













Inertial Drift
革新的なツインスティック コントロール、完全に再考された運転メカニズム、そして非常に個性的なマシンとトラックの膨大な名簿を備えたルールブックを破るアーケード レーサーです。
みんなのInertial Driftの評価・レビュー一覧

AIRCODE
04月09日
素晴らしいゲームライクなレースゲー。なかなか最近無いから嬉しい。
デフォルメされた車と夜の明かりが良い感じの雰囲気でbgmも合ってる
簡単かと思いきや奥深い操作とスピード感がクセになるし、車種ごとにガラっと挙動が変わるのも飽きなくて良い。
コースマップがuiにないのが懸念点かと思っていたが、街灯や道路の反射板、道路の線などで把握できるように作られていて、理不尽な急カーブというのがないのがマジで良い
節々に日本のレースゲーへのリスペクトを感じるし、マイナーだけど面白いから人に勧めたい

eps_r
2024年09月15日
[h1]特異な操作が描き出すマシンの個性[/h1]
日本語改善Modがあります:
https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=3330190348
前置きとして、Shinyuden社の担当した日本語ローカライズには特有の難点がある。ほかのレビューでもたびたび指摘されているように翻訳は無茶苦茶で、はっきりいって会話の多くで日本語が成立していない。フォントレンダリングもちょくちょくおかしい。
これについて独自に改善Modをこしらえたので、気になる場合はお試し頂ければと思う。少なくとも何について話しているのかは分かるようになるはずだ。
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タイトルの通りドリフトを主眼に置いたレースゲームで、架空の公道を舞台に若者たちがドリフト勝負を繰り広げる。パーツ交換やセッティングのような要素を持たないという意味では、アーケードライクと言ってよいだろう。
最大の特徴はストアページにもある通り、左スティックでステアリング、右スティックでドリフトアングルを直接制御するというおよそ類を見ない操縦システムだ。
このドリフトスティック・システムに慣れてくると、誰でも簡単にドリフトができるという楽しさだけではなく、車種ごとの特性の幅を豊かにするという意味が見えてくる。
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本作のマシンには、加速・減速・旋回・安定性能だけではなく、「ドリフトスティックへの反応特性」というおよそ類を見ない(当たり前だ)性能軸がある。
それらの複合的な挙動の差がマシンの個性となって、それぞれに全く違った走り方を要求することに私はいたく感心した。
言ってみればドリフトスティックは、車体の安定を意のままに崩し、復元する装置だ(ドリフトとは姿勢の安定が負の状態だといえる)。
ではドリフトとアクセルは組み合わせると安定するのか、それとも離せば安定するのか? 答はマシンによって異なる。そもそも安定させた方が速いのか、不安定な方が速いのか? それもマシンや状況によって異なる。
スピン寸前の舵角を神経質に維持したパワードリフトで「曲げていく」マシンがある一方で、慣性ドリフト姿勢のままコーナーに飛び込んで左足ブレーキで速度を調節すれば自然と「曲がっていく」マシンもある。
本作のドリフトスティック・システムは、そんなコーナー中のバランスを制御する舵であり、またマシンの性能バランスをさまざまに振り分けるスパイスでもあるわけだ。
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また本作のマッチレースには、フェイズシフトの装甲(というより量子化)というSF設定によって[b]車同士の接触が一切無い[/b]という特徴がある。
要するにすべての対戦(特にCOM戦)がタイムアタックと大差ないということで、これは一見して問題なのだが……。
ただ、車種ひとつひとつが別のゲームかと思わせるほど性能がかけ離れていれば、そこに習熟するまでのマシンとの対話こそがこのゲームの本題であって、ライバルとの接触を伴うデッドヒートなどはむしろ邪魔なのだろう……とまで言うと、いや、まあ、それは言いすぎかもしれない(コースレイアウトやテクニカルな都合もあっただろうと思う)。
結論としては、派手なドリフトの気持ちよさやレースの駆け引きというよりは、マシンとの対話で神経を通わせてタイムを伸ばしてゆく、そんなストイックな体験の比重が案外高いレースゲームだと思っている。
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ゲームの瑕疵としては、ゴーストの記録・再生条件が不明瞭(解消する外部Modがあるようだ)、ストーリー中のタイムアタックでプラチナタイムを出すと負け扱いされる、大差をつけて負かしているCOMドライバーが優勢時の台詞を喋るなどの粗削りな不具合はあるが、先に挙げた美点を損なうほどではない。日本語ローカライズの意味不明さの方が個人的には深刻だった。

