





Supreme Ruler 1936
Supreme Ruler 1936 は、PC (および近々 Mac) 用のリアルタイム地政学/軍事戦略ゲームです。第二次世界大戦時代に国家を支配し、大規模な軍事作戦を指揮するか、数多くのセットピースの歴史シナリオの 1 つを試してみましょう。プレイヤーはサンドボックス モードでプレイ体験をカスタマイズし、好みの勝利条件を持つ任意の国としてプレイすることもできます。
みんなのSupreme Ruler 1936の評価・レビュー一覧

Grandge
2014年09月23日
このシリーズは進化した現代大戦略というのが一番分かりやすい印象。初代(Supreme Ruler 2020)は謎の霧で、分断された世界で小国分裂した世界をあつかっていましたが、続編のCold Warで米ソ冷戦期を描き、本作のテーマは二次大戦です。
シリーズのもっとも目を引く特徴は、全世界がヘクスマップ化されている点と、プレイヤーが細かな指示をしなくてもAIがかなりの部分を操作してくれるという点。数百の部隊が勝手に動き回って戦闘する様は圧巻です。
部隊編成とかリアルスケールといった戦場のリアリティは皆無(Panzer Generalシリーズがマシにみえるほどない)ですが、戦略級ゲームに必要な要素(経済、外交、研究、生産)は網羅しており、ウォーゲームというよりファンタジーゲームとして見れば、かなり面白い。
とっつきの悪さは折り紙つきですが、本作ではチュートリアルが用意されていて、何をすべきか悩まずにすむように配慮したようです。ただし、チュートリアルが先にすすまないというバグで肝心の戦闘目標の指示が説明できてないのが難点(そのうちパッチで解消されるでしょうが・・)
とりあえず、1936年開始でドイツでポーランド侵攻(1939年)までプレイしてみましたが、それなりに史実に近い形で展開しました。
ただ、日中戦争は、うまく機能していないらしく気が付いたら、日本が中国に占領されていました。(^^;
二次大戦と兵器が好きで、面倒くさがりな人におすすめです。