












Marginal act
大波が街のすべてを破壊したが、ゲーム街では不思議なからくりが時間を止めた。外部の住民全員にとって、セグメント内の出来事は止まりましたが、地区の住民にとっては時間は進み続けます。
みんなのMarginal actの評価・レビュー一覧

yumodoshi
2021年01月20日
Marginal actというデベロッパー、ロシアの個人クリエイターと思われるが、遊ばせる気がほとんど無い様なゲームばかり作る点で安定した才能を発揮している。
他のゲームもいくつか触れてみたが、基本的に最低限以下の説明しかなく、チュートリアルも当然無く、不可解と理不尽を感じながらの死に覚えを強制させることを流儀として自覚しているようですらある。
プレイヤーの突き放し方は”クソゲー”のそれをはるかに越えているようで、かといって他の作品にも共通した奇妙な世界観と主張はプレイを妨げるレベルで過剰なため”ゲー無”でもないのだ。
洗練からかけ離れた”生身の”表現欲求の受け皿としてゲームというフォーマットが適切かどうかは、他のインディー作品を遊んでもよく疑問に思う。絵画でも音楽でも文学でも映像でも、ゲームにしない方が世界観を届けるだけならもっと良い結果が得られるのではないかと。
しかしMarginal act氏に対しては愚問かもしれない。いかに未完成にしか思えないような、苦痛ばかりのゲーム未満であったとしても、当人がやりたいようにやった結果は”開かれたパーソナル”としてこうして残るからだ。
私はこのゲームを遊んでいても苦痛しか感じないし、当然クリアもしてないしおすすめはできないが、作者の姿勢と大事している世界観には敬意を表する。
あと、日本人で唯一このデペロッパーのゲームで実況している人物がいる。
彼にとっては愛が苦痛を越えたのだろう(これを見れば正直充分だが)。
https://www.youtube.com/watch?v=08bZ9vEZpG0