





They Breathe
The Working Parts による最初のゲームでは、一匹のカエルが、その悲劇の全貌をまだ知らずに、浸水した森の奥深くに降りていきます。残忍で酸素に取り憑かれた生態系で生き残るためには、恐ろしいかもしれないが、森の規則を構成するパターンと隠された真実を生態系に理解させなければなりません。 They Breathe は、Xbox Live インディー ゲームの深みから生まれた、絶賛されたインディーの逸品です。 30 分という短い時間で、予期せぬクリーチャーの猛攻撃から生き残り、最終的に彼らの本質を理解するために、このゲームはますます奇妙になる世界のあらゆる部分を解明するのはあなた次第です。森の底への下りがどのような形になったとしても、一言も会話がなければ寒気を覚えることは間違いありません。 表面の下には暗闇があるので、目を開いておいてください。そして、あなたはまだどん底ではありません。
みんなのThey Breatheの評価・レビュー一覧

busygr
2014年06月29日
値段が安すぎ、絵がシュール、いざ買って起動してみたらオプション設定がないわでいろいろと不安になった作品。実際ボリュームやゲームメカニクスの点においては過度な期待は禁物です。実績のことを考えなければ20分程度でクリアできます。
主人公の蛙が行えるアクションは8方向への移動とダッシュのみ。時間がたつと呼吸ができずダメージを受けるので湖底から浮かんでくる泡を獲得して呼吸を続けます。もし他の蛙が出てきたら体当たりして泡へ誘導し、全回復させてあげれば湖面へと帰っていきます。もしくは敵への囮にすることもできますし、見殺しにすれば死に際に大きな泡を発生します。
敵の牛は接触するとダメージを受けてしまいますがしばらく逃げ回っていればそのうち窒息して死にます。敵のクラゲは接触すると捕まってしまいますが、捕まったまま移動することができ泡に触れれば解放&ダメージを与えられます。いくらか泡を吸わせてやれば破裂して死にます。
以上のようにして画面内の自分以外の生き物を全て殺すか助けると次のWAVEへと進め、どんどん湖底へと向かっていきます。触れるとダメージを受ける緑の泡やそれをまき散らす緑の牛が出てくるなど小さな変化もありますが、基本的に単調です。しかし"なんだただの不条理系バカゲーか…"とか思いながらだらだらと進めていくと…
セールで安いときなどに余ったウォレットで買ってみると値段分は楽しめる作品。言葉自体が出てこないので英語力も全く必要ありません。

RailGL
2014年06月29日
中でも芦の葉の上にゐる蛙は、大学教授のやうな態度でこんなことを云つた。
「水は何(なん)の為にあるか。我々蛙の泳ぐ為にあるのである。虫は何の為にゐるか。我々蛙の食ふ為にゐるのである。」
「ヒヤア、ヒヤア」と、池中の蛙が声をかけた。空と艸木(くさき)との映(うつ)つた池の水面が、殆(ほとんど)埋(うま)る位な蛙だから、賛成の声も勿論(もちろん)大したものである。丁度(ちやうど)その時、白楊(はこやなぎ)の根元に眠つてゐた蛇(へび)は、このやかましいころろ、かららの声で眼をさました。さうして、鎌首(かまくび)をもたげながら、池の方(はう)へ眼をやつて、まだ眠むさうに舌なめづりをした。
「土は何の為にあるか。艸木(くさき)を生やす為にあるのである。では、艸木は何の為にあるか。我々蛙に影を与へる為にあるのである。従つて、全大地は我々蛙の為にあるのではないか。」
「ヒヤア、ヒヤア。」
蛇は、二度目の賛成の声を聞くと、急に体を鞭(むち)のやうにぴんとさせた。それから、そろそろ芦の中へ這(は)ひこみながら、黒い眼をかがやかせて、注意深く池の中の様子(ようす)を窺(うかが)つた。
芦の葉の上の蛙は、依然として、大きな口をあけながら、辯じてゐる。
「空は何の為にあるか。太陽を懸(か)ける為にあるのである。太陽は何の為にあるか。我々蛙の背中を乾かす為にあるのである。従つて、全大空(たいくう)は我々蛙の為にあるのではないか。既(すで)に水も艸木(くさき)も、虫も土も空も太陽も、皆我々蛙の為にある。森羅万象(しんらばんしやう)が悉(ことごと)く我々の為にあると云ふ事実は、最早(もはや)何等(なんら)の疑(うたがひ)をも容(い)れる余地がない。自分はこの事実を諸君の前に闡明(せんめい)すると共に、併せて全宇宙を我々の為に創造した神に、心からな感謝を捧げたいと思ふ。神の御名(みな)は讃(ほ)むべきかなである。」
出典-『蛙』 芥川龍之介著

warabisan
2014年06月28日
カエル。
私は知っている。
水の中では生きられないと言うことを。
私は知らない。
「牛」のような生物が水の中にいる意味を。
私は知りたい。
カエルがどこに帰るかを。

