







Contrast
Contrast は、幻想的な 3D 世界と神秘的な影の 2D 世界の間を瞬く間に行き来できるパズル/プラットフォーム ゲームです。ボードヴィルやフィルム ノワールのパフォーマンス アートの世界にインスピレーションを受け、滑らかで官能的なジャズの雰囲気に包まれた、夢のような超現実的な 1920 年代の世界を掘り下げてみましょう。
みんなのContrastの評価・レビュー一覧

SUNAPPOI
2021年03月01日
[h1]日本語版をプレイしました[/h1]
3Dパズルアクションアドベンチャーですが登場人物のセリフが多くて、ゲームというより佳作の映画を鑑賞した感じでした。
キャラクターに癖がありますがショービジネスの世界が舞台で、オカメインコのようなお化粧のお姉さんは奇術師か何かです。
いいところ:
CGは少し古い感じで簡素ですが全体的におしゃれ
物語がわかりやすい、ただし家庭内不和なのでスケールは小さい
主人公の女の子の声がかわいい、セリフだらけでも苦になりません
アクションに失敗してもすぐ近くで復活、実績の取得も簡単
2Dと3Dのパズルを組み合わせる発想が面白い
悪いところ:
操作性がよくない。影に出入りするときに妙な加速がついて着地に失敗すること多発、影から押し出されて墜落も多発
セーブがバグっぽい。セーブに失敗や進行状態が変わることがある
キーボードやパッドが反応しないことがある
町はあるけど行ける場所が少ない
全体的に映画的な演出やストーリーテリングを強く感じました。
製作者たちはたぶん、一昔前だったら湯水のように大道具・小道具・書割に金をかけ、芸術的で人情豊かな映画を作って莫大な借金をかかえただろうと思います。
ゲームとしてはアクションもパズルも軽快だったし、物語も起承転結がついていました。ただし何度も見たいほどではないので、リピート性は低いです。おしゃれな雰囲気を楽しみたい人におすすめです。

takora
2019年10月27日
※高解像度プレイ時に会話字幕が小さくて読みにくい場合はゲームフォルダの中のContrastGame\ConfigフォルダにあるDefaultEngine.iniを開いてSubtitleFontName=JPNFONT.NewRodin_16という行の数字を変更すれば文字を大きくできました。16,18, 20, 24, 40 ,50から選べるようで40にすれば4Kモニタでも読みやすい大きさになります。
設定は良いし演出・美術・音楽も見事な出来で良作だと思うが、物語があまり面白くないという欠点がある。事件が進んでも興味を持てなくて感情移入が出来ず、ただ傍観するのみ。しかし終盤はちょっと面白くなったので投げ出さずに最後までやった方が良いかも。クリアまで6時間半くらいかかりましたが、上手い人・勘の良い人ならもっと短い時間で終われるでしょう。ゲームパッド設定がプレステ基準になっているらしく、XBOXコンの場合Bボタンで決定、Aボタンでキャンセルなのは違和感があります。アイテムを掴めなくなるバグに何度か遭遇しましたがロードすれば治ります。

tencho
2018年08月11日
有名なタイトル「BioShock Infinite」に雰囲気が非常に似ています
本当に開発元は関係ないのでしょうか?と思えるほど似ています。
ゲーム性は全く違うので、あくまで雰囲気だけですけどね。
アクションなんだけどパズルの要素も強い割に
適当に動いていれば何となく進んでしまう
そんなゆるいテイストです。
とても惜しいのは、少々作りこみが甘いというか荒いというか
正解なのに変なところに引っかかって何度もやり直しするシチュエーションが多くてうんざりしたり。
どう見ても不正解なのに力技で何とかなってしまったりと、いいのかな?と思う個所が頻繁にあります。
ストーリーもそれほど深くない割に、中々気になるんだけど背景描写が無いのでフラストレーションが溜まります。
おい、魔術師!それでいいのか?
ジョニーとカットはなどうして?
ディディの本当のお母さんは・・・あれれ?
などなど
ボリュームは少なめですが、値段相応な感じで決して手抜きではありません。
とても良作だと思います。
翻訳も全く違和感がなく、自然にセリフが理解できます。
雰囲気にピンと来たら是非
店長

