










Exo One
Exo One はシングルプレイヤーの系外惑星探索ゲームで、重力を操作できるエイリアンの宇宙船を操縦します。
みんなのExo Oneの評価・レビュー一覧

nbunbun
2024年03月22日
[h1]癒しのSF球体フライト体験[/h1]
気軽に音速を超えられるシンプルでユニークな2時間ちょっとのSFフライトインディーゲーム
Game Passにて全編プレイ済みだが独特の飛行感覚が忘れられずSteamでも購入
[h3]妙に気持ちいい球体フライト[/h3]
「ビー玉」モードで転がったり急降下したりしつつ「おはじき」モードで滑空するだけのシンプルなゲームプレイ。斜面に急降下して超加速してからそのまま気流に乗って雲の上まで飛んでいける飛行感は、他に無い気持ちよさがある。基本的にまっすぐ飛んでいくだけのまさに直球勝負なゲームだが、成功しているといってよいだろう。
各ステージの惑星はほどよくバリエーションがあり飽きずに最後まで遊べる。超少数チームのインディーゲームなのでグラフィック面で際立った作り込みがあるだけではないが、音響や演出を通して総合的にとても美しいゲーム体験を与えてくれる。プレイ中はUIもほぼなく、没入感も高い。
[h3]他の魅力[/h3]
・飛行の快感を高める音響デザイン
・2001年宇宙の旅オマージュな要素
・断片的なダイアログでほどよく関心を引くバックストーリー
・立体的な雲
[h3]Steam Deckでも遊べる?[/h3]
非対応表示のままだが、自分の環境ではSteam Deckで支障なくプレイできた。他にも同様のレビューが見られるので公式に対応表示されてもおかしくないだろう。
[h3]その他[/h3]
・数分のデモ版があるので気になったら遊んでみてほしい。デモでは日本語表示が怪しいが、本製品では問題ない。
https://store.steampowered.com/app/1375530/Exo_One_Prologue/
・クリア後はタイトルメニューの横の惑星ロゴから各ステージがリプレイできる。絶妙にわかりにくい表示だ。

wipeoutmaxx
2024年02月12日
非常に美しい作品。時折無性にプレイしたくなる。
山内悠さんの「夜明け」や、ジェリーダービシャーさんの「水の惑星」といった自然写真家の作品に心が動かされた経験があれば、このゲームはきっと気に入るだろう。
惑星と宇宙の境界線、雲平線の彼方に昇る陽の光
薄紅から暗紅色、群青、浅葱色… 美しく色づく雲海
漆黒の水中から光が増し、水面を飛び出し一気に広がる孤独の風景
雷鳴轟く雲海から溢れだすエネルギー
ゲームというか、異世界へのインターフェイスのよう。
重力を可変し、地形を利用して推力を得て思うままに滑空する。
リアルなグラフィックで移動そのものを楽しむことに全注力している。
移動速度を知るスピードメーターや、レーダー、アイテムやパラメータの表示は一切ない。
(正確に言うと、ストーリーに関わるエネルギー体に触れた時に画面上にログのようなものが出るが。)
つまりは映像・音情報、コントローラから得られる感覚的なものが全て。
カメラもこの物体の背後について実際に撮影しているかのような、レンズに水滴がぶつかり広がっていく描写や、敢えて映像の粒子感、ザラつきを加えていたり、障害にぶつかると映像が乱れるような心憎い作りこみが行われている。
これらのことから非常に没入感の高い作品となっており、実際に無人の惑星に放り出されたような孤独感、寂寥感、あまりにも独特な爽快感を感じることができる。
私はデモ版を遊んで非常に気に入って製品版を購入したのだが、「DARWIN III」ステージがあまりにも気持ちがよく、ステージクリアせずゴールが近づくとまたロードして繰り返しプレイしていた。当時はクリアしたステージを選んで再度プレイすることができなかったので。
しかし開発陣の方がすぐにステージセレクトの要素を追加してくれ、非常に嬉しかったのを思い出す。
ステージはバラエティに富んでおり、きっと気にいる惑星が見つかるだろう。
21:9のウルトラワイドモニタにも対応しているので、環境をお持ちの方は是非素晴らしい映像を楽しんでほしい。

Tch
2023年07月10日
クリア済み。率直に言うとつまらなかったです。
1ステージが無駄に長く感じ、同じような景色がずっと続く中ひたすら移動するだけなのでスピード感があるゲームなのに全編非常に眠かったです。
また、操作性が良いわけでは無い上に強風が吹いたり一部機能が停止するステージがあるなど、気持ちよくないタイミングも割とありました。
ストーリーも良くわからないし理解したい気持ちも湧かず、とにかく早くクリアしたいと思って最後を迎えました。
3時間強でクリアしましたが、これでも長く感じたのでこのゲーム体験なら1時間くらいがちょうど良かったです。
全体的にかなりストレスを感じたので、人によって合う合わないが割とあるゲームだと思います。

