














Observation
『Observation』は、ステーションの人工知能 S.A.M. のレンズを通して、エマ フィッシャー博士と彼女の任務の乗組員に何が起こったのかを明らかにする SF スリラーです。
みんなのObservationの評価・レビュー一覧

hachibe
2020年06月16日
宇宙船AI「S.A.M」になってエマ・フィッシャー博士を手助けしながら異変が起きた宇宙船の謎を解き明かし行くゲーム
格好コアなSF映画好きな人にオススメ
所々に伏線らしき描写がちりばめられていてプレイし終わったあとにあれこれ考察がするのが楽しいです。そうゆう意味で何周もプレイできるゲーム
僕はやらないけど(視点移動や操作感が独特で酔いやすいから)

machiya
2020年06月06日
初回プレイクリアした感想になります。
ストーリーは翻訳も問題なく、どんな展開になるのか楽しみながらプレイできました。ラストの展開は、色々考えさせられるものでした。
また宇宙ステーション内の描写についても、細かいところまで造りこまれているように、感じました。
宇宙ステーションのAIとなり、監視カメラやドローンを操作し謎を解いていくのですが、操作が独特で操作には慣れが必要になってきます。個人的にはマウスとキーボードよりもコントローラーの方がプレイしやすいと感じました。
行動目標については、メニュー画面?で確認できるので、詰まることはなかったです。ただ、ラスト直前あたりは目標が漠然としていて何を行うのか解りづらい時がありました。
謎解きについては、ギミックが面白い謎解きが多く、難易度自体は高くないと感じました。
確かに万人受けする内容ではないかもしれませんが、非常に面白作品でした。

山芋まぐろ
2020年06月06日
先ほど、クリアしました。
全体として、とても楽しめました。
宇宙空間の臨場感がすごく伝わってきて、結構ドキドキハラハラしてプレイしました。
(宇宙に行ったことないですが)
ただ、万人受けするゲームではないとこもあります。
1つ1つミッションをこなしてスト-リーを進めていくのですが、解くための
ヒントが見つかりにくい。
きちんと探せば必ずヒントは見つかるのですが、それを見つけるためのヒントが
なかなか見つからなく、はまってしまうと詰んだと思ってそこでプレイをやめてしまう人がいるかも?
宇宙空間を散策しながらヒントを探すのが好きな人には合っているゲームです。
さくさくストーリーだけ見たい人には不向きかと思います。

Father'sOrder
2020年06月03日
あまり親切なゲームではありません。よく言えば、昔ながらのゲームデザインです。
初めての宇宙遊泳をさせられてから30分ほど宇宙空間をさまよいましたが、結局船内に戻ることはなく、ゲームを閉じました。
何をすればよいのかを何度聞いても「EAS-03に戻ってこのゲートを開けて」としか言ってくれず。ゲートとは何のことを言っていたのでしょうか。
最近の親切なゲームに慣れてしまったのか、とても不親切に感じてしまいました。
ゲームの世界観に浸りこみ、ゲーム内の用語を序盤から熟知し、「ああ、あのことね」と勘所のいい方なら、あるいは楽しめるかもしれません。

mizui3
2020年05月30日
パッケージを見て,「LAGRANGE L2」や「D-SIDE」を思い出しました.
昔のドキドキを体験できたらと思い購入.
演出は良く,元ネタを探したくなる作品でした.
操作性に違和感を感じるかもしれませんが,不自由が良いのです.
十分にドキドキできました.

