






Nosferatu: The Wrath of Malachi
私たちの主の年、1912年の霧深い夜です。英国貴族の貧しいながらも誇り高き貴族であるパターソン家とその親しい友人たちが、ルーマニアの裕福な伯爵のマラキ城の邸宅に到着します。家族の長女レベッカが伯爵の息子と結婚し、マラキ族の豊かな遺産で家族を団結させ、願わくばマラキ族の栄光を取り戻すまで、あと3日しかない。 行方不明になっているのは花嫁の弟であるあなただけです。あなたはオリンピックでフェンシングという高貴な芸術でユニオンジャックを守ったストックホルムから向かう途中です。夕方以降に到着する予定です。 パターソン卿は、伯爵自身が家族の到着時に挨拶をしなかったことに失望したが、それでも大声で文句を言わずに使用人たち全員を部屋に案内させた。後になって初めて、ドアがバタンと閉まり、後ろ手に鍵がかけられたとき、彼は自分たちの間違いに気づき、彼らが囚人となり、伯爵の言いなりになってしまったのです...
みんなのNosferatu: The Wrath of Malachiの評価・レビュー一覧

Z.O.E
2023年07月04日
[h1]🧛🏻♂️概要👱🏻♀️[/h1]
インディ制作の中で、最も多いジャンルの1つがホラーゲームだろう。ただし、それが好きだからというわけではなく、FPSなどの膨大なコンテンツの作成やバランス調整する必要がない。言い換えると、低予算で作れるからという消極的な理由である。アセットを多用しているものも多く、新作が出ても“またこれか……”と閉口してしまう。
Phasmophobiaで爆発的に増えた調査系は、大抵マルチ協力が搭載され、ワイワイ遊ぶ楽しみはともかく、そもそも怖くない。同様に非対称の対戦系もそう。
Outlastに代表される逃走・ステルス系は、序盤こそ楽しめるが、何度もかくれんぼするにつれ、“まーたコイツ出てきたよ”とウンザリする。
idはDOOM3をサバイバルホラーと呼んでいたが、それはデーモンにとってななのかと笑ってしまうぐらい、撃ちまくりである。
3人称の固定視点のやつは、操作が焦ったくて、怖さよりイライラしながら進めている。
別にホラー系を好んで遊ぶのではないが、上記の違和感を大なり小なり抱えている。そんな私でも、手放して称賛できるのが本作で、このシステムを受け継いだゲームが出ていないのには残念としか言いようがない。ジャンルとしては1人称アクションホラー。この[b]アクションとホラーの絶妙な融合[/b]は、諸氏にお勧めしたい。
[h1]🏰ゲームプレー👨👩👧👦[/h1]
簡単にストーリーを説明すると、英国の没落貴族の娘が、ルーマニアの伯爵との婚約が決まる。一族と共にその城に入ると、閉じ込められてしまう。その城主は吸血鬼で、娘を生贄にして、封印されている強大な吸血鬼を復活させようとしていた。主人公はその兄として、一族及び妹を救い出すことになる。余談であるが、ゲームの[b]パッケージの裏表紙に、ラスボスがデカデカと載っていて苦笑い[/b]した記憶がある。
ゲームの基礎を説明する。迷路のような城内を探索し、一族の人々をセーフゾーンに連れ帰り、最終的には妹がいる城主へ決戦を挑む。
まず高く評価したいのは、[b]2001年でローグライク要素を搭載[/b]していたこと。マップの重要拠点は固定だが、それを接続する回廊は新規プレーごとに生成。そこに発生する敵もランダムで、こちらはロードするたびに配置が変わる。勿論、救出すべき一族やアイテムもそうである。
ゲームは[b]22:30から開始され、24: 00になると、全ての敵が強化[/b]される。各区画にいる一族の数は決まっているので、まとめて連れ帰って時短とするか、個別に連れ帰って安全をとるか迫られる。あまり時間を無駄にすると、突如ムービーが流れ、“〇〇が殺された”と救出失敗。[b]生贄に捧げられたとして、ラスボスが強化され、救出報酬の武器アイテムも得られない[/b]。セーフゾーンに連れ帰る途中でも、戦闘(または事故)で死ぬこともある。スピードランほどシビアではないが、常に焦らされる要素がある。
戦闘は難しめ。初めてやるなら、イージーを推奨する。十字架しか効かないシャドウ吸血鬼、銃を持った下僕などはバラエティ豊か。小ボスとして吸血鬼がよく出てきて、すばしっこくて苦戦必須。倒しても棺桶で休眠状態となり、心臓に杭を打ち込まない限り、復活してくる。またポータルは、強引に突入して鏡面を破壊しないと、グールなどが次々に出てくる。回復アイテムは豊富だが、慣れないうちは、一気にやられることも多い。
こちらの武器だが、近世という時代背景で貧弱。接近武器はゾンビや大鎌の下僕には良いが、それより上位の敵には危険。[b]リボルバーが一番使い勝手が良い[/b]。いわゆるマシンガンは、終盤の一族を救出したら貰える報酬。フリントロックライフルとマスケット銃は、単発且つ先込めリロード方式で、非常時間がかかる。ただし、同じフリントロックでも3丁ほど持てるので、[b]撃ったらリロードではなく、次のフリントロックに持ち替える[/b]のが好ましい。
またリロードさ、チャンバーの残弾を捨ててしまうので、特にリボルバーは全弾撃ってからそうする。
[h1]🌌グラフィック&サウンド🎻[/h1]
発売から20年以上たった今、当然グラフィックは貧相に見え、これは発売当時もあまり良くないと評価されていた。しかし、モノクロ無声映画を意識したとあって、その雰囲気の再現は今でもよくできていると評価できる。
音楽の使い方が素晴らしい。何かが起こりそうなサスペンス調の弦楽器をベースに、ダイナミックに切り替わる。
[h1]👍🏼総評👎🏼[/h1]
重ねて言うが、個人的には未だにアクションホラーの傑作。どちらかのジャンルが好きなら買い。加えて、とても安いので、つまらなくても、あまり懐を痛めない。トレカもあるので、それを集める際に遊んでもいい。
[quote]Steamキュレーター[url=https://store.steampowered.com/curator/33120141-%25E3%2582%25B2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%259F%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B0%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2589/]ゲーミングチャイルド[/url]では、近日発売予定のゲームの一口紹介を、あなたのアクティビティに毎日お屆けします。ぜひフォローしてください。[/quote]