ReOftheOwl2
2022年07月29日
行ったっきりの片道切符で人類初の外宇宙への旅に出た宇宙船のパイロットとなる、映像体験ライド型エモーショナルフライトゲームです
人類の常識を超える球状宇宙船でワープを繰り返し、外宇宙惑星に存在する神秘の片鱗に触れるという図式は、
昔の映画「コンタクト」のクライマックスシーンのオマージュのように感じられ、私的には非常に気に入るものでありました
特筆すべきは風景映像のデザインです、
『海、空、雲と孤独とゴリゴリなSFが混然一体となったクソエモい風景画』
(micheというイラストレーターの風景画に近いエモSF味)
とも言うべき映像が画面いっぱいに広がり、その壮大な画角の果てへ自分の操作で飛べるわけですから、
時折主張してくる音楽も相まって、ともかくエモ死に一歩手前な瞬間が三回くらいありました
何を言ってんだかわからないと思いますが、もしわかる人がこの宇宙にいるならオススメしておきます

nyagorou
2022年03月08日
センスに脱帽!ゲームとは何かを考えさせてくれたゲーム
敵もなくゲームオーバーもなく、転がったり、碁石のような形体で滑空して移動するだけのゲームなのですが、なぜか異様におもしろいです。ラジコンやドローンを操縦しているような面白さがあります。
移動してるだけで楽しいと感じさせられたのは、遊びの本質を覆されたような驚きがありました。
操作がとてもシンプルで、重力を重くするというありそうでなかった方法で加速するのですが、慣れてくるとリアルな効果音やエフェクトも相まって、かなりの疾走感を味わえます。
また、映像や音楽がとても美しく、エフェクトの入り方やムービー、音声やセリフ等も洗練されていて、インターステラーや2001年宇宙の旅のような世界観が好きな方には、単純に映像作品として見ても楽しめると思います。
水滴や水蒸気、雲の表現がリアルな為、ゲームで湿度を感じられたのも初めての体験でした。
ゲームの概念を広げてくれるようなゲームを探している方、SF映画が好きな方、
普段ゲームをしない方におすすめしたいゲームです。

zombieee
2022年02月27日
こんなゲームは初めてです。感動しすぎて思わずレビュー投稿します。
ざっくりいうとマーブルマッドネスに爽快感をプラスしたプレイ感と、映画のインターステラーやゼロ・グラビティなどSFの世界観を混ぜ込んだ感じなんですけど、ストーリーなどは断片的にしか語られないにも関わらず、最終的に物凄く感動します。
ゲーム的には操作が少し癖あるのですが、慣れます。クリアするためのルートなども説明が極力最小限に抑えられているので、ステージによっては戸惑うかもしれません。しかしそういった事も全て最終的に昇華され最高の高揚感が味わえます。
個人的にはDARWIN IIIというステージが爽快過ぎて死ぬかと思いました。
ヤバいです。

WAX
2022年01月21日
とりあえず一周してきた感想
自由に飛べたりはしない、というより跳ね回って滑空する形で移動する。
ルートはほぼ固定、そのマップでのパワーアップを終えたらあとは青い柱を目指すだけ。
時折差し込まれる何やら壮大な感じがするだけの投げっぱなしバックストーリー。
景色は綺麗、けど基本干渉したりはできない。
ほかの方も言っているが、操作する映像作品であってゲームかといわれると判断に困るという印象。
私はかなりゆったりとプレイしたので、上手い人なら一周にかかる時間は2時間もいらないのではないか、といったところ。
総論:もっと自由に飛んでみたかった。

500rajbl
2022年01月11日
既に同じ意見が出ているが、自由に空を飛べるようなイメージをさせておいて、まったく自由ではない。
それどころか決まったコースを決まった硬度で飛ばないと進めないように設計されている。
エイリアンクラフトで未知の世界を探索するゲームではなく、いろいろな風向きや景色の中を予め決まったように飛行するミッション型のフライトシミュレーターだと思ったほうがいいだろう。
それならそうと最初からMVやゲームの概要欄で謳えばいいものを、あたかも自由自在に飛べるような印象を与えるせいでゲームの内容とプレーヤーの期待との間に大きなミスマッチができてしまっている。

