System Shock 2
一人称視点のサイバーパンク探索ホラー RPG であり、システム ショック (1994 年) の続編です。この作品では、兵士が災害の余波で宇宙船フォン ブラウンで目覚め、人工知能の敵対者である SHODAN 間の紛争の真っ只中にいることに気づきます。人類の支配を求めるシステム・ショックと、船の腐敗したAIが率いる肉体ベースの精神的集合体であるザ・メニー。
みんなのSystem Shock 2の評価・レビュー一覧
Bruticus
2022年10月12日
[h1]今やっても超名作[/h1]
[b]良いところ[/b]
・完璧なまでに閉鎖環境での孤独を感じさせる演出の数々
・二転三転する魅力的なストーリーテリング
・(多少バランスに目をつぶる必要はあるが)RPG的成長要素による攻略の自由度
・某バイオにも影響を及ぼしたインベントリシステム
・誰とは言わないがあのキャラの存在感
・ホラーゲームのくせにやたらスタイリッシュなサウンドトラック
・ゲーム内ゲームなど無駄にやりこみのある小ネタ
[b]気になった点[/b]
・少ない体力、足りない弾丸、すぐ壊れる武器、等序盤が異様に難しい
・反面、最後まで遠距離攻撃に弱い敵がほとんどなので物資が揃うと飛躍的に簡単になる練り込みの足らない難易度曲線
・パズル解いてようがダイアログ聞いてようが突然リスポーンして来る敵は好き嫌いが分かれる
・雰囲気は最高だが同時代のゲームと比較してもグラフィック自体は微妙かもしれない
グラフィックのチープさを覆すほどのホラー的美術、斬新な演出、特徴的なインベントリシステム、キャラクター性。
後のゲーム界に及ぼした影響を考えるならいまさら語ることも憚られる名作。
なくてもいいが雰囲気が段違いなのでリスニング力ある人以外は字幕MOD推奨。
ziggy
2022年01月29日
ゲームもさることながら
古さを感じさせないグレイトな内容に驚かされる。
タバコを吸えばPSは上がり体力は下がる。
酒を飲めば体力は上がりPSは下がる。
些細なItemの効果でさえ凝ってるなと。
雑誌や植物などハッキリしないItemですら
何気に購入したrecyclerで換金、気付かんかったし。
ログですら期待を裏切らず、ゲームの濃さを実感できる。
プレイに気を取られ、ログをスルーすると積むだろう。
バトル以外でも緊張感があり、やりがいはあり過ぎるほど。
過去の名作ってやっぱいいですね。
SatoYuya_pyaa
2020年12月14日
FPSやアクションとしてプレイしようとすると地獄を見るが、RPGやシミュレーションとしてプレイすると本当に面白い。
とりあえず初プレイ時は探索が楽しめるよう、近接攻撃力が高まりインベントリも拡張されるSTRENGTH、探索の障害になる監視カメラの機能停止や開錠に必須のHACK、序盤からそこそこ装備や弾薬が集まるSTANDARD武器あたりにステータスを振っていくといい感じになると思います。
tetu
2020年08月28日
攻略法を忘れた頃にまた遊びたくなるゲーム。
20年経ってもその面白さは健在。
注意点として、90年代のゲームの常識で考えないと訳が分からなくなるかもしれません。
これさえ乗り越える事が出来れば入り込む事間違いなし。
Victoriam a3
2020年05月29日
発売当時は名作だったのかもしれないけど、今では古くて遊びにくいだけで特に面白くはないと思う。
非常に酔うしフォントが読みづらい。
ホラーの雰囲気は良かった。
co_shoda134
2019年12月19日
「グラフィックはショボいし、今の目線で評価すれば大した作品じゃないのでは?」って思っていると(良い意味で)裏切られると思います。
個人的には特にストーリー性&没入感の高さに心を奪われたタイトルです。
日本語未対応&字幕なしの為、肝心のストーリーを楽しむ為のハードルは高いですが、
有志による英語字幕MODや音声ログを日本語訳されてるブログなども存在するため、そういったMODやサイトで調整していけば大分遊びやすくなるかと思います。
遊ぶハードルが高いゲームではありますが、手間暇かけて遊ぶ価値は間違いなくある作品です。
Toxjk
2019年05月22日
環境音とマップに散らばっているPDFから聞くことができるログが怖い。グラフィックは古いが、それが何故かさらに怖さにプラス効果をもたらしている。
難易度は最初は武器/スキルポイント/弾薬も少ないので非常に高いが、ゲームを進めるにつれ弾薬/スキル共に余り気味になるため簡単になってしまうのが残念。