SatoYuya_pyaa
2019年10月14日
バグだらけだし、救出対象のNPCはアホすぎて勝手に落下死して死ぬし、難易度はバカみたいに高いし、ランダム生成を謳っているわりには結構城の構造は固定だし……
ダメな点をあげるといくらでもあるのですが、それでも何度も繰り返しプレイしてしまう中毒性がありました。
その原因はあまりにも性能が尖り過ぎた各種武器にあります。
射程距離が短くダメージも低いが相手をノックバックさせるおかげで一対一では絶対に負けない素手。
ほぼすべての敵を一撃で倒すことができるが連打が効かず、一撃ごとに消費する木の杭。
スタミナ消費が激しすぎて連打できないせいで素手以上に弱いが、敵を召喚するポータルを一瞬で破壊できる剣。
悪魔系の敵を怯ませ、一撃で倒すことができるが、それ以外の敵には全く無力な十字架。
ほぼすべての雑魚を一撃で倒すことが一度に一発しか装填できず、持てる弾の数も少ないフリントロックピストル。
装填できる弾の数が多く、連射も効き、いろんな状況に対応できるが、威力が弱いので弾が枯渇しがちなリボルバー。
ボス敵ですら一撃で倒せるが補給できる場所が限られる聖水。
ゲームに慣れていない序盤ではそこらへんの雑魚になすすべもなくやられるしかないのですが、
じょじょにゲームの法則が見えてくると各武器を使い分けて吸血鬼たちを蹴散らしていくことができます。
手持ちの銃弾や体力と相談しながら その場その場で最適な行動を選択していくがミスしたら一瞬でピンチになる。
そういったまるでローグライクRPGのようなゲーム性にハマれる人はかなり楽しめるゲームだと思います。

Shiki-Kui
2016年05月03日
吸血鬼マラカイにさらわれてしまった家族たちを救うため単身古城へ、というホラーFPS。
とても古いゲームですが、霧の中にぼんやりと浮かぶ古城、暗闇から突然襲い来る怪物、プレイのたびに変わるマップ、などプレイヤーを震え上がらせる演出がてんこ盛りです。
一部NPCがスタックするなどアホアホなところもありますが、怖いゲームをお求めならおススメです。

Kosiki
2015年06月08日
吸血鬼伝説をモチーフにした一人称視点のホラーFPSです。
ホラー作品と一口に言っても、映画、小説など表現媒体ごとに適した表現手法というのは違っていて、例えば、映画においては状況描写を台詞でくどくど語っては駄目であり、あくまで映像表現で魅せていかなければならないわけです。その点、この作品はホラーをゲームという媒体に上手に落とし込んだ作品となっていて、かなりの没入感を与えてくれます。人質救出という目的と時間制限のルールは主体的に動かないといけないゲームとの親和性が高いですし、音楽、映像の演出も恐怖を盛り上げてくれます。音楽はF1キー一つでオンオフできるようになっていて、製作者側も音楽はちょっとやりすぎたかな?と思っているんでしょうね。
このゲームの長所短所について書いてみると、長所は何といってもその構成のバランスです。プレイ時間は比較的短めで、時間制限と相まってその間ずっと緊張感を維持できます。これはホラー作品としてはかなり重要です。城内の暗さの表現、扉を開けて突然ざわめく音楽、この閉塞感の恐怖は是非実際プレイして体験して欲しいと思います。
短所はやはりグラフィックの古さになりますが、実際プレイでは気にならないと思います。連れている人質がうまく付いてきてくれなかったりオブジェクトに引っかかったりするのは古いゲームらしいところです。
FPSとして見ると、その粗さは目立ちますが、どの敵にどの武器が有効かを試行錯誤しながら使い分けていかなければならない所は緊張感維持に役立っていて、とにかくゲームとしてのホラーはどうあるべきかをしっかり考えて作られているなと感心します。
個人的にはホラーゲーム好きのみなさんに是非お奨めしたい作品です。このゲームは頻繁にセールされたり、ゲームショップでSteamキーの無料配布が行われることがあるので気軽に触れることができると思います。ただ、日本語非対応のためプレイへの敷居が高くなっているという状況は余りにも惜しいので日本語ガイドを作成しました。宜しかったらご利用ください。Steamオーバーレイを利用してプレイしながら閲覧できます。
[url=http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=453751436]http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=453751436[/url]