





American Conquest: Fight Back
3世紀に渡る戦争は続いており、アメリカ大陸全土で熱狂的な戦闘と絶望的な権力闘争が猛威を振るっています。スペイン軍はユカタンで熾烈なマヤ族とアステカ族に対して攻撃を開始した。ドイツ人は伝説のエルドラドの発見に全力を尽くしました。ポンティアック蜂起は、アメリカ先住民とイギリス人との間の恐ろしい血祭りで終わります。そしてロシア人はハイダを犠牲にしてアラスカを征服するためなら何でもするだろう。 10 のミッションで数千の軍隊を大規模な戦闘で勝利に導きます。 どちらのゲームも戦略ファンにとっては本当に楽しいゲームです。しかし、これは標準的な RTS ではありません。ここでは、単純に構築して送って忘れるということはありません。なぜなら、最大の軍隊であっても、よく調整された比較的小規模な軍隊によって敗北する可能性があるからです。古いことわざにあるとおり、「ライオンに率いられた羊の軍隊は、羊に率いられたライオンの軍隊に勝つでしょう。」
みんなのAmerican Conquest: Fight Backの評価・レビュー一覧

ZAX
2022年12月28日
ユニットがひたすらワラワラ動くRTS。
高校生の時に初めて買ったPCゲームでした。ディスクを紛失して久しく、英語版ではありますが久しぶりに遊べて満足です。津波のように押し寄せるアメリカ大陸の原住民とそれを次々に迎撃する西洋征服者の要塞、BGMも効果音も全てが懐かしい…。
古い作品ですが今でも楽しく遊べます。セール時はかなり手頃な値段ですので、RTS好きの方にはおすすめです。ゲームバランス的な話はノーコメントですが、インカ兵500人でスペインの要塞に突撃して士気崩壊で逃げ惑いバタバタ倒されていく姿を見るのは楽しいですよ?どうやって勝つんだこれ…と思いますが。インカがダメなら…マヤだ!
※本作はXP時代のゲームだったと思いますがWIN11でも起動します。解像度を1920×1080にして再起動したら何かセッティングがバグったり警告出たりしたのですが、最終的にexeファイルをXP互換モードにしたら1920×1080で普通に遊べるようになりました。

Inari
2019年08月26日
Cossacksシリーズの姉妹作。
懐かしさに駆られて買いましたが、ゲーム自体は起動できるもののいざプレイ開始というところで確定クラッシュしちゃいますね。古いゲームにありがちな解像度エラーも出ますし、Win10環境では遊べないかも?
ゲーム自体はかなり賛否が分かれるんじゃないかなって感じです。私は大好きです。
Cossacksシリーズおなじみの120人前後のユニットが隊列を組んでぶつかり合うシステムに加えて、あらゆる建物にユニットを駐留させることが可能になった今作。城や砦といった軍事施設からタウンホール、教会、粉ひき小屋や民家に至るまであらゆる建物にユニットを立て籠もらせることができます。
建物に立て籠もったユニットは一部例外を除いて屋内から屋外の敵に向けて射撃が可能になります。建物を無力化するためにはユニットを建物内に突入させて中の駐留兵力を駆逐するか、大砲などで破壊するしかありません。
このためユニットを生産・維持するためのオブジェでしかなかった施設群が本作では強力な防御施設になります。上手に街づくりをすれば敵の突入部隊を建物からの十字砲火で散々な目に遭わせることも可能でしょう。
こうした仕様から戦闘の決着をつけるのがかなり難しくなっており、十分な戦力と十分な火砲を揃えるか、原住民勢力なら生産コストの安さに物を言わせて常に攻めまくって防御に綻びが出るのを待つかすることになると思います。
防衛する楽しみが大きくなったぶん、攻略するのはすごくめんどくさくなった。これが賛否の分かれるところですね。
Win10環境に再調整してくれればまた遊ぶのになー(チラッ)

