










My Lovely Empress
My Lovely Empress は、アジアの神話にインスピレーションを得た帝国経営シミュレーションです。クリムゾン・エンパイアの皇帝として、あなたは愛する皇后を復活させるために彼らの魂を刈り取る前に、近隣の支配者との関係を築き、内部の派閥のバランスをとり、国民の繁栄を確保します。
みんなのMy Lovely Empressの評価・レビュー一覧

Hali
2024年11月28日
前作のMy Lovely Wifeはやりました。あっちはちゃんと日本語化もされててよかった。
本作は発売日に買ったんですけど、日本語対応されてないことを理由にずっと放置してました。
Switch版が発表されて「これはきたか」と思いきや、やっぱり日本語対応するモチベはなさそう。
仕方がないのでXUnity Auto Translatorをいれて遊び始めてます。
国と主人公の未来はろくでもねえんだろうな、ということはすぐわかる作りになっていて親切です。
ここが作るゲームはすべてやる人を選ぶタイプのゲーム・世界観で、そこは変わってないです。
管理?するリソースが「サキュバスと資源」から「ヤオグアイ(妖怪)と資源と国民」に一段増えてます。そんだけかとお思いでしょうが一段増えるってことは掛け算の回数が増えたことを意味するんで、複雑度は増しています。
何もかもがうまくいく選択肢ってのは提示されないので、常に「何を支払って何を得ますか?」の問いに回答していきます。
皇帝にとって・家臣にとって・個々の妖怪にとって・私にとっての「良い選択」は、他の誰かからはそうじゃない。
例えば他のゲームで、私や相手が個人なら「〇〇ルート」とかいって牧歌的に誰かを黙殺できたし、みんなそうしてきた。このゲームはそれが難しいので、水を張った盆を運ぶような気持ちで遊ぶことになります。
独特の緊張感があって、おすすめです。
ヤオグアイなんて馴染みがねえという向きもおられるでしょうが、牛王とか孫悟空、妖狐の妲己はヤオグアイの代表選手で、漢字でもまんま「妖怪」と書きます。
要素が増えた一方で、システムとかUIとかがそれを整理しきれてない感はやっぱりある。ただ前作以前もずっとそうだったんで今更なんだけど、こんだけ資源管理ゲーっぽい作品を持ってくるなら、今まで通りじゃダメだよねってところはせめて感じててほしいなあ。
進展のない時間がわりと長いのはバランス調整不足だと思う。