






UFO: Afterlight
UFO: Afterlight は、3 つのゲームからなる分隊ベースの戦術戦略 RPG シリーズの 3 番目であり、オリジナルの X-COM ゲームに明らかに影響を受けており、同様のテーマとゲームプレイを持ちますが、コンセプトに独自の黙示録的なホラーのひねりを加えています。ゲームはアイソメトリック 3D でレンダリングされ、一時停止を伴うリアルタイムの戦術戦闘が特徴です。 「UFO: Afterlight」は、私たちを火星に連れて行きます。そこでは、「UFO: Aftershock」の出来事が起こる少し前に、レチキュラン人の助けを借りて人類の植民地が建設されました。 火星の基地は自立可能であり、主に呼吸可能な空気、水、食料など、異星での人類の生存に必要なあらゆる必需品を提供します。このコロニーに住む人々はさらなる発展に必要な技術と知識を持っていますが、基本的な生存が彼らの最大の関心事です。彼らの唯一の活動は、古代の知的で高度に発達した異星文明の存在を証明する近くの発掘現場の調査です。
みんなのUFO: Afterlightの評価・レビュー一覧

-210
2015年07月07日
レティキュリアンによって絶滅寸前にまで追い詰められた人類が、種の根絶を許してもらう代わりに故郷である地球を明け渡し、憎むべき宿敵である彼らの協力のもと火星を開拓する。
このあらすじだけでもう面白いです。しかも物語には更なる仕掛けが……
戦術ストラテジーゲームとしては、UFO系の正統進化といった感じで、何作も続いてきたシリーズだけあってシステムは洗練されていますが、やることは基本的にマップ上の敵を策敵し、倒すだけなので単調と言えば単調かもしれません。
プレイヤーの飽きが来ないように、研究やユニットの訓練によりできる事が増えて行き、敵の種族が変わること、ブレイクスルーが起きることで戦局が変化するような工夫がされているので、センセーショナルな物語も相まって1周目のプレイは問題なく楽しめると思います。
しかし、戦略シミュレーションゲームとして何周もプレイすることに耐えうるだけの局面の多様性があるかというとそうでもなく、
戦略シーンでは工夫しないとゲームに負けてしまうようなことがなく、淡々と領土を占領していくだけですし、
領土に存在する資源や、建築できる施設もフレーバーとして楽しめるだけでゲームに大した影響は与えません。
敵に対応して戦術を変えないといけないようなこともなく、武器と訓練で強い組み合わせも大体決まっていて自由度はそれほどないです。
戦闘システムや訓練システム、テラフォームによる環境の変化でマップが変化するなどゲームとしての骨格はよく出来ていて、
プレイヤーを魅了するストーリーもあるのに、結局、演出以外はおざなりの消費型ゲームデザインに落ち着いてしまっているのはとても勿体無いと思います。
なんて愚痴も書きましたが、少なくとも1周目はかなり面白いです。もっと報われて欲しいと感じるゲームです。