





Make Sail
船を作って航海しましょう。嵐と猛獣の海を生き延びて、より良い部品を見つけて船を大きく、より速く、より強く、より美しく、より奇妙に、よりワイルドに、より自分のものにしましょう。
みんなのMake Sailの評価・レビュー一覧

stangun.1024
2022年06月10日
流体の物理演算のレベルが非常に高い。
帆船というのは水と空気という2つの流体を利用して動いていますが、その再現に真面目に取り組んでいるゲームはかなりレアなのではないでしょうか。
帆船の設計、操船が比較的リアル寄りで複雑になる反面、チュートリアルが不足している感があるので、ヒントになりそうな部分を書いていきます。
帆の設計
最初からある四角帆は追い風を受けるシンプルなもので、船の前寄りにつければ安定して引っ張ってくれますが、前すぎると舵が効きにくくなります。
三角帆は風に対して真横~少し風上向きにも進める高性能なもので、風によって適切な形に膨らませてあげると揚力を発生させます。
安定して浮く船なら、重心の少し前に立てる感覚で良いでしょう。
船体の設計
自由度が非常に高く面白いです。不安定すぎてすぐ転覆するなら、カタマラン(双胴船)やアウトリガーつきのヨットを参考にすると良いかもしれません。
操船
四角帆は非常に強い力を発生させます。少しづつ開いて様子見しましょう。船が速度に乗ると風との相対速度が少なくなり、力は弱まります。
三角帆はシート(帆を回転させるロープ)の張りの強さで制御します。強く張りすぎても速度が出ないので、風向きにあわせて細かく調整する必要があります(この調整をMake Sailと呼びます)。
帆が風を孕んだ瞬間の「パサッ」という音がするあたりが良い角度のようなので目安にしてください。
船が速度に乗ると相対的な風向きも変わってきます。シートの調整はこまめにしましょう。
また、三角帆を使っている時は、舵をニュートラルにしても真っ直ぐは進みません。ニュートラルで少し風上に曲がってしまうくらいが良いとされています。
舵の操作(Tiller)のauto centerはオフにしておいても良いでしょう。
ちなみにストーリーモードは光ってるものを集めて真ん中の塔に持っていくだけで進むので、英語はほぼ不要です。
進捗にあわせて設計済みの船を貰えるので設計の参考になります。