






Fatal Twelve
獅子舞凛花は祖母に代わって小さなカフェ「ライオンハウス」を営む高校生。彼女は同年代の人と何ら変わらない生活を送っていたが、ある日、友人の羊ナオミと一緒に電車で帰宅中に爆発に巻き込まれた。友人の命を救おうとして、彼女は爆発が起こった瞬間に本能的に友人をかばい、その過程で命を落とした。しかし、気づけば彼女はライオンハウスに戻っており、何事もなかったかのように友達と楽しそうにおしゃべりをしていました。
みんなのFatal Twelveの評価・レビュー一覧

Aikaterine
2024年12月20日
22時間くらいで全実績を取れました。久々に夢中になれるアドベンチャーゲームなんです。中盤に入ると少しだけ主人公の凛火ちゃんの性格によってきつくなる部分もありますが、そこをしのげば後半の展開に魅了されてしまいました。特に魅力的なのはやはり凛火と海晴の間にある同性愛が描かれているところですね、実際に驚いたのは海晴ちゃんは結構現実味を帯びているキャラクターです。たぶん百合を目当てしている方が実際に遊んで頂ければ、海晴ちゃんを嫌う方がいないと思うくらいです。ストーリー自体も結構見どころがあるモノガタリですので、百合と人狼系ゲームが好きな方にお勧めいたします!

yuzuponzu11
2023年01月22日
全体的にはいい作品だと思います、ところどころ気になったり個人的に評価下がったりするところありますが。
いい点
・値段の割にはボリュームも質も上質なシナリオ
・何がバッドエンドの選択肢がわかりやすい
・イラストもよく、キャラの個性もしっかりしてるのでほとんどのキャラには感情移入しやすい
悪い点
・シナリオが主人公の都合よく進み過ぎる。主人公の人間性のおかげではあるがそれでも多く感じる。
([spoiler] 強敵になりえる存在は協力関係になるか主人公に後を託して自滅が多い。 [/spoiler])
・一部声優の演技が気になる。(異様に早口だったり、「くすっ」セリフをそのまま「くす」って読んだり、全体的に感情抑える感じに演技してる印象)
・一部キャラの思想に納得できず、さらに登場人物のほとんどが「気持ちはわかるよ」という同情するのが違和感がある
・[spoiler] とりあえず動物死なせとけば感動するやろ系の路線がある [/spoiler]
・一部考察が微妙にできず「まあなんとなくでいいだろ」で済ませてる印象がある

ヒイロ
2022年05月07日
全END鑑賞したところでこのレビューを書いています。
なかなか満足度の高いゲームでした。
百合は最高ですね。描写がちょっとあっさりとしているので、もう少し二人の先を見たいと思いました。
PS4版やSwitch版では追加シナリオやビジュアルがあるようなので、こちらもDLCなどでアップデートしてほしいな、と思います。
その時はぜひEDのもう少し先(二人がどう過ごしているか)も…。
というように、登場人物の幸せな未来を願ってしまう、そんな良作でした。プレーできて良かったです。
素直なノベルゲームなので特に凝った仕掛けなどはないですが、好きな方にはハマると思います。

なちょ~
2022年03月10日
ネタバレ抜きでさわりだけお話しします。
このゲームのジャンルをシンプルに3つ挙げると「百合」「デスゲーム」「ヒューマンドラマ」です。
こちらのジャンルに精通している方であれば楽しめると思います。
百合の部分に関して・・・体験版をプレイすれば分かることですが、プレイ開幕5分で百合の片りんを味わうことが出来ます。なので百合でソートしてこのゲームにたどり着いたあなたはとりあえず体験版をプレイし、空気感を体験することを推奨します。
デスゲーム部分に関して・・・デスゲーム系にありがちなパニック展開や、凄惨な殺し合い的な要素を期待すると少々肩透かしかもしれません。後述するヒューマンドラマがメインディッシュなのでその為の土台だと思って頂いていいです。この部分に関してはあまり難しく考えずにプレイすることが出来るとも言えます。
ヒューマンドラマ部分に関して・・・ここが最大の魅力です。12人で行うデスゲーム。このゲームはそれぞれの群像劇であり、成長物語なのです。ぜひプレイされる際には彼らが何を考え、何を思いこのゲームに挑んでいるのかを想像してみてください。きっとプレイした後のあなたは12人みんなを好きになれる...そんなゲームです。
個人的にはここ一年で一番の出来のADVゲームであったと思います。
いつかこのレビューを見たあなたとコメントで感想戦が出来ることを想像しながら、ここで締めくくります。

