






Ghosts of Miami
1986年、マイアミ。チェロ・マルティネスは、行方不明者を捜索するための民間調査事業を始めた。難しい決断を下し、事件を解決し、愛を見つけてください。しかし、その 3 つすべてを行う時間がないかもしれません。
みんなのGhosts of Miamiの評価・レビュー一覧

nicolith
2023年01月17日
80年代のマイアミで探偵として事件に挑むミステリーADV。
1周3時間、全実績解除に20時間程度。
英語の苦手な自分が辞書を引き引きプレイした時間なので、得意な人ならもっと早いでしょう。
古き良きアニメ基調のグラフィックに、音楽まで80年代の雰囲気たっぷり。
ビビッドな表面の明るさと裏腹に、挑む事件の数々には暗い背景があるマイアミ仕様。
主人公をはじめとするコミカルなキャラクターに癒やされます。
基本的には色々な人に話を訊いて事件を調査し、各章の最後の推理パートで
事件の真相を推理して合っていれば解決するという仕組みです。
ただ、恋愛対象として攻略可能なキャラが5人おり、それぞれ異なるEDが用意されています。
注意点が3つ。
1つめ、テキストストップは日本語キーボードでは「@」キー、英字キーボードでは「~」キーのようです。
自分は最後の最後までこれに気が付かずマウスを連打していました。
ただ、いわゆる既読スキップ機能はなく、未読箇所ふくめスキップするためご注意を。
2つめ、任意でのセーブ機能は存在しません。
オートセーブがあるためゲームを辞めることはいつでもできますが、選択肢ごとにデータを残して試行錯誤は不可能です。
幸い、章あたりのテキスト量は多くないため、上記したスキップ機能を活用すればさして苦になりません。
3つめ、章ごとに独立してシナリオ攻略可能ですが、攻略対象キャラの好感度はチャプターをまたぎます。
具体的には、最終章では好感度が一定以上でEDが分岐するのですが、不足している場合は以前の章から稼ぎ直す必要があります。
キャラにはよって致命的な選択肢があるようなので、基本的に1章からやり直して総当りするのが無難でしょう。
なんであれ、80年代の雰囲気に浸ってミステリーをやりたいのならきっとうってつけの一作です。
自分はジャネット推しです。