SCI-FIホラーゲームが好きな人なら上記のマイナス点を考慮しても楽しめることができるので、セール中に買うことをオススメ。
Ruby_Spaniel
2015年12月07日
『Bioshock』の前身となったホラーFPS。
steam版だと動作しなかったので、GOG版にてプレイ。問題なく動作した。
(システムファイルを弄ることで解決するかもしれませんが、よくわからない場合、GOG版がお勧めです。)
サイバーパンクな世界観で、SFホラーという一風変わった作品。
ステータスやスキル、武器が豊富で、プレイスタイルによって様々な攻略が可能。
システム面での敷居が高いが、ある程度理解できると没入できる魅力がある。
版権の問題で永らく販売されていなかったが、気軽にプレイできるというのは嬉しい。
(なお、前作の『System Shock 1』もGOGにて販売中のため、いずれプレイしたい。)
デフォルトで画質向上MODが導入されているようで、昔の作品ながらも映像が綺麗。
ホラーな雰囲気は非常に出ており、SFという設定をうまく活かせている。
突然湧いて出てくる敵がかなり怖く、特にメイドロボ(?)の声はやばい。
ストーリー的には英語だったため、なかなか難解なところはあったが、楽しめた。
道中で拾うログで乗員達の会話や状況を描くという手法なので、文章量は結構多い。
不明なところは、情報サイトなどで補うなどしたいところ。
(ネタバレにはくれぐれもご注意を。)
武器や弾薬の使用には注意が必要で、色々な制約がある。
武器は使用すると耐久度が下がり、破損して修理しないと使えなくなる。
弾薬にも種類があり、敵の性質に応じて使い分けることが必要。
また、武器の使用条件にもステータスが絡み、なかなか簡単にはいかない。
どういったスタイルで進めるか、あらかじめ方向性を定めておくと良い。
初代『Deus EX』のような、行動に緻密な選択や判断が必要なFPS・RPGといった印象。
難易度はノーマルでもかなり高く、序盤から苦戦させられる。
敵は無限に湧いてくるため、あまり弾薬を使い過ぎると、銃共々尽きる可能性がある。
そこは打撃武器がある程度必要かもしれない。
難点としては、やはり画面酔いし易いところだろうか。
また、終盤、突然『Half-Life』ばりのアクションを要求される箇所がある。
それまでのゲーム性から変わり過ぎて戸惑ってしまう。
全体としては、世界観、システム等、素晴らしく出来が良いので、一度はプレイして欲しいところ。
<一言攻略メモ>
・序盤の訓練3年間は重要ではあるものの、適当でも何とかなる。
・とりあえず、打撃武器は持っておくと良い。(レンチ等)
・サイバネティックモジュール(スキルを上げるアイテム)は、序盤の入手数が少ないため、使用には注意。
・PSI能力は豊富だが、そればかり適当に覚えていると他が上げられずに苦戦するかも。
・ハッキングは便利。(なくても何とかなる。)
・ハッキングのやり直しには注意!毎回お金を取られているぞ!(最初気づかなかった)
・アイテムはその場に捨てることが可能で、捨ててもずっと残る。
(これを利用して、適当な場所を倉庫代わりにすることができる。)
・敵が持っている銃は、「アンロード」することで弾だけ抜いて捨てることができる。
・武器の性質がそれぞれ違うので、自分に合ったタイプを伸ばすと良い。
・弾薬管理が非常に重要。最悪、お金があれば自販機で買える。
・終盤の『Half-Life』地帯は、多分ブチ切れると思われるが、気合いで乗り切るしかない。
・キーアイテムの見落としが一番痛いため、探索は慎重に!(最悪、詰みますw)
・とにかく、ログを回収して聞くことが重要。それがフラグになっている場合があり。
・進行に詰まったら、PDAのNOTESを確認。必要なタスクが表示されている。
・専用のキーをベッド(?)に差し込むと、回復が可能に。
・道中のメディカルルームにある、復帰ポイント(?)は起動すると使えるようになる。
・食べ物や飲み物は、入手後即使ってOK。美味そうな音がする。
・一度クリアすると、何となく別の手段で再プレイしたくなる。
yohei3008
2015年06月16日
BioShockを手掛けたケン・レヴィンとIrrational Gamesのもう一つの代表作で、BioShockの精神的原作とも言うべき作品。
特殊なアイテムを消費して体力・攻撃力やハッキング・武器修理などのスキルを強化したり、超能力(プラスミド的なもの)を使って攻撃できるという点はまさにBioShockと同じですが、全体的な難易度や複雑さは今作のほうがはるかに上で、どちらかというと玄人向けな印象を受けます。