hayakawa
2022年03月07日
「生きるのに理由なんて、いらないだろ!」
"No one needs a reason to live."
作中のあるキャラが命の蹴落としあいの最中に発する台詞なんだけど、
このセリフが発せられた状況も相まって妙に心に刺さった。
どんなにつまらなさそうな生だったとしても、
それは死んだ人間からしたら、他の人を蹴落としてでも欲しいものなんだ。
このゲームからは、生と死に関して問いかけを投げられた気がする。
面白かったです。

うさぎ博士ちゃん
2021年10月13日
《よいと感じたこと》
- 涙腺によく効きました。
- 絵が綺麗。
- フルボイス対応。
- 多様な世界の受け入れ、世界の認識、理解できない事への理解などのテーマを自然に物語として楽しめたこと。
- 哲学的な可能世界を自然にゲーム内の世界観に落とし込んで物語の終着点として楽しめたこと。
- そこそこ衝撃的な描写があること、それが伝わるものの不必要にはグロくないマイルドで必要十分な良い意味でファンタジーな表現になっていて安心してプレイできること。
- 満足感の高いテキストボリュームと表現のわかりやすさ。
《違和感があったこと》
- キャラクターの会話文に「くすっ」などの擬態語が含まれる場合にたいてい容赦なく"読み上げ"になること。
(※設定で擬態語も読み上げON/OFFをプレイヤーが選択可、ついで擬態語のテキスト表現は丸カッコで囲うON/OFFをプレイヤーが選択可、など対応が追加されると良かったのかもしれません。)

Komorebi_JPN_北見六花
2021年06月22日
デスゲーム系が好きなので購入したのですが、デスゲームよりも人間ドラマに重きが置かれている作品です。
ほぼ全ての登場人物を丁寧に掘り下げており最後まで楽しく読むことができました。
一方で、デスゲーム系特有の互いに疑心暗鬼になる緊張感や、他の参加者を巧妙に罠にはめるような知能戦はあまり描かれておらず、その点は少し物足りないように思いました。
実績の不具合以外は、シナリオも絵柄も声も好みで完成度が高い作品でした。

hukuda222
2021年01月29日
不具合で実績が解除されていないのですが、全エンディングプレイ済みです。
デスゲーム系が好きなので購入したのですが、デスゲームよりも人間ドラマに重きが置かれている作品です。
ほぼ全ての登場人物を丁寧に掘り下げており最後まで楽しく読むことができました。
一方で、デスゲーム系特有の互いに疑心暗鬼になる緊張感や、他の参加者を巧妙に罠にはめるような知能戦はあまり描かれておらず、その点は少し物足りないように思いました。
実績の不具合以外は、シナリオも絵柄も声も好みで完成度が高い作品でした。

