Max Payne
マックス・ペインは、暴力的で寒い都会の夜の中で、失うものが何もない男です。殺人の濡れ衣を着せられ、警官と暴徒に追われる逃亡中の覆面警官マックスは、壁に背を向けて勝ち目のない戦いを続けている。 Max Payne は、窮地に立たされた男が、無数の陰謀やひねくれた凶悪犯たちの中で、無数の陰謀やひねくれた凶悪犯の中で、自分の汚名を晴らすために奮闘する、容赦のないストーリー主導のゲームです。今世紀最悪の吹雪。 画期的なオリジナルの映画のようなアクション シューティング ゲームであるマックス ペインは、ビデオゲームにバレット タイムの概念を導入しました。マックス ペインは、スタイリッシュなスローモーションのガンプレイとダークでひねくれたストーリーを組み合わせて、アクション シューティング ゲームのジャンルを再定義しました。
みんなのMax Payneの評価・レビュー一覧
gc_rev
2021年02月17日
若き日のSam Lakeのまぶし顔を見て元気になるゲーム。今プレイしても十分に面白いTPSの金字塔であるが、現代環境でマトモに動作させるには色々と準備がいる作品でもある。古いから仕方ない。
音声の不具合については方々で書かれているように有志制作のSound Fix Patchをあてて解決するとして、本作にはもう一つ致命的な不具合がある。シュートドッジの高度がやたら低い、頻繁に地形に引っかかる、薬莢の挙動がおかしい等。これは(古いゲームにありがちな)60FPSで動作させないと物理演算がおかしくなるというもので、自分の環境ではビデオドライバから垂直同期をON&FPSを60に制限しても機能せず爆速FPSを維持し続けたため、有志の60FPS Patchをあてて解決した(他にはFPSを制御する外部ソフトを使うといった手があるようだ)。SteamのFPS表示機能を使って挙動を確認しつつ作業しよう。
他にはWidescreen Fixというものがあり、これは通常ワイド解像度を選択しても4:3のストレッチになるのをきちんと16:9の比率で描画するもの。注意点として、有志制作のPatchやMODには機能が競合するものがあるため、Descriptionをよく読み、きちんと内容を理解してから導入すること。適当になんでもかんでも入れればいいというものではない。
古いPCゲームを楽しむには、しばしばクラシックカーをレストアするような根気と愛情が必要になる。それは、ただ快適に道を走りたいだけなら不必要な種類の努力だ。しかしながら、20年前と変わらぬ姿で腐ったビッグ・アップルを駆け抜ける男の背中は、当時からして前時代的であった、むせ返るような化石級ハードボイルド臭とともに、この胸に訴えかけてくるものがある。
yoshihiko4869
2020年06月06日
良いゲームなのですが、新しいCPUを使用している方はJPEG エラーで動かないようです。
どうやらAMDのRyzen3000シリーズに関連しているようで、複数の外国人プレーヤーがこの問題を確認しています。
パッチらしきものが配布されているので、詳しくはこちらを見てみると良いでしょう。
追記
テクスチャ・スタートアップ・サウンド・新しいCPUへの対応など様々なバグを修正した非公式FixPackが出たようです。新しいパソコンでこのゲームをプレイしたい方は下記のリンクからFixPackを適用すると良いと思います。
Max Payne 1, Complete FixPack - 2023 Edition
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1633394421
unchibot
2020年04月07日
[h1]ジョン・ウーやマトリックスが好きでたまらない人にはオススメ[/h1]
最低難易度で1周クリアして満足したのでレビュー
最近のOSだとsoundfixがないと音が出ません
2020年現在もfix packや日本語化などいろいろな情報がネットに転がっていることから伺えるように愛され系ゲームです
演出はOPから伺えるように非常にハイレベルですし、ゲーム内でも水準は保たれています
弾を数発食らったら死んでしまう貧弱なペインさんが鎮痛剤をガブ飲みしながら初見殺しのショットガンやグレネード、爆弾やヘリ等様々な罠を死んで覚えてバレットタイムを駆使し華麗に敵を射殺するのがメインのTPSとなっています まあそれだけなんですが中々これは楽しい体験だったと思います
特にバレッタ二丁持ち時のシュートドッジの動きがもろにジョン・ウーで格好良く、ついつい意味もなく二丁拳銃で突破してしまうこともありました
一応ボス戦もあるのですが、このゲームは基本「硬いザコ敵」と戦う形式をとっています ほぼ確定で食らってしまうのですが、なんか肉を切らせて骨を断つ感じが挽歌2のクライマックスみたいでこれで楽しいかもしれません
ダメな点としてはまずペインさんが[b]死ぬほど銃撃が下手くそ[/b]なところです 頭を狙っても全然当たりません
撃てども撃てども弾はまっすぐ飛ばないので必然的に乱射して「いつ当たるかな~?」みたいなプレイを強いられることになります まあウー映画の雑魚もみんな下手なんだけど真似しなくていいだろ……
