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Ironclads 2: Boshin War

艦隊と軍隊を編成し、敵の艦隊を狩り、援軍が到着するまで弱い戦隊を保護された港に隠し、敵の通商路を封鎖し、水陸両用攻撃と港の包囲を行い、ターンベースの戦略モードで海上の支配を目指して戦います。リアルタイム戦術戦闘モードでは、現実的な船のモデルと特性、高度な弾道と武器のモデルを使用して、戦闘と戦隊グループの編成と管理を設定できます。

PC
2017年4月19日
シングルプレイヤー

みんなのIronclads 2: Boshin Warの評価・レビュー一覧

Kosiki

Kosiki Steam

2017年10月26日

Ironclads 2: Boshin War へのレビュー
5

戊辰戦争を海戦という視点で戦うターン制ストラテジーです。
ゲームの流れは、ターンごとの収入で船や兵士の購入及び拠点の強化を行い、味方の拠点を防衛しつつ敵拠点に攻め込み占領するというものです。拠点ごとに勝利ポイントが決まっており、48ターンまでにより多くのポイントの獲得を目指します。拠点への歩兵の侵入は海岸上陸という扱いになっています。

IronCladsシリーズのオマケ的に作った作品かなという印象だったんですが、紹介文から伺えるように開発者はしっかり日本の歴史を勉強している様子で、なんちゃって日本みたいなところは皆無です。
例えば、歩兵部隊を作ると白虎隊や奇兵隊などを始め、バラエティに富んだ部隊が出来上がってきます。もちろん新選組(Elite)もいます。船も一隻ごとに名前付きで咸臨丸も登場します。タイトル画面に偽りなしです。楽しいです。

目玉の3D海戦についてですが、こちらの攻撃は当たらないのに敵は当ててくるので戦力が勝っていても返り討ちにされたりします。色々試してみたのですが、AP弾とcommon弾を優先的に使う、一斉射撃モードにする、敵艦に腹を向けるようにする、随時応急修理をする、で大分互角に戦えるようになりました。

個人的には面白かったのですが、ルールが単純で必勝パターンが決まっているのでプレイの幅が狭く、やり込むゲームではありません。幕府軍と新政府軍をそれぞれ一回ずつプレイして終わりという感じになると思います。ボリュームを考えると、セールを狙って購入するのが良いかもしれません。

ちなみにIronCladとは鉄板で覆われた甲鉄艦のことで、幕末期の最新鋭の軍艦です。いわゆる黒船の次世代艦種です。ここから僅か40年足らずでドレッドノート建造なのですから技術の発展の速さに驚きますね。

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