







Contrast
Contrast は、幻想的な 3D 世界と神秘的な影の 2D 世界の間を瞬く間に行き来できるパズル/プラットフォーム ゲームです。ボードヴィルやフィルム ノワールのパフォーマンス アートの世界にインスピレーションを受け、滑らかで官能的なジャズの雰囲気に包まれた、夢のような超現実的な 1920 年代の世界を掘り下げてみましょう。
みんなのContrastの評価・レビュー一覧

yn2kn1
2015年06月21日
基本はサードパーソン・アドベンチャーなんだけども、ところによって3DSゼルダのように壁に入り込むことができ、そこからまさにLIMBOのようなアクションゲームになる、と説明すれば理解しやすいでしょうか。
付属するプログラムによると舞台は1920年代とのこと。映画で言うと「ヒューゴの不思議な発明」「プレステージ」「幻影師アイゼンハイム」などと同じような時代設定や世界観になっています。
ゲーム自体は5時間ほどでクリア&全実績解除できますが、まるで映像作品を観るように一気にプレイしたほうがいいでしょう。もしパズルで詰まってしまったら、落ち着いてから少し視点を変えてチャレンジしてみてください。操作感が悪いと投げ出してしまう人もいるようですが、クリアしないともったいないほどのいい作品です。
特に音楽が素晴らしいのでサントラも要チェック。オープニングの甘い歌声に惚れた人はきっと全体の雰囲気も気に入るはず。きちんと日本語化もされていて、知らない人には自信を持っておススメしたいと思います。

けのいOGiii
2015年06月16日
日本語サポートされていません
って書いてあるけど大嘘。
公式が日本語字幕で完全にサポートしてます。
主人公は女の子ディディにしか見えないミステリアスな女性。
主人公もディディ以外の人間を見ることができない。
明るい壁の中に影として入りこむ能力があるので、ディディに助けて貰いながら先へ進んだり、
ディディを阻む障害物を瞬獄殺で破壊しながらパズルを解いて話を進めていく。
雰囲気パズルアクションなので雰囲気が好きな人はセール中に開発しよう。
サウンドトラックもとても心地のよい楽曲ばかりでした。
ほかのゲームと比較するのはあまりよくない気がするけど個人的にはトランジスターのサウンドトラックよりもこっちのほうがすきです。
個人的に残念なのはキャラクターの動きがぎこちない点とアクションゲーム特有のごり押し突破できそうな点(実際はできない)
クリア後追記、メタスコアがやたらと低いですが理由がわかりました。
シナリオがめちゃくちゃ短いです。
一つの家庭の問題を解決するだけなのでまあ仕方ないといえば仕方ないのですが、
エンディングもあっさりで後日談とかもう少し風呂敷を広げてくれるとよかったかなって思いました。
まあアリスマッドネスリターンズみたいにダラダラするよりはSteamer的にはうれしいのですが、魅力的な世界であるだけにもうすこしだけボリュームがあってほしかった。
ちなみに4時間もあればクリアできます。
ジャズのCDを買うつもりで買えばまぁまぁって値段だと思います。

myarkaznable
2014年12月24日
ジャズに酔いしれながら、家族に起きた事件を影絵風に観劇し、
光と影を使ったパズルアクションで頭を使って楽しむゲームです。
現実世界のオブジェクトを動かしたりしながら、光源との位置関係を見て
影の世界に入って進めてはまた現実に戻る・・・それを繰り返しながら
先に進んでいきます。
これがなかなか面白くて引き込まれていきます。
たまに難しい所もありますが、そこはパズルなので悩んでくださいw
それもまた楽しみの1つです。
是非サントラ付をお勧めします。ケチって普通バージョンを買って後悔しました。
音楽が素晴らしいですよ♪
プレビューにある、スレンダーなお姉さんが自キャラなのですが、何より、このゲームの醍醐味は・・・
幼女の言いなりになれる
そんな素敵なゲームです。

