



















Golden Idol Mysteries: The Lemurian Vampire
死、欺瞞、古代の儀式に満ちた 3 つの新しいシナリオを通じて、時を忘れた古代文明の真実を解き明かしましょう。
みんなのGolden Idol Mysteries: The Lemurian Vampireの評価・レビュー一覧

penta0
2024年08月09日
ポイント&クリックアドベンチャー+穴埋め推理クイズなゲームの追加問題その二。
ストーリーは追加問題その一の続きなのでそちらからプレイする必要がある。
追加問題その一よりは問題の難度がやや下がっているような気がするが、穴埋めクイズが正解とは別の埋め方でも筋が通るような構成になっているように思える作りで問題の品質が落ちていると感じた。
ちょっと残念である。
ただストーリーは本編に登場した重要アイテムの黄金像の来歴を説明したものでとても興味深かった。
本編の設定についてもっと知りたい人にお勧め。

Tokko
2023年09月22日
発想の大いなる飛躍ありきで理不尽とも思えた難易度のDLC第一弾と比べ、ややマイルドになった内容のDLC。全三話で作られており、最終話に至っては本編にこう繋がるのかと唸るような展開を見せる。DLC1はあまりおすすめできないが、当作を遊ぶにあたっては内容的にはやっておいたほうがあるキャラクターに対する感情が違うかな、というところ。
全体的に少し気になったのは、「ここは◯◯じゃなくて△△でも意味は通じるんじゃないか?」という点を散見するところ。正解単語を複数に設定してくれても良かったのではなかろうか。その辺りの入れ替えでやや苦戦してしまったので、ふわっとした推理ではあっけなく赤文字で返されて当然と思うべきかもしれない。
物語自体の感想としては、(非常にネタバレ)[spoiler]それにしてもおぞましい。これはまさにVampireだし、最終話で主張する発言もまた蓄積された歪みって感じで良い。最後には長きにわたって吸収したものが全部無駄になったのだろうなと思わせる辺りも良い。[/spoiler]いまいち感情移入ができなかったDLC1と比べるとその点がとても魅力的に感じたので、やはり舞台設定や人間の感情というのはミステリにおいて無視できないものだと思う。
当ゲームの面白いところは、情報が最初から全部提出されていて新たな後追い情報を得ることも全くないのに、ふとした気付きで人物や道具やシチュエーションの見方が変わるところである。そこに派手な効果音もないし、NPCがプレイヤーの代わりに驚いてくれることもない。このツッコミのいない静かな衝撃が癖になり、のめりこんだままクリアしてしまうのだ。してしまった…。これにてDLC終了とのことなので、ぜひとも同じシステムで新作を作って頂きたい。今から待ち遠しい。
ちなみに本編からこっち、とある翻訳ブログ様には本当に足を向けて眠れないくらいお世話になった。当該ブログがなかったら恐らく攻略には気が遠くなるほど時間がかかっていたに違いないし、読みにくいフォントも相まって途中で挫折していたかもしれない。DLC2も恐るべき速度で翻訳されておられた。「理系職員 the golden idol」等で検索すれば出てくるので、果敢に挑みかかるよりも頼ってしまわれたほうが良いと思われます。

YmTmA
2023年09月10日
このDLC(DLC2)では、時間軸システムが新たに追加されました。
本体やDLC1では「事件後」の現場のみを探索して謎を解くシステムでしたが、
DLC2では「事件前」の現場についても探索することができます。
時間軸が増えたことで情報量がますますパワーアップ!
アタマがどうにかなってしまいそうな感覚を味わいながら謎解きを楽しめました。
本体の方でもコメントしましたが、このゲームは謎解きゲームとしてのフォーマットが優れていると思います。
DLC2の時間軸の追加により、さらなる応用が可能になりました。後継作品、フォロワー作品の登場に期待したいです。

夜桜knight
2023年09月06日
キタキタキタキター!
DLC第二弾!
第1章が終わったところでレビューを書いていますが、難易度が前回のDLCより更にまた上がり、脳みそフル回転で挑んでいるため、甘いもの過剰摂取の危険に直面しております。
切り取られたシーンの情報をもとに、何が起きたかを推理するGolden Idleシリーズ。
おすすめする理由は言わずもがな、その奇想天外な世界観と奇妙な登場人物によって引き起こされる事件を推理する醍醐味です。
今回も文句なしに面白くて良い!
とは言え、私たち英語非ネイティブにとって、今回のケースも一筋縄ではいきません。
学生時代、国語の穴埋め問題が得意だった人でも、英語はまた別だったりしませんか?
PCOTやDEEPL、英語辞書サイトなどを繰りつつ、「あ、ここは動詞が入るからこの単語」「あ、こっちは動詞にSがついているから主語は単数形のはずなので、複数形のこの単語は違う」などと、今回私は文法力も働かせて解いています。
すべての答えがピタリとはまったとき、何が起こったのか、もやっとしていた全体像がはっきりくっきりする。
時間はかかりますが、解けた時の爽快感と解放感たるや。
買って損はなしGolden Idleシリーズ。
ゲームとして面白く、英語の勉強にもなるなんて最高です。
プレイ後感想:いやーすごかった。「あーそうだったのか!あーこうつながるのか!」の連続で、サムネのAlbert Cloudsleyの意味も最後に「なるほど!」という感じでした。
年表を作りたい気持ちと、ゲームの考察をしたい気持ちとが湧き上がってきて、幸せな時間をありがとう、という思いです。
コミュニティページでどなたかが、このシリーズはこれで終わりと書かれていました。
良い終わり方だったと思うし、また一から通してプレイしたいです。
次の作品を期待してます。