puruko
2020年10月09日
デスゲーム系を期待してる場合は買っちゃだめ!!!
デスゲームを期待してて肩透かしくらってしまった。
シリアスなデスゲーム期待して買うと後悔すると思う。
絵はかわいいし、ストーリーも感動的だからデスゲームにこだわらなければ楽しめるかもしれない。
はっきり言ってデスゲームのルールとか勝負が破綻しまくってる
ネタバレレビュー
[spoiler] 12人が最後の生き残りを賭けて争うストーリーではあるんだけど、主人公がメインキャラ達の中で最弱すぎて全然デスゲーム内で勝負になってなかったので逆に「他のプレイヤー達との駆け引きとかしないで勝つんだろうな」って序盤から想像できてしまった。実際そうなった。
まぁ普通の女子高生がマフィアとかやり手のジャーナリスト、最強御曹司たちに実力とか策略で勝ったらただの「なろう系」くらい無茶苦茶展開になっちゃうけど、ほぼデスゲームのルールとか関係なくなっていった。
基本的に強い敵キャラ達は自分なりに納得して成仏していくような感じで退場していったのがあっさりしすぎてて盛り上がらなかった。主人公が二人退場させるけど実質一人で倒したのは一回だけっていう...
なんか展開が主人公ご都合主義すぎて後半緊張感が無さ過ぎた。相手は全員自分から負けてくれる、比喩じゃなくてマジで。
最後に「ゲームマスターを倒す」みたいな展開になるけどラスボスも自ら倒されてくれるっていう展開。
デスゲームなんだから駆け引きとか泥臭い勝負がみたかった
デスゲーム系じゃなくてただの感動群像劇だった[spoiler]

Lycoris
2020年10月07日
9.4時間ほどで全実績解除までしました。
とても良い読み物でした。
よくあるデスゲームモノのように見せかけておいて、中身はそれぞれの人間らしさをや死ぬまでの人生の意味などを描いたドラマ性のあるものでした。
アクション等の描写はあっさりとした感じではありますが、迫力が一切ないわけではないですし緊迫感の描き方も悪くはないです。
このゲームは最初の頃の印象とクリア後で印象が変わるキャラが多数存在しますし、それぞれに抱えてるものや自身の気持ちや願いと向き合う心理描写が特に上手だと感じました。
ある程度それぞれのキャラに思い入れが出来た終盤での展開で、全てのキャラが生き残るようなご都合展開がないことに安心しました。
個人的には真央の話ももっと見てみたかったですし、主人公の家族周りの話も掘り下げが欲しかったかなとか。
百合描写もキツいものでもなく、本当にただ好きな人が女性なだけだった。
ただ、それだけの話だと感じる程度の内容です。
基本的にストーリーは一本で複雑に分岐することはありません。
大きく2つに分岐しそこからEDがある+BADと言った感じ。
ED分岐自体は、それほど難しくないとは思いますが、多分ですがヒロインの好感度があるので好感度が足りないと、とある部分で選択肢が出ないままBADになります。
ヒロインの好感度が上がるような選択肢自体、わかりやすいとは思いますが。
声優さんの演技に違和感を覚えることはありませんでしたし、声自体もキャラクターにとてもよく合っていると思います。
一部のSEが割と耳馴染みのあるものがあったりして、自分のスマホ!??!と思ってしまわれる方もいそうだなとは思いました。
だからといって、このゲームの面白み自体が削がれる大きな要素ではないと思いますが。
実績で(多分)一番面倒なのは「全部の選択肢を選ぶ」程度で他はこれと言って面倒なことはないかと思います。
そもそも選択肢自体もボリューム的に多すぎることはないので、選択肢ごとにセーブを繰り返しながらやっていけばなんとかなるとは思います。
惜しむらくは、EXTRAモードにBGM鑑賞がないことくらいですかね……

iKa
2020年05月09日
全ルートクリア済みです。
キャラクターや設定などの素材はよかったです。
ストーリーはまとまっていたのでおすすめはしますが、総合的には可もなく不可もなくといった所感でした。
肝心のデスゲーム部分ですが、過度な期待はせずにいたほうが楽しめます。
裏のかき合いや探り合いなどの心理描写はさほど多くないため、緊張感や没入感はあまりないです。
一部例外もありますが、基本はとんとん拍子に事が進みます。
ただし、作りが粗いというわけではないです。
デスゲーム的なことをする非日常との対比を描きたいのだとは思いますが、ギャルゲーのような日常パート箇所がちょこちょこ挟まり、キャラに入れ込んだり、感情移入ができない場合は結構だるいです。
ただ、ギャルゲーを求めている人にとっては味気ない程度なので、絵柄に惹かれてそちら方面に期待した方は購入を止めたほうがよいです。
主観が切り替わる頻度がそれなりに高めなので、メインストーリーのテンポが悪く感じられる点もあります。
ほんの少し読めば今は誰の主観なのかはすぐ分かります。

