






Full Throttle Remastered
1995 年に LucasArts によって最初にリリースされた Full Throttle は、業界のレジェンドである Tim Schafer による古典的なグラフィック アドベンチャー ゲームで、ベン スロットルの物語を語ります。バイカーギャング、ポールキャッツの尻蹴りのリーダーが、オートバイ、騒乱、殺人の物語に巻き込まれる。
みんなのFull Throttle Remasteredの評価・レビュー一覧

Mephistopheles
2017年06月29日
68K時代のMacを使っていた頃、ルーカスアーツのゲームはCD-ROMというメディアを活かした秀作が非常に多かった。
Loomやモンキーアイランドはもちろんの事、スターウォーズ関連等も充実しており、どれも映画ばりのストーリー性のあるゲームばかり。しかもMacでプレイできるというところが個人的に魅力でもあった。
このフルスロットルは、とあるアキバのソフト屋で見かけた時、Macでもきる面白そうなパッケージで、かつハズレのないルーカスアーツというのもあり迷わずに購入した。
キャッチコピーはヘヴィメタルアドベンチャー「640メガのなんとか」(忘れたw)で、当時のCD-ROMの大容量をめいいっぱいつかった、ということなんだろうと思うが、このスチーム版は640メガどころか「5ギガ」以上ある(笑)
スムージングとHD化、それとBGMがおそらくCDクォリティになっている。昔のと聴き比べたら音質が格段によくなっていた。
オープニングのアメリカンらしいハードロックは何度聞いても飽きない。アニメ調の作品のせいか、今見ても遜色あるようにはまったく見えない。
スチーム版はリマスターとクラシックの二つ入っているのは非常に嬉しいことだが、さすがに5ギガはちょっと驚いた。
惜しくも完全日本語化はされておらず、というかまったくされてない。
当時の同梱品では日本語マニュアルとヒント集だけはあったが、英語をなんとかわからないなりにも読解し、おそらくはストーリーの「半分」ぐらいは進んだ記憶がある。つまり、クリアーできなかったわけだ。
未だにどう解いていいかわからないステージがあり、今も昔もネット情報も皆無とあってはもはややりようがないと諦め、もう20年近くが過ぎてしまっていた。
有志の日本語化などアテにもできないので、クリアーするには英語力が必須だ。
この度スチームで配信され、めでたくMacにも対応しているので迷わずに購入したので、記念にこのレビューをしておいた。
一度諦めかけたゲームだが、今度こそクリアーしてみたいと思っている!
オープニングやBGM、アメリカンな世界観が最高にいい雰囲気だしているので、気になる人はプレイしてみはどうだろうか!?