






Mysterium
有名なボードゲーム「ミステリアム」の正式版! Mysterium は 1920 年代を舞台にした協力型推理ゲームで、幽霊が超能力者グループを導き、視覚的な手がかりだけを使って殺人犯、凶器、殺人場所を解明します。 霊媒師として、またはワーウィック邸の廊下に出没する幽霊としてプレイし、不審な死にまつわる記憶を探ります。幽霊と超能力者とのコミュニケーションは、ゲーム内で美しいイラストのカードによって表現されるビジョンと夢に限定されます。この雰囲気のある臨場感あふれるゲームで、幽霊のビジョンを読み取って手がかりを集め、協力して殺人事件の謎を解き明かしましょう。
みんなのMysteriumの評価・レビュー一覧

MacSanN
2017年01月15日
1922年、スコットランド、ウォリック公爵領
ここに古くからとある一族が受け継ぐ邸宅が存在している。
その邸宅に移り住んだあなたの親友から幽霊が何かを伝えようとしているとの手紙が届く。
超常現象を研究するあなたは霊能力を持つ著名な人々とともにその邸宅に向かうのであった。
というバックストリートから始まるのがこのゲーム、ミステリウムである。
アナログボードゲームをデジタル化したのが今作で非対称協力型連想ボードゲーム。
ルールは簡単、幽霊役が各霊能力者にその人が見たとする幻視カードを渡し、
霊能力者役の人はそのカードから連想される犯人、犯行現場、凶器を当てる。
最終的に霊能力者全員が見た犯人、犯行現場、凶器が出揃ったところで
幽霊役からさらに3枚の幻視カードを渡されそれがどの犯人を示しているのかを霊能力者が当てていくゲーム。
アナログボードゲームと同じであるためすでにプレイされたことがある方はすんなりプレイできると思われる。
ユニバーサルデザインのゲームなので操作方法とルールを知っていれば英語化されてなくても問題ない。
アナログボードゲームを忠実に再現しており、雰囲気が出ている。
本来のアナログボードゲームの場合霊能力者側は直に喋るのだがこのゲーム自体VC実装されていないためチャットでのやり取りとなる。
筆者はフレンドとプレイする際はこのチャットとは別のVCシステムを用いてプレイしました。
もしフレンドとプレイする際はぜひチャットよりはVCの方が盛り上がると思います。
ゲーム自体は非常によく出来ているが以下の問題を抱えてるため今後のアップデートで修正されることを期待する。
①アカウント作成機能が機能していない。(2017/01/15現在)
オンラインをプレイする場合asmodee-digitalのアカウントが必要だがレビュー書いてる時点ではゲーム内でのアカウント作成機能が
機能していないため直接asmodee-digitalのサイトへ行きアカウントを作成する必要がある。
またゲーム内でログインする場合、パスワードが平文で*で隠されないため注意が必要。
②マルチ部屋にロックがかからない、スタートのタイミングを決められない。
マルチプレイをする場合、プライベート部屋が立てられないのとパスワードがかからないので
身内でやる場合VCなどで示し合わせてJOINする必要がある。さらに部屋に規定人数が達した時点で開始のため
ちゃんと全員が揃っているかどうかの確認が難しい。
③霊能力者役のアイコンに名前が出ない。
霊能力者役の人はアイコン下に自分の名前が出てこないため、誰がどの役かがひと目では判断できない。
本来ならマルチ部屋ロビーに集まった際にある程度わかるのだが上記の集まった時点で開始のため判断がつかない場合がある。
④その他細かいバグ
ゲームを終了する際に動作が停止する場合があるetc
マッチング機能が正しく機能していないetc
ゲーム自体よりはゲームマッチングや作成のシステムに問題があるのでこのあたりが修正されることを期待したい。
ただし総じて良く出来たゲームなのでぜひフレンド同士で集まって和気あいあいとプレイしてはいかがでしょうか。