あねさん
2020年02月10日
[h1]丁寧に描かれた同人アドベンチャーゲームの秀作[/h1]
[b]もっと早くこのゲームに出会いたかった![/b]
これが私がこのゲームをクリアしてまず思った感想です。
私がこのゲームをプレイする以前は、よくあるデスゲーム要素のあるアドベンチャーなのだろうなと思っていたのですが、むしろデスゲーム要素はストーリーを進めるための装置みたいなもので、このゲームの本質はそれに巻き揉まれた人たちの心理描写にあると思います。
ストーリーが進むたびに主人公やその周辺のキャラクターの考え方やその変化が丁寧に書かれていて、そのおかげで後半に行けば行くほどキャラクターたちの魅力が増していく、そんな感じがしました。
序盤に脱落してしまうキャラも後半に回想などでフォローがあったりするので抜け目ないなと思いました。
キャラクターの表情が多彩でスチルが多いのも良いと思います。
そしてフルボイスでありながら2500円という価格も魅力ですね。
[spoiler](まあ声優はほとんどが私が知らない人ばかりではありましたが) [/spoiler]
[b]ここからはネタバレ含む感想[/b]
[spoiler] ストーリー自体はバッドエンドを除き終盤までほとんど一本道 [/spoiler]だったり、[spoiler] 一部のキャラのあからさまな百合要素(百合を拒むとバッドエンド)[/spoiler]などは私は好きですがプレイする人によっては好みの分かれる部分かもしれません。
[spoiler] 中盤で凛火が鬱状態から復活するシーンから次の選定までの流れは今作でも屈指の名シーンかなと思いました。 [/spoiler]
とにかく最後まで凛火[spoiler] (と海晴のカップル )[/spoiler]が幸せになってほしいと願ってやまないストーリーでした。
PS4版では追加スチルや追加シナリオなどがあるらしいので後日そちらも購入してみようかなと思っています。

JFS
2019年06月26日
いかにもな萌えゲーっぽかったので敬遠してましたが、レビューの評価が良かったのと、こういったデスゲーム系のADVに飢えていたので思い切って買ってみました。結果、デスゲームとしてはいまいちですが、悪くはなかった。一般的な百合ゲーやギャルゲーは、読んでいて不愉快になる気持ち悪い不自然なシーンが多いのですが、このゲームにはそういった面はないです。というより、日本の一般向けゲームと比べてもほぼない。ジャンルが百合となってますが、同性愛者なのは登場人物の一人だけで、好きだった人がたまたま女性だったという程度のものですね。そして、心情描写がとても細やか。特に女子高生の書き方が、いかにも大人の男が考えた中身がからっぽなレッテル人形ではなく、ちゃんと個性と中身が入っていて生き生きとしてます。お話自体は暗いんですけどね。大きなどんでん返しというようなものはないけれど、それなりに謎解きも楽しめて良質のADVだと思います

nixakana
2019年05月19日
今まで遊んできたノベルゲームの中でもトップクラスの面白さでした。
デスゲーム系の話ではあるものの殺し合いではなく相手の【名前】【死因】【未練】を当てることで脱落させるという探り合いのため、よくあるデスゲーム系の話にはない読み合いや駆け引きがあり読み応えがありました。
キャラクターもメインキャラはもちろん、すぐに退場してしまうキャラに至るまできちんと個性があって素晴らしいです。
不満点は
BGM鑑賞モードがない
百合を否定したらBADEND直行
くらいです。
個人的には百合じゃないGOOD ENDも見たかったです。