westraptor10
2021年11月26日
デモ版の操作が楽しくて購入しました。
2時間ほどで一周クリア。
結論から言えば、楽しいゲームです。
正直ストーリーはわからないし、目的も不明ですが
無言のガイドが丁寧で迷うことはなく、ゆったりと美しい惑星の旅を楽しめました。
購入前にデモを触れてみて、楽しければ購入をおすすめします。

tencho
2021年11月20日
見た目はスピード感があって爽快感を味わえそうな感じがするけど
やることは同じで、アクション自体が地形を利用するので
結局は同じような景観になってしまい、飽きるのが早めかな。
人工物もあるけど干渉できないからただの障害物だし
一部加速したりするギミックもあるけど、必須ではないしタイミングを逃すと戻すのが大変だから
無視しがちだしね。
壮大なストーリーみたいな物はありそうな雰囲気はあるんだけど
全く伝わらないです。
飛行して爽快感を味わいたいなら他に良質な作品は山ほどあるから
わざわざこれを選ぶ理由は見つからないですね。
敵と戦う要素はないのだからもっとまったり出来ればそれなりに楽しめたんでしょうけど
目的もわからずひたすら光柱を目指すだけって
何を表現したかったんだろう。
店長

Felrinzel
2021年11月20日
星ごとに遠くにある青い柱までたどり着くゲーム
星ごとに特色があって、そこをコロコロ転がったりグライダーで飛んだりするゲーム
ストーリーはあってないようなもの
もう少し星ごとに遊びがあって探索できたり、裏ルート的なものがあると面白いと思うけど
基本一直線でそんなものはなさそう(ないよね?)
風ノ旅ビトとかを思いだしたけど、
あれに比べるとやることバリエーションは少ないしオンラインプレイとかもない。
そんな感じの雰囲気ゲーなのでそういうのが好きならいいと思うけど
万人に受けるかというとそうではないので、お勧めはしません。

ruru_krile
2021年11月20日
Unknown Orbitというiphone版からのファンです
トレーラー見てもらえば分かるように、重力操作と変形を活かして飛び回るゲームで、
うまく窪みに降下し飛び出していくときのスピード感、水切りしながら飛ぶ爽快感など、とにかく操作感が気持ちいい。
ただストーリーを進めようとすると、ひたすらシフトキーを押しっぱなしで滑空しながら景色を眺めるゲームに…
確かに綺麗なんですよ?ただそれがこのゲームの一番の良さかと言われると違うんじゃないかと…
個人的には、iphone版のように飛び回るのが楽しいフリーランステージの実装やWASD操作の代わりにマウスによる視点操作で左右に傾けて動かすモードの実装が待たれます。

isuFOREST
2021年11月20日
[h1]素晴らしい。かなり好みのゲーム。[/h1]
ようするに星の王子様のゲーム。
あなたは王子様が歩んだように、種種の天体を探訪する。
その歩みの中で、世界と、そして自分と
向き合う方法を少しずつ思い出していく。
操作性は何というか……「くるくるくるりん」みたいな感じ。
ようするに、シンプルな操作手段で、味のある操縦感。
[h1]■いいところ[/h1]
このゲームには「孤独」「恐怖」「眠りの安らぎ」がある。
自分以外何物もいない孤独、そして惑星スケールの存在が
根源的に持つ巨大さの恐怖を感じることができる。
(とくに、とあるステージは本当に怖い。)
でも、それ以上に面白いのは、
たった一人でこの世界を飛び回ることに安心があるということ。
世界ひとつに観測者ひとり。このペアは言語の存在を否定する。
なぜならば、誰ともコミュニケーションしなくていいからだ。
この世界にたったひとりでいる限り、
観測対象に対する合意はなく、合意がなければ言語もない。
高くへ上がるほどに透明で、さわやかな感じがした。
[h1]■わるいところ[/h1]
ない。
しいていえばGPUの負荷が高く、設定を適宜絞る必要がある。
高度を上げて見晴らしが急に良くなると、
GPUの負荷が極端に上がるときがある。
そうなると、CPUが使用率100%のままハングする。
ただプレイできなくなるだけならいいが、
生命線のマウス入力が死んだり、電源が落ちることもあった。
構成は11900KとRTX3090、出力はWQHDの165Hzだ。
高負荷クラッシュは、むしろ良いものだと考えることもできる。
これからハードウェアの性能が上がった日には、
さらに美しいグラフィックスの用意があるということ。
[h1]■総評[/h1]
買いだと思う。あとタイトル画面の曲があまりにもいい。
なので、サントラの追加購入も検討中だ。
ちなみに、日本語の表示はバグがある。
私は英語にしているのであまり関係ない。
なに? 英語が読めるのか、だって?
勘違いしないでほしい。読めるわけがない。
[quote= ???]そういう話じゃないんだ、ジャック。[/quote]