




Exapunks
時は 1997 年。あなたはかつてはハッカーでしたが、今はファージを持っています。 1 回のハッキングで 1 回の投与という取引が成立しました。失うものは何もありません…あなたの命を除いて。
みんなのExapunksの評価・レビュー一覧

わんぱち🐺🩰推し
2023年03月01日
Shenzhen I/Oから入ってきてプレイ。
Shenzhen I/Oよりも演出が洗練されていたり、説明書が雑誌形式になって自分で印刷して小冊子にできたり、世界観に没入できる度合いは増していて、順当な進化系という感じ。
定義された要件のコードを書いていくというShenzhen I/Oのゲーム内容自体はほぼそのまま、Shenzhen I/Oよりもプログラミングで起こった出来事についての影響範囲が広くなり、スリルやアングラ感が増していてより映画的に楽しめるようになっていると思う。Shenzhen I/Oが楽しめたならこちらも是非プレイしてほしいなと思えた。

Peanut Butter
2020年12月29日
BOT をアセンブラでプログラミングしてタスクを達成するゲーム。ちょこちょこ BOT が動いてたのしいですけど、仕事とあまり区別つかないです。仕事でプログラミングしてない人のが楽しめるかもしれないですね。

yokoiakinori
2020年02月07日
約200時間程度かけてミニゲーム系実績を除いた全実績を解除したので記念にレビューします。
長くなりそうなので結論から書くと、
[h1] このゲームは「神ゲー」という枠に収まらない驚きを与えてくれた傑作です。[/h1]
難解パズルメーカーZachtronicsからリリースされたハッキングを題材にしたプログラミングパズルです。
世界観はアングラで刺激に満ちていますが、どこか退廃的でレトロな印象も少しあります。好きな人にはたまらないですね。
難解なパズルを作る同メーカーの作品と比べると難易度は易しめで、コーディングしやすい工夫(=<>が使える等)もありハードルはそんなに高くはないです。
ただやはりゲーム部分の大半をプログラミングが占めるため、人は選びそう。
ゲーム中盤から要求が複雑になりコードの量も肥大化していきます。3桁のコードを管理するのは結構骨が折れると思います。
それでもパズル好きであればぜひプレイしていただきたいのです。
この作品に限った話ではないですが、このメーカーの作品は強い達成感を感じられるようデザインされたゲーム(だと思う)ですので、クリアした時の喜びもひとしおです。
私自身プログラミングの経験は全くなかったのですが、なんとかプレイできました。
サウンドは雰囲気にあったものが揃っており、何より起動時のBGMがかっこよすぎます。欲を言えばもう少し多く収録して欲しかった。
ゲーム内ゲームを作成するサンドボックスも内蔵されておりますが、こちらの完成度も高く、
ミニゲーム程度の規模であればリズム(音ゲー)、アクション、シューティング、パズルなどなどジャンル問わず様々なゲームを作成できそうです。
打ち込みサウンドプレーヤーとしても優秀!すごい
パズルの質は言わずもがなあらゆる要素がハイクオリティな神ゲーです。
以下ネタバレ
[spoiler] 上記の要素だけでも神ゲーだと言えるのですが、実はシナリオにとある工夫が施してあり、その「工夫」をみてこのゲームに対する評価を改めました。
詳しくは書きませんが、メタ的な演出とハッキングというモチーフ、パズル、そしてシナリオが絶妙に絡み、驚きとともに感動すらしてしまいました。
正直後半のパズルはあまりにも複雑になるため、やり込みは諦めていましたが、このゲームの深さに触れのめりこんでしまいました。
難しすぎてクリア前に積んでしまった、という方もいるでしょう。
平坦な道のりではないかと思いますが、クリアまでチャレンジしてみる価値は十分にあります。頑張ってみてください。[/spoiler]

mas_shin_go
2019年12月01日
TIS-100,SHENZHEN I/Oが難しすぎたので本作に挑戦してみたところ
なんとか進んでいけてます。(いずれ前作も挑戦しようと思います)
途中、REDSHIFTというゲームボーイ風の仮想ゲーム機の開発環境がアンロックされます。
日本語非対応ですが、翻訳されている方がいらっしゃるので、なんとかわかります。
※マニュアルを見ないと解けない問題もあります。