elltar
2014年11月27日
アクションアドベンチャーゲーム。
影の世界の住人ドーンを操作して少女ディディを助けていく話。
このゲームの最大の特徴はなんと言っても影の中に入ることができるという点にある。具体的には壁面にできた影に入ることで2Dアクションとなる。この影の2Dアクションと3Dアクションを切り替えて障害を突破していくことになる。このことを利用した演出も素晴らしい。登場人物の影によるカットシーンに加えて人物の影を利用して移動していくといったゲームとストーリーを上手く合わせている場面がある。もちろん、影を利用したパズルもある。
雰囲気も良い。ゲームタイトルのコントラストに相応しい明暗表現に落ち着いた色彩感と雰囲気作りの良さを感じる。ドーンには現実世界の人間の姿は見えないが影は見えることと基本的にディディ以外の人間には姿が見えないこと、ドーンの存在を仄めかす最後の奇術ショーの多元世界についての口上など設定についても丁寧に作られていると思う。
ボリュームは少ないが、他には無いユニークなゲームシステムとそれを生かした演出、雰囲気作りが素晴らしいゲームだ。

azuki021
2014年10月17日
パズルの評価
立体と壁面に映った影を行き来する新しい発想で面白く、
チェックポイントが多々あり、やり直しでいらつくことは少ない。
しかし、パズル難易度は見ただけで何となく解答が分かり、全体的に平易な内容である。
操作では、影の世界に移動しているときのジャンプ操作に若干難がありイライラするときもあった。
また、正しい解答でクリアしたのか疑問に思ってしまうような強引な手法が通じるときもある。
リプレイ性は低くプレイ時間も短い、ストーリーがメインと感じる。
雰囲気はなかなか興味深く、少女ディディと父と母の中を不仲をどうにかしていくという話し。
ストーリーはよくある話だが、少女の心象風景を舞台としていてなかなか楽しめた。
ただ1500円払うとなるとなんともといったところでセールの時にでも買うといい。

Kusshie
2014年03月27日
3Dパズルアクション。影の中に潜み、影の中に生きるミステリアスな女性ドーンと、そのドーンを唯一の友達とする少女ディディの物語。音楽と映像が素晴らしい芸術的な作品。
プレイヤーはドーンを操作して、ディディの願いを叶えるべく、彼女と共に夜の街を探索する。ドーンは影の世界と現実の世界を行き来できる。影の世界に入ると、壁などに映しだされた影を足場にして移動できるようになる。建物や物、時には動き回る人の影に乗り、現実世界では行けないような場所へたどり着く。
戦闘はなく、アドベンチャーゲーム的な要素が強い。物語が進むに連れ、ディディの家族関係や、ドーンの謎めいた素性も次第に明らかになっていく。
ゲーム本編の他に収集アイテムの要素はあるものの、プレイ時間は3~4時間ほどと短く、ストーリー分岐などもないため、ゲームのボリュームはあまりない。しかし、ジャジーな音楽、不思議な世界、クセのあるキャラクター、謎めいたストーリー、といった雰囲気、そして「影に乗る」という今までにない技術により、とても印象に残る作品となっている。プレイする人を選ぶとは思うが、個人的にはこういう「雰囲気ゲー」は大好物なのでもっと増えて欲しい。
ストーリーが重要なので、セリフが分からないとちょっともったいない。有志が作った日本語訳があるので日本語でプレイしたい方は探してみるとよいかも。