4/1えすし
2024年04月14日
[h1] アーケード系レースゲームの救世主 [/h1]
※ストーリーモード4キャラ100%達成済み。DLCは未プレイ。本気で気に入ったので熱強め※
最近のレースゲームは重いのが多くて動かしにくい、もしくは求める迫力に欠ける、あるいはスピード感が足りない。そんな不満を抱えてたレースゲーマーにとってInertial Driftはまさしく救世主と言える。少なくともゲーセンのイニシャルDがZEROで実質死んでしまい、8 INFINITYまでのあの手のゲームを求めてた私にはこれは求めるゲーム性をほぼ完全に満たしていた。
といってもさすがにアレほどのストーリーは無い。翻訳がちょっと怪しい走り屋たちのサマーグランプリに向けた切磋琢磨の練習物語といった正直ありきたり気味かつ地味な物。けどこれは売れた原作をテンポよく極力壊さないよう入れてくれた(ZEROからは知らん)あちらと比較する方が酷か…。実質チュートリアルと世界観フレーバーなおまけと思うと悪いものではない。個人的にはこれも好き。
挙動についてはまさしく欲しかった物。スピード感抜群。コース構成は冗談抜きで神懸かり。車の個性は誇張抜きの千差万別。エンジン音はちょっと好みが出そうだが、それでも並大抵の出来ではない。音楽と効果音についてはストアページのトレーラー2本が大体聞くことになる音と曲調なのでそれを参考にしていただけたらと思います。
以下挙動とコースと車の個性について詳しく書き連ねます。
[h2] 挙動と操作感 [/h2]
これ読んでいただいてる以上他レビューやトレーラーで散々取り上げられてて見飽きてるのは承知だが、このゲームのステアリングは左スティックと右スティック両方で行うことになる。wipeoutシリーズやRedoutに代表される反重力レースのそれが感じとしては近いか。
左スティックで微調整し、右スティック(とトリガーのアクセルブレーキも)でグッと車を曲げて出せるスピードで急カーブを一気に曲がる。両手でやるにはちょっと忙しいが、慣れるとこれが本当にクセになる。急なヘアピンカーブをけたたましいタイヤの音とともに抜け、長いS字コーナーをイン側の壁にキスするように曲げながら突っ切る。
こういうゲームじゃないと得られない栄養が確かにあるしたっぷり補給できる。中々戸惑う操作だろうが慣れる価値は充分。むしろ他じゃ物足りなくなってくる(禁断症状)
箱1コンでしかやってないからキーボードマウスは分からんが…正直キーボードマウスは大分修羅だと思うので大人しくゲームパッドを買うことを推奨する。というか予想多分無理だから持ってないなら買おう。
[h2] 神懸かったコース構成 [/h2]
種類こそ少なめだがどれも走り応え充分。1エリアにつきサーキットタイプと一本道タイプの二種類にその往路復路で4つ、それが5エリアの系20コース。そのエリアも湖畔、都市部(ここだけ一本道無しのサーキットタイプ二種)、雪山、海岸沿い、山奥の峠と欲しい場所をキッチリ取り揃えている。ストーリーでは大体で1エリアにつき1コースしか走らないが、残りのコースはアーケードモードで選べるのでご安心を。
そして語るに欠かせない理由はヘッダーテキストにもしているコース構成。表情豊かな景色とそれを損なわないけど分かりやすい絶妙な標識で、ミニマップが無いのにコースが覚えやすいというとんでもない事をしている。どういうことかというと景色でコースを覚えやすい。というか3回ぐらい走ればザックリでも覚えられるほどに優れたコースをしている。
「それお前が記憶力いいだけだろ」とか「レース中にミニマップ無きゃ無理」とか思った人絶対いると思うけど安心してください、私も10秒前に言ったことすらよく忘れるしミニマップがあっても覚えられない人類ですが、それが覚えやすいと言うぐらいなので大丈夫です。…多分。恐らく。maybe(過剰な念入れ)。
まあそれは置いといて…。更に言うと次項目で細かく言いたいところなのでザックリに留めますが、どのコースも車によって攻略法が変わるのでこの景色で覚えられるというのは大きな利点。これは走ればわかる。本当に。
[h2] 千差万別な車たち [/h2]
一番の特徴が独特な操作体系であれば、二番目に特徴的、人によってはこっちが一番となりえるのが車の個性。
どういうことかというと、ドリフトのやり方が車によって全く違うのである。ストーリーで使う4台で例に挙げると、
右スティックを曲げるだけで機敏にドリフト体制に入り、深く切りたいならブレーキかアクセルオフする必要がある、ゲーム入門枠のエドワード。
チュートリアルでも使う、アクセルオフやブレーキで角度調節をするある意味一番オーソドックスなエイダ。
アクセルオフしながらブレーキし、ブレーキを放すとほぼ同時に再度アクセルオンでガクンとドリフト態勢に入るものの再度ブレーキを踏むと即座に元に戻る超絶ピーキーなイバ(正直言うとコイツの車の動きは把握しきれてないのでざっくり体感。ただ全車で見てトップクラスにムズイのには違いないのでお覚悟を)
直前でアクセルオフにした時間だけ踏んだ際に角度が付く、エイダとイバを足してマイルドにしたような感じのヴィヴ。
ストーリーで使う4台だけでこれだけの個性があるのである。解禁される車も似た操作はあれど厳密には全部違う。というか加速の仕方すらヤバいのがあるから気が抜けない。だから車を変えるとコースが持つ顔も大きく変わる。あの車では楽だったここが、この車だと油断ならなくなるといった感じで車のクセがモロに出てくる。
悪く言うと車ごとにいちいちポイントを覚え直さなきゃならないというわけでもあるのだが…個人的にはアクセントとして受け入れられたし、単調になりがちなストーリーに良い一石を投じてくれた。
あとこれは分かる人は分かると思うが、初見or久々に乗った際に振り回されるのすら楽しくてたまらない。新車でドリフトしようとして大回転するのは誰もが通る道。そして乗りこなせたら一気に楽しくなるんだこれが…。
尚ちょっと面倒な点として、アーケードとかで使う車はストーリーをしないと使えるようにならない。詳しく言うとストーリーモードで乗り手に会い、チャレンジで追加されたという告知が入ったらそのチャレンジをクリアして、それでようやくアーケードとかで使えるようになるという仕様。これについてはちょい手間。
更に言うと4人ともで出会う人物が違うので、全車使いたかったら全員でストーリーをほぼクリアまで進める必要がある。イバ(全車屈指のクソムズ挙動)とヴィヴ(純粋にタイム設定がキツイうえに救済処置も無し)の難易度が飛びぬけてるが、苦労に合う楽しさはある、と個人的には思う。
[h1] 総評 [/h1]
高評価に違わない最高のレースゲームの一つ。速えー!タイヤギュワワワワ!ギュイーンヒャッハー!と雑に脳を車のスピード感でやられたい身としては最近のレースゲーのずっしり重いリアル系挙動主義に不満タラタラだった心を大いに満足させてくれた、正直信仰までしたいぐらいには嬉しかった一作。
重量感から解放されたい方は是非。この手の挙動もハマると最高に楽しいですよ。

