






ローファイ・ピンポン
瞑想的なリズムピンポン
みんなのローファイ・ピンポンの評価・レビュー一覧

SchweinElf
2022年12月22日
卓球のリズムゲーです。Lo-Fiの音楽が眠気を誘います。
最初はやり方が分からずダブルクリックでピンポンを返していたら手が痛くなりました。
二人目の敵に一番苦戦、あとの敵はすんなりクリア出来ました。

地獄変
2022年08月16日
Steamにあるインディーの音ゲーはゲームデザインに難を抱えている作品が数多く存在するが本作もそのうちの一つだ。
本作をわかりやすく伝える上で「スマホの音ゲー」で説明するとわかりやすいことに気づいたのでそれで説明する。
スマホの音ゲーは多くの場合、曲ごとに5段階の難易度が設定されていて
①EASY
②NORMAL
③HARD
④EXPERT
⑤SPECIAL
みたいな感じで分かれている。
①②はぬるいがタップすべき判定オブジェの「ノーツ」が少なすぎて音ゲーとしての気持ち良さがない難易度だ。③はノーツが多く、主旋律通りにタップできるような密度で音ゲーとしての面白さが感じられるが音ゲー慣れしている人からすれば初見フルコンボできるレベルである。④は音ゲー慣れしている人にちょうどいい難易度でフルコンボも曲次第で一筋縄ではいかなくなり⑤は音ゲー熟練者向けといった高難度構成。
それらをさらに楽しむうえで一つの指針となるのが「フルコンボ」だ。
判定もこれまた5段階ぐらいあり
⑥MISS
⑦BAD
⑧GOOD
⑨GREAT
⑩PERFECT
みたいな感じに分かれている。
往々にして⑥⑦はコンボが途切れ、⑧~⑩はコンボが継続される作品が多い。たまに⑧でもコンボが途切れる作品もあり、「GOODなのにコンボが途切れるとか意味わからんのだが?開発者はGOODの意味を知っているのか?」と突っ込みたくなるが、脱線するので割愛。フルコンボが成立する条件は最初から最後まですべてのノーツに対してコンボが成立する判定を取り続けることだ。
この「フルコンボ」については一種のやりこみではあるが音ゲー熟練者からすれば序の口と言えるだろう。それをさらに上回ったやりこみが「ALL PERFECT」である。そのゲームにおける最も優れた判定をすべてのノーツに対して行うというもので難易度④⑤は1曲のノーツ数が1000~1500ほどあるため、至難の業だ(ゲーム側もALL PERFECT達成時は専用演出や専用のクリアマークがついたりするので想定したやりこみであることがうかがえる)。とはいえリズム感さえあれば難易度①~②でそれを達成するのは案外楽である。こちらはノーツ数が1曲80~150程度でリズムを取りやすい1拍子目をタップすることが多いため難しいものではない。そして当たり前だがPERFECTを取れずGREATになったとしてもプレイを継続する上では何の問題もない。
さて、ここまでが前置きだ。
本作は卓球の見た目をしているが紛れもなくゲームデザインは音ゲーのそれであり、タイミングを合わせた操作を求められる。やっていることは「音楽付きの卓球のラリー」であり、相手が撃ち返した玉は軌道によって左、中央、右の3種類の判定ラインが「□」の形で表示される。つまり □ □ □ だ。ここに玉が入った瞬間に対応するボタンを押す。それだけだ。
しかし求められるレベルが高すぎである。
上の例で例えると
②の低難易度で⑩のPERFECTを常に狙うことを要求される。
しかもスマホ音ゲーで例えるところのPERFECT判定に失敗してGREAT判定になった時点で即ゲームオーバーだ。
さらに判定部分が分かりにくく、慣れるまではどのタイミングでラリーが成功するのか体感としてひどく伝わりにくい。「いや、今四角の中に入っていたのをちゃんと返しただろ」と思わず突っ込みたくなるぐらい判定がシビア。
こうなってくると安定してラリーするには画面に表示されている判定ラインの四角3つに常に目を合わせているのがベストですらある。作品のアートワーク?そんなもん見ている暇なんざありゃしねぇよと言いたくなるぐらいゲームデザインとアートワークとゲームバランスがちぐはぐになっている。
あと肝心の音楽も軽く触った限りだと短いパートを変化なく繰り返しているだけなのでそもそも音ゲーとして音楽を楽しむには音楽部分の強みがなさすぎる。
とゲームとしておよそ優れているところが皆無と言っていいほど面白みに欠く作品だった。

