





Siege of Centauri
『Ashes of the Singularity』と『Sins of a Solar Empire: Rebellion』のパブリッシャーによるこの大規模な新しいタワー ディフェンス ゲームでは、何千ものエイリアン マシンが地球最初の星間コロニーに降下します。
みんなのSiege of Centauriの評価・レビュー一覧

Exelance
2019年04月29日
スタンダードなSF系TD.
現在配信されているマップはノーマル難易度ですべてクリアしたのでレビューをします。
・タワー
一般的なガンタレット、強力だがリチャージの長いレーザー、射的距離が長い迫撃砲、
威力は低いが大量の敵を攻撃できる放電装置、対空ミサイル、敵をスローにする重力発生装置、ドローン発信場、
などなど、種類は多い(現在は14種類)
タワーはアップグレード可能。
・衛星スキル
エネルギーを消費して発動するアクティブスキル。
敵ルート上に部隊を配置して敵を足止めしたり、タワーを強化したり。
いまのところ全部で8種類。
・メタル
タワーを建てるのに必要な、他TDでいうところのゴールド。
ただし、(基本的には)敵を倒して入手するのではなく、時間経過で増えていく。
マップ上に金属回収のタワーを建てると、敵を倒すことでも回収できるようになる。
・拠点
防衛対象。ここへ敵にたどり着かれたらゲームオーバーなのではなく、
拠点自体にも戦闘能力があり、ある程度は敵と戦ってくれる。
拠点のアップグレードも可能。
・敵
通常の敵の他に、単体では弱いが大量に出現するタイプ、シールドを持っているタイプ、飛行タイプなどがあり、
そういった特殊な敵は、それの敵の撃退に特化したタワーでないとまず倒せない。
(例えば、大量に出現するタイプは、通常のタワーでは処理が追い付かないので、
一度に大量の敵を攻撃できるタワーでないと殲滅し切れない)
・難易度
難易度は5種類あり、ノーマルでもけっこう難しかった。
以下は難点。
・UIが不親切
マップが入り組んでいる割には敵のルートが表示されないので、
敵がどこを通って来るのか分からない。
タワーを大量に立てれるが、中盤以降はごちゃごちゃしてしまい、
どれがどのタワーなのか見分けがつきづらくなる。
そのため、特定のタワーをアップグレードしたいというときに、迷うことがある。
ただし停止はできるので、停止してじっくり探すことはできる。
「その生物は中立だから攻撃するな! 攻撃して怒らせたらやばいぞ!」という警告を、攻撃した後に言われる。
・攻撃対象を選べない
タワーが優先的にロックオンする敵は(たぶん)タワーに一番近い敵で、拠点に一番近い敵、とかではない。
よって、ルート途中のどうでもいい敵を攻撃して、拠点に迫っている敵を無視したりする。
プレイヤーが任意でターゲットを指定することもできない(っぽい?)
・グラフィック
二世代くらい前のモデリングで、全体的に地味。
倒した敵が爆発四散する、というような要素があれば視覚的に爽快感が出そうだが、
今のところは倒した敵はそのままフェードアウトするだけである。
なお、アーリーアクセス中なので、上記の難点は改善される可能性はある。
今はまだ選択できないが、画面に「EQIP」や「SURVIVAL」などの項目があるため、
そのうちタレットの強化要素や無限モードが実装するものと思われる(保証はしませんが)
総評として、これといって目新しい要素はなく、奥が深いとは言い難いが、
大量のタワーで敵をじわじわ削っていくのはそれなりにおもしろい。
値段は現在1000円と、TDにしては少々お高いので、
正直なところあまりおすすめできないのだが、
アーリーアクセス中であり、今後の開発に期待を込めるという意味で、一応おすすめにしておきます。