TETSÜKABO
2018年05月05日
約8時間でクリア!
日本語字幕が最初からある(無いって表示されてるけど、あるww)誰でも楽しめるゲームです。
光と影の演出を上手くゲームに取り込んでいて、
簡単なパズルであっても楽しかったです。
また、JAZZが心地よくリラックスしながら遊べるので、
肩肘はらずに楽しめるゲームなのでプレゼントにも良いかも。
やり込み要素は無いに等しいくらいだけど、
集めるものはあるので、コンプしてみたい方は探してみてはいかがでしょう。
操作は簡単で内容もライトなのでサクッと遊べるボリュームのゲームですね。
ホラー要素とかないのでご安心を~。

hattyo8
2017年01月22日
乱暴に言えば、Contrastはパズル要素の入ったノベルゲームである。
取り立てて斬新なストーリーというわけではなく、ボリュームも意外と少なく、
お世辞にも世界的な大ヒットとなるゲームとは思えない。
しかし私は、このゲームの独特の雰囲気に打ちのめされてしまった。
光と影の表現に心血を注ぎ、ジャズで彩りを添えた世界観は、”美しい”を通り越して”官能的”でさえある。
影を出入りするという基本コンセプトが、ストーリーと見事に絡み合っている点も素晴らしい。
決して末永く遊べるゲームではないが、末永く心に残るゲームではあろう。
少なくとも私は、このゲームをプレイできたことを幸せに思っている。

seiichirou2
2016年07月10日
[h1]パズルアクションゲーム「Contrast(コントラスト)」は「不思議の国のアリス」か「落下の王国」か(ネタバレ)[/h1]
ゆっくりプレイしても数時間程度でしょうか。実績(トロフィー)収集もラクな部類だと思います。
感想を率直に言うと素晴らしかったです。
『物語の力を信じている』人々によって作られた稀有な作品だと感じました。映画・小説・ゲームなど媒体を問わず、優れた作品が持つ力。物語が起こす力や相互作用によって現実が、そして夢の世界が大きく押し進み変化し奇跡のような終幕を迎える魅力に満ち溢れる作品です。
【あらすじ】
1920年代、ヨーロッパのどこか
事の始まりはひとりの少女ディディ・ナイトの「夜の脱出計画」。
ディディにしか見えない女性(通称)ドーン。プレイヤーはその詳細不明なキャラクター・ドーンになりディディの脱出計画を手伝います。
単純に考えてしまえば、「ドーン」は「ディディ」の生み出した幻想の人物…のように思えますが、もちろんそう簡単な種明かしではなく物語が進むにつれて様々な事実や可能性が明らかになります。
夜の街に抜けだした「ディディ」は歌手の「ママ」が出演しているキャバレーへと向かいます。
キャバレーの舞台裏に潜り込んだ「ディディ」は、口論している「ママ」を見つけます。
相手はなんとむかしに出て行った「パパ」でした。
「パパ」はどうやらこの街で大きなサーカスを興行しようと画策しているようです。しかし、多額の借金を抱えていてどうやらマフィアにもお金を借りているようです。
奇しくも、世界的なイリュージョニスト「ヴィンチェンゾ」がこの街を訪れていました。
「パパ」はサーカスの目玉に「ヴィンチェンゾ」のマジックショウを披露させたいようですが、彼はなかなか首を縦に振りません。
「ディディ」がサーカスのテントに忍び込むと、そこにあったアトラクションはガタガタで故障だらけ…「ドーン」と協力して壊れた機械を直すべく奔走します。「ヴィンチェンゾ」も欠けてしまえばサーカスはご破算になります。
果たしてサーカス興行は無事に成功するのか?
そして少女「ディディ」にしか見ることの出来ない「ドーン」の正体は?
物語はサーカスの成功如何とディディの家族の和解をテーマに一点に収束します。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
プレイ中に真っ先に思い浮かんだのがターセム監督の『落下の王国』
映像の魔術師ターセムのファンタジー映画です。
1915年ロスアンゼルス、撮影中の怪我で入院中のひとりの俳優ロイ。 たまたま居合わせた同じく入院中の少女アレクサンドリアに聴かせた寓話は、少女の夢の中で極彩色の世界となり『物語の力を信じている』少女によってやがてロイは救われ、魂が再生されます。
物語の構造としてもおそらく「Contrast」の元ネタの一つだと思います。
それと、少し懐かしいソフト(アーカイブで配信されてますが)の「Nights」も有りましたね。こちらも夢そしてイマジナリーフレンドの物語です。
[b]では、「Contrast」の作中での語り手はだれか?[/b]
プレイしてまず初めに気づく違和感は主人公「ディディ」と「ドーン」以外の人物が一貫して全てシルエット、影絵として表現されていることです。誰の姿も見えない街を歩く二人。街自体も何かオカシイです。道路の終わりに大穴が開き、覗くと星空が見えます。もし全てが少女の夢だとして、介入出来る「ドーン」の存在は?
白いウサギの後を追いかけて最後にベッドの上で目が覚める。「ドーン」は単なるイマジナリーフレンドだったのか?安易なオチとしてそれもあり得るでしょうが、この作品は違いますね。これは後半のネタバレになりますが、奇術師「ヴィンチェンゾ」は多次元宇宙論(宇宙はこの一つではなく複数あるという学説)について研究していたことが分かります。もっと掘り下げるのならば、イリュージョンの研究の結果「多次元宇宙を行き来できる能力」があるように推察できます。そしてゲーム中に明示されますが [spoiler]「ディディの実の親はヴィンチェンゾなのです」[/spoiler]
このゲームのテーマ『光と影』にもあるように常に対となり重なりあう存在。それがプレイヤー「ドーン」です。
◇ドーンは守護天使?
考察その1
「ドーン」はかつて「ヴィンチェンゾ」の助手であった事を示す写真(日付は1900年)が存在します。そして「ヴィンチェンゾ」の工房で見つけた古びた新聞記事のスクラップには、とあるイリュージョニストが消失奇術の際、助手「オーロラ・ローズ」 を消すトリックをしたはいいが、再び現れるはずの助手は何処かに消えてしまった。という内容
ピンと来る人もいるでしょうが、ノーラン監督の「プレステージ」を彷彿とさせます。
そのイリュージョニスト=「ヴィンチェンゾ」、助手=「ドーン」という説。違う宇宙から「ローズ=ドーン」が「ディディ」にだけ見える守護天使として現れた。
◇ディディ=ドーン?
考察その2
このゲームの舞台が夢の中なのは間違いないですが、果たして誰の夢なのか?
多元宇宙を行き来できる能力を「ドーン」が持っていたとするならば…
理想の姿になれた「ディディ」の記憶を持つ「ドーン」の夢というのも考えられます。
[list]
[*]ディディの影としてのドーン
[*]ドーンの影としてのディディ
[/list]
なりたい自分になれた「ドーン」が別の宇宙から現れ「ディディ」のつまり自分の『自助』として現れ然るべき収束、夢、理想に向かう。
[quote]「ディディ・ナイト(闇夜)」 →「オーロラ・ローズ」→「ドーン(夜明け)」[/quote]
胡蝶の夢が夜明けに終わる物語でした。
[b]最後にプレイそのものについて[/b]
演出としては素晴らしかったけど、謎解きとしてメカニクスとしての「影絵使い」は今一つといった感じでした。少しパズルゲームとして考えるのは後半のとある建物のシーンだけで、思ったよりは「物を運んだり移動させて足場を作る場面」が多くない印象です。また、影に入っている時に他の移動する影に接触すると強制的に表のレイヤーに弾き出されるのですが、この判定がいまいち調整不足な印象でした。
しかし、Steamセール期ではContrast本編が400円、サントラ付きが500円程度で購入出来ますので強くオススメしたい作品です