しらさわ
2019年03月13日
ひとまず、製作者の方々へ、素敵なゲームをありがとうございました。
久しぶりにノベルゲームにのめり込んで、気づけばもうtrue endまできてしまいました。いい意味で予想を裏切られましたね。
選定のルールについては、最初はあまり理解できなかったが、一回二回くらい見ればすぐわかりますので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
ストーリーはテンポもよく、主人公ばかりではなく色んなキャラにも焦点を当てて物語を進められました。自分は純粋な悪役はあまり好きではないですが、このゲームのキャラクターは全員自分たちの物語を持っていて、自分なりに生きようとしたし、[spoiler]人によっては自分なりに死をも選んだので[/spoiler]見ていてすごく納得できましたね。一人一人にちゃんとした重みがあったと言えるでしょう。
百合に関して言えば、自分は単なる百合よりも一人の人間がもう一人の人間を愛する作品が大好きですし、このゲームは百合だけではなく、色んなテーマ持っているので、百合好きにもそうでない人にもおすすめできると思います。
[spoiler]でも海晴x凛火は尊過ぎる。もうマジムリ。[/spoiler]
とにかく、買って後悔しない作品だと思います。ありがとうございました‼

Nakatomi
2019年02月08日
話の要所を押さえた上で、会話のテンポ、文章量のバランスが良く、こういうのに珍しく荒削りな感じを受けなかった。常に安定した展開で走り続ける感じのシナリオで読後感もよい。同サークルのしずくのおと -fall into poison-より確実によくなってる、これはお勧めですわ。

e.mattya
2018年07月25日
百合要素があると聞いて購入したのですが、想像以上の面白さで徹夜で一気にプレイしてしまいました。
全体を通してとても丁寧に作られている作品です。
特に各キャラクターの行動は説得力を持って描かれていて、彼女たちが頑張る姿には心を打たれました。
百合的には、
女の子同士の強い想いが大変尊いのと、
[spoiler]男女でいい感じになることがない[/spoiler]
[spoiler]ヒロインの一人ときちんと恋愛関係になる[/spoiler]
ので安心して楽しめると思います。欲を言えばもうちょっとイチャイチャしているところが見たかったですが……
百合好きの方にもそうでない方にもおすすめできます。

tscswald
2018年06月18日
完全に期待を上回りました。情報だけではどうしても爆発しやすいものの感じがしましたが買ってよかったです。
ユリ要素に関してはそんなに多くないと思います。登場キャラ一人ひとり見せ場があって主人公の恋愛事情が大きな比重を占めることはないからです。が、その割には濃かったです。ユリを求めたいならとあるエンディングを見ればきっと満足できると思います。
個人的にトゥルーエンドよりも好きってほどです。
あとオトコって本当に馬鹿ですよねw(称賛の意味で)
あれ…?おまけにBGMモードがない…だと…