Kei_141
2018年10月07日
30時間ほどでメインキャンペーンをクリアできました。
序盤は比較的サクサク攻略できましたが、中盤以降はなかなかの難易度です。
しかしながら絶対無理と思わせるほどではないちょうど良い難易度だと感じました。
ゲーム全体のサイバーパンクな雰囲気も攻略の気分を一層盛り上げてくれます。
英語+プログラミングということで多くの方にとっては非常にとっつきにくい印象を持つでしょうが、論理パズルゲーとして多くの方におススメしたい名作だと思います。
また、攻略では再帰処理やソートアルゴリズムなどのプログラミングの基本的な考え方を要求される場面もありますので、プログラム的な思考を学びたい方の教材としても使えるのではないでしょうか。

atty303
2018年09月01日
TIS-100, SHENZEN I/O に続くプログラミングパズル第3弾。
今までの2作は組み込みプログラミングだとすると今回はネットワークプログラミングです。
EXA というロボットとして可視化されているプロセスやアクター相当のものを
ネットワークを通じて操作対象に送り込み、クラッキングを完遂するのが目標となっています。
大きな特徴として fork syscall 相当の自己複製を実行できることがあり、
このおかげで問題に様々な最適化の余地が生まれ、パズルとしての深みが増しています。
そのぶん難しいんですけどね…。
中盤くらいまではプログラミング未経験でもパズルだと思って頑張れば進めると思います。
それ以降は仕事でプログラミングしている自分でもなかなかの難問揃いです。
とはいえ競技プログラミングほど敷居は高くないので、気楽に遊べるプログラミングを題材にした
ゲームとして大変オススメできます。

Tama
2018年08月29日
[h1]傑作コンピューターウイルス作成シミュレーション[/h1]
変態パズルメーカーZachtronicsによるプラグラミングパズルゲームの最新作。
アセンブリ言語に近い低級言語で出題に沿った半導体回路を作るゲームである[url=https://store.steampowered.com/app/504210/SHENZHEN_IO/]SHENZHEN I/O[/url]や[url=https://store.steampowered.com/app/370360/TIS100/?l=japanese]TIS-100[/url]の系譜で、本作はEXAと呼ばれるインタラクションプログラム(わかりやすく言い換えるなら、コンピューターウィルス)を走らせることで、企業や銀行のネットワークから始まり、はては体内のサイバネティックデバイスに至るまであらゆるものをハッキングするという、アングラ・サイバーパンク色の強いクールなゲームになっています。
コントロールするEXAは基本的な整数演算・真偽判定機能の他に少数のデータレジスタやEXA間の相互コミュニケーション機能、及び自己複製機能などを持っており、独特ながら非常にシンプルな言語によって制御できるようになっていて、図式化された電脳空間内でそれらを駆使しながら様々な課題を解いている気分はまさにレトロフューチャー世界におけるコンピューターウイルス開発です。
ゲームプレイはPDF形式でダウンロードされるマニュアルをストーリーに合わせて読み進めながらでないと全く進められない感じになっていて非常にマニアックです。しかしながら、前述の通り言語体系は非常にシンプルなものなので、プログラミング的な考え方がわかっている人ならば数時間も触れば充分全容が把握できるし、プログラミング教材として子供でも使えるようになるのではないか?とさえ感じます。
また、SHENZEN I/O同様にドットで描かれたグラフィックや、BGMもクールかつ退廃的な雰囲気が出ていてとても素晴らしいです。
SHENZHEN I/Oや同メーカーのSpaceChemは、「遊ぶ」というより「取り組む」といった姿勢がマッチするゲームで、やってる内に「これはゲームじゃなくて仕事やろ…」って感じになって途中で心折れてしまった自分ですが、本作は世界観的に「仕事」感が薄く、雰囲気も良いので、個人的にはZachtronicsゲームの中で一番楽しく遊べています。SHENZHEN I/Oよりコード行数の制限が緩いおかげでコーディング自由度も高め(難易度も抑え気味)になっているので、最新作ながら同メーカーの入門作としてもオススメできる内容です。
※ただし、ストーリー、出題文、マニュアルに至るまで全て英語なのでプログラミング思考の素養と英語力のどちらか、あるいは両方がある程度ないと、かなりとっつきの良くないゲームであることは確かです。幸い、目指すゴールの形は明示されるので、私程度の半端な英語力で出題文読解が怪しい場合でも、テストケースごとにスタートとゴール状態のデータ変化を吟味し、そこに至るまでの必要なデータ操作・手順を逆算・類推することでなんとか対応できています。(精確な英語読解よりも遠回りにはなってしまいますが…)
以下は配信で少しプレイした模様の抜粋動画です。雰囲気がわかると思います。
https://www.twitch.tv/videos/303459197
[quote]
[i]このレビューが役立ったなら、ぜひ「参考になった」ボタンを押してください。また、他にも様々なゲームを [url=https://store.steampowered.com/curator/26084475-Suizin/]Steamキュレーターにて[/url] 紹介しています。[/i][/quote]

