをしてしまうと、またハードルームに到達するまで同じノーマルをやらなきゃいけないという苦行をやらないといけなくなるので気をつけてくれ……。ハードルームは一度クリアしたら何時でもできるわけではない……。

[h1]結論[/h1]

結論としては、このゲームはプレイヤーの「自発的なストイックさ」に過度に依存している印象を受ける。もし実績を全部解除しなければ気がすまないプレイヤーだったりした場合、この適度なやりごたえやハードル、謎解きに関して幾ばくかのやりごたえを感じるだろうが、デモ版でプレイしたときに感じれる「様々な回転ノコギリのギミックで楽しみたい」という人にとっては、意外と早々に頭打ちする印象を否めないだろう。ゲーム側が「もう少し上手くなってみませんか?そうすればもっと楽しい世界が待ってますよ」と誘ってくれる感じは無かった。皆が皆、「ただゲームをやりこみたい」といったピュアなプレイヤーじゃないんだ……わかってくれ……。

もし早期アクセスであるならば、期待も込めて推薦できるかもしれないが、恐らく開発陣としてはこれがある程度の完成形だと思っているところがあるように感じるので、もうこれ以上は展開が無いだろうということで「お薦めしない」にしている。とはいえ、最初の二時間程度は普通に楽しいし、ゲームの音楽も良いので、よほど気になったり、極めたいという人は、セールのときなんかに買うといいかもしれない。

k2mangoooooose

k2mangoooooose Steam

2020年11月16日

Disc Room へのレビュー
5

Gorilla Unkoのパクリゲー おもしろいよ

rageman

rageman Steam

2020年10月25日

Disc Room へのレビュー
5

飛び交う円盤を躱してそのうち躱しきれず激突して死ぬゲーム。
規定秒数躱し続けたり特定の条件を満たしたりすることで次のステージがアンロックされる方式で、
なかには少し工夫をしないと達成できないものもあり、ちょっとした謎解き要素になっている。
すぐ死ぬがリトライも早く、無敵時間のあるダッシュや2秒間時間の流れを遅くするなど特殊能力もありプレイの幅も出るスルメゲー。
みんなも開発者のクリアタイムを更新しよう!

Atectus

Atectus Steam

2020年10月24日

Disc Room へのレビュー
3

体験版をやっておもしろそうだと思って買ったけど、単なる作業の部分が多く、ゲームをやっているという気分になれない。ボスを倒すまで苦しみながら進めて、正気に戻って返金しようと思ったけどプレイ時間が二時間を超えてしまって返金できない。
謎解き要素などもあるがそれは最初だけで、新しい要素が出てきて新鮮さがあるのも最初だけ。
最初は面白いからと進めて、ゲームのほぼ大半の面白くなくなってくる作業に入るころには返金できなくなっている罠。

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