ケロタン
2018年05月29日
本筋のストーリーを知りたいのであればあらすじか
他の方のレビューを読んでください。
ベースとなっているのはデスゲーム系の鬱ゲーです。
楽しいシーンや笑えるシーンはほとんどありません。
あらすじを読んで無理そうだなと思ったら素直に回れ右したほうが良いです。
[h1]ぶっちゃけ百合ゲーとしてどうなのよ?[/h1]
鬱ゲーという荒野の中に百合の花が咲いているイメージです。
百合と呼べそうな関係でいえば
「主人公と直未(後輩)」と「主人公と海晴(同級生)」の2つです。
直未の方は普通のいい娘なのですが海晴の方に問題がありまして・・
ぶっちゃけこの娘[spoiler]クレイジーサイコレズ[/spoiler]です。
もっとはっきりネタバレを書くと、このゲームを百合ゲーとしてみた場合
[spoiler]クレイジーサイコレズがノンケ主人公を落とす物語です[/spoiler]
[spoiler]それ以外のルートはありません
海晴の好感度をあげる選択肢を選んでいかないと強制バッドエンドになります[/spoiler]
百合ゲーとして楽しみたい場合プレイヤーの方から海晴を好きになるよう努力をしなければいけません。
それができない場合このゲームは地雷と化します・・
無視できないくらいにストーリーに絡んでくるんですよ・・
個人的には「くすっ」ていうテキストをそのままくすって読むのやめてほしかったです。
[h1]使いづらいバックログ機能[/h1]
ノベルゲームにおいてちゃんとしたオートモードと
ちゃんとしたバックログ機能がないゲームを俺は評価しません。
このゲームのバックログ機能はメニューに項目がありません。
マウスホイールを上にやることでバックログを見ることができますが
なぜか1行ずつしか表示されないし戻れる数に限りがあります。
発売日を延期しておいて
そこそこの値段で発売しておいて
Kickstarterで資金を募っておいて
なぜ前作よりもシステム周りが劣化しているのですか?
他にもシステム周りの不満でいうと
・BGMモードがない
・シリアスな場面で流れるBGMが変なところで途切れてループする
・Option設定でつまみをどちらへ動かしたらどうなるのか書いてない
・背景の使いまわしがひどい(特にホテル)
あと細かいところでいうと
・凛火先輩って書くべきところを凛火って呼び捨てになっている
・2か所ほどテキストとボイスで言ってる事が違う箇所がある
・右ハンドルの車を外国車だろうと言い放つ
・Tipsで同じことを2回言っている箇所がある
・[spoiler]目の色が変わってるはずなのに元に戻っている[/spoiler]
細かいって思うかもしれないですけどノベルゲーで大切なのって
そういうとこだぞって思うので・・
アップデートで直せるところは早めに直しましょうよ・・
前半の主人公の優柔不断さ、キャラ12人もいるのに
なぜこの娘を主人公にしたのかと思わざるを得ませんでした。
[spoiler]デスゲームが主題なのになぜデスゲーム中に選択肢を提示しないのか・・
てか暴力で解決させるんならもう全部暴力で終わるだろうが[/spoiler]
最後にフォローしておくと最終盤のストーリーはすごく良かったです。
ちょっと涙ぐむくらいには熱かったです。
ただそこに至るまでが俺にとっては苦行だったのでおすすめしません。

moskit
2018年04月05日
そんなにノベルゲームは本数を遊ばないマンなので、程々に参考にしてください。
デスゲームのような事をやる話ですが、駆け引きよりも人物達の心情が徐々に変化したりしなかったりするところが見どころの1つでしょう。
ドラマCDと小説が欲しくてパッケージ版も買っちゃいました。
物語中、実在する地名が使われたり食事シーンが何度も挟まれたりしていて、登場人物達の生活感を出すのにいい味付けとなっています。
[url=https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1357047923]コーヒーの淹れ方だとか、[/url][url=https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1353094818]爆弾の説明[/url]とかも正しいかは存じませんがよく細かく描写してるなあと感心しました。
資料集を読んでみるとライオン館の間取り図も用意したみたいで、製作者のこだわりを感じます。ゲームづくりって大変なんすねぇ(無知)
「右に避ける/左に避ける(なお片方は死亡エンド)」のような理解不能な選択肢が存在しないので、神経質ですが僕の中ではそこも評価点です。一部、他の方が仰ってる電話の選択肢は理不尽さもありますが、そのエンディングに辿り着く理由付けは一応あるし僕は展開に納得できたので、多少はね?
エンディングはgoodが三種類あります。これはしょうもない文句ですが、エンド3は全エンディング収集後に解放される仕様にして最後に見せてくれたほうが嬉しかったなぁ……。
以下、戯言
主演の松井恵理子さんの声は迫力が足りませんが綺麗で好きです。
キャラデザは文句なしで気に入りました。

まななん
2018年04月01日
STEAM版、とらのあな版両方購入
プレイ時間12時間ほど、TrueENDクリア済
面白かったです。
キャラクターデザイン、パッケージなどから肩肘を張りそうなイメージを受けますが
そこまで重たい雰囲気ではなく、キャラクターもとっつきやすく
良い意味で予想とは異なり、
クリア後は爽やかな寂寥感が感じられる作品でした。
登場人物は敵味方問わず精神的に大人なキャラクターが多く、
根幹となるゲームのシステムに対して、論理的、合理的な
対応を取っていく姿勢が好感を持てました。
STEAM版だと2500円とリーズナブルで
がっつりプレイすれば休日1日あれば十分Trueクリアできるボリュームです。
忙しいサラリーマンにお勧めできます。