Lost Potato

間接的に敵を倒せ！！

ルールを把握すると凄い楽しい。
テンポが早く、短時間でちょこっとできるのも〇。

自分は茶髭のキャラで敵をトゲにハメるのが楽しく、このキャラで☆3評価を取った。

不満点は終盤の敵で倒し方のルールがちょっと違うのがいる。
なんかよくわからんけど倒せたって感じで突破しているのでモヤっと感が若干ある。

おもろい

[h1]◆概要◆[/h1]

味方や敵を跳ね返して敵を倒す、ローグライクアクション風ミニゲーム。

ゲーム全体を見てもあまり耳慣れないシステムであり、プレイヤーの攻撃では敵を倒すことは不可能。

逆にプレイヤーの攻撃は（弾や鉄球などの）味方や敵を攻撃してノックバックさせることができ、このノックバックを利用して敵を倒すシステムになっている。

[h1]◆ゲームシステムについて◆[/h1]

味方と言ってもトラップに近く、種類も設置されているトゲ、跳ね回る鉄球、弾を射出するパックンフラワーなど様々。

これらのトラップを攻撃して敵に当てれば良いわけだが、トラップの初期位置は毎回エリアごとにランダムであり、敵の初期位置もプレイヤーの初期位置もランダム。

味方には接触ダメージがないものの敵はぶつかるだけで1ダメージであり、即時対応を要求されるのが面白かった。

[h1]◆やりこみ要素について◆[/h1]

やりこみ要素としてはプレイヤーの能力が変化する見た目をアンロック可能。
アンロック条件も累計スコアと特定の敵を累計撃破だけとかなり単純。

特に累計スコアは繰り返しプレイするだけでかなりアンロックしやすく、
見た目の中にはステータス変化以外に「初期トラップにトゲ1個追加し、HP-1」や「初期配置のトラップ以外トラップが出現しないが最初から少しステータスが高い」などプレイスタイルが変わるものも多く、
ハイスコアも見た目ごとに集計されたりとひたすらやりこめるのも良かった。

[h1]◆各種アイコンについて◆[/h1]

本作は日本語対応しているゲームだが、作中で言語が使用されているのはタイトル画面・設定画面・見た目変更画面（のハイスコアの文字）だけ。

それ以外の各種ステータスやアイテムなどはアイコンで示されており、初見だとは各アイコンの把握が難しいと思うため以下に列挙しておく。

＜後ろについているマーク＞
+：ステータス系の場合はそのステータス増加、トラップ系の場合は設置数+1
-：ステータス系の場合はそのステータス減少、トラップ系の場合はそのトラップが出現しない？（マイナスマークが左下の見た目にしか確認できず）
↑：ステータス系の場合は未確認のため不明、トラップ系の場合はそのトラップの能力強化（弾を射出するパックンフラワーだと弾の射出速度アップなど）

＜ステータス系＞
ハート：HP増加・減少（見た目の場合は初期HP増加・減少）
殴っているようなアイコン（あるいは顔が右にへしゃげてるアイコン、ナッツみたいなアイコン）：攻撃時のノックバック増加・減少
腕を伸ばしているようなアイコン：攻撃範囲増加・減少
＞＞なアイコン：移動速度増加・減少

＜トラップ系＞
草の中のトゲ：近づくとトゲが出現
トゲ：敵がぶつかると倒せるトゲ
パックンフラワー：弾を射出するパックンフラワー
手足の生えている卵：跳ね回る鉄球
機械っぽいパックンフラワー：一定時間ごとにビームを射出するトラップ
謎の白い生き物：敵がぶつかると撃破し、消滅する

[h1]◆気になった点について◆[/h1]

本作はミニゲームらしくまとまっていた作品だったが、いくつか気になった点もあったので載せておく。

・プレイヤーの初期位置がややわかりにくい
本作では開幕での動きが重要なためプレイヤーの初期位置の把握が非常に重要であり、エリアが開始すると敵は全て半透明、プレイヤーは白色で表示されている。
これはプレイヤーの初期位置の視認性を上げるための処置だと思われるが、（初期位置がランダムということも有り）現状でもまだ場所を見落とすことがあった。
個人的にはプレイヤーの頭上にでかい下矢印を表示するとわかりやすいと思ったがいかがだろうか。

・ショップでさらなる縛りプレイのために
本作では３エリアごとにショップでランダムなアイテムを入手できるが、絶対にアイテムを入手しないと先に進めないのが気になった。
必然的にやりこみプレイヤーであれば「全アイテム未取得で最終ステージクリア」は目指すものであると思われる。
しかしデフォルトでショップをスルーできてしまうと良いアイテムしか取らないプレイが可能となり、プレイに緊張感がなくなる。
そのため設定項目でショップ全スルーボタンなどがあるとやりこみプレイヤーには良いかもしれない。

[h1]◆終わりに◆[/h1]

本作は定価310円と安価でミニゲームと呼べるほどのボリュームだが、システム面は現状で完成していると言っても過言ではないほど。

見た目のアンロック条件が累計スコアなどと非常に緩いため簡単にコンプリートできるかと思いきや、最終エリアは36（か50）、3分以内に36クリア、ノーミスで36クリアと並々ならぬ実績も。

良くも悪くもミニゲームの域を出ない作品だが、1プレイ1～2分で終わることも珍しくないため、小時間が空いたときにでも触ってみると良いかもしれない。