





Battlestations: Pacific
2 つの壮大な物語を通じて 1 つの戦争を体験し、歴史の一部となるか、歴史を変えることになります。歴史的に本物の太平洋戦争の決定的な戦いの迫力を感じてください。
みんなのBattlestations: Pacificの評価・レビュー一覧

libraria
2013年10月21日
World of Warshipsを心待ちにしている提督の皆さんに特にお勧め。太平洋戦線を舞台に、大日本帝国海軍/米太平洋艦隊として戦艦や空母、駆逐艦、潜水艦や艦載機をはじめ陸上機や水上機までを操作して戦うストラテジックアクションゲーム。ストラテジー要素やシミュレーション要素は薄めでアクションゲームとして気軽に遊べるタイトルである。ほぼすべてのユニットをシームレスに切り替えて操作できるのは他のアクションにもストラテジーにも見られない特徴で、それでいて操作が煩雑になっているわけでもない。ただ、キーボードよりはXBOX360コントローラでのプレイをオススメ。
発売年度や登場するユニット数の割にグラフィックは綺麗で、特に海面の表現は思わず見とれてしまうほど。海域や水深による海の色の違いもきちんと表現されている。航空機などはちゃんとエルロンやラダーが操作に応じて動く。
CoD:WaWに限らずこういう太平洋戦争が主題のゲームだと大日本帝国軍は総じて悪役だが、Battlestations;Pacificでは中立的な観点で話が作られていて、日本シナリオは「もし、ミッドウェイ海戦で勝利していたら」というIFで話が進む。震電の艦載機型を飛ばしたりできるので仮想戦記好きにはたまらないだろう。米軍シナリオでは史実通りだが、日本側が一辺倒な悪役ではなく、実に苦渋を嘗めさせてくれる強敵として立ちふさがる。両方のエンディングムービーを見終わると、心にぐっと来るものがあるだろう。