Game Cover
Video thumbnail
Screenshot Screenshot Screenshot Screenshot Screenshot
70

Minotaur

「ビジュアル ノベル スタイルの物語を備えたアドベンチャー ゲーム、ミノタウロスは、新たに作成されたサイエンス ファンタジーの世界を舞台にしたダークなミステリーの物語を語ります。これは、ゼロ エスケープおよびダンガンロンパ シリーズ、さまざまなビジュアル ノベル、昔ながらのポイント アンド クリックからインスピレーションを得たゲームです。 LucasArts、Sierra などによるクエスト。

みんなのMinotaurの評価・レビュー一覧

pon-kan

pon-kan Steam

2019年09月11日

Minotaur へのレビュー
3

ラビリンス、それは心の迷い路か。それともICの電子回路?
どちらであれ、その最奥に怪物=Minotaurが存在する。

まず、早期アクセス中での評価であることにご留意いただきたい。

なんかまぁいろいろ混ざったSF世界観のポイントアンドクリックゲー、なんだと思う。
今後の開発次第では化ける可能性を秘めてはいる。
秘めてはいるが、後述する理由によりアヤシイ部分もまた秘めていたり。

最初に申し上げた通り基本はポイントアンドクリック、で時々パズルゲー。
この手のゲームでは、
反応のある箇所を探してマウスを振り回すような事になったりするものですが、
調べるポイントが表示されるヒント機能があり、作業感は大幅に軽減されています。
それでも反応が鈍いポイントはあったりしますがw

現在はメカニック兄ちゃんのルートのみが解放されており、
そのルートだけプレイできる状態なんですが・・・。
とりあえずエンディング(BAD)まで行ってポカーン。え?なんで?
そこは早期アクセスであるがゆえ、または英語モードで斜め読みのせいか。

セーブはチャプター毎のオートセーブのみ。
チャプター選択は、無い。いまんとこ無い。
これがゲーム的にかなり足を引っ張ることに。

各キャラ、フルボイス!ほんとにほんとにフルボイス。
テキスト量もけっこうあるので、力入れてるなぁというのをヒシヒシと感じます。
演技のレベルも破綻無く高いところにあると思います。
てか、何人か聞いたことあるような・・・。
一名、唐突なネイティブ日本語話者がいますがw
いまはキャラ的に抑揚を抑えた演技で、今後のルートでどうなるか楽しみな部分はあります。

た・だ・し。
そのフルボイス推しが悪手に転じている場面がありまして。
いくつかのカットシーン、現在のVer.ですと2箇所、テキストをスキップできないシーンがあります。
スキップできない、というか操作の反応を見る限りスキップできないように設定してあるっぽい?
それも時限イベント(重要イベ)、戦闘イベント(重要イベ)の直前のシーンで。
つまり、「ん!? まちがったかな...」とリトライしようとすると、
チャプターの頭から→スキップできないシーン→時限イベ、となり
何度かやっていると地味にストレスが積みあがっていくわけで。
演出を魅せたい気持ちもわかるけど、
それがユーザビリティの足を引っ張っちゃダメじゃないかなと。
何種類かのエンディングを用意している以上、
周回させることも前提に入ってて当然なわけですし。

グッドエンディングのための隠しフラグもわかりにくい。
そりゃ隠しフラグだもんね。
とは言っても、なにか確認出来る方法がないと
最後まで行ってバッド確定でした~、また最初から~、
またスキップできないイベントを横目に携帯いじります~、は
さすがにしんどい。
いままさにそうだったのでこうしてサムズダウンのレビューを書いてるわけでw

ちょっとこのあたりに、開発者の底意地の悪さを感じたので
今後の追加でも同じ事繰り返しそうだなーという悪い予感があるわけです。

総評:
設定、お話のノリとテンポは良好。
ゲーム性もまぁまぁ。
システム周りがそのすべてをだいなしに。
よって現状ではノン・レコメンドとさせていただきます。

ollieちゃんは可愛い。内面には責任持たん。

~~~
うんざりしながらもグッドらしきエンディングに到達したので追記。
演出や”仕掛け”にこだわりすぎて遊び易さを置き去りにしてしまった残念な佳作。
セーブデータ強制クリア機能が無いだけましかw
フラットな精神状態であれば感動できたかもですが、
げんなりうんざりした状態では、あれこれ腑に落ちただけで無感動。
後発の方のために、日本語のウォークスルー(早期版)でも書き上げますわー。
そうすりゃぁまぁ、ストーリーだけに没入できて楽しめるでしょうから。

繰り返しますが早期アクセスです。
不満点が改善されて、読ませて没入させるゲームに仕上がることを願っています。

kagerou01gata

kagerou01gata Steam

2019年09月06日

Minotaur へのレビュー
5

「――ひとを獣と変わらぬとおっしゃるのでしたら、機械は人間とどう違うのでしょうか。」――『船底に眠る』~(1976年・アメリカ)

遥か別世界The Universe of Seven。先進企業管理都市Nova DCに住まう「普通の」人々。今日もいつも通りの日常を送る――はずだった。
様々な事情でアパートに取り残された住民たち。彼らの思惑は予想外に交差し、衝突し、収束する。

独特の世界観とキャラクターが魅力的な、昔ながらのポイントクリックスタイルのアドベンチャーゲーム。アイテムの使用とかフラグ管理はちゃんとやってくれるので、むかしゲームめいたトラブルはありません。もし行き詰ったらwalkthroughを参照しよう。(ストアページの「マニュアルを見る」から読めます。)
ただし、今のところ日本語には対応していないから注意だ。

SFファンタジー世界のアドベンチャーゲームが好きなら買い。
Ollieちゃんがかわいい。買い。

Minotaurに似ているゲーム