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Cuccchi

Cuccchi は、Enzo Cucchi の絵画の中を旅して、美しいジオラマを探索し、危険でトリッピーな迷路を通過するゲームです。

みんなのCuccchiの評価・レビュー一覧

Youge

Youge Steam

2024年09月01日

Cuccchi へのレビュー
5

Enzo Cucchiの絵画の中を旅する作品。信じられないくらい良かった。3D空間上に配置された動く絵画を、一人称で好きな画角・距離で歩けるという最高な体験でした。音楽も良くて気持ち良かった

pomeyarou

pomeyarou Steam

2022年07月22日

Cuccchi へのレビュー
5

Enzo Cucchi氏の絵画世界を旅する探索ゲーム。
各所に点在している目玉を取得すると、
コレクションが増えていきます。
コレクションはGalleryから閲覧可能。
世界観の元になった絵画などが閲覧できます。

・美術ジオラマという素晴らしいスタイル
これも一つの個展なのだろうなとワクワクします。
Steamを開き、プレイボタンを押せばいつでも個展へ。
良い時代になったと沁み沁みします。
アートワークが気になったら是非プレイを推奨します。

・難易度が追加され、敵が登場しないモードが追加。
・充実したBGM。OSTの数は25曲以上!
・絵画のジオラマを歩き、夢を見ているような心地に。

・解像度設定はフルスクリーンのみ。
・一部のステージの操作感が独特
空中遊泳のような操作のステージもあるので
操作に慣れないと酔うのは注意点。

・3D迷路要素
難易度は普通だが、追いかけてくる敵が存在するため、3D酔いが厳しい。
[strike]ゲーム要素を強化しようという試みだとは思うが、追いかけられる要素はゲームの趣旨とそぐわない部分だと感じた。[/strike]

[b]→難易度設定 No Enemy(EASY)で解消、解決できるようになりました。[/b]
アップデートの難易度設定により、
敵がいない世界でリラックスしたプレイが可能に。
難易度によるデメリットもなく、好みで設定可能です。

・HARDモードも同時追加
逆に、ドクロが2倍になったHARDモードも追加されて、
迷路をやり込みたい人にも嬉しい要素。

プレイヤーによって好みは分かれる部分もありますが、
概要を見て気になったら是非手にとって欲しい作品。
値段の面でも、美術展のチケットで買い切りだと考えればとてもお買い得。

[quote=] [u]かわいい/雰囲気/アート系ゲームを中心にレビューしてます。[/u]
気になった方はチェックしてみてくださいね。
[url=store.steampowered.com/curator/31534716/] Steamキュレーター Penguins Cave [/url][/quote]

belfaste

belfaste Steam

2021年12月30日

Cuccchi へのレビュー
5

エンツォ・クッキ(Enzo Cucchi)は1949年生まれのイタリアの画家だ。
アートの世界では戦後に前衛芸術(アヴァンギャルド)が主流となり、ニューヨークではポロックを代表とする抽象表現主義、フランスからはアンフォルメルなどが隆盛を極めた。
そうした流れを受け、イタリアで70年代末に勃興したのがトランスアヴァンギャルディア運動だ。この運動には「3C」と呼ばれる中心的な三人のアーティストがいた。サンドロ・キア、フランチェスコ・クレメンテ、そして、エンツォ・クッキだ。
クッキは故郷であるイタリア中部の農村や伝統的な風景などをモチーフを用いつつ、それを歪に誇張する手法で知られている。

本作はそんな大作家クッキの「イメージ・アルバム」を称している。
基本的には一人称視点のウォーキング・シミュレータ。
クッキのアートからインスパイアされたピクセル調の世界(全7ステージ)を回り、ステージごとに散らばった”眼”を回収していく。眼をゲットすると、ギャラリーモードで閲覧できるクッキ作品がアンロックされていき、ゲーム内でモデルとなった原作を鑑賞できる。
”眼”はライフとしての役割も持っていて、探索の途中でおいかけてくる”骸骨”と接触したさいの盾になってくれる。ちなみに”眼”がゼロの状態で”骸骨”に触れるとステージの最初からやりなおし。ゲーム性に薄く、難易度が低い作品であるけれど、ステージによっては存外無傷で突破するのがむずかしい場所もある。

特徴はなんといっても時にサイケで、時に悪夢的な幻想に満ちたビジュアル。単に原作を引き写すだけでなく、ドットの荒いピクセルアートにしたことで不吉な印象がさらに強まっている。途中で頭のでかいゴッホの自画像が現れたとおもったら、それもクッチの作品にあると知って驚いた。

これまでゲーム業界外のアーティストがゲームに挑戦するとなると、比較的若手のメディアアーティストやアニメーターが多かった(たとえば、Everything のデイヴィッド・オライリー、『せがれいじり』の秋元きつね、『LSD』の佐藤理、Plug & Play のミヒャエル・フライ)が、大御所といえるクラスのアーティストがレトロスペクティヴ的にとはいビデオゲームをプロデュースするのは珍しい。そういえば、2021年は(現状 Epic 限定だが)Radiohead も展覧会的ウォーキングシムをリリースしていた。
そうした潮流はゲームという媒体がひとつのアートフォームとして広く認められつつある、そんな証明になる作品かもしれない。

men_2yu

men_2yu Steam

2021年12月11日

Cuccchi へのレビュー
5

[b] Enzo Cucchiの絵を観るだけじゃなくて探索しよう!
ただ探索するだけじゃつまらんからライフとダメージがあるよ! [/b]

日本語対応してませんが文章は操作説明で数文。お手持ちのスマホでどうぞ。

全7ステージ(?)をマウスとキーボードで縦横無尽に探索。
ライフと実績になる<●>を集めよう。3D迷路しんどい。
💀に触ると<●>が減るぞ!3D迷路バッタリ出くわすしんどい。

絵から作者の解釈世界が360度に広がってそこを自由に見て回れるってのは
ある意味面白いし、観てるものの違いを感じられて興味深いです。

興味があればお試しどうぞ。
★★★☆☆

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