NAONAO
2014年01月10日
影絵と聞いて思い出すのはなんだろう。
親指、中指、薬指の腹の部分をつける。そして、人差し指と小指をぴんと張る。
現実世界では何でもない指の体操めいたことも、影絵という白と黒のコントラストの中では、その手の形は立派なキツネとして息づき始める……。
本作は、そうしたいわゆる影絵の要素を巧く取り入れる事で面白さを出そうとしたゲームである。
プレイヤーは、その影の世界と現実世界を行ったり来たりできる存在となって、少女"Didi"を助けるのである。
少々陰鬱としたレトロな世界観(1950年代ヨーロッパ風味?)で、少女"Didi"は唯一の救いのような存在である。
醜い大人達に振り回されながらも、物語の随所で見られる"Didi"の少女らしい純真さ、無垢さに、プレイヤーは気持ちを温かくさせられるだろう。
もしかしたら題目の"Contrast"とは、光と影を指している他に、少女と大人の純真さと醜さの暗喩も含まれているのかもしれない。
道中、影絵を巧みに利用したストーリー演出や、光と影の"Contrast"を利用したギミックが非常に独創的。
ギミックがレトロな世界観にマッチしているのもグッド。
作中で流れるジャズはサウンドトラックとして非常に優秀であり、ギミック以上に本作を代表する要素となっている。
ゲームは操作性にやや難があり、後半のアクションが多めになる部分では多少の躓きもあるかもしれない。
ただ、ヒントはよく分かるようになっているので、躓くことはあっても転んで起き上がれないということはないだろう。
総プレイ時間は全実績取得も含めて4時間ほど。
残念ながらリプレイ性はない。もしリプレイするとしても、二度とやりたくないパズル要素が有る。
それをやり応えとみるか、面倒くさいと思うかは人それぞれかもしれない。
実績の要素もそれほど多くなく、1度目のプレイで石橋を転ばぬ先の杖で叩いて叩いて、かつ雨だれが穿たれない石橋の上に三年いられる方にとっては、1週目ですべての実績を獲得することが出来るだろう。
つまり何が言いたいかというと、急いでゴール地点へ向かえと指示されているのに、冷静にマップの隅々まで探索するような方や、分かれ道を曲がった先に次のフロアへの階段を見つけたりすると、きびすを返してもと来た道と反対の道に進んで宝箱を回収するような人は、実績に困らないということだ。
総括するに、影絵をアクションのギミックとして成立させた独創性は評価できるものの、その部分だけで絶賛してオススメすることは出来ない。
さらに、このボリュームでUSD14.99$はさすがに高いと感じざるを得ない。
プレイするならばセール時をオススメする。
そして、もしプレイする段になったら、是非、少女"Didi"を温かい目で見守って欲しい。
ゲーム中、壊れた海賊アトラクションを直すシーンで、
Didi "Captain on the deck ! Avast there first mate! Anchors away ! "
(意訳:船長がデッキに上がる! 作業はそこまでだ一等航海士! 錨を上げろ!)
Didi "Let's heave ho , and hoist the mainsail ! "
(意訳:そら、えんやこーら! でもって主帆を揚げろ!)
そんなごっこ染みた遊びをする少女"Didi"に、ほんわかした気分にさせられるだろうから。

harriet_pum
2013年12月30日
影に入ることの出来る赤いほっぺのサーカスねーさんが印象的なゲーム。
ゲーム自体はTPS視点のジャンプアクションゲーですかね。
ストーリーは家庭内不和を何とかしようと娘ディディちゃんが奔走するお話。(実際に奔走してるのプレイヤー操るディディちゃんによる妄想キャラですが)
日本語なしで英語字幕は出ますが、会話にあわせてさらさらと消えていきます。しかもしかも会話量が何気に多いのでちゃんとストーリーを把握するにはそれなりの英語力は必要ですかね。自分も大雑把にしか把握できておりません。
操作性はちょっと悪いかも。背景に写りこんだ影に入って進めるという特性上、場所によっては視点が強制的にぐるぐるする上に影に入る判定ポイント、影に入っていられる判定ポイントなどもちょっとシビアです。強制的に影から出されてしまうことも多く、影移動に慣れてくるとイライラするかもしれません。
でもどの影をどう使って移動していくかなどを考えるパズル的な面白さもあり、自分で各種光源や影になる物を動かして影の場所を移動させたりするのもなかなか面白かったです。
クリアまでのプレイ時間は会話やイベントスキップなしで4時間ほど。
進行ルート探しは周囲を眺めて素直に考えればすぐにわかるし、またジャンプアクションもさほど難しくはないのでこの手の物に慣れた上手い方ならもっと早く終りそうです。
ラストはちょっとびっくり。ディディちゃんのおとーちゃん、実は…続編とか予定されてるのかな。

