





Proxy: Ultimate Hacker
あなたは端末と個人プロキシを装備したハッカーです。侵入し、損害を与えたら、賠償金を受け取ります。
みんなのProxy: Ultimate Hackerの評価・レビュー一覧

seth3
2019年12月22日
90年代辺りのハッカーになって日銭を稼いでいくゲーム。
稼いだお金でハードウェアやツールを購入したり、所有するプロキシサーバの改造が可能。
ハッカーとしての信頼を得るとより難しい依頼へ挑戦できる。
CUI操作はなく、ソースを書くこともなく、マウスカーソルでレトロなGUIを弄っていく。
ここまで読んでお分かりだと思うが、本作はuplinkのオマージュに近く、uplinkをプレイ済みであればプレイ感が掴みやすい。
以下、uplinkと違う点をまとめる。
・ゲーム内年代のせいか、ストレージがメガバイト単位、CPUがメガヘルツ単位、電話回線の音が聞こえます笑
・ハッキングはパスの総当たりではなく、パスワードノードを通るようにデータストリームを弄って解析するパズル形式
・自分のプロキシを持っており基本これを使うので、大量に踏み台を作る手間がない
・ミッションが初見でも何をすればいいか分かりやすい
・IPが割られても(uplinkではゲームオーバー)PC消滅だけでbankの金は残るとの情報有り(セーブが破棄されることはないらしい)
基本的に依頼も、UIも、uplinkと比較してシンプルで分かりやすいのが特徴。
英語だが文字が小さくなく文量も多くないので敷居が低い。
パズルは、たまにデータ配置がヤバいやつがあるが一度Disconnectして入りなおせば変わるので問題ない。
稼いだ後に自前のPCやプロキシを増設するか新しいハッキングツールを買うか選んでいるときも楽しい。
総じてuplinkの"ゲーム"としての課題点(ハッキングシミュレータとしては言うことがないかもしれないが…)を踏まえ、ストレスなく楽しめるように十分工夫されている印象。
リアルを突き詰めたuplinkや完成されたアドベンチャー要素をもつhacknetには適わないかもしれないが、お手軽さという点では悪くないです。