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Hypnagogia 無限の夢

夢、悪夢、そしてその間の場所に基づいた一連の抽象的な世界を探索しながら、カラフルなキャラクターに出会い、神秘的な秘密を発見し、エーテルのクリスタルの砕けた残骸を再組み立てします。

2021年10月29日
シングルプレイヤー

みんなのHypnagogia 無限の夢の評価・レビュー一覧

yumodoshi

yumodoshi Steam

2023年07月01日

Hypnagogia 無限の夢 へのレビュー
3

んー、Vaporwaveっぽいようでなんか違うような?と思いつつ試しに買ってみたが失敗だった。
64ゼルダライクのゲームの開発が頓挫した残り物にVaporwave風味を後付けして売り逃げようとした気配がある。
完成度があまりにも低い。私はVaporwaveに思い入れがあるのでこういう便乗商法は単に腹が立つ。

出来ることは移動とジャンプと会話がメインで、戦闘は一切なし。
主観視点のため距離感が取りづらいので無駄な落下死が多く、進めていくとギミックは増えるものの導線もテンポも悪いので非常に退屈。そのくせ連続ジャンプや移動する足場、ノーヒントの隠し通路や消える足場と絵合わせパズルのコンボなど無駄に難度が高く面倒くさすぎる。
じゃあキャラとのやり取りやストーリーが良いかというとそんなことも無く、効果音すら一切ない退屈な会話と分岐の一切ない選択肢、完全に固定されたフラグ、淡白すぎる演出、ワンパターンの展開など、見るべきところは一つもない。
世界観も統一感が全く感じられず、Vaporwaveっぽいのはタイトル含めた最初の五分と一部の音楽くらいでいつの間にか中身スッカスカ64ゼルダもどきをやらされる羽目になる。なぜこれが「非常に好評」なのか全く理解できない。
さすがに最後までやる気にはなれなかった。

Vaporwaveゲーの代表格「Broken Reality」も戦闘は無くジャンプとギミックしかないゲームだが最高に面白かった。
私はアクションゲームが苦手で結構きつかったがそれでもクリアしようという気にさせてくれるゲームだった。
このゲームはそういうフックの一切ないただの虚無、フレーバーのないVapeを誰が好んで吸うというのか。

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