yupika@スト6練習相手ぼしゅう
2024年02月18日
[h1]リッジレーサー以降のドリフトする系ゲーム総決算[/h1]
リッジレーサー、湾岸ミッドナイト、イニシャルD…
あとリッジよりは前だけどアウトランも。
これらの要素が大好きな作者が、
マッシュアップしまくって作ったゲーム。
良いところと悪いとこがあって、
普通に一番面白い楽々ドリフトできる車は所詮チュートリアルレベルで、
真面目にやるならもっと難しいドリフト方法の車を乗らなきゃ話にならないってこと。
これが他の人も書いてるようにドリフトの仕方から違うんです。
最初はドリフトスティックとかブレーキとか楽しいね~^^って感じなんだけど
難しい車はカウンターステアを入れたり、これもうルール違うんじゃね…ってなってしまいます。
各ドリフトはアレだったりコレだったりするので見どころはあって面白いんだけど、
さすがに別のゲームでやるべきだろ!!!ってめっちゃ思ってしまった。
アウトラン2SPが好きな僕にとっては最初のお気楽な車が一番楽しいんだけど、
イニDやってる人とかには物足りないんだろうとは思う。
でもなールールが違いすぎるやろ。
最初の車だけでも結構買いなレベルで面白いんだけど(500円くらいならね)
2000円出すならもうちょい遊べるゲーム欲しいかなって気持ちかも。
コースがかなりスポーツ系なので、アウトランみたいなだらだら走れるモードが欲しかった。