主な難しい点として、
・弾が少ない。しかも武器弾薬、回復を含むアイテムの所持数が限られている(上限を増やすことはできるが正直あまり変わらない)
・銃器類は使い続けているうちに消耗していき、修理が必要になる。しかも、一定の修理スキルがないとできない
・能力強化に必要なサイバーモジュールの数は少ないので、どの能力を強化するのか配分をよく考えなければならない。配分の仕方によっては詰む可能性も
・ハッキングがほぼ運ゲー。ハックスキルが低いとなおさら
・毒や放射能状態になると体力がゴリゴリ削られる。専用の回復薬がないと詰む
・インターフェイスやHUDが細かくて見づらい
・スプライサーやビッグダディよりもグロ怖くてよく喋る敵(重要)
などが挙げられます。
個人差もあると思いますが、潤沢なプラスミドや武器弾薬で敵をドッカンドッカンやっつけるBioShockのような爽快感を期待すると肩すかしを喰らうかもしれません。
しかし、ホラーゲームとしての雰囲気はグラフィックで勝るBioShockよりもはるかに優れています。これはゲーム全体がシビアで敵に遭遇すること自体が怖いということもことでもありますが、エフェクトのかかった不気味な声でブツブツ喋る敵など、音響の演出が特に秀逸です。
また、能力配分に慎重な判断が求められるところなどは、昔ながらのシビアなFPSやRPGの醍醐味ともいえるでしょう。
敷居は若干高めですが、BioShockシリーズでIrrational Gamesの作品に興味を持った人や、歯ごたえのあるRPG風FPSを求めている人にはぜひオススメしたいです。
THE TAMAKIN
2015年05月27日
FPSに育成要素を合わせたゲーム。
超光速航法システムが開発された未来、主人公はそのシステムを搭載したTriOptimum社の宇宙船でコールドスリープから目覚める。
だが船内は何かに寄生され、かつての仲間を殺戮するモンスターと化した船員達の跋扈する世界と化していた。
船のセキュリティシステムであるXERXESもまた、おかしくなった船員達に書き換えられ、主人公に牙を剥く。
そんな中、奮闘する主人公の元にある女性から通信が届く、彼女は幾層にも分かれた船内のDeck4から動けなくなっているとのことで、主人公はまず彼女の元へと向かうのだが・・・というところからゲームが始まる。
主人公は兵士ということで、ゲーム開始前に3年間の経験を積む(Fall outのキャラメイクに相当するだろう)のだが、その割には貧弱で、訓練の内容によっては最初は銃器すら使えない有様である。
プレイヤーはその貧弱な主人公をサイバーモジュールと言うものを消費して好きなように強化していく。
サイバーモジュールは、Deus Ex:Human Revolutionで言うプラクシスポイントやBio shock1,2のアダムに当たるものだと思ってもらっていい。
難易度によっては正直余るくらい手に入るものの、基本有限なので何も考えずに配分すると後で器用貧乏になるなどえらい目にあう。
(もしくは文字通り“レンチ一本”でどんな強敵も倒す最強?の兵士になるかもしれないが。)
そこで、自分の育てたい方向性を考えながらプレイすることになるのだが、これが面白い。
強化した項目は目に見えて効果が出るので、「次は何を強化しようか」とか「ここにポイントを振ったらどんな戦い方ができるだろうか」等とゲームクリアまで試行錯誤は尽きない。
例) Strengthの強化→レンチ等のメレー武器の威力が増大・所持品数の増加。 Hackの強化→鍵の掛かった箱の開封・監視カメラやタレットの一時味方化等。
そして、これは周回プレイにも繋がるだろう。
(最初のキャラメイクでの方向性の決定も周回プレイの元になる。)
このゲーム、前に挙げたBio shockに影響を与えているらしく、Bio shockをプレイ済みの自分は、ゲーム背景の描写方法や演出などプレイ中についついニヤニヤしてしまう箇所があった。
そう言う意味では、Deus EX:Human RevolutionやBio shockなど近年の傑作をプレイした後でSystem shock2をプレイしてみるのも面白いかもしれない。
はまる人にはきっと値段以上のものを与えてくれるだろう。
ririsu
2015年03月29日
評判がよかったのでプレイしたかったのですが
自分の環境ではうんともすんとも言ってくれず起動しませず
エラーも吐いてくれないのでどうしたらいいかわかりませんでしたが無事解決!コメント欄参照!
