





リトルナイトメア2
リトル ナイトメア II は、遠くの塔から伝わる鼻歌によって歪んだ世界に閉じ込められた少年、モノとしてプレイするサスペンス アドベンチャー ゲームです。黄色いレインコートを着た少女シックスをガイドとして、モノは信号塔の暗い秘密を発見し、シックスを恐ろしい運命から救うために出発します。しかし、モノとシックスは、この世界の恐るべき住人たちによる新たな脅威に直面することになるため、彼らの旅は簡単なものではありません。 この新たな小さな悪夢のコレクションに立ち向かう勇気はありますか?
みんなのリトルナイトメア2の評価・レビュー一覧

ddddomino33_ido
2021年02月28日
[h1]<どんなゲームか?>[/h1]
スウェーデンのTarsier Studiosによるアクションホラーゲームの第二弾。紙袋のようなものを被った少年モノを操り、前作の主人公でもある協力者シックスとともに、怪電波に操られた怪しげな世界からの脱出を目指すという内容です。前作同様、奥行きのある3Dマップが採用されており、探索要素は程々。今作は、一部の状況において武器の使用が可能になるなど、前作からのマイナーチェンジが図られています。
[h1]○良かったところ[/h1]
・前作もでしたが、やはり[b]抜群に雰囲気がいい。[/b]「巨大な船の中」で終始していた前作と異なり、今回は森の中、学校、病院、雨の降る町という形でステージごとにガラッと様子が変わるのですが、それぞれ独特の趣があり、飽きずに楽しめます。
・グラフィックも強化されています。精緻なミニチュアの中に迷い込んだような、どこか温かみのある、けれども悍ましい・・・という不思議なセンスが今作でも光っています。
・ボリューム少な目で、途中からネタのバリエーション的にも失速した前作の反省からか、中盤ステージもボリューミーで、かつステージごとに新しいギミックを取り入れ続けている点は、評価したいです。主人公モノの相棒であるシックスの存在/不在、あるいは持っているアイテムの違いなどでアクションのバリエーションに幅を持たせている点も面白かった。斧による攻撃など、前作になかった戦闘要素の追加も嬉しいところです。
[h1]▼悪かったところ[/h1]
・前作に増して、初見殺しが多い。感覚的には1のDLCよりもさらに上回る感じで、とりあえず1回死んでビビって、やり直して無事通過、みたいなシーンが中盤以降てんこ盛り。特に違和感があるのは、敵から逃げるフェーズ。初めにちょっとでも動きをミスったら追いつかれて死亡⇒やり直し時に最初から猛ダッシュすれば成功、みたいなのは、やり直す意味あるかな?と思ってしまいました。ゲームの演出としては古いというか・・・素直にダサいなと思います。
・やっぱりよく分からないストーリー。「考察が捗る」タイプの作品というのは分かっていても、やはりなおエンディングでバシッと締まるお話ではないので、プレイ後の爽快感が薄いと感じました。加えて言うと、前作との繋がりを匂わせながらも、特に前作との繋がりが詳しく語られるわけでもなく、また、何か大きな物語が一区切りを迎えるわけでもなく・・・。どうしても、モヤモヤ~っとしたものが残ってしまう作りには、好き嫌いあると思います。(私は否定的な意見寄りです)
・ボリュームに比してという枕詞付きですが、やや値段設定は高めに感じます。興味があるけど手が出にくいという人は、セールを待ってみてもいいかもしれません。
[h1]総評:[/h1]
雰囲気ゲーの続編は、やはり[b]良くも悪くも“雰囲気ゲー”。[/b]その域は脱していないかな、と。前作に比べた時、アクションゲームとしては多少洗練はされたものの、別の問題点も露見してきていて、手放しの評価には至りません。独特なタッチで描かれるオリジナリティのある世界観は魅力的なので、「惜しいな」という感覚が強いです。
否定的な意見寄りで書いているものの、良い部分があるからこそ、悪い部分も目立つという感覚で、全体の出来としては及第点クラス、まとめて言うと「佳作」といったところかと思っています。ゆえに、「おススメ」という評価で結論させて頂きます。
Youtubeで初見プレイを実況したので、こちらも参考にしてください。
:https://www.youtube.com/playlist?list=PLT0pElxYPY7QyM_UteTkEIr9DN_9Uey90

ウドンハオカズヤァァ!
2021年02月22日
一通りクリアしたのでレビュー
前作の独特の雰囲気は残され、切断や流血といった残酷な描写を使わなくても表現されるホラー演出は健在であり、その点だけでも非常にクオリティは高いです。
程よい謎解き、収集要素も存在し、ストーリーも考察要素があるのでリプレイ性も十分あるかと思います
しかし前作に比べてややアクション面の難易度上昇、又初見殺しが多くなったと感じましたので謎解きや雰囲気を楽しみたい、アクションはしたくないという方には若干手こずる部分もあるかもしれません。(時間が少しかかる程度)
総評として前作をやった方は買っていいと思いますし、やったことがない方はぜひ前作を買ってからこちらも購入してみてはいかがでしょうか。

s0n0me
2021年02月22日
マイルドな、しかし確実に、サムズダウンである。
前作にあった、明るさの中の狂気はなく、暗いステージがただ続いていく。あまりに華がなく、ワクワク感はかなり薄く感じる。
主人公も色がなく、あまりにも画面映えしない。相方との比較に意図的にデザインされたのだろうが、あまりにしょぼくさい。(帽子でやや改善できる)
全体的にダークホラー寄りになり、fanaticな感じはなくなってしまった。残念。
ゲーム難易度は、ガバガバ判定からシビアな判定と振れ幅が大きい。
特に、奥行は雰囲気を演出する一方で、間合いの分かりずらさにつながっており、一部の面で大変ストレスとなる。
また、解決に必要な操作は基本的に前もって説明がされるが、スライディングに関してはされなかったように思う。(Escから操作を確認しておこう)
アクションは上記理由から難しめだが、一方でパズル要素は流れ作業のごとくシンプルである。
アクションパズルわんこそばのステージでは、リトライしやすくなっているので、よっぽどの人でなければ自力で気付いてクリアできるのではないだろうか。
まとめ
雰囲気が本シリーズのコアと考えた場合、前作と比べてとてもおすすめはできない。