Deus.H
2023年07月06日
「かっこいいドリフト」の一点のみを突き詰めた作品。
しかしその実態はコーナーで早めに曲がり終え直線の立ち上がりで全てが決まる。
いかに直線を長く取れるか、いかに「ドリフトをすぐに終わらせられるか」が勝負の分かれ目。
ただヒリつくような競争を、「レース」ゲームを求める人にはおすすめできない。

AI-com13ine
2022年12月24日
[b]ウルトラワイド対応![/b]遠くの景色も流れていく景色も、ものすごくキレイ!開始数秒で脳汁エンジンがかかる。
ゲーム自体が軽快に動作するので、気軽に起動して気軽にドリフトして気軽に脳汁が出せて深く集中して深くドリフトできてタップタプの脳汁が出せる!
壁際ギリギリでドリフトしている時の感覚は東方projectでグレイズしてる時の脳汁感覚に近い。
トンネルの中を走っている時は効果音もこもった音になり、臨場感があって気持ち脳ござ汁。
雪山コースは蔵王エコーラインを彷彿とさせて親近感が生じる脳汁(割と近所ではあるが実際に行ったことはないにわかですすんません雪より路面凍結の方がコワいんだヨっ♪左折時に2回スリップしたことあるもんネっ♪新品冬用タイヤでも油断禁物!経年タイヤなら尚更ね・・・)。
クルマゲーやレースゲーにはあまり興味は無くても脳汁マニアは今すぐ買ってケツを振りまくろう。脳汁はどこから出してもいいんだ。しんのすけが何故あれだけケツを出し、ケツを振るのか、俺は30年以上かかってようやく理解できた。そして今は、共感しているゾ

adawong42ms7293
2021年12月17日
これ、ストレス解消に最高です。
ドリフトがコントローラで言えばRスティックで簡単にできるし、爽快感が素晴らしい。
少々アメコミ感のある絵で日本人には少し抵抗があるかもしれないが、動きも背景も滑らかでストレスなく遊べます。
無料版は日本語は無かったと思うけど、製品版は日本語にきちんと対応している。
たまにプレイしたい逸品です。