thacoo
2020年05月29日
プレイ時間は短いものの、17時間もの映画をインタラクティブな映画を見てると思うとすごく有意義なものでした。操作がシンプルな分没入感あります。

zxabeillexz
2020年05月26日
3D空間上で気になる所をクリックして
情報を収集したり、
機器を操作(mini game)しながら
各orderに従って、物語を進める
SF adventure Gameです。
---{Graphics}---
・Beautiful
---{Gameplay}---
・★★☆☆☆
・mini games(簡単な覚えゲー)
・3D point click Adventure
---{Audio}---
・Good
---{Difficulity}---
・Easy
---{Story}---
★★☆☆☆
・Some Lore
ここが肝心な所なのですが、まぁ
百回は読んだことがある内容です。
[spoiler] 福音派が喜びそうなAscensionネタです。
これならNETFLIXで
クローバーフィールド パラドックスを見た方が良いですよ。[/spoiler]
---{Game Time}---
・Average
このくらいで丁度良いと思いました。
---{Price}---
・If u have some spare money left
背景やUnityの勉強にはなる・・・だろう。
---{Bugs}---
・Never heard of

野良/Nora
2020年05月26日
ゴリッゴリのSFな感じでとても面白かった。
謎解きは、基本的にそんなにややこしいものではないので頑張れる。ひねた考え方は必要ない。これをするには何が必要かを推察していけば大概なんとかなる。
ストーリーに沿ってしっかり探索していけば問題ない。
なお、戦闘に類するものは一切ない。純粋に探索して謎解きをしていく感じ。
ホラー演出も心配ない。ドッキリ要素は特に見当たりませんでした。
操作感は癖があるけど慣れればそんなに問題を感じなかった。ただ、360度ぐるんぐるん動いたりする所もあるので人によっては酔うかも知れない。私は少し…。
あと、ゲームの最初に注意が出ますが、強い明滅の演出がちょいちょいあります。そういうのが苦手な人は注意したほうが良いかも。
個人的には総評は十分面白いと思いました。一本の小説か映画を見た気分。買ってよかった。

ramuna
2020年05月24日
よ、酔う・・・
FPSプレーヤーなはずなんだけどこのゲームは酔ってギブアップ
話的には先が気になるけど耐えられなくて火災場面クリア後に返金お願いしてしまいました
宇宙空間って怖いね!

pentas1262
2020年05月24日
クリア済レビューです。
2026年、ISSの後継機である低軌道宇宙ステーション「オブザーベーション」で原因不明の事故が発生。クルーのエマ・フィッシャー博士はステーションの人工知能「S.A.M.(プレイヤー)」を再起動し、何が起きているのかを探る……という物語。
ゲーム自体はSAMの視点(ステーション内の監視カメラと、球形ドローン「SPHERES」)で進める探索とパズルが主になります。グラフィックは視覚効果も相まって実写映画と見紛うほどの綺麗さで、非常に高い没入感を味わうことができます。また、ちょっと古臭いUIも雰囲気にマッチしたカッコよさとリアリティを生み出しています。(実際のISSも信頼性の観点から70~80年代のコンピュータを使っているので、それをオマージュしたのかもしれません)
問題はやはり他の方が書かれているように操作性だと思います。
・SPHERESの操作が三次元機動なのに上下移動のキーが無い
・やたら長押しが多い
・一部キーの表記が分かりにくい(「X」と表示されているSAM-OSのバックキーは「バックスペース」です)
など、操作性の悪さを感じる部分が複数見受けられました。
謎解きも難解で、「え、そこ?」と思わされるようなところにヒントが隠されていたり、パズルがやたら面倒だったりと、少々イライラさせられるかもしれません。ネタバレ防止のため伏せますが、一か所ローカライズされていないメモ書きがヒントになっていたのは自分も違和感を覚えました。
ですが、自分がAIとなって物語を進める臨場感と緊張感は、プレイして体験してみなければ分からないものだと思います。個人的にはすごく楽しめました。SF映画を一本見終わったような気分。
謎解きに関しては、とりあえず視界に入るものに片っ端からカーソルを当てて、インタラクトできる物を探すと、案外簡単に解くことができます。船外活動の際は、頭の中に「オブザーベーション」の全体像(六角形の本体の三つの角に、それぞれ各国のモジュールが接続している)を思い浮かべればなんとなく目標の位置がわかるので、接近してインタラクトできる物を探しましょう。

