Sword of the Stars
2405 年、人類の科学者は新しいテクノロジー、ノード ドライブを発見しました。これは最終的に光よりも速い速度で星から星へ移動することを可能にする革新です。 人類が新たな時代の瀬戸際にあるとき、最初のコロニー間の船が破壊され、地球がエイリアンの力によって破壊されるという悲劇が起こります。新しい時代の幕開けであるはずだったものは、代わりに厳しく新たな現実によって妨げられました...私たちは一人ではありません...そして私たちはもはや安全ではありません。
みんなのSword of the Starsの評価・レビュー一覧
a_pharaoh
2021年10月20日
標準的な4Xゲーム。
「Complete Collection」という名の通り、DLCが3つ付いた完全版である。
悪い点
・機能面
・マップ
良くある複数の星が存在する宇宙の画面で操作を行うが、この3Dマップが非常に見辛い。
遠くの星の周囲の状況を見たいときは粒のような星をダブルクリックするかスクロールでズームしなければならない。
しかし、手前に星があるとそいつが邪魔するので視点も変える必要がある。
中盤になって多くの星を所持している状態になるとこれを何度も繰り返す羽目になり、非常に面倒。
・報告
戦略ゲームには必須の報告機能がこのゲームにも存在するが、使い物にならない。
報告は下の流れる掲示板に出てくる。
・接近
敵が接近している...はどこの星に接近しているのかわからないため、1つ1つ星を見てどれに接近されているか探すことになる(一覧から星名を指定して移動する術がないため、星がわかっていても場所を覚えていなければ同じことだが)。
・戦闘
戦闘が発生する自動にするか手動で戦うかを選択できるが、自動にした場合、結果を教えてくれず、戦闘があった星を拡大して確認する必要がある。
複数の戦闘が同時に発生した場合はかなり面倒である。
戦闘に参加した戦艦の数を覚えていないと被害があったのかどうかさえ分からず、マップ上では相手の戦艦の数が不明であるため、相手の被害状況は完全にわからない。
・研究
研究が完了すると報告が流れる(何の研究が完了したかはわからない)が、そのままターンを終了しても何も言われない。
研究をしてないと研究無しの報告が流れるが、報告は他の報告の順番を待って流れることがあるので、気づく前にターンを終了してしまうことがある。
・建造
戦艦が完成すると○○で完成した、と報告してくれるが、その星の選択は手動で行うため面倒。
・戦闘
基本は移動させるだけだが、UIが非常に貧弱である。
攻撃範囲を常時表示にできない、旗など機体を見分ける情報を表示できない、被害状況を表示できない。
戦ってるのと撃沈したことくらいしかわからない。
物質を鮮明に移すセンサービューが存在するが、初期状態でこのモードに入ると何故か機体の移動ができなくなり、移動は対応する研究が完了するまでお預けとなる。
そのため、序盤~中盤は移動させてセンサービューにして移動させて...といった感じになる、というより面倒になって自動を選択するようになる。
・研究
項目を選択しても説明がない。
ダブルクリックしてようやく説明が出るが、その際に画面がかなり拡大される。
この状態で画面を移動させようとすると感度が良すぎてうまいこと移動できない。
縮小しようとスクロールさせても縮小の度合いが少なすぎて物凄いスクロール量を求められる。
もう一度ダブルクリックすると最低まで縮小されるので、最低と最大を行き来する謎UIになっている。
・一覧
星及び戦艦の一覧がなく、自分で探しに行くことになる。
最近の活動画面には使用した戦艦が表示されるが、表示されるだけである。
・映像
解像度を変更すると、変更前のウィンドウサイズにマウスがロックされる。
一気に大きくすると終了ボタンが押せなくなるため、「ALT+F4」で抜けることになる。
このバグが存在するため、設定変更後はゲームを再起動させる必要がある。
起動が早いのが幸いか。
・他
日本語環境だけだろうが、一部の文字が化ける。
見た感じだと、単引用符が文字化けしているように見える。
良い点
・機能面
非常に動作が軽い。
2006年産なだけあって、サクサク動く。
Windows10でも問題ない。
・映像
本体+DLC分の計4つの映画がついてくる。
ここだけはちょっと豪華。
bikで保存されているのでゲームを起動しなくても見られる。
解像度は4Kに対応しているという驚きだが、文字が小さくなりすぎるので2Kあたりが限界。
・音楽
良いかと問われると微妙なところだが、雰囲気は悪くない。
oggで保存されているのでサウンドトラックは作れる。
メタ情報はついてこない。
2006年に作成されたとはいえ、かなり遊び辛い。
良質なゲームが数多に存在する今日にわざわざこのようなゲームを購入する理由は皆無だろう。