一応日本語化可能
最初のステ振り(分かれ道)はちゃんと選ばないとハンドガンすら撃てないスタート
ナビポイント等は無いので場所の名前やアイテム名を覚えておかないと迷子になる
アイテムは消えないので使わない物は分かりやすい所に置いておくといい
アラート中は無限湧きな上こちらの位置が筒抜けなので注意
流石はバイオショックの元と言った出来!
sainku3
2014年12月13日
なかなか面白いが昔のゲームゆえにいろいろと不便である。
COOPはホストの人がDMZにしなければいけないので注意
オートセーブ中にゲームが落ちることもあるので、エリア移動をするときは事前にセーブしたほうがいい
データがぶっ壊れて台無しになっちゃうので・・・
seiichirou2
2014年07月15日
EASYでも理不尽な敵の硬さ、使いづらいIF、難解な謎解き、減り続ける弾丸、もっさりとした主人公の動き。それらをすべて吹っ飛ばすような最高の音楽と神ゲーにしかありえない目眩のする雰囲気。言うまでもなく、名作『Bioshock』の原型であり、ケン・レヴィン氏も今作の製作に関わっている。前作『systemshock』の開発者ウォーレン・スペクターの意思をついで作られた素晴らしく狂った最高の続編(本作)は初代Deus Exともとても近い親戚関係にある。また初代Falloutのようにゲーム開始時に専門スキルを3つの中から選びキャラクター毎に攻略の仕方が異なるゲームだ。そこが最初は戸惑う感じではあるが特性は攻略wikiなどで詳しいものがあるのでしっかりと読みこめば理解できるシステムだ。今見るとやや厳しいテクスチャは、高解像度版のMODを導入することで、シャープな(当時の雰囲気はやや薄れてしまうかもしれないが…)ものに変更することが可能だ。Bioshockをプレイ済みなら、systemshockの精神がきちんと受け継がれていることがわかるだろう。最初の武器がスパナであり…カメラやタレットのハッキングがあり、自販機をハックするときちんと安くなる。ゲーム中盤では自販機のハッキングがクエスト解決の重要な役割も担う場面もある。終盤は明らかに「Dead Space」の元ネタそのものなシチュエーションもあり、数多くのゲームに影響を与えた本作は、一度は体験してみる価値が充分にあるSci-Fiゲームの古典だ。
Just mita.
2014年07月04日
チュートリアル後位までプレイしたが面白いし雰囲気もすばらしい。しかし、全く日本語のサポートがないし
自分で日本語化するのも困難。よってストーリやアナウンス、会話やアイテムの詳細などがわからくて残念。
Hedera
2013年07月23日
バイオショックの元ネタ。
FPSとしては動きモッサリ、射撃普通なゲームですが、
所々にある色々な人の録音記録を聞くことによって、
宇宙船で何が起きているのかを把握していくのがとても面白い。
また、成長システムが細分化されているため、方向性を考えて育成していくのも楽しめます。
(バイオショックは最終的になんでも出来る人になれますが、こちらはある程度絞っていかないと中途半端になってしまいます。)
ちなみにデッドスペースをプレイした時もこの作品を思い出しました。
舞台の進み方が、医療施設→機械施設→水耕栽培施設となっていて、結構似てます。
日本語化は殆どされていません。
Jun
2013年05月12日
けっして完璧なゲームでは無いけれど、それをも蹴散らすほどの輝きがあるゲームだと思う。このゲームの初プレイはHalf Life2以降だが、それでいてもHalf Life2よりもずっと好きなゲーム。