Americassa
2019年05月14日
ランダムマップで敵国Very Hardでプレーしています。本当に面白いです。100点満点。
バランス崩壊してるほどCPUの防衛力が高いです。
1200頭の騎馬隊で街中に一斉に襲い掛かっても、建物からの一斉射撃により2分足らずで全滅します。
かといって、外側から建物を破壊しようと思っても即座に修理されますし、その間建物内から矢や銃弾が飛んでくるので、
みるみるうちに味方ユニット数は減っていきます。建物1つすら壊すのは容易ではありません。
それならと、建物内に数百人の兵士を突入させますが、中にどんな化け物が潜んでいるのか知りませんが、
内部にいるたったの10人に、突入した500人が全滅させられたりします。
しかも建物1つ破壊したところで、すぐに別の場所に同じ建物を建てられてしまいます。
この圧倒的防衛力を誇る相手をどう攻め落とすのか、そこを創意工夫するのが面白いところです。
長時間プレーしていると敵ユニットが倉庫や農園で詰まります。
これにより敵国の食料の備蓄は限りなく0に近くなるので、
相手の農園に大量の兵士を送り込み、ほんの少しの時間食料の供給をストップさせただけで、
飢饉が発生し勝手に自滅するという致命的バグがあります。
このバグさえなければ120点なのですが。
この欠陥をついた攻略は無しと制約を自分にかけてプレーした方が楽しめるかと思います。
CPUのマヤが特に強いです。飢饉によりすぐ自滅するのですが、それを除けばこの民族の防衛力はクソゲーレベルの圧倒的高さです。
絶望感と高い達成感を味わいたい方は、CPUマヤ2か国VS自分1か国で是非プレーしてみてください。
なお、国数を4か国以上にするとかなり重くなるので、3か国ぐらいを限度にしてプレーされることをおすすめします。
(※もしかするとマシンパワーによりこの限りではないかもしれません)