condor
2020年05月24日
エンディングまでプレイしてのレビューです。
まず初めに、ストアページに「SFスリラー」とありますが、エイリアンと銃や爆弾でキャッキャウフフするようなタイプのゲームではありません。ホラーゲームを期待している方も期待外れになるかと。純粋にSFです。個人的にはかなり楽しめました。
[h2]良い点[/h2]
[list]
[*]宇宙空間やステーション内の美しいグラフィック
[*]ひきつけられるストーリー(詳しくは書けませんが)
[*]詳細に用意された数々のドキュメントや作り込まれた設定
[*]違和感の無いローカライズ(日本語対応に感謝)
[/list]
[h2]悪い点[/h2]
[list]
[*]ゲーム内の移動に慣性がありクセがある(酔う人は酔うかも)
[*]パズル的なミニゲームが初見で理解しづらい
[/list]
日本人のレビュアに不評が多いのは、求めていたものと違うということなんでしょうね。硬派なSFのゲームが日本には極めて稀であることと対応しているように思えます。
自分にとっては期待通りのゲームであり、こういった作品が楽しめることに喜びを感じ、没頭しました。映画や他メディアと異なり、プレイヤーがこの日常から遠く離れた(しかし決して絵空事ではないリアルな)世界に入り込み、色々な情報を得て行動ができることが楽しさの1つだと思っています。物語の結末についても、海外のSF作家の小説を好んで読むような方なら、きっと気に入ると思います。

XHunTomo
2020年05月23日
おすすめできるかできないかの判断が難しいが、一応不評とさせてもらう。実際にどう思うかはプレイしてみて感じてほしい
読むのが面倒な方は下部のTL;DR参照。
[h1]どういうゲームか?[/h1]
このゲームは雰囲気に極めて力を入れている作品といえる。
プレイヤーは地球発の宇宙船のAI「S.A.M」で、監視カメラの限られた視点から、もしくはとある媒体を得て自由に移動しながら、宇宙船のの機能を操作してこの”事件”の調査をすることになる。
プレイヤーキャラとはいえ、あくまでも「S.A.M」は機械。カメラを動かすにも船内の機能を実行するにも、メタ的な話、操作性がとても悪い。その悪さたるや、プレイ中は苛立ちを覚えるレベルではあるが、”あなたはS.A.Mである”という演出と考えれば、結果的には納得できるものかもしれない。
[h1]ゲーム性[/h1]
・ゲームプレイは正直短い。バグに遭遇した影響で序盤の1時間ほどをやり直したのだが、それでも総計5時間ちょっとでクリアできる
・基本的にはパズルゲームである
→「S.A.M」は都度渡される指令を、宇宙船の機能を使用して実行していくのだが、基本的に内容は単調。簡単な脳トレを終始やり続ける。
・同時に、極度な探索ゲーでもある
→後述するが、お世辞にも良いとは言えない操作性の中、とても不親切なガイドを頼りに情報を収集する必要がある
[h1]Good[/h1]
・宇宙に取り残されれ、謎のハプニングに巻き込まれるという、SFスリラーとしての恐怖を丁重に演出。
→操作性がとても悪いというのも、この恐怖に一役買っているのかもしれない
・定期的に発生する、”あなたがS.A.M(AI)だからこそ発生する演出”の数々が雰囲気ゲーという性質にマッチし、十分な没入感を醸し出している
→例えば、画面に突然コーディングのような画面が発生したり、(あくまでも機械からの視点なので)画面にノイズが走ったり、亀裂が入ったり。
どれも雰囲気・演出にとても力が入っており、S.A.Mとエマ・フィッシャー博士の一部始終を体験するには十分なものだった
[h1]Bad[/h1]
・ゲーム性に乏しい
→前述した通り、味の薄い脳トレを終始実行することになる。それぞれに独特なUIが表示されるので、「俺は機械だ!」という没入感を確かに得れるが、同時に機械にしては妙に不便すぎる。冒頭の演出により理由は明白だが、にしてもポンコツ。
・指令が曖昧すぎる
→これは極端な探索ゲーであることにつながる。
→「これを実行して」はまだいい。「これを探して」という指令があまりにも大変。目的のものを見つけたと思ったら、それを実行するまでがワンセットだという場合があり、しかも実行するには別途新たな情報を収集する必要がある。壁の小さい張り紙や、どうみても関係なさそうなオブジェクトが対象になることが多々あるので、とてもストレスが溜まる。
→指令の再確認にしても、指示が短すぎる。宇宙へ行けるほどの技量がある人物であればもう少し詳細的に喋ってもらいたいものだが・・・。
・操作性が悪い
→演出であることは重々承知しているが、にしても操作性が悪い。宇宙空間を360度ぐるぐる回りながら妙に融通の効かないシステムと常に格闘することになる。ついでに画面酔いにもガッツリ襲われる。
・ストーリが極めて難解(念の為スポイラー)
→[spoiler]ストア説明文にある「出来事を解き明かす」というのは名ばかりで、次回作でもあるのか、全てをプレイヤーの想像に任せているのか、正直何も解決しない。[/spoiler]
・バグが多い
→操作を受け付けなかったり、キャラが壁に埋まったりと、雰囲気と演出が大事であるゲームにも関わらず多発する。
雰囲気を重視している部分が多い為ゲーム性に乏しい。難易度も低く、楽しくない細かい探索を長時間強要されるため、ところどころ不快になる。
[h1]総評(TL;DR)[/h1]
宇宙をベースに展開されるSFスリラーとして十分な雰囲気を醸し出し、没入感も非常に高いゲームで、個人的には面白かった。
しかし、それは"ゲームとしての面白さ"かといえばそうでもなく、例えるなら"映画を見た感想"として面白かったに過ぎない。むしろ操作性が悪い中、とても分かりづらい見た目や配置をしたオブジェクトを探索させられるのはストレス以外のなにもでもない。よって、ゲームとしての評価は正直良いものとは言えないだろう。
映画を見るつもりでプレイするのであれば、なかなか楽しめる作品だと言える
しかし、ゴリゴリに”SFスリラー系のゲームを遊ぶ”つもりで購入するのであれば、Alien: IsolationやDead Spaceをプレイしたほうがいいだろう。