Nir4™
2022年06月29日
[h1]Lo-fi OST としては○、ゲームとしては×[/h1]
Lo-fi soundに合わせてピンポン玉を打ち返す、雰囲気重視系リズムゲーム
リズムゲームとは言ったもののゲーム性は低く、左か真ん中か右の何れかにランダムに飛んでくるピンポン玉を跳ね返すというゲームプレイのため、リズムゲームでは珍しく目押し推奨となっています。
リズム感は多少必要にはなりますが、Good判定が広いことから雑にプレイしてもクリア可能。
世界観を構築するドット絵と低解像度が相まってピンポン玉を目で追う度に目がチカチカします。
はじめはリズムに合わせてピンポン球を打つ音が心地よく感じましたが、1~2分間同じリズムで打ち返し続けたり、1missで同じ楽曲の最初からやり直しになるため慣れてくると一気に作業ゲーム感が出てしまいました。[spoiler]突然迎えるエンディングやその内容には色々な意味で驚かされました[/spoiler]
定価では若干高く感じるもののセールで100円程で買え、Lo-fiが15曲程収録されていることから、とりあえずトレーラを見て曲が好みだと感じた人は一応買いでしょうか。
曲はめちゃくちゃいいのでOSTを出してほしいです。

pandarayh
2022年03月31日
スタイリッシュ・リズム・ピンポン
難しくはないシンプルなゲームだが、己の体調や集中力、反射神経を試される。
ギミックについていけない、どうしても自力クリアできないときは、しっかり寝て疲れをとって、また挑戦してみて。

Win-CL
2021年06月13日
[h1][b]うおォン
俺はまるで人間メトロノームだ[/b][/h1]
様々な場所、条件の上で謎の動物マスクたちと
一定のリズムでラリーを続けていく。
曲の途中で緩急がついたりはしないので
あくまで[b]卓球ゲーの体を成したリズムゲー[/b]です。
ステージによってギミックがあり
[b]定期的に表示される矢印の側に球が流れ[/b]たり
[b]相手のエリアにある球の軌道が見えなくなる[/b]。
要求される操作は←、⇅、→の三種類
球が□に入ったタイミングで押せば打ち返せる
どの方向に来るか分かりづらいときは
[b]球が来る足元の□が少しだけ明るくなっている[/b]ので
それを頼りに打ち返すといい。
と思いきや最終ステージでは□が見えなくなるので
メトロノームさながらにリズムを取りながら
球の軌道を見極めて打ち返そう。
全体的に不気味な雰囲気が漂っているけれども
全実績解除も普通にクリアしていけば達成できるので
お手軽に遊びたい人にオススメのゲームです。

condor
2021年04月10日
1回ミスすると最初からやり直しという、ちょっとクセのあるリズムアクション。
慣れるまでに少し時間がかかりましたが、慣れてくると楽しめます。
ストーリー、音楽も良く、短時間で楽しめる点もお手軽で良かったです。
操作方法だけ補足をしておきます。
XBOX互換コントローラーでプレイしましたが、「X」が左、「Y」「A」が中央、「B」が右です。
主人公近くに表示されている3つの枠内の中央に近いところで打ち返せると評価も高いようです。
卓球ゲームなら相手の選手の動きを見るところですが、枠を見てタイミングを取るだけでも大丈夫かと。