AMNGmikasa
2018年08月14日
SpeceChemの系譜だった前作OpusMagnumとは一転、今作はTIS-100、SHENZHEN I/Oに連なる作品。
つまり日本語がなく別紙のマニュアルに必要事項が書かれているプログラミングパズル。
独特な形で処理系が拡張され、やれることが増えた分ハードルもまた少し上がった感もあり。
今回はプレイヤーはハッカーとなり様々なデータ処理をしていくので、ハッキングシミュレーターの雰囲気もあったりなかったり。
いつもの如く、人を選ぶゲームであるのは間違いないが、ハマる人はすごいハマるだろう。
当方は今回は限定版は買わなかったが、PDFを印刷して中綴じするなりファイルに綴じれば十分だと思う。

Spooky
2018年08月11日
泣く子も黙る Zachtronics の変態向けパズルゲー。
今のところ、英語オンリー。
前作『Opus Magunum』が簡単なせいか今ひとつに思えたが、本作『EXAPUNKS』はいきなりぶっ飛んだパズルでとりあえず満足。そう! いつもの pdf のマニュアルをとりあえず読めからスタートなのである。(ちなみに、マニュアルは前編と後編に分かれており、ぞれぞれ20ページ前後ある。序盤は前編だけ読めば進められる。)
ゲームの仕組み的にはコードを書いて、パズルを解くタイプの無限に解法があるゲーム。過去のゲームだと『TIS-100』や『Shenzhen I/O』に似ている。
大きく違うのは、コードの行数を長い行数書けることで、その気になればやたらと長いコードを書いて力業で解くこともできる。敷居を下げる分には良いと思う。あとは、ざっと見たところとりあえずやたらと便利なコマンドはなさそう。
前作『Opus Magunum』であったような、便利すぎる手法が存在しそれだけ使っておけば高速化できるみたいな仕様ではなくなったっぽいので一安心。(配置できるルーチンの数やコードの行数に制限がある) 『Opus Magunum』であったような伸縮アーム大量配置みたいな解き方はできないようになってる。
実際のストーリーは1990年代後半に遡り、ハッカーとなって企業や大学のネットワークに侵入し、データの改竄や不正入手等を行って行くといったもの。あまり英語が堪能ではないので、ストーリーは良く分からず。今回初の試みで、声有りとなっている。
実際のパズルの方は、pdf にそのパズルの仕様が沢山書かれていて、それを読み込まないと解けないタイプとなっている。基本的なプログラムの書き方、パズルの問題の理解、pdf の読み込み等英文になれていないとかなり辛いゲームとなっている。
面白さは今のところ Good。それと、BGM がかなり良い。インターフェースも整理されていて良い。『TIS-100』や『Shenzhen I/O』が好きな方はオススメできるゲーム。