じじい
2020年05月23日
何かが起きた宇宙ステーションの内蔵コンピュータとなり、謎を追いかけるSFアドベンチャーゲーム
-良点
「2001年宇宙の旅」に出てくるHAL9000等のハイテクコンピューターが好きな人は中々楽しめる
カメラ映像やカットシーンはかなり出来が良い
人間ではなく、コンピュータが解析したり操作しているという感覚が楽しめる
-欠点
「〇〇をしろ」といった指示が入るが、スイッチや操作盤の位置・行くべき場所が分かりづらい場面が多く不親切
宇宙遊泳する場面はかなり酔いやすい
頻繁に差し込まれるミニゲームは終盤になる頃にはうんざりしてくる
ストーリーが難解で説明不足(私がアホなだけで、賢い人が収集可能な文書をかき集めて少し考えたら難なく理解出来るのかもしれない)
-総評
映像演出やUIは秀逸なものの、不親切さとストーリーの難解っぷりに問題あり

senjoutarou
2020年05月23日
ハードSFなインタラクティブADV。しかしADV要素がチープなのでとにかく笑ってしまう。
超常存在と絵文字パズルでコンタクトし、操作性の悪いパズルを延々と解いていくハードSFと書けば、このガッカリ感がわかっていただけるだろうか。
ゲーム部分以外が、SFとして出来がいいかというとそうでもない。いつもの「なんかよくわからんけどすごそうなSF」である。
もちろんそういう話はそこら中にあふれていて、それ自体は珍しいものではない。スタージョンの法則しかり、SFとして駄作であることはたいした問題ではない。
しかし、本作はゲーム。ゲーム内の様々なオブジェクトにインタラクトし、謎を解き明かしていくゲームである。
SF小説を読破するのに、いくつものミニゲームをクリアしなければならないとしたら?
SF映画を鑑賞し終えるのに、絵文字パズルを繰り返しプレイしなければならないとしたら?
ストレスをため込んだあげくに到達するのが「いつものSF」だったとしたら?
それなら星の数ほどある名作SFを買うなり見るなりした方がよっぽど安くておもしろくないか?
もっとも、それはプレイヤーの受け取り方次第で、SFマインドが足りていないだけなのかもしれない。
その可能性は十分にあるので、このレビューを読んで「そんなことねえだろ!」と思った人は、是非本作を開発していただきたい。
最後に一つ。やっぱりモンスターが出ないとダメだな。

