





ルーパーズ
『Loopers』は、竜騎士07がビジュアルノベルスタジオKeyと協力して制作したキネティックノベルです。
みんなのルーパーズの評価・レビュー一覧

CLionhiro
04月10日
[b]断片化した話の集積として「よくまとまっている」に過ぎない[/b]ことを飲み下せるかに尽きる。
↑に書いてある「他のコンテンツでは表現しきれない」云々は、[b]主人公・メインヒロイン以外(特に[spoiler]ヒルダの筋[/spoiler])を犠牲にすることで[/b]成り立っている。
[url=https://store.steampowered.com/app/635940/Little_Busters_English_Edition/]リトバス[/url]の如き収斂して大団円に至る話ではない。
半額購入だから美味しく飲み下せたが、定価だとそうはいかなかっただろう。

RuneOceanVT
2024年07月13日
うーん、最後までやってみたが、
何というか…どこかで見たような展開や言葉ばかりで、シナリオに何のひねりもない…
正直シンプル過ぎて、読んでいてつまらなかった

Tch
2024年04月01日
評価としてはギリギリBadといった感じで、本筋のストーリーはそれなりに面白かったです。
以下に気になった点を書きますがネタバレを含みます。
[spoiler]最初から最後まで「宝探し」という行為が主軸にあり、困ったり行き詰ったらみんな宝探しすればいいよねという流れだったのがずっと腑に落ちなかったです。
本当にそれ楽しいの?何回もやっても飽きないの?誰かが飽きたとか言い出さないの?という不安な気持ちが拭えなかったです。
全員小学生くらいの年齢設定ならまだしも、高校生とか大学生で宝探しはしんどくね?と思ってしまってからずっと心が離れてしまいました。
一回心が離れると、すべてが都合よく思えたり陳腐さを感じたり、台詞が恥ずかしく思えてきたりと軌道修正できなかったのが残念です。
宝探しに違和感を覚えなければもっとのめり込めたかと思いました。[/spoiler]

hayakawa
2023年11月05日
[h1] もし同じ1日がループしたら [/h1]
こういうのって想像しただけでもワクワクしますよね~。だって幾らお金を使ってもループしたら元に戻るし、1日で行ける範囲なら何処へだって向かえるし、何だって出来そうな気がする。
『LOOPERS』はそんなワクワクをそのままヴィジュアルノベルにした感じのゲームです。短編なので読みやすく、お値段も手頃なのでおススメ。終わらない8月1日を過ごす者たちの群像劇です。
元々の発売日は2021/5/28で、2年以上の時を経てSteam版がリリースされた経緯があります。結構時間がかかったけどそれでも有難い。
まず真っ先に目を引く望月けい氏が手掛けたキャラデザがとても魅力的。鮮やかな色使いも好き。実際私はイラストに惹かれて購入しました。
上述の通り序盤はすごくワクワクさせる展開がGood。ループしたら何をしたいか?ぱっと思いつきそうなことを大抵やってくれるので読んでいて気持ちがいいです。勿論それだけでは終わらず、そもそも何故ループに巻き込まれたのかの謎が後半で明らかになってきます。
[h1] 気になった点 [/h1]
大人が読むにはやや退屈なストーリー
→展開が分かりやす過ぎて先が読めてしまい、やや盛り上がりに欠ける気がしました。ネタバレになるため作中の具体例は避けますが、シリアスなシーンが流れた後に来る「ここから盛り上がりますよ」的な前振りが大袈裟すぎるイメージ。良く言えば確定演出ですが、悪く言えばオチが透けてしまって退屈です。ただまぁ分かっててもうるってきちゃうんですけどね!!この辺は流石Keyと言ったところ。
[h1] その他 [/h1]
・選択肢なしの一本道シナリオ。
・実績あり(21個)。本編読破で実質全解除可能。
・公式サイトに体験版あり。
[h1] まとめ [/h1]
5~6時間くらいで読めるので敷居が低く、ヴィジュアルノベル初心者の人にもおススメです。
ボリュームの関係上ミアちゃん以外のルートが無いのは残念ではありますが、綺麗に終わるので読後感はとても良いです。皆がくだらないことで馬鹿やってる感じは実にKeyらしくて好き。
もし自分がループに巻き込まれたら、きっとありとあらゆる本を読んで暇をつぶすと思う(陰キャ)

Aoneko_Chan
2023年10月20日
オート8~9時間で完走。
フルボイスラノベ作品として圧倒的な満足感。
完走後の余韻は筆舌に尽くし難い。
ぜひあなたもルーパーズの一員としてこの物語を記憶してみてはいかが?