鎖飲_Sain
2020年11月15日
とりあえず実績をすべて解除したのでそろそろレビューを書こうかなと思い立った次第。
簡単に各要素を5つ星評価すると
操作性 :★★★★・
スピード感:★★★★★
ストーリー:★・・・・
ボリューム:★★★・・
サウンド :★★★・・
って感じ。
ーーー以下各要素を詳しくーーー
[b] ◆操作性 [/b]
[u] ※ゲームパッドを使用した際のレビューとなります。キーボードに関しては未使用のため触れません。 [/u]
このゲームの最大の特徴とも言える操作が「右スティックでのドリフト操作」かと思います。
アクセルやブレーキ、ステアリング操作はその他のレースゲームと同じといっていいでしょう。
この「右スティック」の操作がはじめはやはり厄介で、「コーナーをドリフトして曲がる」と聞くとほとんどの人は「まずブレーキで減速しつつハンドルを切ってタイヤを滑らせ、アクセルを調整して車体の角度とスピードを保ってー」みたいなことを考えると思います。
しかしこのゲームは「右スティック」を曲がりたい方向に曲げれば、それだけで車体がドリフトを始めます。アクセルべた踏みフルスロットルでも曲がっていきます。
実装されているいくつかのマシンでは、ブレーキによるスライドが必要なマシンも存在しますが、ほとんどのマシンが上記の状態です。
上記のような感じではありますが、ストレスがたまりやすい操作かと問われると案外にそうでもなく、コツを掴みやすいので操作面に関するストレスはほぼ無いと言って良いかと思います。
ただやはり、ちょっとユニークすぎたかな、という感じが否めないのでこの部分に関しては★4評価です。
ーーーーーーー
[b] ◆スピード感 [/b]
ただただ「良い」の一言に尽きます。
この手のアーケード系レースゲームは、リアリティなど度外視で、とにかく気持ちのいいスピード感があってこそだと個人的には思っています。
そしてコノゲームは、その個人的な思いを真正面から叶えてくれるほど、爽快感あふれるスピード感を提供してくれます。
このスピード感に近いゲームは何かあるか?と問われると、当方は「湾岸ミッドナイト マキシマムチューン」シリーズや「リッジレーサー」シリーズなどを思い浮かべます。
ーーーーーーー
[b] ◆ストーリー [/b]
ハッキリ言ってしまうと「意味不明」でした。
厳しいこと言うと「無くても良かったんじゃないかな…」とすら思いました。
翻訳のせいなのかは定かではありませんが、おそらくゲームモードのひとつにある「グランプリ」モードの演出を目的としたシナリオなのかな?
という部分までは読み取れましたが、キャラの会話シーンのみでストーリーが進行していくため、盛り上がりも無ければ話の流れも読めず、プレイヤーがただただ置いてけぼりになるシナリオが展開されます。
「コースを走ってたら後ろから未知のライバルが乱入してきて突然バトルに発展!圧倒的な速さで去っていったアイツは何者なのか…」
みたいな、「ありがち」ですがちょっとワクワクする演出があってもよかったのに、そういうのもありません。
とにもかくにも、キャラもストーリーも存在感が非常にうっすいです。
最も苦痛なのは、このストーリーモードを遊ばないとマシンを開放するための「チャレンジ」モードで遊べるマシンが増えないという点。
この部分に関しては、ストーリーの退屈さも後押ししてストレスを感じてしまう部分だったと思います。
ーーーーーーー
[b] ◆ボリューム [/b]
前述のストーリーにも絡む部分ではありますが、若干物足りなさを感じるボリュームでした。
とはいえ、値段相応なボリュームでもあると言えますので、不満があるか無いかでいうとほぼ無いと言ったところ。
とはいえ、やはりストーリーがぺらっぺらすぎるせいで、コレ以外の部分を楽しむしか無く、ゲーム全体のボリュームすら薄く感じてしまいました。。。
ただ、コースの数がゲームモードの数、マシンの数は非常に満足いく量が実装されていますので、損を感じるほどのボリュームの薄さはないかと思います。
ーーーーーーー
[b] ◆サウンド [/b]
BGM周りは全体的に上品な感じで、激しい曲は一切ありません。
遊んでいるとわかりますがメニュー画面からレース画面にかけて、BGMの変化がほぼありません。
実装される曲いくつですか?って問いたくなるほど、BGMが殆ど一緒です。
ライバルと対戦してるときくらいは、もっと激しい曲でレースを盛り上げてほしかったというのが正直なところ。
車のサウンドに関して言うと、前述のストーリーの話に若干絡むんですが、どういう世界観の車なのか全くわからないため、「こうなのかなー…?」という感じの評価しかできません。
というのも、ガソリンで動いてる系の「轟音」ではなく、EVレースカーなどが発する「モーター音」系のエンジン音になっているため、ほとんどの車のエンジン音が高い音が鳴っています。
かと思えば、マシンによっては「ターボ」を積んだマシンによくある「プシュー」みたいな音を鳴らすものもあるため、「結局お前らは何の車なんだ…?」と思うしかない状況です。
すべては「ゲーム側から世界観の説明が一切ないから」なんですが、耳障りな音が鳴ってるか?というと、そこまでやかましい音では無いので、ストレスはありませんが、気持ちよさも同時にありません。
といったところ。
ーーーーーーーーー
総評として、いままでに無いタイプのレースゲームではありますが、
「とにかく気持ちいスピード感でアニメみたいなドリフトをバンバンやって走る!」
って感じのゲームです。
悪いゲームではないので「オススメ」です。