rate-dat
2013年12月21日
「君は一人でも上海に辿り着けるさ。」
Greenlight開始初期から登録されていてじわじわと投票を伸ばし通過した作品。
XBLAやPSNでも販売中
日本語も家庭用ハードと同一の物が正式に配信された
2Dと3DワールドでのパズルADVゲーム
ヒロインであるDidi以外からは見えないDAWNと言う女性を操作してストーリーを進めていくのだが
DAWNは世界に存在する影の中に入り込み影の中を自由に移動する事が出来る能力を持っている。
影から影に移る事で高所を越えたり、ガラスをすり抜けたり、時にはブロックを影の中に持ち込んで移動させる事もある。
影の住民であるDAWNはDidiの想像の世界の住人であり、Didiの見えている世界(子供でしか理解出来ないシンプルな部分)しか見ることが出来ない。
いわば、他の大人達や興味のない事はそれこそ影であり、物としてしか扱われない。
そしてプレイヤーはDAWNの視線=Didiの見えている世界でしか認識出来ないので写真や絵、影・声でしか人物を把握できない。
また、Didiもそれを理解しているため影を作るために協力したり、DAWNだからこそ出来る事を提案したりする。
(なお、この設定はゲーム中では一切触れられずコレクターエディションの中のArtbookを見ないとわからないのだが)
また光と影のパズルだけあって登場人物全員の影の部分にスポットライトが当てられる作品でもある。
ヒロインのDidiは精神の異常を疑われて児童相談所に病院に放り込まれそうになっていたり、母のKatは育児放棄の疑いでDidiを取り上げられそうになっている。
Johnnyは詐欺師紛いの運が悪すぎる男であるし、世界的マジシャンのVincenzoは借金持ちで・・・おっとこの先はゲーム内で確認して欲しい。
何故DidiにはDAWNが見えるのか、何故見えない時期があるのか、問われるプレイヤーからの疑問、最後に明かされるエンディングでの新たな疑問と答え。
秀逸な音楽と秀逸なボイスアクト、サントラも非常に秀逸であるので是非コレクターエディションを購入して欲しいところである。
2013年度やったゲームの中で指折りのお気に入りで挙げる
2014/12/8 正式に日本語化された事で記述改変
2014/3/8 書き直し+追記

Mr.Katoh
2013年11月22日
光と影の世界を冒険するアクションパズル。
悲しい過去を背負ったDidiちゃんが生み出した存在Dawn。
影の世界に入り込める能力を持った彼女を操り、
彼女が失ってしまったた彼女の家族の風景を取り戻そう。
パズル要素としては影に入り込めるシフトインが優秀。
光源にオブジェを配置したりスイッチを切り替えたりして道を進んでいく。
劇中に登場するのはDidiちゃんとDawnのみで、
あとは「人物の影」が様々に登場してストーリーを進めいていく。
Didiちゃんの失った物はその影達が語っていく。
英語は難しくない。映画や劇場の雰囲気を重視してるからわかりやすい。
そのある意味でベタなストーリーにジャズのBGMが見事に調和する。
気がつけばその世界に入り込んでいるような錯覚も覚える。
ゲーム自体は短くてざっくりと探索しても三時間かからない。
謎解きもそんなに難しくないのでゲームとしてはあっさり終わるだろう。
また、壁に引っかかるようなちょっとしたバグも多数。
だがそんな些細なことを気にしないでいいのだ。
プレイヤーの操作が不便になるような視点操作をしてでも、
「今、それを見せたいんだ!」と言う心意気が心底伝わってくる。
それでいいのだ。俺もそれが見たい。
本当に動画の雰囲気が気に入った人にはぜひ触って欲しい一本。
素晴らしい音楽と雰囲気が劇場でお待ちしています。

Moyasisyamo
2013年11月20日
ジャンル:ACT&PZL
評価:2/5
心地よい音楽と、独特のビジュアル、影を利用したパズルが特徴的なゲーム。
しかし音楽が流れる場所は少なく、パズルも簡単、ボリューム的にも3~4時間で終わってしまうなど物足りない。
光と影を行き来する際の挙動の怪しさもあり、パズルよりアクションの方に時間が掛かってしまう。
素晴らしい素材を持ちながらも、それをうまく活かせなかった「惜しい」ゲームだと感じる。
セールで半額以下になったら買ってみてもいいかも?

neko no oukan
2013年10月20日
キャバレーやサーカスといった夜のパリを思わせる世界が舞台で、立体世界と影絵の世界を行き来するパズル型のゲームみたいです。
今購入するとサウンドトラックとpdfファイルが付いてきます。
音楽は情感たっぷりのジャジーなものから、不気味な夜の街を思わせるもの、悲しい雰囲気の繊細なピアノものに、遊園地、サーカスを題材にしたファンタジックなものとどれも素敵な曲ばかり!!
ゲーム自体もかなり雰囲気のある作品なので、今から楽しみですヽ(*・∀・)ノ