終盤にアサルトライフルを拾ったらある程度マシになりますが、妙にもどかしかったです
演出重視した結果自由が制限されプレイが辛いところがちょくちょくあります
パート2と3の開幕に挟まれる精神世界みたいなところ、特に暗い迷路は最悪でした
妙にもっさりとした動作で転落死を誘発させられますし、やたらと複雑で戻らされるのも苦痛です
射撃が下手、迷路が辛い、これらが高難易度に挑戦しなかった大きな要因ですね
ストーリーはまあなんかやたらと規模がでかくて香港というよりはB級映画っぽいです
ドラッグ絡みで家族を失った男が事件を追っているととんでもない狂人やとんでもない陰謀に巻き込まれていくという流れですね
ペインさんの言い回しが気取っていて自分の英語力だとよくわからなかったりしましたが、人の話を聞かないやつが多く、会話で関係を深める前にだいたいみんな死ぬので問題なかったです
一応ちゃんとした復讐劇なのでまあ一定の満足は得られました
どうでもいい話ですが、バレットタイムってのは多量のカメラを使って撮影することで「スローモーション世界でカメラが高速移動する」のがウリな技術なので今作の固定視点だと単なるスローモーション、マトリックスよりジョン・ウー映画のほうが近いんじゃないかなと思います
フォロスト
2018年10月24日
痛み(Pain)がマックス(Max)なストーリー。今プレイするとゲーム自体が古すぎるが、昔デモ版をやりつくしてノスタルジーを感じるので良し。一時期FPSでプレイ中にスローモーションにできる仕様が流行ったが、この作品がそのブームの火付け役であるという点に、歴史的価値もある。
注意する点として、そのままプレイすると音声がバグるので要修正パッチ。
一般的におすすめできるかどうかは疑問だが、自分は十分に満足したので、「おすすめします」にする。正直、完全未プレイで最新の美麗FPSにどっぷり浸かった人がこれをプレイして楽しいのかは少し疑問。骨董品を楽しむような感覚でプレイすると、まぁ古さも楽しめるだろう。
Ruby_Spaniel
2014年11月01日
主人公「マックス・ペイン」のハードボイルドTPS。
マトリックスのスローモーション演出を取り入れ、とにかく「格好よさ」に
重点を置いたゲーム。
ストーリーは実写をアメコミ風にしたようなカットで進行していくのが特徴。
英語のみプレイだったので、わからない部分が多かったが、気だるい雰囲気は
伝わってきたw
敵の数は非常に多く、不意打ちでいきなりやられることも多々あり。
何となく敵がいそうな場所は、「バレットタイム」というスローモーション状態で
一気に片づけると良い。
うまく処理できると映画のワンシーン的で爽快感がある。
意外と弾薬消費が激しく、敵の攻撃もどんどん激しくなってくるため、
回復アイテムは重要。
ただ、減った体力は一定まで自動回復するため、詰むことはないように作られている。
(この機能はクリアするまで気付かなかった…)
終盤は敵のショットガン一発で体力の8割は持って行かれるケースがあり、
難易度がかなり高い印象を受けた。
ちなみに、最初はノーマルしか選べないがクリア毎に高難易度のモードが解除されていく。
<一言攻略メモ>
ジャンプ+バレットタイム+射撃がかなり有効。
というより、カッコいいのでこればかり使っていた。
ただかなり隙が大きいので、使うなら確実に敵を倒す必要がある。
オートセーブなので、攻撃が激しい場面では覚えゲーになってしまう。
敵の爆発武器系は即死ものなので注意。
たまに油断しているとグレネードが飛んできてやり直しになるのが痛い。
武器弾薬のやりくり感が楽しいゲームだった。
BCC
2014年04月10日
その男は、憎しみを装填する。
古いゲームなのでWindows Vista以降のOSだと非公式パッチを当てないとBGMが鳴らない問題あり
妻と子をジャンキーに殺された警官が事実を求めて一人闘うハードボイルドアクションゲーム
時間がスローモーションになりエイムや敵の攻撃を回避しやすくなるバレットタイム、横っ飛びしながら二丁拳銃を連射するシュートドッジのシステムはまさにジョン・ウー映画やマトリックスのアクションをそのままゲームにしたような感じで、思春期の男の子なら誰しもが憧れた華麗なアクションを思う存分操作できる。
ただ通常のTPSとは違い、それを使用することを前提とした難易度調整となっており、物陰から一気にBTやSDで飛び込んでって敵を抹殺してかないといけない激しい戦闘となっている。クイックセーブを多用したトライ&エラーの覚えゲー要素が強い。
今見るとたいしたことはないが、実写ベースの高解像度テクスチャを当時見たときは本当にフォトクオリティのように感じられ、薄汚いニューヨークの雰囲気が直に伝わってくるかのようだった。
PC版は日本語版がリリースされ無かったのは残念。PS2・モバイル版のローカライズが完璧で、独特のペインの言い回し、主人公ペイン役の小杉十郎太ボイスや敵のセリフは必聴。
ただしPC版でもモバイル版から画像と音声データを抜き出してくれば日本語化できる。
https://www.youtube.com/watch?v=QpEo6C-2SpU