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アットゥテントゥアットゥ1942

『アテント 1942』は、ナチスの占領を直接体験した人々の視点から物語を語ります。このゲームは、対話、インタラクティブなコミック、本物の映像に基づいて構築されています。目撃者と話し、彼らの思い出を語り、家族の知られざる物語を発見してください。

みんなのアットゥテントゥアットゥ1942の評価・レビュー一覧

JJ

JJ Steam

2024年12月08日

5

XUnityAutoTranslatorとBepInExで日本語に自動翻訳可能です。

意味がわからない箇所もありますが、ストーリーを追うのに支障がないレベルです。コミックのフキダシ内も訳されます。

インタビューはたまに翻訳が間に合わない場合があるったり、日本語の表示時間が短かったりするので都度ESCキーで一時停止すると良いです。

百科事典はたまに訳されない部分があったり(翻訳文字数の数を2000から増やしたら解消したような気も)、写真と重なって表示されて読めない箇所があったりします。

アルファベットを使ったパズルはしんどいですがガイドで正解の文章を見ればなんとかなりました。

hana_ooo

hana_ooo Steam

2024年12月05日

5

2024年12月、世界が複雑なこのご時世、
このゲームの意義。

英語を全部読むのは大変でした…。
それでも何となく分かれば
ストーリーにはついていけるかなという感じです。

ナチスのチェコ侵攻という重たい内容ですが、
実写とアニメーションのコントラストがおしゃれで、
映像も見ごたえがあります。

答えを考えている間、俳優さんが時間を気にしたり、
お茶を出してくれたり、結構リアルでした。

nickya

nickya Steam

2024年03月31日

5

エンディングに到達したのでレビュー。

ひと昔前、西暦2000年ぐらいの現実世界が舞台のアドベンチャーゲーム。選択肢をクリックしたりして進めていくタイプ。祖父が語りたがらないWW2の物語を、当時の惨禍を生存した人物にインタビューして追跡していく。[spoiler]祖父にまつわる物語自体は架空。インタビュー映像の登場人物も俳優さんらしい[/spoiler]

チェコ語(??)音声で日本語字幕なし。英語字幕選択可能。ゲーム内に多量にテキストが出てくるが、英語表示。セリフの途中でもESCキーで字幕を出したままゲームの一時停止できるので、字幕の知らない英単語を調べることは可能。進めるにつれてゲーム内のencyclopediaも充実していくが、全部目を通すのは結構大変。セーブポイントからやり直しみたいな機能もないので、選択肢適当にポチポチしてみるか、というプレイもお勧めできない。ゲーム内報酬を消費して、回数限定ながらインタビューのリトライが可能。

"本物"の写真や映像をふんだんに取り入れたゲーム内容は、実に身が引き締まる思いがする。普通の人ならば、ゲーム中に登場する「holocaust」「Auschwitz」という単語から何も連想しない事は難しい。しかしその一方で連想される事柄は、その規模の大きさゆえか俯瞰的な視点で見たものになりがちだと思う。実際には、数百万と言われる犠牲者、その家族一人一人に、本作のような苦悩と悲しみがあった筈。それはもちろん日本だって同じ。

80年経過した。戦争の記録自体は永遠に残るかもしれない。しかし人々の物語を掘り起こして感傷に浸り、そこにリアリティを覚えるのはどこかに期限があるんじゃないかと思われます。もしかしたら今日この時代が、近すぎず遠すぎず、良い頃合いだったりしないでしょうか。憎悪の波が穏やかになり、人々はまだその水面を思い出せる。

なお本作は、作中に当時の政党を連想させるシンボルが度々登場するので、ドイツで発売されておりません。
https://en.wikipedia.org/wiki/Attentat_1942#Release

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