Tetta
2023年09月18日
[h1]▽実績コンプ時間[/h1]
約3時間
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[h1]★ゲーム内評価★[/h1]
・1周で実績コンプ可
・トレーディングカード:無
・実績:プロフ内表示有
[h3]シナリオ[/h3]
▷本作はキネマティックノベルという簡単に言うと選択肢の無いノベルゲームです。本作は主人公の立ち絵、ボイスもあるため感覚としては絵付きの小説を読んでるような感覚に近い。今でこそこの形態のゲームは珍しくも無いが語源はKeyらしくKeyでそれ専用のページも存在する。
▷大まかななあらすじはストア紹介文に書かれているので省きますが、私個人としては購入前に体験版のプレイを強く奨励。
アプリ版なら中盤までは無料なのでPCの体験版でもどちらでも良い。
理由としては序盤は何が起きてるか全くわからず、シナリオが竜騎士07氏なので合う合わないは確実に出てくる。ひぐらしや祝姫が好きなら良いがKey作品をメインにやってきた人で本作を買うと竜騎士調の文章構成にノックアウトされる。
▷中盤~終盤での涙腺を攻撃するようなシナリオはKey作品としては流石。ここはシナリオライターが誰であっても泣ける方向性の持って行き方はKeyだなって感じ。
▷メインストーリーは1本道で3時間ほどで読み終えれるくらいのボリュームであり、本筋がメインでサブキャラクターが多い割には掘り下げられるのはごく一部のみ。[b]「ボクはヒルダちゃん派!」[/b]となっても結末は変えられない。残念無念(´・ω・`)
[h3]キャラクター[/h3]
▷主人公はボーイミーツガールの典型的なタイプといった感じ。性格は嫌いではない
▷メインヒロインはミアなので、ミアのキャラデザが合えば絵買いでも買っても問題ない。
▷キャラクター全員に凄まじい癖があるのは流石竜騎士07氏といった感じ。
[h3]システム[/h3]
▷既にアプリ版やCS版で展開しておりフルコントローラーサポートも対応している。コントローラ特有機能として振動設定もあるためパッドでもキーマウでも好きな方でプレイできる。振動機能の恩恵はごく一部なので好みで良いと思います。
▷シナリオジャンプやシナリオの巻き戻し等の機能は搭載されています。
▷パッドの割り当てでスタートボタンがQセーブでXボタンがメニューを開くなので、一般的なノベルゲームと比べて割り当てが少し特殊なので誤操作に注意
[h1]★実績★[/h1]
▷メインは1本道の為。すべて読めば8割は解除される。
▷CG鑑賞とBGM鑑賞の他にCHAPTER選択も実績に含まれるため忘れずに。
[h1]★寸評★[/h1]
▷他の長尺のKey作品ではなくplanetarianのように短尺の為、ボリュームが少ない割には綺麗に纏まっている。序章だけ耐えきれれば作品としてはオススメできるぐらいには面白い。
▷最初に書いたが体験版だけはやってから購入を決めた方が良いとは思います。
[h3]Pros[/h3]
・安定のシナリオとBGM
・丁度良いシナリオ量(個人差有)
・ミアが可愛い
・ヒルダレオナのやり取りはほっこり
・実績コンプは簡単
[h3]Cons[/h3]
・サブキャラの掘り下げ不足
・序盤のシナリオ構成
・サブキャラのハンドスピナーが趣味は流石に古い(しかもそれに対する描画が全くない)
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[h1]★値段★[/h1]
2000円で3時間のシナリオ量を高いとみるか妥当かはそれぞれ。個人的はフルボイスでOPも2種付き、実績要素有なら妥当だと思います。
[hr][/hr]

yatuha_hibiki
2023年08月23日
選択肢などもない完全に一本道のシナリオゲーム。
海外で話題のジオハンティングが物語の大筋となっている。
絵柄もかわいく、3時間以内にストーリーを完全に読み切れてしまう。
物足りなさもあるが、シナリオとしてはきれいに完結しているとは思った。
サブキャラも魅力がありそうだったし、設定的にももっと掘り下げることは
出来たのかなとは思う。
![Metamon [JPN]](https://avatars.steamstatic.com/a808c99ddea7e882390f08e7c17d379c6a2faef7_full.jpg)
Metamon [JPN]
2023年08月17日
[code][b]●ミアは可愛いなあ!
●ミアは可愛いなあ!!
●ミアは可愛いなあ!!![/b][/code]
2021年にkey/ビジュアルアーツからPC版が発売され、Android→Switch→PS4と続き、満を期してsteamで発売。公式ジャンルは「キネティックノベル」で公式曰く「ゲームとは異なる新しいコンテンツ(要約)」らしいが、要は選択肢のない1本道の一般的なADVゲーム。
中身はkey/ビジュアルアーツによる安定のクオリティ。同社の名作と呼ばれるロング作品に比べると尺が短い分、[u]主人公とメインヒロイン以外のサブキャラに関する描写が少なめ[/u]。例として挙げるならばアニメ「Angel Beats!」のような終盤の駆け足感に近いか。色々と掘り下げられそうなキャラ設定にも関わらず、半分近くのサブキャラについては特に説明もなく終わる。
作品の短さは海外勢含めてレビューで指摘されており、値段と釣り合わないというバット評価も見られる。確かに[u]3~5時間程度で終わるのはノベルゲームとして短い部類[/u]だが、描写が少ないのは解決までの過程や登場キャラの心理描写の点であって、作品としては最後までちゃんとまとめられている。「物語を進めるためとは言え、今まで大変だったのに主人公が関わってから都合よすぎ」「このサブキャラは登場する意味があるの?」と気になるタイプは最後まで満足できないだろう。
物語の概要はゲーム紹介文を参照。ネタバレ避けるために詳細は省くが、[b]≪メインヒロインのミアちゃんが可愛い≫[/b]ので、キャラデザが気に入った人は購入して損はないはず。全年齢なので過激な表現はないものの、主人公とヒロインとのイチャイチャが微笑ましい。個人的にはメインのシナリオよりも二人の微笑ましい関係のほうが印象に残った。[b]「別にロリコンじゃないけど、年下クール系JCがデレるのが好物」[/b]っていう紳士・淑女の皆様はきっと楽しめるはず。
値段については人それぞれだが、定価でも映画料金と同じくらいと考えるとフルボイスなら安い気がする。クオリティは十分あるので、ノベルゲームが好きな人はプレイしても損することはないおすすめの作品だと思います。