





Hieroglyphika
エジプトの冥界への扉を開いてください! Hieroglyphika は、完全にテキストがなく、絵文字が含まれるローグライク ゲームです。
みんなのHieroglyphikaの評価・レビュー一覧

maqasy
2017年08月29日
難しいけどまぁまぁ楽しめる しばらく最小化した後にゲームの続きをはじめたら攻撃やらできなくなった そんな致命的なバグがあるので注意

AKLO
2016年10月19日
見た目からしてちゃんとした格好の調査員っぽいおじさんがなんらかの遺跡に入ったところ、大量の罠が作動し、突如として不審なエジプト風アニマルヘッドのコスプレ集団に取り囲まれてしまったので
仕方なく文化財保護の概念をかなぐり捨て、生き残るためにせっせと墓荒らしをするエクストリーム盗掘ゲーム。
どいつもこいつも問答無用で襲い掛かってくる。エジプトの神話世界はホットなラインでマイアミあたりとでも繋がれてるんだろうか。
紹介に書いてある通り、このゲームは言語への依存性が極めて低く、数字と矢印、マークからなんとなくアイテム効果を察しながら進めていくことになる
これによって、英語がわからなくてもちゃんと遊べるゲームになっている。せいぜい出てくる文字はタイトルそのものと、死亡時に出るガイコツみたいなオメガ(たぶん"終わり"を暗示しているのだろう)くらい。ストーリーの大意もステージ間の挿絵で表現される。エジプトの漢たちは象形文字ですべてを語る。
ただし、その分アイテムの説明がカッチリしてないので、図を見てもわからないものは[b]それ以上の説明がない[/b]。そのため一部の魔法などで使いどころに非常に迷うことになるのが欠点。
このゲームの装備品は非常にクセのあるものが揃っており、移動できるマス目を変えてしまうものや、厄介な属性を完全シャットアウトできるものなど有利不利問わずいろいろなものがある。特に胴体の装備は、やたら殺意の高い敵の火力や罠を防ぐために必須なのだが、まあ大抵がとんでもない移動パターンにされてしまうので悩みながら装備することになるだろう
また属性についてもよ~く考えないと、装備の付替えに1ターンかかるので、いざというとき「氷結で行動不能→囲まれてリンチ」という古代エジプトカラテのワンツーパンチを浴びるハメになる。コワイ!
「敵を倒した!」と油断していると湧いてきた黒い悪霊にいきなりとり殺されることなんかも非常によくあるため、一手一手をよく考えることも重要だが、装備品もふだんから吟味して身につける必要がある。かといってモタモタ装備品を集めていると......。そのへんがとても悩ましいゲームバランスになっている。
とはいえ、数十分程度でどんどん死んでサクサクゲームオーバーになったりするし、やめたければいつでもセーブしてタイトルに戻れるので、小粒で区切りが付けやすいわりにガッツリ遊べるおもしろいゲームとなっている。操作もマウスだけでこと足りるので非常にらくちん
独特の雰囲気をもった直感的にプレイするローグライクとして、これはオススメしたい一本だ。

HHEAD
2016年03月06日
Hardモードを完走したので感想でも。(激ウマギャグ)
[h1]RogueLike+SLG=Hieroglyphika[/h1]
[*]ゲーム性
[b]文字の無いRPG[/b]…まず、この言葉に惹かれて買うのはお勧めできません。
何故ならば、ストーリーなど会話が発生し、その内容を推理するようなゲームであれば
この"絵文字を解読する楽しみ"という要素が生きてきます。
しかし、このゲームはせいぜいで装備品の能力説明を読み取るくらいです。
つまり、何回か遊べば装備の能力は覚えてしまい絵文字要素は無視できます。
絵文字要素を無視すれば、SLGの様なターン性のゲームに
主人公の装備品によるランダム性を加えたRPGといったゲームとなっています。
基本は死に覚え系の、プレイヤー自身が成長していくことが必須のげーむです。
[*]良かった点
・難しい
・難易度ノーマル(大嘘)
・ステージのテーマがしっかりしている
[*]悪かった点
・難しい
・そこまで重要じゃない絵文字
・仕事をし過ぎで敵以上に厄介なトラップ
・ゲーム速度がとても遅い
[*]攻略のコツ
装備品によって耐性や移動方向等が変わってくるのでステージによって切り替えると良い
装備品の能力は、手に入れた階を基準として強くなっていくので
あまり最初から飛ばして、手に入れ過ぎると後半で弱い装備しか無く詰むので
目当ての対策装備を手に入れたら、必要以上に棺をあけない事。
また、敵の耐性や特殊行動を覚えておかないと絶対クリアできないので初めての階は
すぐにクリアせず、次の階から一般敵となるフロアーの最後で待ち受ける敵を良く観察する。
最後に、推奨されない事ですが[spoiler]外部ツールで、ゲーム速度を上げる[/spoiler]と幾分ストレスが減ります。