MMM0n3y
2020年09月26日
[h1]専門知識ゼロから始められるユニークな操作のレースゲーム[/h1]
全実績解除時点でのレビュー。
アクセル・ブレーキ・ステアリングの他、ドリフトスティックによって車を操作するのが特徴的なレースゲーム。
モードは、メインとなるストーリー・課題をクリアして車をアンロックするチャレンジ・5個の課題を連続でクリアするグランプリ・他プレイヤーとランキングを競うアーケードが存在。
ゲームのルールはスタンダードなタイムアタック・レースの他、相手を引き離すことによりポイントを稼ぐ決闘、ドリフトの芸術点を競うスタイルドリフトがある。
また、どのルールでも敵車との当たり判定は無く、実質ドリフト以外はタイムアタックモードのようなもの。
操作は、車はステアリングだけだとほとんど曲がらないので、それをドリフト制御によって曲げるというもの。
コースは5ロケーション20コースほど。綺麗な景色のものが揃う。
特筆すべき点は特に、[b]車の制御方法がバラエティに富んでいる[/b]こと。
2軸で制御というだけなら緩やかなコーナーの角度に合わせてステアリング、ドリフト、ブレーキと加えていけば良いだけだが、各車種それぞれの制御に全くことなる操作を要求される。
例えば初期の車は上記のように簡単な操作で済むが、難しい車となると、アクセルオフ後、ブレーキを入れることによってはじめてドリフトし始めるもの等がある。
更に言うと、コーナーをクリアするためにはおおまかに「ドリフトのきっかけを作る」「ドリフト角度を維持・調整する」「ドリフトを終了させる」操作を行う必要があり、勿論これらの操作も全ての車で異なる。
これによって、一台乗りこなせたなら後はそれぞれの操作量の大小のみを調整すれば良い、というレースゲームにありがちな問題を解決している。
また、[b]コースの出来が秀逸。[/b]
1コースに様々なコーナーが存在し、また高速セクションと低速セクションが分かれているためメリハリがある。
同じコーナーが存在せず、すべてのコーナーに対してそれぞれの正解を用意する必要有り。
景観もかなり綺麗かつ特徴的で、この景色が見えたら次はこのコーナーが来るな、というのが非常に分かりやすい。
例えば峠道コースでは深い森、参道、トンネル、住宅地、満点の星空の開けた箇所が一つのコースに存在し、ヘアピンの連続する低速セクションとほぼ全開でガードレールギリギリを掠める高速セクションが存在する。
難点としては、[b]操作が忙しい[/b]ことと、[b]難易度が高い[/b]ことの2点。
上記に書いたように、高難易度車になるとドリフトスティック以外に、アクセル・ブレーキのオン・オフのタイミングも重要になってくる。
実質独立した4軸を操ることとなり、これが非常に忙しい。コーナーが連続する場所だと尚更。
また、目標タイムやゴーストもこれらの操作を駆使し、上手く走れてようやく達成できるような設定となっているので、ゲームを進めるのに同じコースを何週も走り、良い点・悪い点を見極める等の結構な練習が必要となる。
練習を重ねて勝利を掴み取ることに喜びを覚える人におすすめ。また、根底は純粋なタイムアタックとなるので、勿論レースゲーム好きにもおすすめ。
車ゲーであるが難しい専門知識は要らないので、特に前者に当てはまる方は手を出してみる価値のある作品と言える。
正直ビシュアル含め、奇をてらったお気楽なゲームだと思っていたが良い意味で裏切られた。強くおすすめ。