KisaragiLina@Twitch
2020年05月22日
FPS視点苦手な人にはツライです。めちゃめちゃ酔いました・・・。
一本道の回収型アドベンチャーでした。ミニゲームあり。
進め方が分かりづらいところが多々ありました・・・。

kabusama
2020年05月22日
ストーリーは気になるがゲーム性が悪い。
映画とかでいいのでは?
大体のゲームでは調べられる資料は明るくなっていたり、枠が付いてたりしますが、本作ではどうみてもただの紙です。本当にありがとうございました。
宇宙空間ではマップがなく、上下左右もわからない状態で「〇〇に来い」と言われて路頭に迷ったので私は挫折しました。
![[buta] kurata [JP]](https://avatars.steamstatic.com/c2909093b0bd3bdc0b56f628e0d4fc7fa6b402bf_full.jpg)
[buta] kurata [JP]
2020年05月22日
宇宙ステーションで探索しながら物語を解き明かすタイプの探索ゲー
物語は気になりますが最初の90分でストレス>>>>>>楽しさだったため挫折しました。
具体的なストレスの要因はカメラ操作の遅さと導線の甘さ
船内カメラで様々な場所をインタラクトしていくことになりますが、そのカメラがとにかく遅い。怪しいところをぐるぐる探し回ることになるのに肝心のカメラ操作がストレスだとやる気も萎えるってものです。
また、船外に出て修復作業をするところでどこを見ればいいかわらかず立ち往生となったため、自分のプレイはそこまでとなりました。
最後までプレイしていないのでおすすめするもしないもありませんが、自分はこのゲームが合わなくて楽しみ方がわからなかったので申し訳ないですがおすすめしないとしておきます。動画で見て満足するタイプのゲームだと思います。
最後に私的なことですがもう一つ ファッキューエピック

Twilight
2020年05月22日
カメラや移動で視線を見回して反応がある箇所を探し、
解決法を見出しながらパズル要素をちょこちょこ解いて進めていく感じです。
正直キツイ
パズル要素は難しくはないし、ストーリーの導入も良いので進めたくなるのですが
ヒントもあるし目的も示してくれるのに、現場で何をどう行動すれば答えとなるのかが分かりづらいです。
メニュー開いてあれこれするのが解だったりもして、詰まりポイントがいくつかあります。
映像はゲーム的なものではなく、リアル寄りなので
「あ、この目立ってる書類をクリックだな」など気づくものではなく、
単に背景の一部としか思えない壁に貼ってある1枚用紙が解だったりするので、
わからないときは360度視線を舐め回して反応を探す必要があります。
宇宙空間での探索が目印もなく非常にしんどかった。
そういう手探り感が好きな人は良いかもしれません。
私はそこに、面白味やドキワク感をまったく感じることができず。
プレイを続けるのがきつかったです。
先が気になるからなんとか続けられましたが。
また、最初は独特な操作に戸惑いました。
「え?ここ押しながらクリックなの?」
「Xキー押してもメニューが閉じない」とか・・・。
(自分がアホなのかもしれませんが)
画面クリック型の探索モノとか好きな人は向けなのかな
映像はすごくキレイで、宇宙ステーションの雰囲気は抜群です
視点酔いしやすい人と、閉鎖感があるので
閉所恐怖症の人はプレイしないほうが良いですね。
私はファーストインプレッションが良くなさすぎて
「9割はポイント探しの疲れるゲーム」という印象を抱いてしまいましたが
2時間半ほど頑張ればやっと話だけは面白くなります。
あと巨大なゴシック体はダサい