menjue
2016年02月07日
「Hieroglyphika(ヒエログリフィカ)」はアグレッシヴな発掘調査員となってピラミッドを探索していく、ターン制RPG風ローグライクだ。
――と言ってはみたものの要素の強さで言えばローグライク6:ターン制4:RPG2くらいの割合なので分類がちと難しい。
タグの登録順でRPGが最後なのもむべなるかな。
「日本語サポート外じゃないか!」と思ったそこのあなた、どうぞご安心を。
ストアページ内の「このゲームについて」から分かる通り、このゲームにはテキストが存在しない。
ステージ中はおろかスタート画面のオプションからコンティニューから全てがピクトグラム=絵で表現されているのだ。
よってこのゲームは日本人でも安心して楽しめる。いいね?
さて、肝心のゲームに関してだが、これはやってもらった方が分かりやすい。ゲームの詳細を述べるにはこのレビュー欄はあまりにも小さすぎる。
なのでざっくばらんにシステム・内容の箇条書きと、良い点悪い点をつらつら述べてみようと思う。
システム・内容について
・目的は最下層で○○すること。そのために各階の右端階段へ向かう。
・各階には敵がいたり、罠があったり、アイテムの入った棺があったり、罠があったり、罠が作動するスイッチがあったりする。
・マップはマス目状。移動は将棋の王将と同じ全方位1マスに移動が可能。装備品によって移動可能方向・マスは変わる。
・移動以外に「攻撃:防御:魔法:待機:装備変更:アイテム回収」のいずれかを行うとターン終了。
・体力回復手段は敵撃破後に現れるユニットと一部攻撃魔法のみ。
良い点
・一般的なローグライクにおけるランダム要素から成るプレイ毎の戦略構築と、二手三手先を見据えて動くターン制ストラテジーの要素が上手く噛み合っている。
・難易度ノーマルでもかなり歯ごたえがあるが、序盤のドロップ運によってはぐっと楽になるので、アイテムを揃える楽しさがある。
・「同じ階に居続けると強い追手が増えてくる」「でも道中のアイテムは欲しい」「敵を倒せば回復できるかも」という具合に上手くバランスが取られていて理不尽さや運ゲー感は余り感じない。
悪い点
・ローグライク+RPGと題してあるが前述の通り文章は一切なく、絵も階層を挟むごとに表示される一枚絵のみで、この手のジャンルで重要視される「感情移入」はしづらい。
・アップデートは来たものの、ゲーム内(特に敵の)行動が遅く、自分の手番が来るまで若干時間を要する。罠の発動でさらに時間が伸びるため、場合によっては長い時間待たされる。
・上下左右マスでのマウス選択時に隣接したマスと干渉、思ったように行動選択ができない時がある。
・スクリーンはフルスクリーン・ウィンドウモードと選べるがサイズ自体の変更は出来ない。(こちらの環境では1920*1080固定だった)
総評
チェスや将棋が好きで「歯ごたえのあるローグライクが遊びたい!でも英語はちょっと」という人にはもってこい。
全体を通した難易度は「FTL」に近いので、「FTL」が好きなら気に入るかもしれない。
ゲーム所要時間は1・2時間程度で大作の合間合間に挟んだりするのがベターだろう。
それ以上となると上述の点からフラストレーションが溜まりやすく、またゲームへの没入感が途切れてしまって楽しみづらい。
発売直後ということもあってまだ改善点(特にゲームスピードに関して)はあるが、それでも現状充分楽しむことが出来る。
値段以上の価値はあると思うし、買って損は無いと思えるような良作だ。
「棺からかっぱらったアヌビス神の被り物をかぶったおっさん」が見られるのはヒエログリフィカだけ!