Maaya
2020年09月26日
2020_09_26時点でのレビューとなります。
今後、難易度等調整が入ったりもするらしく、変わる可能性あり。
見た目や映像、操作感などなかなか良くてお勧めしたいのですが、どうしてもという点があって現状ではお勧めしません。
出来ないポイントとしては二点。
まずは車種毎の操作性があまりに違うという事。
自分に合う一台を走りこんでうまくなるという点では、車種毎に操作性が違うのはありだとは思います。
しかし、その一台をずっと操作すればいいわけではなく、ストーリーモードではキャラ毎に違う車を。チャレンジではそれぞれ別の車を運転する事になります。そしてそれらで走りクリア出来るまでの腕にならなければ新しい車体がアンロックされません。なのでほぼ全部の車に対して時間をかけて乗りこなす必要があります。
なかなかクリア出来ないからといって、別のストーリーやチャレンジをやろうとすると操作感がかなり違うので感覚を取り戻すリハビリをしたうえでクリアを目指すこととなり、そのころには元の車の感覚は忘れちゃっています。
こうして乗りたい車で遊ぶのではない時間が多く生じます。
二点目が難易度です。
徐々に調整されてはいるのですが、それでも高めです。誰もクリアできていないチャレンジすらあったようです。
ストーリーに関しては、負けても2位という事で次に行けるシーンもあるのですが、タイムアタックなどでは3位が取れなければ進めませんし、1位じゃないと駄目なのもあります。
ストーリーと名をつけるモードは最後まで体験してもらうコンテンツだと思うのですが、難易度を高くしてクリア出来ない箇所が出るというのは正直理解できないレベルです。ストーリーのみのゲームじゃないので設定甘々にすべきなんだよね。
この二点から、詰まってしまい進めないがプレイしないとならない状況に陥ります。
この状態って全く面白くないんだよね。得られるものが全然ないし、乗りたい車に乗り続けてるわけでもないし。
せっかく魅力的で買って、たのしいなーと進めていった先がこれです。
レースゲーなのでチャレンジングにしたいというのはわかるのですが、それはタイムアタックで一番いいタイムを出す事を目指したり、リーダーボードやオンラインマルチで他のプレイヤーと競う部分でやればいいことで、ストーリーで世界観に入り込んだり、アンロックして車種を増やす段階でやる事ではないです。ここはある種のチュートリアルなので。
ストアみてとても気に入った人や、レースゲームを色々やっていて、しかも上手い人ならいいかもしれませんが、現状ではなーという感じです。

#D11C2C
2020年09月16日
独特な操作方法とシステムについてはストアページで死ぬほど解説されてるので割愛
今までシミュレーション系、アーケード系問わず
様々なレースゲームを触ってきたつもりだけど
普通に走らせるだけでここまで面白いと思えるゲームは始めて。
独特な操作方法に加えて車種ごとの操作感の差が激しすぎて
乗り換えるたびにまともに操作が出来なくなるほど。
その分思い通りに動かせるようになった時の快感は他のレースゲームではまず味わえない。
挙動としてはバリバリのアーケード系なのにも関わらず
アーケード系にありがちなブースト等の特殊なシステムが一切存在しない為
いざタイムを縮めようとするとコーナーへ入るタイミングやライン取りの試行錯誤など
シミュレーション系のタイムアタックを彷彿とさせるシビアさも持ち合わせていて奥が深い。
タイムアタックアタックモードで周回数が変更出来ず3周以上続けられない点や
コースによっては一周4,5分かかる長さのものがあるにも関わらずミニマップが無い点
明らかに怪しい部分が多見される日本語訳など
不便に感じる部分もあるがレースゲーム好きには是非とも触ってほしい一本。買い。

NAVE
2020年09月12日
独特な操作方法でコーナーを攻める、新感覚のレースゲーム。
車種によってドリフトさせる為の動作が異なり、まるでゲームの難易度まで変わるかのよう。
外装パーツや車両のアップグレード等は無く、カラーチェンジのみ。
ストーリーモードはあるがそこまで長くはない。会話の日本語訳がちょっと怪しい。
レース中、ミニマップがないのはちょっと不便。
レースゲームに慣れている人でも、慣れるまでに少し時間がかかるかも?