朝比奈 / Asahina
2020年05月22日
[b]2020.5.22 Steam版リリース時点のレビュー[/b]
[b](EpicGames版をクリア済)[/b]
[hr][/hr]
『Observation』は、静止軌道上の宇宙ステーションを舞台としたSFアドベンチャーだ。1年間のEpicGamesの時限独占期間を経て、Steamでリリースされた。
主人公は"エマ・フィッシャー"という女性だが、プレイヤーは彼女自身としてではなくステーションの管理AIである"S.A.M."という立場から、非常事態に陥った宇宙ステーションの謎を解き明かしていくことになる。
[code]舞台となる宇宙ステーションは、現実の『ISS』がモデルとなっているようだ。[/code]
[h1]ゲームプレイ[/h1]
プレイヤーはS.A.M.として、ステーション内のモジュール各所に設置された固定カメラや、自立行動が可能なボール状の小型機体となって、一人称視点でステーション内を探索・観察・操作していく。
エマは主人公であるが彼女自身を操作することはなく、あくまで彼女からの指示を受けるような形で動いてくことになり、進行に伴って更新されていく目的に沿ってストーリーベースで進んでいく形だ。
その過程の中で突然、ある『パズル要素』がエマの身に降りかかることがあるが、そこでどうすれば良いか、要はチュートリアル的なものは何も示されない。
作中で「なぜそれが彼女の身に起こるのか」はストーリーに密接に絡んでいて、終盤になってようやく明かされることになるのだが、未知との遭遇とは得てしてそういうものだということを表しているかのようだ。
[code]本作では開発元が意図して、リアリティのある不自由さが表現されている。
つまり現実にそんなことはないように、見えない誰かが出来事を親切に教えてくれるわけはなく、インタラクトできる箇所が光ることもないし、固定カメラが高速で動くわけも、無重力空間で自在に動けるわけもないのだ。[/code]
[h1]SFファンに向けた要素[/h1]
本作は古典的なSF作品のファンに向けて製作されている。
作中で起こる・起きた事についてはストーリー上や、探索中に発見できるドキュメントなどでちゃんと説明されているのだが、多くのプレイヤーが難解だと感じる (そもそも説明されていると気づけない) のは、SF的な基礎知識までは逐一説明してはくれないからだ。
あくまで『Observation』の舞台は、現代の科学技術や物理学をベースにしている。創作された知識ではなく現実にある知識なので、誰にでもわかりやすくはない。
その上で、例えば「量子論・並行宇宙・モノリス・特異点」といった、SFファンにとっては馴染み深いキーワードを、あらかじめ受け容れているプレイヤー向けなのだ。わくわくしないだろうか。
[h1]日本語翻訳/ローカライズ[/h1]
英語音声・日本語字幕に対応している。
翻訳品質は良好で、SF作品における固有名詞や技術的な用語も含めて問題なく訳されている。先に書いたように現実的な科学技術や物理学をベースとしているため、ともすれば理解しにくいこともある、ゲーム独自の造語のような翻訳にはなっていないということだ。
地味だが忠実であることはそれだけで評価できる。
[code]翻訳は、多くのインディーゲームを手掛ける伊東龍氏 ([url=https://twitter.com/Ryu_Ito1976]@Ryu_Ito1976[/url]) が担当されている。[/code]
[h1]総評[/h1]
本作はSFファン、それも古典的なSF小説を好むプレイヤー以外にとって優しいゲームではない。
例えばそれはアンディ・ウィアーのような入門向けではなく、クラークやアシモフ、ハインラインの作品のようなものだ。それが映画のように端折られることなく描かれるのだ。
批評も覚悟の上で、プレイしてほしいターゲットを絞って製作された潔い作品だと感じる。万人向けではなく、挑んたプレイヤーが理解できるか試されるゲームと言ってもいいかも知れない。
SFファンにこそ、おすすめだ。