emanon
2015年11月01日
ハロウィンセールに370円で購入した。
他の日本語レビューに、公式日本語対応しているとあったが、そのとおりだった。
現実と影を行き来して進めるのが本当に面白い!
途中LINBOそっくりの死に覚えゲームをやらされた
1960年代アメリカの雰囲気がグッド。
影絵がとても綺麗。
暗めだけどハッピーエンドの物語。
3,4時間でクリアできるお手軽さ。
作りこみの甘さや、BGMの無い時間が多いのが欠点。
(水溜りが氷のようだったり、影になった時のジャンプの判定がおかしく現実にもどっしてまったり)
ちょうど、のんびりボーっと何かゲームをやりたい時だったので、より楽しめた。

rhombus
2015年09月07日
[h1]パズルジャンプアクションゲーム.日本語対応.[/h1]
主人公は影と現実世界を行き来できるので,その能力を使ってパズルを解いたり移動したりする.基本的にパズルは,物体や光源を移動させて影を動かしたり,箱を影の世界に移して運んだりするというもので,シンプルなものが多い.
一応TPSだが,主にアクションを行う陰の世界は2Dなので2Dアクションと言った方が良いかもしれない.操作性にイラつく場面がいくつかあるが,十分許容できる範囲.普通にプレイしても4時間弱でクリアできる程度のボリュームと難易度であり,グラフィックは普通.パズルやアクションを楽しむゲームというより,世界観やストーリーを楽しむゲームである.
[b]【総評】[/b] 6/10 凡ゲーと良ゲーの中間
主人公2人以外は影でしか描写されないというのがかなり独特でそれなりに面白かった.また,終盤の流れで大体読めたが,最後の終わり方も良かった.ゆったりとゲームを楽しみたい人にオススメ.

tmdu0532753yshr4416
2015年07月03日
雰囲気に惚れて買った。大変満足している。
6時間でエンディングを迎えた。思ったより短かった。
しかし、これ以上長いとグダグダになりそうな感じがするからこれでよかったのかな。