kazasiki
2020年11月29日
画面から誤解されがちですが、卓球ゲームではなくリズム天国のような音楽ゲームです。
成功や失敗に一喜一憂するのではなく、瞑想のような気持ちでただリズムを刻むのが良い遊び方だと思います。
音楽、グラフィック、世界観の出来が総じて良いのでPVを見て気に入った方はプレイして損はないと思います。
自分は1時間程度でEDが見れました。

phantavision
2020年09月11日
雰囲気や音楽はとても良いのだがゲーム性がそれをすべて台無しにしている
タイミングに合わせて球を打ち返すのだが、3つの場所に3方向から球が飛んできて、合計で9つの軌道を見極めてボタンを押さなければならない
この難しさは音ゲー的な難しさではなく、ただ反射神経を要求するだけではっきり言ってイライラする
また自分は普段から音ゲーをよくやるからその他の要素にはある程度対応できたが、そうでない人はかなり難しいと思う
おまけに途中のステージで球の軌道が途中まで見えないステージが出てきてさらに反射神経ゲーに拍車をかける
流石にうんざりしたのでNOFAILMODEをオンにしてしまった

ashi_yuri
2020年06月02日
うら寂しい場所でLo-Fiな音楽に身をゆだね、ピンポンのリズムをできる限り刻み続けること。
5人の対戦相手とそれぞれ3曲ずつ30秒程度の曲をプレイする卓球風リズムゲーム。
一定のリズムでLo-Fi HipHopに合わせてラリーを打ち返していく感覚は、シンプルで心地よい。さびれた空き地やジムなどステージが進むほどに変わるドット絵の風景も雰囲気がよく、球が増えたり途中で曲がったりするギミックもある。
上手い人なら1時間かからずに終わる程度のボリュームで、ミニゲーム感覚で楽しめるようになっている。
と書いてきたが、リズムゲームとして見るとタイミングがシビアなうえ不明瞭だし、一度でも失敗すれば最初からやり直しとなるなど、ゲームとしてかなり不親切な作りになっている。正直なところプレイしていて理不尽に感じる瞬間も多い。
けれど、断片的に示される主人公の怒りや悲しみを知り、仮面に覆われた対戦相手たちと対峙していくうちに、この理不尽さには理由があることがなんとなく感じられる。
そしてエンディングに辿り着いたとき、それは楽しく爽快感があることではなく、このままならないゲームデザインでなければ物語れないことを描こうとしていたからだと知るだろう。
だから、プレイを始めたなら最後までクリアしてみてほしい。
どうしてもクリアできない場合は、左側の青い列車に乗って“No Fail”モードをオンにすれば大丈夫。
セールで半額以下の値下げとなるので、気になったらプレイしてみるのがおすすめです。

wired-lain
2020年02月15日
音ゲーのよう見えて目押しゲーで爽快感は全くない。
ワンミスで曲の頭からやり直しでイライラが凄い、無料でも一回やったら消すかなって印象。
コントローラーの振動や画面のフラッシュでリズムを伝えたいんだろうけど
まったく機能してないし、逆に邪魔。
ソシャゲの無料アプリ以下なので無料で手に入れましょう・・・

nemutho
2019年07月05日
Lo-fi Hip Hopを卓球で拍を取るリズムゲー、の皮を被ったある女の子の受容の物語。
ラリーが一定時間続けばクリア。途中一度でも音を外すとラリー終了、最初からやり直し。
ストーリーモードの対戦相手は5人。一人につき3曲。計15曲のLo-fi Hip Hop集を、
球が増える/風で曲がる/靄がかった卓球台といったステージで堪能しよう。
Hotline Miamiよろしく動物マスク姿の対戦相手から言い渡される抽象的なメッセージと、
進むにつれて現実味が薄れていく対戦ステージに、
小気味良いトラックに体を揺らしつつもどこか引っかかりを覚えたまま迎える一枚絵のエンディング。
今年遊んだ中でもベスト卓球です。