Ding Dong VR

Greener

2022年11月05日

横長の画面を抽象的なお邪魔図形がビュンビュン左右に行き交うので、タイミングを見てその隙間を縫うように下から上に移動する。大枠としては、車が行き交う幹線道路を横切って池まで向かうビデオゲームの古典も古典『Frogger』と同系統。

ただし、一度ボタンをポンと押したら対岸につくまで止まれない。また対岸に付いたらすぐさま取って返し、何にもぶつからず何往復できるかを競う反復横跳び的なスコアタ競技。

……びっくりするほどつまらない。

ゲームパッド用の操作ガイドが出てしまってどのボタンなのかわからないが、なにかのボタンで移動の加速だけはできるらしい。

とはいえ、やる操作としてはタイミングをみて発進ボタンを押す。無事対岸につくのを祈りながら見守る。の繰り返し。被追跡モーションコントローラをつかってジェスチャー入力する要素はないし、スタート位置を左右にずらしたりもできない。立体視できてる意味もまったくない。

なんのためにVRゲーなのかまったくわからない。

セールで100円だとしても高価い。駄菓子屋の店頭においてある、10円を弾いて動かすゲームのほうが面白いまである。あまりのつまらなさに2分で終了したら、プレイ時間が短すぎてレビューが書けなかった。そんな。