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G-MODEアーカイブス+ 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.3「死者の楽園」

理想世界の名を冠した遊園地「シャングリラ」 笑顔あふれる楽園で、裁きの名の宴が始まる。 前作『回廊館殺人事件』の悪夢から数か月。ネタがなくなったイクオは友人の貴生川を訪ねる。 久しぶりに出社した彼に声をかけたのは、話題の遊園地「シャングリラ」で働く美人秘書・菊川春菜だった。 依頼内容は、遊園地に送られてきたカルト的な脅迫状や不気味ないたずらの警備と捜査。 しかし、君島宏社長は、この問題を警察には知らせずに秘密裏に処理するよう求めている。 イクオといずなは疑問を抱きながらも「シャングリラ」へ向かうことを決意する。 美人秘書が連れてきた楽園からの招待状。そこから始まる「審判」という名の宴。 理想郷の名を冠した遊園地に響く歓声は、歓喜の叫びだろうか。または...?

みんなのG-MODEアーカイブス+ 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.3「死者の楽園」の評価・レビュー一覧

Yohahiru

Yohahiru Steam

2024年07月26日

5

数年前から落ち目の遊園地「シャングリラ」で放火事件(ボヤ騒ぎ)が起こり、それと同時に一枚の脅迫状が発見された。
事を大きくしたくないと考えた「シャングリラ」の社長は警察に連絡せず、癸生川探偵事務所に調査を依頼。
ボヤ騒ぎと脅迫状の話を聞いた(珍しく起き出してきた)癸生川探偵は「僕が出るまでもない」・「伊綱(イズナ)君、生王(イクルミ)君を連れて調査に行ってきて」ともう一度寝直しに行く。
仕方なく探偵助手の伊綱(イズナ)と作家の生王(イクルミ)がコンビを組んで依頼を引き受け、そして・・・という斜陽の遊園地「シャングリラ」で起きる殺人事件に巻き込まれるコマンド選択方式・選択肢有り・一本道・ミステリ&サスペンス物語の2Dアドベンチャーゲームです。

面白かったです。
コマンド選択方式のアドベンチャーゲームがお好きなお方や、短編ミステリ小説がお好きなお方にお勧めします。

プレイ時間は4時間程でした。
ただ、私は文字を読む速度が遅いので、このぐらいかかっていますが、恐らく普通にプレイをした場合は2時間半程でクリアできると思います。

UIは相変わらず分かり易くてプレイしやすく、スーパーファミコン風のグラフィックも雰囲気が良く、BGM・SEもチープな感じで物語を盛り上げてくれます。
そして、コマンド選択方式は、やっぱり(Vol1, Vol2もそうでしたが)多少誘導されている感はありますが、一つ一つ確実に現状を把握しながら進んでいっているなという手応えがあり安心できます。楽しいです。

落ち目の遊園地「シャングリラ」。来場者は少なく、経営は苦しい。そんな折にボヤ騒ぎ(放火)が起き「ヨハネの黙示録」から引用された一枚の脅迫状が貼り付けられた。
これ以上来場者を減らしたくない社長は、警察に連絡せずに癸生川探偵事務所に調査を依頼をする。
話を聞いた癸生川は伊綱と生王にコンビを組ませて調査に行かせる。
伊綱と生王は、早速「シャングリラ」で調査を開始するが、社長の「事を荒立てたくない」との思惑が行き過ぎていることを知り困惑。
社長の態度に対して思うところはありつつも、とりあえず調査を開始する。
するとこの遊園地にまつわる怪しい噂が集まってきて・・・という、探偵ミステリ物語です。

物語はコンパクトに纏まっていて文章は読みやすく、謎は全てスッキリと解決(少々ツッコミたいところはあったものの)してくれて面白かったです。
短編ミステリ小説がお好きなお方や、「オホーツク」「ファミコン探偵クラブ」等々の往年の名作アドベンチャーゲームがお好きなお方や探偵ミステリ2Dアドベンチャーゲームがお好きなお方にお勧めです。

Vol.1, 2, 3とプレイしてきて、この癸生川探偵シリーズは面白い!ということが良くわかりました。
私は探偵ミステリ物が好きで色々な小説や漫画を読んで、ゲームもプレイしてきましたが、このシリーズの存在を全然知りませんでした。
調べたところVol.14まであるのですね。
残り11作品・・・のんびりと揃えていきたいと思います。

ashen

ashen Steam

2024年07月21日

5

[h1] 遊園地を舞台に行われる連続殺人[/h1]

前作「海楼館連続殺人事件」から数ヶ月後。
遊園地「シャングリラ」に届いた謎の脅迫状。
やがて脅迫状の通りに「血の裁き」が訪れて…
ーーーーー
癸生川凌介シリーズ第三弾。
前作・前々作と同じく、
生王・伊綱コンビが事件を調査し、
クライマックスで癸生川探偵が登場、
美味しい所を全部持ってく展開は不変w

基本はコマンド選択式のADV。
要所で推理チェックが入り、
選択肢をミスると総合評価が落ちるシステムも同じ。

三本目となるとシリーズ化していこうという
想いが制作者側にも生れたのか、
前作の登場人物が情報提供者として再登場したり、
後々の伏線となる出来事や事件もさりげなく
触れられていたりする。

部隊を遊園地にした事や
殺人犯の描写、過去の事故に絡めての因縁など
ミステリーとしてもなかなかおすすめ。

約20年前のガラケーソフトの復刻なので、
UIが面倒な点は仕方ないが、まぁそれはそれで。
(エミュレーターで見ると、当時のガラケーの
スペックがだいたいこんなもんと解るのが興味深い)

Pingo

Pingo Steam

2024年01月14日

5

クリア後のプレイヤー評価はCでしたw

元々、ガラケーのゲーム?らしくそのまま移植しているので
ゲームシステム的なことろは仕方ありませんが・・・・

 プレイヤーの努力で、真実の向こう側まで見通す
癸生川の域(事件の真実)までたどり着けるように作って欲しかったです。

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