Ohtani_Forever
2017年04月26日
コサックスの姉妹品みたいな位置づけのRTS
あちらはヨーロッパ大陸を舞台にしているが
こちらはヨーロッパ人のアメリカ大陸到達から
アメリカ独立戦争あたりまでの
アメリカ大陸の戦いに焦点を当てている
<注意>
起動しない場合はインストールフォルダ直下のdmcr.exeを
右クリックしてプロパティを開き、互換性タブから
互換モードで実行でXPを選択、チェックして有効にすると起動する
○コサックスとの違い
・建物にユニットを収容できる
・住民を砦や要塞に収容してから兵士に育成する
・ユニットの居る建物からは銃弾か矢が発射される
・建物の側を通っただけでは占領できず、建物内の敵を駆逐する必要がある
・建物内のユニットを殺傷するには銃兵か弓兵で攻撃する
・士気の概念があり、矢弾を浴びたりすると逃げ出す
・大砲はヨーロッパ勢力のカノン砲のみ。長射程だが取り回しが悪く、数を揃えにくい
・市場は北米先住民のみ建設可能
・一部原住民勢力の住民は奪取に耐性を持つ
・壁を建設できない
・野生動物の群れが点在し、脅威になる一方で食糧にできることも
○大きく2つに分類できる勢力
ヨーロッパ勢力はすべての国家で騎兵とカノン砲を扱うことができ、
鎧を着込んだ(ロシア除く)槍兵の他、各種銃兵を揃えられる
カノン砲付きの軍艦が出せるのはヨーロッパ勢力だけで
鈍足だが強力な火力をもつ
一方の先住民側は馬や銃の使用に制限がかけられてるものの
軒並みユニットの脚が早く設定されており
迅速な攻撃を行える他、トマホーク兵やスリングショット兵
再配置のできる狩猟用のテント、トーテムポールなど
ユニークなユニットや建築物が多いがカノン砲は存在しない
また比較的士気が低く、敵の建物群に近付くと続々脱落する
○操作性
兵士を作り出すのに住民(コサックスより多く出てくる)を建物に一度
収容する必要性がある他、ユニット生成中は射撃が行われないため
敵の襲撃時に頻繁に建物側でON/OFFする必要があり、煩わしい
特に最強クラスの防御施設(砦と要塞)が
育成施設であることがゲームバランスのチグハグさに拍車を掛けている
前線に立てれば襲撃の為に育成が止まるし、
後方ならその強靭さが役にたたないばかりか
備え付けの砲台の砲撃で自分側の建物に火がつくことすらある(!)
○敵AI
徹底的に衝突を避け、一番容易にソフトターゲットに
近づけるルートを取る
今までのルートに部隊や防御用の建物を配置すると
すぐにそこを避けるようになる
とりわけ僻地の鉱山が狙われやすい
陣形組んで正面衝突するような展開は起こらない
先住民勢力は火矢を放つことのできる弓兵を抱えていて
常にこちらの建物に火を放つ機会を伺ってくる
このあたりはコサックスのAIを流用した感じだが
ACではユニットの足が早く、また数が多く出るため
この工作部隊への対応にうんざりさせられる
○内政バランスもいまいち
全体的に必要資源のバランスがおかしい
特に石が露天採取ではなく鉱山から発掘されるシステムなため
鉱山が少ないマップだと
長い時間グダグダな時間を過ごすことになる
市場を建設できるのは北米の先住民勢力だけなので
他の勢力は奪取する必要がある
また各種アップグレードについても
卒がないヨーロッパ側と違い先住民側は
大して有用じゃないものもちらほら
○根拠地攻略の難易度が非常に高い
防御火力を持つ建物、士気、貧弱な火砲が
ゲームバランス上のネックになっている
何も考えず力攻めすると…
防御火力が高すぎて味方が死にまくる
↓
士気が低くなって逃げ出す
↓
建物の占領を試みるも中の敵が多すぎて駆逐できない
or
占領時にAIに"必ず"「破棄」されてしまい急いで修理しないと壊れる
となってしまい、簡単に軍が壊滅してしまうか
そうでなくとも殆ど成果が得られない
じゃあカノン砲などで破壊してしまえばいいかというと
生半可な攻撃では修理に殺到してきて無害化されてしまうため
火力を揃えるのが大変(基本ルールでは要塞1つあたり5門まで)
ただし破壊しても次々新しい建物が建設されるので
壮絶ないたちごっこを展開することになる
これはカノン砲やカノン砲持ちの艦船が使えるヨーロッパ勢力の話であって
先住民側は人海戦術を徹底するしか無い
石炭などが無くなれば敵は発砲できないと思いきや
AIはチートで資源が枯渇しないようになっているクソ仕様である
数件の建物を巡って数百人かそれ以上の死者を積み上げる
スターリングラードもびっくりな
素敵なゲームバランスになっている
おまけに建物に入るときの移動AIの質が悪く
建物や敵ユニットにひっかかって立ち往生するという
クソ仕様も苛立ちに拍車をかけるだろう
○総評
2D最高峰のグラフィックとアメリカ大陸の多様な勢力で
RTSゲームができる点は評価できるが
肝心のゲームが極端に防御有利になっていて
選んだ勢力によってはコツを掴んでからも
攻略に尋常ではない長い時間と手間がかかってしまうため
コサックスの開発元とは思えない程、人を選ぶ内容になっている
正直なところ、手の混んだクソゲーという評価が妥当
いくらか防御面で加減が加えられていたなら良作になっていただろう
近代のアメリカ大陸というRTSとしては日の目を見ないところを
舞台にした作品だけに残念でならない
しかし独特のゲーム性を肝に命じておけば
色々な勢力で試行錯誤する楽しみはそれなりに味わえるため
セール時などに全部入りパックを購入してみてはいかがだろうか
○余談
4gamernetで昔の攻略記事が載っているので
興味があれば検索してほしい