mysis
2014年06月28日
水中におけるカエルの捕食者といえばタガメやゲンゴロウといった大型の肉食昆虫ですが、近年めっきりその姿が減りました。そもそも我々が知るカエルというのは、ネコ座りをして下顎をプルプルさせているサイコパスのような瞳の両生類のことで、こちらのカエル君のように悲しげな瞳で木片に腰掛けているのは本来の姿とはやや違うわけで、その点で言えば水中で襲いかかってくるのがタガメゲンゴロウではなくヘラジカであっても問題ではないわけです。
象徴的なアートワーク、うつ病患者に聞かせたら自傷行為を誘発しそうな昭和中期の陰鬱なフォークソング的響きもあるテーマソングなど、どちらかといえばエモーショナルなモチベーションから生み出されたと思われる作品ですが、ゲームとしての体裁は整っていて、敵への対処法などプレイを重ねるごとに新たな発見が少しあります。
本作のような、小規模で完成されていながらも説明の少ないミステリアスな作品というのは、ぜひ人生の節目節目にプレイしたいものです。こうした作品からどのような答えを導き出したかを確認することが、その時の自分の立ち位置を振り返るためのなかなか良い方法だからです。

Ki Lock-RW
2014年06月28日
ゲームバナーの悲しげな表情のカエルに一目惚れしたという理由だけで開発。
OPの物悲しげな音楽だけで個人的には元が取れました。癒されます。
ゲーム性は極めて単純すぎるため、コアなゲームがしたいという方は、開発しないのが無難です。
全実績解除などを目指さなければ、約30分でクリアできます。
ゲーム内容
酸素不足のカエルに酸素を吸わせ、水上への帰還を目指す。
体の色が完全に緑色になると勝手に上へと泳いでいきます。
牛やクラゲ(よく見ると・・・・・)が敵として出現しますので、彼らの突進攻撃は避けましょう。
悪い点
オプションがないため、解像度や音量の変更などが一切出来ない。
追記
F11を押すまたはConfig.cfgの中身をいじることにより、初期起動のウィンドウモードからフルスクリーンへの変更はできるようです。
詳細は下記URL先のFullscreen doesn't work with resolutions higher than 1920x1080を参照
http://steamcommunity.com/app/294140/discussions/0/522728181063410382/

Nyanmel
2014年06月28日
水中で牛やクラゲみたいなのに体当たりされたり捕まったりするのを避けながら、何故かそこかしこで溺れてるカエルを救いつつ最深部を目指すカエルのゲーム。
慣性が多少働く中で敵を避けながら体当たりでカエルをうまく空気泡に誘導するのは難しく、初回では大量の仲間とのお別れは避けられないだろう。
救えなくてもゲームは進んでいくのだが……
最深部に辿り着いた時、あなたはその困難に挑戦したくなる、かもしれない。

firusu
2014年06月27日
一部の場所であまりにかえるかえるうるさいのでページを開いたらレビュー欄もかえるだった。
思わず開発してみたらカエルじゃなくてウシだった。
「ウシじゃねえか!」
そう叫んだ瞬間レビュアーの意識は深い水の底へと沈んでいった。
なにもかもが手遅れであると気付くにはあまりにも遅すぎた。
そして正気と酸素を取り戻した時には、ウォレットの中のあぶく銭は消え、二本のギフトだけが残されていた。
「ヤスイヨ……カエルヤスイヨ……」
哀れレビュアーは過呼吸を起こしたクラゲの如く爆発四散した。

ni1chigo2115
2014年06月27日
兵どものが、夢の跡
水中下で行われるカエルと牛共の静かな激闘
下スクロールのアクション
リプレイ性、そこそこ
グラボの調子がよくなったらまたやりたい

nagets.kirica
2014年06月27日
ぼくらはみんな 息している
息しているから 泳ぐんだ
ぼくらはみんな 息している
息していないから もがくんだ
手のひらを 海底にかざしてみれば
真っ赤に流れる ぼくの血潮(大量流血)
かえるだって くらげだって 雄牛だって
みんなみんな 息しているんだ 強敵(とも)だちなんだ
(破裂するくらげ)

wakame
2014年06月27日
The Frog Simulator 2014
海に潜ったかと思ったら海じゃない気がしたけどやっぱり海で、敵が牛かと思ったらクラゲで、クラゲかと思ったらやっぱり牛で、牛かと思ったらカエルだった。

UCHIKOMAN
2014年06月27日
かえるKAWAII!
ゲームとしては泡で息継ぎしながら下へ下へと進んで行く単純お手軽ゲーム。
日本語対応していないがそもそも文字自体が出てこないので問題なし。
ネタゲー以上でも以下でもない。

YS4N
2014年06月25日
クリアしたので書きます
まずゲームが開始してスペースキーを押すとカエルが水に飛び込みます
少し泳いでるとスペースバーで加速できると説明されます
それ以降の操作説明や文章はまったくありません。
襲い掛かってくる牛クラゲを避けつつ呼吸困難にさせ、溺れる仲間に空気を分けて助けつつ、ただひたすら潜っていくという簡単な内容です。
どんどん潜っていくと敵のバリエーションも増えます。
そしてある敵が味方を取り込んだとき、このゲームの真の姿が見えると思います。
とりあえず投げつけられた人はクリアまでプレイしてみるといい。
(買うのはお薦めしません、投げつけあいましょう)