






Make Way
クラシックなトップダウン マルチプレイヤー レーシング ゲームを現代風にアレンジしたこのゲームで、ループを疾走し、踏切を駆け抜け、ヘルタースケルターをドリフトし、奇抜な武器を解き放ちましょう。ひねりは?トラックを構築するのはあなたです。
みんなのMake Wayの評価・レビュー一覧

Attack/アタック
01月07日
みんなでコースエディットして即レース!
各々がピックしたレーンや障害物などを一本のコースに配置し、そのコースでレースを行うというアルティメットチキンホース×マリオカートなパーティゲームです
そのルールからUCHのような「自分だけがクリア出来るようなルートを構築する」という戦略が取れそうですが、このゲームのコースは一本道で必ずすべてのレーンを走らされるのでそこまでの自由度は無いです
このゲームの楽しみは「ランダムだけどプレイヤーの意思がやや介入した半自動生成レースコースが無限に生成できる」という点にあると思います
レースを盛り上げる加速・攻撃アイテムもあり、マリオカート8DXのようなハンドルアシストもあり初心者でもワイワイ楽しめそうな点は良さげ
(ちなみに設置型アイテムは誰かが踏まない限り次のレース以降も残り続けます)
アイテム・ギミックの出現方法(なし、自分で配置、コース上に予め配置など)や壁の有無、ショートカットのありなしなど細かなルール設定はあるものの、なぜか勝利に必要なポイント数の設定はできません
欲を言えばアイテムスイッチ的なものも欲しい
Botも入れられますが3人以上の人間でプレイするのが推奨
【2025.3.13 追記】
アップデートで勝利ポイント数変更やアイテムスイッチなど設定が追加されました!
ついでに、障害物を除去できる「ブルドーザー」が追加されて理不尽障害物コースが出来ても無理ゲーでは無くなりました。

abkdsrs
2024年05月30日
[h1]誰よりも早く走り、誰よりも慎重であれ![/h1]
Make Wayは一見するとポップなレースゲームのように見えるが、本質は短いデスマッチを繰り返して得点を稼ぐコロシアム形式で成立している。
このような競技性は、速さの腕前を競う普通のレースゲームとは一線を画するデザインであり、インコースを攻めるとか、ターボアイテムをどこで使うとかという"速さのため"の競争から乖離し、独自の地位に収まっているといえよう。
ランダムなステージピースとランダムな障害アイテムを各々が好き勝手に組み合わせ、そのようにして出来上がったステージ上を俺とお前らが[b]罰[/b]として疾走する仕種を見ると、近代の名作パーティゲームであるUltimate Chicken Horseを想起した人もいるだろう。この指摘は正しいが、Make Wayの全部を説明し切るには足りない。
https://store.steampowered.com/app/386940/Ultimate_Chicken_Horse/
此方はあまりメジャーではないが、BlazeRushというレースゲームがある。
BlazeRushが有している、他のプレイヤーといつでも衝突する物理的干渉や、遅いプレイヤーは脱落するという強制スクロールに近いゲーム性などのエッセンスを加えると、Make Wayの面白さの正体が見えてくるのではないかと思う。
https://store.steampowered.com/app/302710/BlazeRush/
[h2]はて? レースゲームとはなんぞや?[/h2]
一般的には、決められたコースを誰よりも早く走り抜け、一番最初にゴールすることを目指すジャンルをレースゲームと呼ぶのだろう。
そういう意味では、Make Wayはコースは不定だし、1位を目指して爆走するゲームでもない。
だから自分は「これってレースゲームじゃないんじゃないか?」という疑いも持っている。
実際、操縦する対象は車の形をしているが、ステージから落ちたり障害物に当たったりしないよう慎重なハンドル操作を求められ、事は電撃イライラ棒の様相へと変貌してゆく。
ああでも、ライバルを出し抜いてやろうとアクセル踏みっぱなしで障害物をスルスルと抜けて、置いてけぼりを食らったプレイヤーを脱落させるという点ではレースなのかもしれない…?
そうやって複雑怪奇、奇妙奇天烈なステージを珍妙なハンドル捌きで潜り抜けていく内に、ゲームジャンルがなにであったかを気にする理由も無くなっていくでしょう。
[h2]ほぎゃああああぁぁ!!?[/h2]
叫びます! 叫べます!
このゲームで違法建築と化した長大なコースを完走するなどまず有りえません!
お前のライバルは重い車体を巧みに操って、風で吹き飛ばす障害物を物ともせずに抜けていきます。お前が置いたその扇風機で脱落するのはお前自信。嗚呼、なんと無情!
つまり…勝っても負けてもパーティーゲームです。腕前を磨くことも出来ますが、狂乱に浸ってドーパミンを垂れ流しにするのが醍醐味でしょう。一緒に遊ぶ友達の準備はいいか!!?(4人プレイです)
[h2]まとめ[/h2]
一定区間のチェックポイントまでを走り抜ければポイント。それを競って生き残るデスゲームであり、たまたまレースゲームのような姿形をした面白おかしいコンペです。
気の合う友達と一緒にプレイして、どの国の言語とも言えない奇っ怪な呻きと叫びでボイスチャットを支配しましょう。
ランダム要素故にリプレイへの欲求を訴えかけます。次はもっと上手く走って……あいにく右も左も同じ事を考えてますけどね。
身内で遊んだ時の自分の勝率は25%を遥かに下回りましたが(1勝はしましたよ!)、それでも勝ち負けに後腐れなし。なんなら難所を潜り抜けたライバルに賛辞さえ送るぐらいでした。だってあんなんなのアクセル全開でくぐり抜けるのおかしいって!!
[h2]展望?[/h2]
プレイ人数は4人ですが、どうもスタート地点には車が8両停れるように線が引いてあるんですよね。8人プレイを画策してた時代の名残か、または今後プレイ人数が増える予定でもあるのでしょうか?
コースの幅は狭いですから、今のまま8人が爆走したら一気に絶滅して…レースになりませんね。今後の展開にも期待したいです。