














Dungeon Full Dive
パーティーを組んで、お気に入りのテーブルトーク RPG をプレイしましょう。 DFD を使用すると、ファンタジーの世界に命を吹き込むことができます。独自のヒーローとマップを作成してカスタマイズします。ミニチュアの目から、または古典的な TTRPG トップダウン モードを使用して冒険を体験してください。
みんなのDungeon Full Diveの評価・レビュー一覧

dowagami
2024年05月06日
Player Editionがリリースされてからセッションを行いました。
DMは私。D&Dはクラシック版から遊んでいますが、プレイヤーはまったく初めてか、何度か遊んだことがある程度です。
DMはVRモード、プレイヤーはVRモードの者とスタンダードの者の混合でした。
VTTとしては追加してほしい機能や改善点はありますが、セッションを行うには最低限の機能は備えていると思います。
全体的には動作が軽くはなく、キャラクターシートを表示するたびに固まったり、一時は同期がとれなくなり参加者で見えているものや位置が異なる場面もありました。
探索や会話の場面はフルダイブモード、戦闘はテーブルトップモードという風に使い分けました。
マニュアルがなくてわかりにくい機能として
・イニチアチブ管理
メニューの「Minis on Map」から「Prepare Combat」をクリックし、一覧から戦闘に参加するクリーチャーをクリックして選択して「Start Combat」をクリックすると自動でイニチアチブロールが行われてイニチアチブ表が表示されます。
・能力判定、技能判定、セーヴィング・スロー
キャラクターシートの当該の欄をクリックすると修正値を足してロールされます(チャットパネルにも表示される)
→ 攻撃やダメージは自動ロールされないようです!
・アバターの拡縮(VRモード)
テーブルトップモードでAボタンとXボタンを押して両手を広げる/狭める。
(テーブルトップモードのマウスホイールと同様?)
などがありました。
長所:
圧倒的にダイブモードの没入感です。VRゲームに親しんでいる者ばかりでしたがテレインの中に入り込んでクリーチャーと対面したときの驚きはとても素晴らしい体験です。
短所:
外部のデータ(日本語のテキスト、画像など)を取り込んだり参照するのが難しいので補足や追加情報を提示しにくい。
キャラクターシート等の編集がしにくい(VRモード)のに改変したミニチュア名やモンスターのキャラクターシートの内容を保存できない/コピーできないので改変・修正が面倒。
要望と改善点:
・スクエア(グリッド)の対応
------ アップデートで機能追加されました -------
→ 切り替えでよいのでスクエアマップに対応してほしいです。戦闘時の移動処理が圧倒的に楽になります。
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→ マップ作成時にフロアタイルなどの設置でグリッドにスナップできると準備の時間が短縮されます!!
・クリーチャーデータの追加
→ クリーチャーデータがまだ少ないので追加が望まれます。
→ クリーチャーを自作・編集(保存)できる余地が欲しいです。
・テーブルトップモードの視界の改善
→ Map SettingのModeをGloomyなどに設定した場合、VRモードでは良い雰囲気ですが、テーブルトップモードはかなり視界が悪く、ほとんど地面に張り付くようにしないと様子がわからないほどでした。
・イニチアチブ表からマップ上のミニチュアを選択できるように
→ Wolfを4体出して、マップ上のどのミニチュアがイニチアチブ表のどのWolfかわからなくなりました。
・日本語対応
→ 日本語の対応はむつかしいにしても、チャット、Note等で日本語の入力・表示ができるようにしてほしい。
・ミニチュア等の隠蔽機能
→ 任意のタイミングで表示させたいクリーチャーやオブジェクトをDMだけが見られて(プレイヤーから隠せる)、セッション中の任意のタイミングで表示させる機能が欲しいです。
VRモードはほんとにすばらしい体験です。VTTをこれ一本に乗り換えるかというと、少なくとも今はまだ・・・ですが、今後に期待したいと思います。